JPH0130858B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0130858B2
JPH0130858B2 JP59118390A JP11839084A JPH0130858B2 JP H0130858 B2 JPH0130858 B2 JP H0130858B2 JP 59118390 A JP59118390 A JP 59118390A JP 11839084 A JP11839084 A JP 11839084A JP H0130858 B2 JPH0130858 B2 JP H0130858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
silane
weight
polymer
chlorosulfonated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59118390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6069147A (ja
Inventor
Rashado Rifui Maamuudo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS6069147A publication Critical patent/JPS6069147A/ja
Publication of JPH0130858B2 publication Critical patent/JPH0130858B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/42Introducing metal atoms or metal-containing groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 クロルスルホン化オレフイン重合体を基材とす
る組成物は商業的に魅力のある系であつて、一担
硬化して橋かけ生成物にすれば、(a)耐化学溶剤
性、(b)耐オゾン性、(c)耐摩耗性、(d)耐屋外候性、
(e)優れた使用温度、すなわち約−20℃〜約120℃
の温度範囲にわたるたわみ性を含む多数の望まし
い特性を特徴とする。従つて、上述した性質を特
徴とする硬化したクロルスルホン化オレフイン重
合体及びこれを基材とする組成物は線(wire)
やケーブルの回りの被覆、化学薬品を運ぶホー
ス、溶剤にさらされるガスケツト、屋根材を含む
多数の種々の用途に用いられる。 通常、クロルスルホン化オレフイン重合体の硬
化は、これらの重合体に硬化剤、例えば金属酸化
物、具体例として酸化マグネシウム、酸化鉛、又
は多官能価アルコール、具体例としてエチレング
リコール、ペンタエリトリツトを混和し、得られ
た組成物を約30分間約150℃程度の高温にさせる
ことによつて行われてきた。かかる組成物は高温
にもたらされて通常スコーチと呼ばれる早期に橋
かけする傾向にあることがわかつた。このような
場合には、組成物の加工、例えば押出しを中止し
て早期に橋かけした生成物を系から取り除かなけ
ればならない。プロセスを中断することは費用が
かかり、完成品の総原価を増す。 発明の詳細な説明 本発明はクロルスルホン化オレフイン重合体
と、環状酸素官能性を有する加水分解性シランと
を含む組成物を提供する。 本発明の水硬化性、シラン変性クロルスルホン
化オレフイン重合体は水分によつて比較的短い時
間で硬化させて望ましくないスコーチの無い橋か
け生成物にすることができる。このようにして作
つた橋かけ生成物はクロルスルホン化オレフイン
重合体に関して前述した性質を特徴とし、かつ同
様に前述した用途に利用される。 クロルスルホン化オレフイン重合体と、環状の
酸素官能性を有するシランとの反応は以下のよう
に表わすことができる: わかるように、スコーチを引き起こすHCl等の
望ましくない副生物を生成しない。 本発明の目的に対して適当なシランの例は次の
一般式を有する: (式中、Xは酸素であり;Rは炭化水素又はオキ
シ置換炭化水素基であり;各々のVは水素、炭化
水素基又は加水分解基であり、同一になることも
異ることもでき;Zは加水分解基であり;nは1
〜18(1及び18を含む)の値を有する整数であ
り;dは0又は1の値を有する整数であり;R1
は水素又は炭化水素基である)。 Rについての適当な基の例は、炭素数1〜18
(1及び18を含む)、好ましくは炭素数1〜6(1
及び6を含む)のアルキレン基、例えばメチレ
ン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ヘキシレ
ン等;炭素数1〜18(1及び18を含む)、好ましく
は炭素数1〜6(1及び6を含む)のアルコキシ
基、例えばメチルオキシメチル、メチルオキシプ
ロピル、エチルオキシエチル、エチルオキシプロ
ピル、プロピルオキシプロピル、プロピルオキシ
ブチル、プロピルオキシヘキシル等である。R1
は炭化水素基、好ましくはVについて以下に詳細
に明記するような炭素数が最大4個のアルキル
基、又はフエニル基である。 前記のように、各Vは水素、炭化水素基又は加
水分解基になることができる。適当な基の例は、
炭素数1〜18(1及び18を含む)、好ましくは炭素
数1〜6(1及び6を含む)のアルキル基、例え
ばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、n−ヘキシル等;炭素数1〜18
(1及び18を含む)、好ましくは炭素数1〜6(1
