JPH0130901B2 - - Google Patents
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- JPH0130901B2 JPH0130901B2 JP7141081A JP7141081A JPH0130901B2 JP H0130901 B2 JPH0130901 B2 JP H0130901B2 JP 7141081 A JP7141081 A JP 7141081A JP 7141081 A JP7141081 A JP 7141081A JP H0130901 B2 JPH0130901 B2 JP H0130901B2
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- steel
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、優れた被削性を有する鉛快削鋼の製
造方法に関する。
造方法に関する。
従来の鉛快削鋼は例えば特公昭26−5007号に開
示されているように、鋼全体に亙つてほぼ均一に
鉛を分散させたものである。そして、かかる公知
の鉛快削鋼において、鋼全体に亙つて鉛を多くす
れば、機械加工性が良好になることも上記公報に
開示されている。
示されているように、鋼全体に亙つてほぼ均一に
鉛を分散させたものである。そして、かかる公知
の鉛快削鋼において、鋼全体に亙つて鉛を多くす
れば、機械加工性が良好になることも上記公報に
開示されている。
かかる従来の鉛快削鋼の製造方法には、取鍋中
あるいはインゴツトケースへ鋳込中の溶鋼に鉛ま
たはその合金を添加して行なう方法がある。具体
的には、出向中取鍋内の溶鋼へ直接添加する方
法、溶鋼を取鍋に収容し、その取鍋の底から不活
性ガスを吹込み、ガスにより溶鋼表面のスラグの
一部を排除して溶鋼を露出させ、その露出部分に
添加する方法、さらに機械的に溶鋼表面のスラグ
の一部を排除して、その露出部分に添加し、機械
的撹拌を加える方法である。又、鋳込中に添加す
る場合は、取鍋下で鉛シヨツトを溶湯の流れに投
射機を用いて吹き付ける方法がある。
あるいはインゴツトケースへ鋳込中の溶鋼に鉛ま
たはその合金を添加して行なう方法がある。具体
的には、出向中取鍋内の溶鋼へ直接添加する方
法、溶鋼を取鍋に収容し、その取鍋の底から不活
性ガスを吹込み、ガスにより溶鋼表面のスラグの
一部を排除して溶鋼を露出させ、その露出部分に
添加する方法、さらに機械的に溶鋼表面のスラグ
の一部を排除して、その露出部分に添加し、機械
的撹拌を加える方法である。又、鋳込中に添加す
る場合は、取鍋下で鉛シヨツトを溶湯の流れに投
射機を用いて吹き付ける方法がある。
いずれの方法においても、鉛のヒユームおよび
溶鋼と反応して発生する有害ガスが問題となり、
快削性を増すために鉛の添加量を増せば、有害ガ
ス排除能率も高めなければならないので、集じん
装置などを大型化しなければならない。
溶鋼と反応して発生する有害ガスが問題となり、
快削性を増すために鉛の添加量を増せば、有害ガ
ス排除能率も高めなければならないので、集じん
装置などを大型化しなければならない。
一方、鋼中の鉛含有量が多くなればなる程、衝
撃値は劣化し、さらに耐摩耗ピツチング疲労試験
で面疲労寿命は低くなる問題点がある。
撃値は劣化し、さらに耐摩耗ピツチング疲労試験
で面疲労寿命は低くなる問題点がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、特に
鉛の添加量を少なくして、被削性を向上し、しか
も他の特性は損うことのない鉛快削鋼を提供する
ものである。
鉛の添加量を少なくして、被削性を向上し、しか
も他の特性は損うことのない鉛快削鋼を提供する
ものである。
すなわち、本発明は、鉛快削鋼の有利な製造法
に関するもので、連続鋳造法において、タンデイ
ツシユからモールドに溶鋼を注入しながら、溶鋼
上部のガイドパイプから鉛または鉛合金をモール
ド内溶鋼に供給し、同時に電磁撹拌機によつて溶
鋼に水平方向の回転磁界を与え、ビレツト表層部
の鉛含有量がビレツト中央部の鉛含有量よりも高
くさせながら凝固させることを特徴とする鉛快削
鋼の製造方法を要旨とするものである。
に関するもので、連続鋳造法において、タンデイ
ツシユからモールドに溶鋼を注入しながら、溶鋼
上部のガイドパイプから鉛または鉛合金をモール
ド内溶鋼に供給し、同時に電磁撹拌機によつて溶
鋼に水平方向の回転磁界を与え、ビレツト表層部
の鉛含有量がビレツト中央部の鉛含有量よりも高
くさせながら凝固させることを特徴とする鉛快削
鋼の製造方法を要旨とするものである。
第１図は実施の１例の説明図で、取鍋１中の溶
鋼をノズル２を通じてタンデイツシユ３内に注入
し、ついでタンデイツシユ３内から注入口４を通
じてモールド５内に注入する。この際モールド５
内の溶湯上部にガイドパイプ９を通じて鉛又は鉛
合金の線条８を供給する。そして、電磁撹拌機７
