JPH01307665A - 骨材の表面水率測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コンクリート、モルタルなどに使用される骨
材の表面水率測定装置に関するものである。

［従来の技術］ 一般に、コンクリート、モルタルなどは、セメントに水
、骨材（砂、砂利、砕石）をそれぞれ適当量配合し、混
疎しで成形されるが、乾燥成形後のコンクリート強度は
主に使用されるセメント量、水量によって決定され、コ
ンクリート、モルタルの強度を管理、保持する上で使用
水量を厳密に管理することが重要な問題である。特に、
使用する骨材の表面には、雨、散水などにより表面水が
付着しており、砂、小さい砂利あるいは砕石のような細
かい骨材の場合には、この表面水を無視して強度を厳密
に管理、保持することはできないので、骨材の表面水率
を測定して使用水量を補正する必要が生じることになる
。ここに、骨材の表面水率を簡便に自動測定できるよう
にした骨材の表面水率測定装置としては、例えば、発明
者等が提案している表面水率測定装置１！！（実願昭５
９−４３０８２号）がある、すなわち、表面水率を測定
すべき被測定材料たる骨材を計ｆ１容器に適当量供給し
、計ｔｔ器内に所定量の水を注入するとともに、計量容
器に供給された骨材および注入された水の重量を計量手
段によって自動計測し、マイクロコンピュータにて形成
される演算手段により、骨材の表乾比重データなどのデ
ータおよび計量手段から出力される計量データに基いて
骨材の表面水率を演算するようにしたものであり、骨材
の表面水率を簡便に測定できるようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例にあっては、ベルトコンベ
アにて搬送される骨′材を、作業者が適当量だけ掬いと
って計ｆｌ　容器に供給する必要があり、ベルトコンベ
アにて搬送される骨材の表面水率をオンラインで計測で
きる構成となっておらず、表面水率の測定作業が面倒に
なるという問題があり、また、表面水率を測定する作業
ステージ（材料供給ステージ、計量ステージ、容器洗浄
ステージなど）を直籾状に配置していたので、測定装置
の形状が大形化してしまうと１１う問題があり、特に複
数の骨材搬送用のベルトコンベアを平行配置している場
合には、ベルトコンベア間に測定装置用の配役スペース
がとれない場合があるという問題があった。

本発明は」二元の点に鑑みて為されたものであり、その
１コ的とするところは、ベルトコンベアにて搬送される
骨材の表面水率をオンラインで測定することができ、し
かも、測定装置を小形化でき配設スペースを少なくする
ことができる骨材の表面水率測定装置を提供することに
ある。

［！！題を解決するだめの手段Ｊ 本発明の骨材の表面水率測定装置は、表面水率を測定す
べき被測定材料たる骨材を計量容器に適当風供給する試
料供給手段と、計量容器内に所定量の水を注入する注水
手段と、計量′ｆｆ器に供給された骨材および注入され
た水の重量を自動計測する計量手段と、骨材の表乾比重
データなどのデータおよび計量手段から出力される計量
データに基いて骨材の表面水率を液体する演算手段とよ
りなる骨材の表面水率測定装置において、試料供給ステ
ージ、注水ステージ、計量ステージ、容器洗浄ステージ
などの作業ステージが環状配置され各ステージに計量容
器を回転移動させる回転アームを具備した容器移動手段
が中央に配置された測定台を骨材搬送用ベルトコンベア
の側力に設けるとともに、上記ベルトコンベアにて搬送
される骨材を適宜掬いとって試料供給手段に移送する試
料抽出手段を設けたものである。

【作　用１ 本発明は上述のように構成されており、骨材の表面水率
を自動測定する表面水率測定！Ａ置において、試料供給
ステージ、注水ステージ、計量ステー）、容器洗浄ステ
ージなどの作業ステージを測定台に環状配置し、各ステ
ージに計量容器を回転移動させる回転アームを只、備し
た容器移動手段を測定台の中央に配置し、この測定台を
骨材搬送用ベルトコンベアの側方に設けるとともに、上
記ベルトコンベアにで搬送される骨材を適宜掬いとって
試料供給手段に移送する試料抽出手段を設けたものであ
り、ベルトコンベアにて搬送されている骨材の試料を自
動的に試料供給手段を介して計量容器に投入できるよう
にしているので、ベルトコンベアにて搬送される骨材の
表面水率をオンラインで測定することができ、しかも、
表面水率を測定する作業ステージを環状に配置しでいる
ので、測定！ｆｆｆを小形化でき配設スペースを少なく
することができるようになっている。