及び6を含む)のアルコキシ基、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ヘキソキシ、ドデシ
ロキシ、メトキシエトキシ等;炭素数6〜8(6
及び8を含む)、のアリール基、例えばフエニル、
メチルフエニル、エチルフエニル等;炭素数5〜
8(5及び8を含む)の脂環式基、例えばシクロ
ペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルオキ
シ等である。 前記のように、Zは加水分解基であり、その中
でVについて前記したようなアルコキシ基;オキ
シアリール基、例えばオキシフエニル等;ハロゲ
ン例えば塩素等を挙げることができる。 式の範囲内に入る適当なシランの中には次の
ものがある: β−(1,2−エポキシエタン)エチルトリメ
トキシシラン γ−(1,2−エポキシエタン)プロピルトリ
メトキシシラン β−(1,2−エポキシエタン)エチルトリエ
トキシシラン γ−(1,2−エポキシエタン)プロピルトリ
エトキシシラン β−(1,2−エポキシエタン)エチルメチル
ジメトキシシラン γ−(1,2−エポキシエタン)プロピルメチ
ルジメトキシシラン β−(1,2−エポキシエタン)エチル−トリ
ス−(エトキシメトキシ)シラン γ−(1,2−エポキシエタン)プロピル−ト
リス−(エトキシメトキシ)シラン β−(1,3−エポキシプロパン)エチルトリ
メトキシシラン;これらの特定の化合物のイオウ
及び窒素類似体。また、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキサン)エチルトリメトキシシラン等も
適している。 本発明に従つてクロルスルホン化してから水硬
化性にするオレフイン重合体は、常態で固体のホ
モポリマー及びモノオレフインとジオレフインの
室温で通常固体のインターポリマーである。 適当な重合性モノオレフインは次の一般式を有
する: 式 CaH2a (式中、aは少くとも2の値を有する)。 式の範囲内に入るオレフインの例は、エチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘ
キセン−1、オクテン−1等である。 適当な重合性ジオレフインは次の一般式を有す
る: 式 CβH2-2 (式中、βは少くとも3の値を有する)。 式の範囲内に入るジオレフインの例は、プロ
パジエン(アレン)、1,3−ブタジエン、1,
4−ペンタジエン、2−メチル−1,3−ブタジ
エン、1,5−ヘキサジエン、1,4−オクタジ
エン等である。 モノオレフイン及び/又はジオレフインに重合
させることができる単量体の例は、スチレン、p
−メチルスチレン、a−メチルスチレン、p−ク
ロロスチレン、ビニルナフタレン及び類似のアリ
ールオレフイン及び置換アリールオレフイン、ア
クリル及び置換アクリル酸、ニトリル例えばアク
リロニトリル、メタクリロニトリル、a−クロロ
−アクリロニトリル等;ビニルアセテート、ビニ
ルメチルケトン、ビニルメチルエーテル、塩化ビ
ニリデン、単一のオレフイン二重結合を含有する
類似の重合性化合物であり、但し、オレフイン含
量は少くとも約0.1重量%、好ましくは1〜約50
重量%である。 その他の適当な重合性単量体は次式の範囲内に
入るアルキルアクリレートである: (式中、R4は水素又はメチルであり、R5は炭素
数1〜8(1及び8を含む)のアルキルである)。 この式に含含される化合物の例はメチルアクリ
レート、エチルアクリレート、t−ブチルアクリ
レート、メチルメタクリレート、n−ブチルアク
リレート、n−ブチルメタクリレート、2−エチ
ルヘキシルアクリレート、クロロエチルアクリレ
ート等及びこれらの混合物である。 特に望ましい重合体は、通常、密度
(ASTMD 147−72のように常態調節したASTM
D−1505)が約0.92〜約0.94で、メルトインデツ
クス(試験圧力44psi(3.1Kg/cm2)のASTM D−
1238)が約0.1〜約500デシグラム/分のアルキレ
ン−アルキルアクリレート共重合体である。これ
らの共重合体は結合アルキルアクリレートを、通
常約1〜約50重量%、好ましくは約2〜約20重量
%有する。 式の範囲内に入るオレフイン及び/又は式
の範囲内に入るジオレフインの混合物を重合させ
て適当なオレフイン性重合体を作ることができる
ことは理解されるべきである。 好適な重合体は、1977年3月8日に付与された
米国特許4011382号に開示されているようなチタ
ンで変性した酸化クロム触媒を用い、約15〜
300psi(1〜21Kg/cm2)程度の低圧下で作るエチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共
重合体等である。 クロルスルホン化し、次いで上述したシランに
反応させる特に望ましいオレフイン重合体は、密
度(ASTM D−1505)が約0.875〜約0.970、好
ましくは約0.875〜約0.930である。これらのオレ
フイン重合体は、エチレン約50〜約99.9モル%、
好ましくは約75〜約96モル%とC3〜C8のアルフ
アオレフイン例えばプロピレン、ブテン−1、ペ
ンテン−1、4−メチル−ペンテン−1、ヘキセ
ン−1、ヘプテン−1、オクテン−1等の1種以
上の約0.1〜約50モル%、好ましくは約4〜約25
モル%とを含有する混合物を反応させて作ること
ができる。 クロルスルホン化オレフイン重合体は、所望の
オレフイン重合体を本出願中後述するような方法
で塩素及び二酸化イオウに、又は1979年3月20日
に付与された米国特許4145491号に記載されてい
るように塩化スルフリルに反応させることによつ