をもつて溶湯内に水平方向の回転磁界を与える。
この電磁撹拌は強力で、鉛成分が遠心力によりビ
レツト表層部に多く集まる程度とする。電磁撹拌
機１０，１１は付加的なもので、必ずしも設けな
くともよい。なお、図中６は鋳片である。
鋼をノズル２を通じてタンデイツシユ３内に注入
し、ついでタンデイツシユ３内から注入口４を通
じてモールド５内に注入する。この際モールド５
内の溶湯上部にガイドパイプ９を通じて鉛又は鉛
合金の線条８を供給する。そして、電磁撹拌機７
をもつて溶湯内に水平方向の回転磁界を与える。
この電磁撹拌は強力で、鉛成分が遠心力によりビ
レツト表層部に多く集まる程度とする。電磁撹拌
機１０，１１は付加的なもので、必ずしも設けな
くともよい。なお、図中６は鋳片である。
この第１図の形式は連続鋳造法により製造され
たビレツトを圧延して鋼材表面の切削性を良好に
してしかも全溶鋼に対する鉛の使用量を少なくし
て、モールド５内の溶鋼に直接鉛又はその合金を
添加する方式を採つているため鉛の歩留も高い。
たビレツトを圧延して鋼材表面の切削性を良好に
してしかも全溶鋼に対する鉛の使用量を少なくし
て、モールド５内の溶鋼に直接鉛又はその合金を
添加する方式を採つているため鉛の歩留も高い。
この方法では電磁撹拌機によりモールド内に回
転磁界を生じさせ、導体である溶鋼を磁界が貫通
し、誘導電動機の原理で溶鋼に回転トルクが働
き、溶鋼を撹拌する。このとき電磁撹拌機の電流
を高めることにより、回転磁界を高め、溶鋼の回
転力を強め、溶鋼に添加された鉛が、回転力によ
りモールドの外周部に分散し、そのままモールド
内冷却帯で凝固し、ビレツトの表層部の鉛値が高
い鉛快削鋼を製造するものである。
転磁界を生じさせ、導体である溶鋼を磁界が貫通
し、誘導電動機の原理で溶鋼に回転トルクが働
き、溶鋼を撹拌する。このとき電磁撹拌機の電流
を高めることにより、回転磁界を高め、溶鋼の回
転力を強め、溶鋼に添加された鉛が、回転力によ
りモールドの外周部に分散し、そのままモールド
内冷却帯で凝固し、ビレツトの表層部の鉛値が高
い鉛快削鋼を製造するものである。
第２図は、通常の電磁撹拌法と本発明方法とを
対比した鉛含有量のデータである。この例は130
角のビレツトとして製造した鉛快削鋼の横断面に
関するもので、第３図に示す如きＡ→Ｃ、Ｂ…＞
Ｄに沿つた鉛含有量を示す。〇、△が通常の方
法、●、▲が本発明方法を示す。なお、鉛の添加
量は通常の方法が0.8Kg／Ｔ、本発明方法が0.5
Kg／Ｔである。
対比した鉛含有量のデータである。この例は130
角のビレツトとして製造した鉛快削鋼の横断面に
関するもので、第３図に示す如きＡ→Ｃ、Ｂ…＞
Ｄに沿つた鉛含有量を示す。〇、△が通常の方
法、●、▲が本発明方法を示す。なお、鉛の添加
量は通常の方法が0.8Kg／Ｔ、本発明方法が0.5
Kg／Ｔである。
第２図から判るとおり、本発明法は鉛添加量が
少ないにも拘わらず、ビレツト表層部での鉛含有
量は何等変らず、しかも中心部の鉛含量は少ない
ので、優れた被削性をもち、かつ面疲労寿命等の
他性能の劣化のない製品が得られる。
少ないにも拘わらず、ビレツト表層部での鉛含有
量は何等変らず、しかも中心部の鉛含量は少ない
ので、優れた被削性をもち、かつ面疲労寿命等の
他性能の劣化のない製品が得られる。
本発明は以上のとおりであつて、優れた被削性
をもつと同時に面疲労寿命等のその他の性質に優
れた鉛快削鋼を少ない鉛量をもつて、したがつて
公害なく提供し得るもので、その実施上の効果は
極めて大きい。
をもつと同時に面疲労寿命等のその他の性質に優
れた鉛快削鋼を少ない鉛量をもつて、したがつて
公害なく提供し得るもので、その実施上の効果は
極めて大きい。
第１図は本発明実施例の説明ず、第２図は同実
施例の効果を示す図、第３図はビレツトの断面の
テスト方向を示す図である。 １……取鍋、２……ノズル、３……タンデイツ
シユ、４……注入口、５……モールド、６……鋳
片、７……電磁撹拌機、８……鉛又は鉛合金の線
条、９……ガイドパイプ、１０，１１……電磁撹
拌機。
施例の効果を示す図、第３図はビレツトの断面の
テスト方向を示す図である。 １……取鍋、２……ノズル、３……タンデイツ
シユ、４……注入口、５……モールド、６……鋳
片、７……電磁撹拌機、８……鉛又は鉛合金の線
条、９……ガイドパイプ、１０，１１……電磁撹
拌機。
Claims (1)
- １ 連続鋳造法において、タンデイツシユからモ
ールドに溶鋼を注入しながら、溶鋼上部のガイド
パイプから鉛または鉛合金をモールド内溶鋼に供
給し、同時に電磁撹拌機によつて溶鋼に水平方向
の回転磁界を与え、ビレツト表層部の鉛含有量が
ビレツト中央部の鉛含有量よりも高くさせながら
凝固させることを特徴とする鉛快削鋼の製造方
法。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141081A JPS57188646A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Lead free cutting steel and its manufacture |
