JPH013091A - 粒状肥料用物質の着色方法 - Google Patents

粒状肥料用物質の着色方法

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JPH013091A
JPH013091A JP62-155586A JP15558687A JPH013091A JP H013091 A JPH013091 A JP H013091A JP 15558687 A JP15558687 A JP 15558687A JP H013091 A JPH013091 A JP H013091A
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JP
Japan
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coating
granular fertilizer
urea
color
granular
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JP62-155586A
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Inventor
岩尾 徹也
菅原 晴茂
河辺 豊太郎
Original Assignee
三井東圧化学株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粒状肥料用物質の着色方法に関するものである
〔従来の技術〕
従来から粒状肥料用物質、例えば粒状尿素の着色が行わ
れており、その方法として、 (1)尿素自体に着色剤を混合する方法、(2)粒状尿
素表面に液状又は粉状の染料又は顔料を吹きつけて着色
する方法、 (3)粒状尿素表面を着色剤を含有した被覆材でコーテ
ィングする方法(特開昭5O−134871)、等が知
られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、(1)は着色剤の使用量が多くコスト高
になること、色調切り換えに必要な装置や操作が複雑に
なること等の欠点があり好ましくない、(2)は着色剤
の使用量は少なくて済むが粒子相互の摩擦等で簡単に剥
離してしまう欠点がある、(3)の方法は特開昭50−
134871に記載の如く被膜の防湿性を利用して肥料
を緩効化するため膜厚が厚い場合に用いられている、等
の欠点を有していた。
また、粒状肥料を単に着色する事を目的とする場合は被
膜形成用の被覆材の使用量が多く不経済であり、また必
然的に着色剤の使用量も増大してコスト高を招く、又被
膜に特別な性能を持たせず単に着色した膜として厚さを
薄<シた場合は、被膜の強廣か弱くなり輸送、混合等の
場合に発生する粒子相互の摩擦で簡単に剥離し着色が失
われる欠点があった。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明者等
は、上記従来技術の問題点を解決するため鋭會研究を行
い、着色物質を加えた尿素とホルムアルデヒドの縮合物
の水溶液で粒子表面を処理することにより粒状肥料用物
質が着色できることを見出し本発明を完成するに至った
ものである。
即ち、本発明の粒状肥料用物質の着色方法は着色物質を
加えた尿素とホルムアルデヒドの縮合物の水溶液で粒子
表面を処理することを特徴とするものである。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明の方法において、処理される粒状肥料用物質とし
ては過燐酸石灰、燐安、塩安等と尿素の混合物及び粒状
尿素が用いられる。これら粒状肥料用物質の製造方法と
しては、特に制限はなく、例えば粒状尿素の場合は溶融
した尿素を造粒塔で造粒する方法(特開昭50−114
380)、或いは尿素小塊及びプリル尿素を流動状態で
溶融尿素をスプレー造粒する方法(特開昭56−762
36) 、又は皿型造粒機で造粒する方法等が用いられ
る。
本発明においては、これら粒状肥料用物質の表面を着色
剤を含む尿素とホルムアルデヒドの縮合物(以下UP縮
合物と記す)に依り被覆する。先ず着色剤をあらかしめ
IIF縮合物の水?8液に混合溶解し、これを用いて粒
状肥料用物質の表面処理を行い着色被覆することにより
鮮明で強固な着色を行うことができる0粒子表面の被覆
処理の方法は従来用いられている公知の方法によること
で良(、例えば浸漬による方法、回転ドラムや皿型造粒
機等による転勤被覆法、又噴流槽若しくは噴流塔などに
よる流動層方式等が用いられるが、そのなかでも回転ド
ラムで転勤させたり、噴流層で流動させつつ着色被着を
行う方法が好適である。例えば粒状肥料用物質を加熱し
ておいてその表面に着色剤を加えたUF縮合物の水溶液
を噴霧し一定時間回転ドラムで転動させたり、噴流層で
流動させつつ噴霧被着せしめることにより粒子表面に均
質な被膜を形成させることが出来る。
本発明に用いる着色剤はUP縮合物水溶液にl容解混合
できるものであれば何でも良いが、通常水性染料が好適
に用いられる。又必要に応して食品添加用色素、顔料等
も使用することができる。
本発明に於いてはOF縮合吻で着色被覆することにより
、従来用いられているポリオレフィン類、酢酸ビニール
類などと比較して、剥離することなく強固に密着した被
膜を形成することができ、且つ非常に薄い被膜でも均一
な厚さで粒状肥料用物質の表面全体を被覆することがで
きる。その結果として従来用いられている他の被覆材で
は到底形成不可能な或いは例え形成しても弱くて実用に
耐えない様な薄い膜厚でも充分に強固な被覆膜を形成し
、粒状肥料用物質の表面の色の剥離を阻止することがで
きる。
従って、他の被覆材を用いた場合に比較してOF縮金物
の使用量は少量で済み、被覆工程の装置も小型化でき、
又、操作時間も短縮できる。
本発明に用いるOF縮合物の水溶液は尿素1モルあたり
ホルムアルデヒド1.2〜6モルで生成せしめた固形分
40〜80重量%のものが好ましく使用できる。これに
着色剤を添加溶解するが、この時所定量の着色剤をあら
かしめ少量の水で練っておき此れをOF縮合物の水溶液
に加えるのが良い0次いで硬化剤として塩化アンモニウ
ムを始め、塩酸、蟻酸、硫安等をUF縮合物の水?8液