て便宜に作られ、示差走査熱量計(DSC、デユ
ポン−990)で測定して通常約10%よりも低い結
晶化度を有する。 特に望ましいクロルスルホン化オレフイン重合
体は、クロルスルホン化オレフイン重合体の全重
量を基準にして、塩素を約5〜約40重量%、イオ
ウを約0.5〜約10重量%含有する。 クロルスルホン化オレフイン重合体と加水分解
性シランとの反応は触媒を存在させないで進行す
るが、オルガノチタネート触媒を用いるのが好ま
しい。 適当なオルガノチタネートは下記の式の範囲
内に入るチタネートによつて例示することができ
る。 式 Ti(OR24 (式中、各R2は水素又は炭素数1〜18(1及び18
を含む)、好ましくは炭素数1〜14(1及び14を含
む)の炭化水素基であり、同一になることも又は
異ることもできる)。 定義により、少くとも1個のR2は炭化水素基
である。 適当な炭化水素の例は、アルキル基例えばメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、オクチル、ラウリル、ミリスチル、ステアリ
ル等;脂環式基例えばシクロペンチル、シクロヘ
キシル等;アリール基フエニル、メチルフエニ
ル、クロルフエニル等;アルカリール基例えばベ
ンジル等である。 式の範囲内に入る特に望ましいチタネート
は、各R2が炭素数1〜18(1及び18を含む)、好
ましくは炭素数1〜14(1及び14を含む)のアル
キルであるものであり、例えばテトラブチルチタ
ネート、テトライソプロピルチタネート等であ
る。 式の範囲内の入るオルガノチタネートは公知
の化合物であり、1961年5月16日に特許されたレ
オン イー.ボリンスキ(Leon E.Wolinski)に
係る米国特許2984641号に記載されているように
簡便に作ることができる。 その他の適当なオルガノチタネートは、オルガ
ノチタンキレート例えばテトラオクチレングリコ
ールチタン、トリエタノールアミンチタネート、
チタンアセチルアセトネート、チタンラクテート
等である。 触媒を用いる場合には、触媒は触媒量で、すな
わちクロルスルホン化オレフイン重合体と加水分
解性シランとの反応を触媒するのに十分な量で用
いられる。通常、この量はクロルスルホン化オレ
フイン重合体の量を基準にして約0.1〜約20重量
%、好ましくは約0.5〜約10重量%である。 前記の式によつて示されるように、シランとク
ロルスルホン化オレフイン重合体との反応は重合
体の塩化スルホニル基とシランの環状部分との間
で行われる。従つて、用いるシランの実際量は、
重合体の塩化スルホニル基の数を決めるイオウの
濃度に依存する。1個の環状酸素基が1個のスル
ホニル基と反応すると思われる。重合体のイオウ
含量が高くなる程、使用し得るシランの量が高く
なる。これは、立ち代つて一層高い橋かけ度とな
る。このように、重合体のイオウ含量及び立ち代
つてシランの量を変えることによつて、硬化度を
変えることができる。これは異る最終用途用の生
成物を多種類製造することを可能にする。イオウ
含量が約0.5〜約10重量%程度の場合、反応混合
物中に用いるシランの量はクロルスルホン化重合
体の重量を基準にして約0.1〜約50重量%、好ま
しくは約0.5〜約10重量%の範囲になり得る。 この反応を実施する温度は臨界的なものでな
く、便利には約80℃〜約300℃、好ましくは約
130゜〜約230℃の範囲になり得る。 反応は、大気圧、減圧又は過圧で行うことがで
きるが、大気圧が好ましい。 シラン変性重合体の回収は、反応装置の内容物
を冷却させ、生成物を好ましくは不活性ガスシー
ル下に適当な貯蔵用受け器に排出することによつ
て行う。 反応は任意の適当な装置、好ましくは重合体に
機械仕事を行う装置、例えばブラベンダーミキサ
ー、バンバリーミキサー又は押出機で行うことが
できる。シランを溶融重合体に加え、所望の場合
には、次いで触媒を加えることができる。代り
に、所望の場合には、触媒を重合体に加えた後に
シランを加えることができる。また、触媒とシラ
ンとを予備混合して溶融重合体に加えることがで
きる。 シラン変性重合体の硬化又は橋かけは、重合体
を水分に露呈させて行う。大気中に存在する水分
が通常硬化を48時間で行わせるのに十分なもので
ある。 人為的に湿らせた大気に露呈させるか又は水中
に浸漬し加熱して高温にするか、或は水蒸気に露
呈させることによつて硬化速度をおよそ30分で促
進することができる。 通常、硬化を約23゜〜約100℃、好ましくは約
70゜〜約100℃程度の温度で行う。 加えて、橋かけをシラノール縮合触媒の存在に
おいて行うことができる。 シラノール縮合触媒として機能する当分野で公
知の広範囲の材料を橋かけプロセスに用いること
ができる。このような材料は金属カルボキシレー
ト例えばジブチルスズジラウレート、ジブチルス
ズジアセテート、ジブチルスズジオクトエート等
を含む。 本発明のシラン変性重合体に種々の添加剤を当
分野で周知の量で添加することができる。添加剤
の中で例えばホーボングラツク、クレー、タル
ク、(ケイ酸マグネシウム)、炭酸カルシウム、シ
リカ、水酸化アルミニウム等を挙げることができ
る。 シラン変性重合体は、それにハロゲン含有難燃
性付与剤例えばデカブロモジフエニルオキシド、
塩素化ポリエチレン、ポリビニルクロリド、ハロ
ゲン化パラフインワツクスを単独で或は有機又は
無機アンチモン化合物例えば酸化アンチモン及
び/又はアルカリ土類金属の酸化物、炭酸塩、水
酸化物、硫酸塩に組合わせて加えることによつて
難燃剤にさせることができる。かかるアルカリ土
類金属化合物の中で、酸化カルシウム、炭酸カル