［実施例［ ｔｊＳ１図乃至ｆ５７図は本発明一実施例を示すもので
、表面水率を測定すべき被測定材料たる骨材Ｘを計量容
器１に適当量供給する試料供給手段２と、計ｆｆｉ　容
器１内に所定量の水Ｗを注入する注水手段３と、計量容
器１に供給された骨材Ｘおよび注入された水Ｗの重量を
自動計測する電子秤よりなる計量手段４と、骨材Ｘの表
乾比重データなどのデータおよび計量手段４がら出力さ
れる計量データに基いて骨材Ｘの表面水率を演算する演
算子段（図示せず）とよりなる骨材Ｘの表面水率測定装
置において、試料供給ステージ１０、注水ステージ１１
、計量ステージ１２、容器洗浄ステージ１３などの作業
ステージが環状配置され各ステージ１０〜１３に計量容
器１を回転移動させる回転アーム１５ａを只、備した容
器移動手段１５が中央に配置された測定台１６を骨材搬
送用ベルトコンベア１７の側力に設けるとともに、」１
記ベルトコンベア１７にて搬送される骨材Ｘを適宜掬い
とって試料供給ｆ−段２に移送する試スｚ［抽出手ｒ２
１８を設けたものである。実施例にあっては、容器移動
手段１５は、計量容器１を把持して２紬回動（水平、垂
直回動）自在で昇降自在な回転アーム２０を具備してお
り、回転アーム２０の水平回動によって各ステー７１０
〜１３に計量容器１を適宜移動させ、昇降によって試料
供給ステージ１０、注水ステージ１１、計量ステージ１
２に計量容器１を載Ｊｉ自在とし、さらに容器洗浄ステ
ージ１３では、垂直回動によって計量容器１を逆さにで
きるようにしている。

一方、試料抽出手段１８は、水平回動自在で上下動自在
なｆ５１アーム２５ａに、先端にパケット２６が設けら
れた第２アーム２５ｂを垂直回動自在に取着して形成さ
れ、第２アーム２５ｂを垂直回動してパケット２６を横
向き（側方開口状態）にした状態でｆｊＳ１アーム２５
ａを水平回動して骨材Ｘが搬送されているベルトコンベ
ア１７上にパケット２６を移動し、Ｐｌ′Ｓ１アーム２
５ａを下降させてパケット２６を搬送されている骨材Ｘ
内に埋没させることにより、パケット２６内に骨材Ｘを
導入し、Ｐｔ５２アーム２５ｂを垂直回動することによ
って骨材Ｘを適当量だけ掬いとり、さらに、ｆ５１アー
ム２５ａを上方に移動させるとともに水平器チｊ１して
パケット２６を試料供給手段２の上方に移動させるよう
になっている。

また、試料供給子１９．２には、試料抽出手段１８にて
供給される塊状の骨材Ｘを分散させる網状体２７ａおよ
び振動装置２７ｂよりなる分散手段が設けられている。

さらにまた、容器洗浄手段５は、洗浄水を噴出する洗浄
ノズルと、エアーを吹き付けるエアーノズルを一体化し
た複合ノズル３０と、廃豪される骨材Ｘを残材受は箱３
２に滑り落とすシュート３１とで形成されており、容器
移動手段１６の回転アームによってＷｎｎ洗浄ステソノ
１３移動された計量容器１を逆さにして骨材Ｘをシュー
ト３１上に廃茫し、さらに複合ノズル３０から洗浄水を
噴出して計量容器１内を洗浄して残った骨材Ｘを洗い流
し、その後複合ノズル３０からエアーを吹き付けて計量
容器１の内面に付着している水を除去して乾燥させ、次
の測定に備えるようになっている。

以下、実施例の動作について説明する。いま、表面水率
を測定するに際して、まず、容器洗浄手段で洗浄乾燥さ
れた計量を器１の重量が計量ステージ１２にて計測され
、続いて計量容器１が注水ステージ１１に移動されて、
計量容器１内に所定量の半分程度の水が予備注水される
。次に、予備注水された計量容器１の重量が計量ステー
ジ１１にて計測された後、試料供給ステージ１０に移動
されて表面水率の測定準備が完了する。この状態で、試
料抽出手段１８のパケット２６がベルトコンベア１７上
に移動され、パケット２６の垂直回動およ１昇降によっ
てベルトコンベア１７にて搬送されている骨材Ｘを適当
量だけ掬い取る０次に、骨材Ｘを掬いとったパケット２
６を試料供給手段２の上方まで回転移動させてパケット
２６の底蓋を開放（例えば、エアーシリングにて開放）
することにより掬いとられた骨材Ｘを試料供給手段２を
介して計量容器１に供給する。このとき、塊状の骨材Ｘ
は適当なメツシュ形状を有する網状体２７ａによって分
散あるいは通過を阻止され、振動装ｒｆ１２７ｂにて適
当な振動が付与されることによりさらに分散される。し
たがって、骨材Ｘが空気を含んだ塊状のままで計量容器
１に供給されることがなく、塊状の骨材Ｘに含有される
空気による表面水率の測定誤差の発生を防止している。