に対して1〜2重量%添加する。
被覆処理の条件としては、例えば粒状尿素の場合粒子温
度40〜80’C,好ましくは60〜70“Cであって
、処理別の添加量は粒状尿素に対して0.05〜0.4
重量%、好ましくは0.1〜0.2重量%を噴霧し、処
理時間は3〜11分間、好ましくは5〜8分間、転勤又
は流動処理し均一に被覆硬化反応せしめる。
本発明の効果を出現させるには以上で充分であるが、更
に追加してワックス被覆することは対摩耗性や、固結防
止性、防湿性、硬度間上等の性能向上のために大いに好
ましい。此の場合、又粒状尿素を例に取ると上記UPI
合物被覆処理の後引続き粒子温度を50〜60’C7’
溶融ワツクスを噴霧し、粒状尿素当たり0.05〜0.
5重量%、好ましくは0.1〜0.3重量%を被覆させ
、3〜8分間、好ましくは3〜5分間転動処理して均一
に被)する。
此の場合において用いられるワックスとしては石油系の
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスで
融点が50°C〜60゛Cの範囲のものが好ましい。そ
の上更に表面に含存硅酸等の微粒子をまぶすことはワン
クス被覆処理の効果を一段と向上させる。
〔実施例] 本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明
の範囲はそれによって限定されるものではない。
実施例1 直径2〜3mmの粒状尿素1kgを回転混合ドラムに入
れて転勤させつつ、60°Cに温度を保つ。
−力負用赤色2号(ダイワ化成株式会社製)0.1gを
LogのIF縮金物の水溶液に溶解し硬化剤としてNH
4Cl  l wt%を混合する。
此の溶液を上記粒状尿素に対し着色被覆剤として0.2
%を噴霧し5分間転動し着色する。
以上の操作で表面が赤色に着色被覆された粒状尿素を得
る。
得られた着色粒状尿素100 gを、内部に邪麿板を装
備した試験用回転ドラムに装入し、転勤処理し、転動摩
擦により色の剥離する時間を測定したところ色が剥離す
るのに5時間以上を要した。
比較例1 IF縮金物を使用しないで、そのほかの操作は実施例1
と同様に行ったところ30分間で色は剥離した。
比較例2 UF縮金物の代わりに同じ量の各種の被覆材を用いて実
施例1と同様に着色被膜を形成して、色の剥離試験を行
った結果を表1に示す。
表1 APP:アタクチンクボリブロビレン 〔発明の効果〕 本発明の方法により着色した粒状肥料用物質は、その色
が表面に非常に強固に固定され厳しい条件下でも剥離す
ることは全(ない。尚UF11合物による着色被覆層の
厚さはわずかに1〜2μ程度であり、此れと同じ厚さの
層を他の物質で作った場合は、遥かに短時間で剥離し、
粒状肥料用物質の着色層は消失してしまう。此の効果は
IJF縮合物の膜の粒状肥料用物質への接着性が他のど
の物質の場合より強固であることによるものであり、こ
の強固な被膜の中に着色剤はしっかりと保持されている
ためである。
本発明の効果は、先ず第一にその強固な着色にあり、そ
の優れた耐摩耗性の結果、長期間にわたる貯蔵、輸送、
その他の取扱いにおいても色が剥離消失することはない
。これは他の着色被覆層を用いた方法では到底不可能で
ある。又他成分とのバルクブレンド操作においても色が
消失しないので高速且つ簡便に取り扱うことができる。
次に被覆層の使用量が他の被覆材の場合と比較して圧倒
的に少量で済むので、費用が少なくて済み且つ装置も小
型で良い、又被覆層が薄いので着色剤も比較的少量で発
現し、更にこの被覆]は施肥後自然分解されるので公害
等の問題を起こす恐れはない。
本発明においては、着色被覆工程が一段で済みその設備
としては極めて単純なものとなる。従って着色剤の切り
換え時においても装置の洗浄は簡単であり短時間で切り
換え操作ができる。以上のように着色に関する効果の他
に、UF縮金物を被覆材として用いた結果として、固結
防止効果、防湿性、粒子硬度の向上等の大きな利点も同
時に得ることができる。
本発明の方法により製造される着色された粒状肥料用物
質は、色とその濃度を変化させて、成分組成や、他成分
粒子とのブレンド比の表示となり管理上便利であり、そ
の他商品としての美観も良く価値を高める事ができる。
特許出願人  三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色物質を加えた尿素とホルムアルデヒドの縮合
    物の水溶液で粒子表面を処理することを特徴とする粒状
    肥料用物質の着色方法。
JP15558687A 1987-06-24 1987-06-24 Method for coloring granular fertilizer material Pending JPS643091A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15558587A JPS643090A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Method for coloring granular fertilizer material
JP15558687A JPS643091A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Method for coloring granular fertilizer material

Applications Claiming Priority (1)

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JP15558687A JPS643091A (en) 1987-06-24 1987-06-24 Method for coloring granular fertilizer material

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH013091A true JPH013091A (ja) 1989-01-06
JPS643091A JPS643091A (en) 1989-01-06

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