シウム、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム、酸
化マグネシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグ
ネシウム、硫酸マグネシウムを挙げることができ
る。 これらの添加剤をシランとクロルスルホン化重
合体との反応生成物に簡便に加える。 反応後、触媒、添加剤等の混合物を所望の場合
に用いることができることを注記する。 本明細書中で特記した試験方法は次の通りに行
つた。 引張モジユラス(1%割線モジユラス)psi温度
130゜−150℃で4インチ×4インチ×0.020イン
チ(10cm×10cm×0.05cm)のフイルムを圧縮成
形して、そのモジユラスをASTM638に従つて
測定した 引張強さ(psi)引張モジユラスについて説明し
たように作つたフイルムをASTM638に従つて
試験した 表1に掲載した結果について見られるように、
本発明の組成物は以下に記載するような商業用途
に要求される範囲内に十分入る引張強さ及び引張
モジユラスを有する。 商業用途に適した硬化(添加剤の無い)クロル
スルホン化重合体の性質 引張強さ 25℃ psi(Kg/cm2) 600〜1300(42−910) 引張モジユラス psi(Kg/cm2) 400〜1400(28−980) 以下の実施例では、水硬化性、シラン変性オレ
フイン重合体を以下の通りにして作つた。 クロルスルホン化 ガラスライニングを施した2リツトルのステン
レススチール反応器(ハステロイ)に熱電対温度
計及びモーター活動のU形ハステロイ撹拌器を取
り付け、これに密度0.910のポリエチレン200gを
供給した。直径約2cmのハステロイ浸漬チユーブ
を用いてガス状塩素及び二酸化イオウ変性剤を反
応器に供給した。未反応変性剤及びHCl副生物を
25%水性NaOHを収容する収集トラツプにベン
トした。 重合体を加熱して約50゜〜100℃の間の所望の温
度にした後に、ガス状塩素及び二酸化イオウを反
応器に供給しながら重合体を撹拌した。塩素の供
給速度は約8〜15g/時間であつた。二酸化イオ
ウの供給速度は2−4g/時間であつた。 反応過程の間に、変性重合体のサンプルを反応
器より取り出して結晶化度、イオウ、塩素含量の
試験を行つた。反応が進行して変性重合体の結晶
化度が約10%よりも小さい点に達した際に、ガス
状変性剤の流れを停止した。HCl、未反応塩素及
び/又は二酸化イオウを除くために窒素でパージ
しながら、クロルスルホン化重合体を反応器中で
冷却させた。 結晶化度は、圧力DSCセルを有するデユポン
−990分析計を用いて示差走査熱量計によつて測
定した。 このようにして作つた重合体は、塩素を26重量
%、イオウを1.1重量%含有し、これを以下の実
施例で説するように水硬化性、シラン変性重合体
の製造に使用した。 実施例 1 ブラベンダーミキサーを温度130℃に予熱して
おき、これにクロルスルホン化重合体40gを入れ
た。重合体を窒素ガスの流れ下に2〜5分間溶融
し、溶融した重合体にγ−(1,2−エポキシエ
タン)−プロピルトリメトキシシラン3.2グラム
(0.0136モル)をゆつくり加えた。次いで、反応
混合物を30秒間溶融した。得られたシラン変性ク
ロルスルホン化重合体を窒素ガスの流れ下に冷却
させて周囲温度にした。冷却した重合体を前述の
方法で成形してフイルムにし、フイルムを水浴中
に7時間入れた。水浴の温度は約70℃であつた。 次いで、硬化フイルムを用いて性質を求め、表
1に掲載した。 実施例 2 ブラベンダーミキサーを温度130℃に予熱して
おき、これにクロルスルホン化重合体40gを入れ
た。重合体を窒素ガスの流れ下に2〜5分間溶融
し、溶融重合体にγ−(1,2−エポキシエタン)
−プロピルトリメトキシシラン3.2gをゆつくり
加えた後に、テトライソプロピルチタネート4g
とジブチルスズジラウレートの1滴を加えた。次
いで、反応混合物を30秒間溶融した。得られたシ
ラン変性クロルスルホン化重合体を窒素ガスの流
れ下に冷却させて周囲温度にした。冷却した重合
体を前述の方法で成形してフイルムにし、フイル
ムを水浴中に7時間入れた。水浴の温度は約70℃
であつた。 次いで、硬化フイルムを用いて性質を求め、表
1に掲載した。 実施例 3 本実施例は、γ−(1,2−エポキシエタン)−
プロピルトリメトキシシラン1.5g及びテトライ
ソプロピルチタネート1.8gを用いた以外は実施
例2で説明した通りに行つた。 硬化フイルムの性質を表1に掲載する。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロルスルホン化オレフイン重合体と、環状
    酸素官能性を有する加水分解性シランとを含む物
    質組成物。 2 クロルスルホン化オレフイン重合体と、環状
    酸素官能性を有する加水分解性シランと、オルガ
    ノチタネートと を含む物質組成物。 3 クロルスルホン化オレフイン重合体と、次
    式: (式中、Xは酸素であり、Rは炭化水素基又はオ
    キシ置換炭化水素基であり、各々のVは水素、炭
    化水素基又は加水分解基であり、Zは加水分解性
    基であり、nは1〜18の値を有する整数であり、
    dは0又は1の値を有する整数であり、R1は水
    素又は炭化水素基である) を有する加水分解性シランと、次式: Ti(OR24 (式中、各々のR2は水素又は炭素数1〜18の炭
    化水素基である。但し、少なくとも1個のR2
    炭化水素基である) を有するオルガノチタネートとを含む特許請求の
    範囲第2項記載の物質組成物。 4 Xは酸素であり、dは0であり、R1は水素