| GB8206021A GB2096032A (en) | 1981-04-07 | 1982-03-02 | Continuously casting lead-containing steel |
| SE8201323A SE8201323L (sv) | 1981-04-07 | 1982-03-03 | Forfarande for framstellning av forblyat automatstal genom ett kontinuerligt gjutforfarande |
| CA000398431A CA1196172A (en) | 1981-04-07 | 1982-03-16 | Method of manufacturing leaded free-cutting steel by continuous casting process |
| DE3211269A DE3211269C2 (de) | 1981-04-07 | 1982-03-26 | Verfahren zur Herstellung von gebleitem Automatenstahl nach dem Stranggießverfahren |
| IT20486/82A IT1150950B (it) | 1981-04-07 | 1982-03-30 | Metodo di produzione di acciaio da taglio al piombo mediante procedimento di colata continua |
| BR8201921A BR8201921A (pt) | 1981-04-07 | 1982-04-01 | Metodo para manufaturar ferro polido com teor de chumbo por processo de usinagem continuo |
| ES511223A ES8304215A1 (es) | 1981-04-07 | 1982-04-06 | Un metodo de fabricar acero maquinable emplomado. |
| FR8206092A FR2502997B1 (fr) | 1981-04-07 | 1982-04-07 | Procede de fabrication d'acier de decolletage au plomb par coulee continue |
| US06/561,134 US4524819A (en) | 1981-04-07 | 1983-12-13 | Method of manufacturing leaded free-cutting steel by continuous casting process |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141081A JPS57188646A (en) | 1981-05-14 | 1981-05-14 | Lead free cutting steel and its manufacture |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57188646A JPS57188646A (en) | 1982-11-19 |
| JPH0130901B2 true JPH0130901B2 (ja) | 1989-06-22 |
Family
ID=13459710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7141081A Granted JPS57188646A (en) | 1981-04-07 | 1981-05-14 | Lead free cutting steel and its manufacture |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57188646A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036273U (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-13 | 共同印刷株式会社 | 控紙葉付三折封書帳票 |
-
1981
- 1981-05-14 JP JP7141081A patent/JPS57188646A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57188646A (en) | 1982-11-19 |
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