    である特許請求の範囲第3項記載の物質組成物。 5 dは0である特許請求の範囲第3項記載の物
    質組成物。 6 R1は水素、炭素数が最大4個のアルキル、
    又はフエニルである特許請求の範囲第3項記載の
    物質組成物。 7 R1は水素である特許請求の範囲第3項記載
    の物質組成物。 8 オレフイン重合体はエチレンとC3〜C8アル
    フアオレフインの少なくとも1つとの重合体であ
    る特許請求の範囲第7項記載の物質組成物。 9 イオウ含量0.5〜10重量%のクロルスルホン
    化オレフイン重合体の重量を基準にして、前記オ
    ルガノチタネートは0.1〜20重量%の量で存在し、
    前記シランは0.1〜50重量%の量で存在する特許
    請求の範囲第3項記載の物質組成物。 10 前記クロルスルホン化オレフイン重合体の
    重量を基準にして、前記オルガノチタネートは
    0.5〜10重量%の量で存在し、前記シランは0.5〜
    10重量%の量で存在する特許請求の範囲第9項記
    載の物質組成物。 11 dは0であり、Rはアルキレンであり、
    各々のV及びZはアルコキシであり、Xは酸素で
    あり、R1は水素である特許請求の範囲第3項記
    載の物質組成物。 12 前記オレフイン重合体はクロルスルホン化
    ポリエチレンであり、前記シランはγ−(1,2
    −エポキシエタン)−プロピルトリメトキシシラ
    ンであり、前記オルガノチタネートはテトライソ
    プロピルチタネートである特許請求の範囲第3項
    記載の物質組成物。 13 前記オレフイン重合体がアルキレン−アル
    キルアクリレート共重合体である特許請求の範囲
    第3項記載の物質組成物。
JP59118390A 1983-06-10 1984-06-11 クロルスルホン化オレフィンを基材とする組成物 Granted JPS6069147A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US501301 1983-06-10
US06/501,301 US4493924A (en) 1983-06-10 1983-06-10 Water-curable, silane modified chlorosulfonated olefinic polymers and a process for the preparation thereof

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63309008A Division JPH01252647A (ja) 1983-06-10 1988-12-08 クロルスルホン化オレフィンを基材とする組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6069147A JPS6069147A (ja) 1985-04-19
JPH0130858B2 true JPH0130858B2 (ja) 1989-06-22

Family

ID=23992966

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59118390A Granted JPS6069147A (ja) 1983-06-10 1984-06-11 クロルスルホン化オレフィンを基材とする組成物
JP63087433A Granted JPS63264605A (ja) 1983-06-10 1988-04-11 水硬化性、シラン変性クロルスルホン化オレフィン重合体の製造方法
JP63309008A Granted JPH01252647A (ja) 1983-06-10 1988-12-08 クロルスルホン化オレフィンを基材とする組成物

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63087433A Granted JPS63264605A (ja) 1983-06-10 1988-04-11 水硬化性、シラン変性クロルスルホン化オレフィン重合体の製造方法
JP63309008A Granted JPH01252647A (ja) 1983-06-10 1988-12-08 クロルスルホン化オレフィンを基材とする組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4493924A (ja)
EP (1) EP0131745B1 (ja)
JP (3) JPS6069147A (ja)
AT (1) ATE41665T1 (ja)
CA (1) CA1220888A (ja)
DE (1) DE3477384D1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4493924A (en) * 1983-06-10 1985-01-15 Union Carbide Corporation Water-curable, silane modified chlorosulfonated olefinic polymers and a process for the preparation thereof
DE3573794D1 (en) * 1984-08-06 1989-11-23 Fujikura Ltd Silane-crosslinkable halogenated polymer composition and process of crosslinking the same
FR2618152B1 (fr) * 1987-07-16 1992-02-28 Filergie Sa Procede de reticulation de polyolefines halogenees
GB2212503B (en) * 1987-11-16 1991-11-20 Kansai Paint Co Ltd Composition curable at low temperature
US5210150A (en) * 1991-11-22 1993-05-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Moisture-curable melt-processible ethylene copolymer adhesives
US5605937A (en) * 1994-09-30 1997-02-25 Knaus; Dennis A. Moldable thermoplastic polymer foam beads
US5814693A (en) * 1996-02-01 1998-09-29 Forty Ten, L.L.C. Coatings for concrete containment structures
US6967261B1 (en) 2001-12-28 2005-11-22 Kimberly-Clark Worldwide Bandage, methods of producing and using same
US7067605B2 (en) 2002-04-08 2006-06-27 Kaneka Corporation Organic polymer having epoxy-and/or oxetanyl-containing silicon group at the end and process for producing the same
US6887961B2 (en) * 2002-07-26 2005-05-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent binder composition and method of making it
JP4564921B2 (ja) 2002-07-26 2010-10-20 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 吸収性バインダの組成、その製造方法、及びこれを組み入れた物品
US6808801B2 (en) 2002-07-26 2004-10-26 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with self-forming absorbent binder layer
US6737491B2 (en) 2002-07-26 2004-05-18 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent binder composition and method of making same
US7115321B2 (en) * 2002-07-26 2006-10-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent binder coating
US7205259B2 (en) * 2002-07-26 2007-04-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent binder desiccant composition and articles incorporating it
US6964803B2 (en) 2002-07-26 2005-11-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent structures with selectively placed flexible absorbent binder
US6822135B2 (en) * 2002-07-26 2004-11-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Fluid storage material including particles secured with a crosslinkable binder composition and method of making same
US7294591B2 (en) * 2002-12-13 2007-11-13 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent composite including a folded substrate and an absorbent adhesive composition
US7378566B2 (en) * 2002-12-13 2008-05-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent core including folded substrate
US20050186427A1 (en) * 2004-02-19 2005-08-25 The Procter & Gamble Company Lubricious coated applicator
US20070083175A1 (en) * 2005-10-11 2007-04-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Transparent/translucent absorbent composites and articles
US20070129697A1 (en) * 2005-12-02 2007-06-07 Soerens Dave A Articles comprising flexible superabsorbent binder polymer composition
US7619131B2 (en) * 2005-12-02 2009-11-17 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Articles comprising transparent/translucent polymer composition
US7312286B2 (en) * 2005-12-02 2007-12-25 Stockhausen, Inc. Flexible superabsorbent binder polymer composition
US7335713B2 (en) 2005-12-02 2008-02-26 Stockhausen, Inc. Method for preparing a flexible superabsorbent binder polymer composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914534A (ja) * 1972-05-19 1974-02-08

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3398045A (en) * 1963-01-02 1968-08-20 Exxon Research Engineering Co Bonding rubbery polyolefins to organic materials
US3441545A (en) * 1963-11-01 1969-04-29 Du Pont Modification of olefin-carboxylic acid halide copolymers
NL130863C (ja) * 1964-04-27
US3408420A (en) * 1964-04-30 1968-10-29 Du Pont Silane-modified olefinic copolymers
US3366612A (en) * 1965-07-13 1968-01-30 Exxon Research Engineering Co Moisture curable one component mastic or castable rubber formed by the reaction between a halogenated butyl rubber and a silane containing a functional group and hydrolyzable substituents
DE1243677B (de) * 1965-08-03 1967-07-06 Esso A G Verfahren zur Herstellung von Sulfonsaeureestern
BE794718Q (fr) * 1968-12-20 1973-05-16 Dow Corning Ltd Procede de reticulation d'olefines
US4328323A (en) * 1979-08-29 1982-05-04 Union Carbide Corporation Production of silane modified copolymers of alkylene-alkyl acrylates
US4291136A (en) * 1978-03-31 1981-09-22 Union Carbide Corporation Water-curable silane modified alkylene alkylacrylate copolymer and a process for its production
US4343917A (en) * 1979-08-29 1982-08-10 Union Carbide Corporation Water curable, amino silane modified alkylene-alkyl acrylate copolymers
JPS56167739A (en) * 1980-05-28 1981-12-23 Fujikura Ltd Crosslinking method of polychloroprene
JPS578203A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Fujikura Ltd Crosslinking of chlorinated polyethylene
JPS5728107A (en) * 1980-07-26 1982-02-15 Fujikura Ltd Crosslinking of chlorosulfonated polyethylene
JPS5796049A (en) * 1980-12-05 1982-06-15 Fujikura Ltd Low-temperature curing (vulcanizing) method of halogen-containing polymer and crosslinkable halogen-containing polymeric composition used therefor
JPS59118390A (ja) * 1982-12-23 1984-07-09 三菱電機株式会社 物品把持方法
US4493924A (en) * 1983-06-10 1985-01-15 Union Carbide Corporation Water-curable, silane modified chlorosulfonated olefinic polymers and a process for the preparation thereof

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914534A (ja) * 1972-05-19 1974-02-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01252647A (ja) 1989-10-09
JPH0432105B2 (ja) 1992-05-28
JPH0432084B2 (ja) 1992-05-28
JPS63264605A (ja) 1988-11-01
EP0131745A3 (en) 1986-07-16
JPS6069147A (ja) 1985-04-19
DE3477384D1 (en) 1989-04-27
ATE41665T1 (de) 1989-04-15
CA1220888A (en) 1987-04-21
US4493924A (en) 1985-01-15
EP0131745A2 (en) 1985-01-23
EP0131745B1 (en) 1989-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0130858B2 (ja)
EP0135923B1 (en) Production of water-curable, silane modified thermoplastic polymers
US4369289A (en) Masterbatch composition comprising a matrix having a polysiloxane dispersed therein and a method for the preparation thereof
US4446279A (en) Compositions based on a polysiloxane and an organo titanate and the use thereof in the preparation of water curable, silane modified alkylene-alkyl acrylate copolymers
EP0049155B1 (en) Production of silane modified copolymers of alkylene-alkyl acrylates, polysiloxanes having combined therein organo titanates used in their production, process for producing such polysiloxanes, and electrical conductors insulated by cured silane modified copolymers
EP0106062B1 (en) Polysiloxanes and the use thereof in the production of silane modified alkylene-alkyl acrylate copolymers
US4440907A (en) Process of producing a water-curable, silane modified alkylene-alkyl acrylate copolymer by reacting an alkylene-alkyl acrylate copolymer with a polysiloxane predispersed in a thermoplastic resin matrix
EP0093806A1 (en) Compositions based on water-curable, silane modified copolymers of alkylene-alkyl acrylates
JPS6245663A (ja) 水硬化性熱可塑性重合体とシラノ−ル重合触媒金属カルボキシレ−トを基剤とする組成物
CA1282522C (en) Scorch resistant compositions based on water-curable thermoplastic polymers having hydrolyzable, pendant silane moieties, and organo titanates
EP0295811B1 (en) Crosslinkable polymers
EP0150774B1 (en) Water curable, azide sulfonyl silane modified, alkylene acrylate copolymers
JPS6234243B2 (ja)
JPS6218577B2 (ja)
US4717753A (en) Chlorosulfonated alkylene-alkyl acrylate copolymers
NO821247L (no) Preparat basert paa vannbare silanmodifiserte kopolymere av alkylen-alkylakrylater