次に、骨材Ｘが供給された計量容器１は、計量容器移動
手段１５の回転アーム２０の回動によって注水ステージ
１１に移動され、注水手段３により所定量の水Ｗが計量
容器１に追加注水される。

ここに、実施例にあっては、この追加注水過程において
、注水口３５から所定量よりも若干多くなるように注水
した後、吸い込み口３６によって余分に注水された水Ｗ
を吸い取って所定量に調整するようになっている。なお
、実施例では、注水量を厳密に制御できるようにするた
めに計量容器１として細首の三角フラスコ状のものを用
いて、所定風の水を注水したときのレベルがＩｓ肖゛部
分の中央部になるようにしている。すなわち、注水手段
３の吸い込み口３５の先端が計量容器１の細首部分に位
置するように設定されており、注水量の変動に対するレ
ベル変動が大きな部分で注水量を厳密に制御できるよう
にしている。

ところで、空の計量容器１に直接骨材Ｘを投入した後、
所定量の水Ｗを注入すると、細かい骨材Ｘが浮いたり、
骨材Ｘ間に空気が閉じ込められ易いので、実施例では、
計量容器１に骨材Ｘが供給される萌に予備注水して骨材
Ｘが水中に投入されるようにし、骨材Ｘ投入後に改めて
所定量となるように追加注水することにより、骨材Ｘが
浮いたり骨材Ｘ間に空気が閉じ込められるのを防止して
測定誤差の発生を防止している。また、予備注水後、骨
材投入後および３Ｍ加加注後後各計量作業は、計量容器
１を計量ステージ１２に移動させて行うようになってお
り、計量ステージ１２を別に設けているので、正確な計
量が迅速に行えることになる。すなわち、計量ステージ
を別のステージ（供給ステージ、注水ステージ）と共通
にした場合には、骨材Ｘの投入時あるいは注水時の過渡
応答により誤った計量が行なわれることになり、−力、
この計量誤差を防止するには過渡現象の影響がなくなる
まで計量動作を中止する必要があり、迅速な計量が行え
なくなるという問題がある。また、測定台１６には防振
ゴムよりなる振動吸収機ｖｇ４０が組み込まれており、
他の装置からの振動による測定誤差を防止するとともに
、分散手段の振動装置２７ｂの振動による影響を少なく
している。

第８図および第９図は他の実施例を示すもので、ベルト
コンベア１７にて搬送されている骨材Ｘを掬いとる試料
抽出手段１８ａを、天井に配置された走行レール５０と
、走行レール５０を走行自在なパケット保持部５１と、
パケット保持部５１を移動させるシリング５２とで形成
し、ｎ＋ｊ記実施例において骨材Ｘを掬いとるパケット
２６を回転自在にしてベルトコンベア１７と試料供給手
段２との間を往復させていたのに対して、本実施例では
、パケット保持部５１を走行レール５０に沿って直線的
に移動自在としたものであり、池の枯或は前記実施例と
同一である。

［発明の効果１ 本発明は一ヒ述のように構成されており、骨材の表面水
率を自動測定する表面水率測定ＶＣ置においで、試料供
給ステージ、注水ステージ、計量ステージおよ１容器洗
浄ステージを測定台に環状配置し、各ステージに計量容
器を回転移動させる回転アームを具備した容器移動手段
を測定台の中央に配置し、この測定台を骨材搬送用ベル
トコンベアの側方に設けるとともに、上記ベルトコンベ
アにて搬送される骨材を適宜掬いとって試料供給手段に
移送する試料抽出手段を設けたものであり、ベルトコン
ベアにて搬送されている骨材の試料を自動的に試料供給
手段を介・して計量容器に投入できるようにしているの
で、ベルトコンベアにて搬送される骨材の表面水率をオ
ンラインで測定することができ、しかも、表面水率を測
定する作業ステージを環状に配置しているので、測定装
置を小形化でき配設スペースを少なくすることができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１し１は本発明一実施例の概略構成を示す！！！ＩＩ
而図、第面図は同上の要部に！（ｌｉ図、第３図は同上
の要部側面図、＃Ｓ４図は同上の堡部側面図、第５りＩ
（、）は同上の要部側面図、Ｐ！Ｓ５図（ｂ）は同上の
受部−１二而図、第６図は同上の要部側面図、ｆｊＳ７
図は同−ヒの要部側面図、第８図は池の実施例の要部側
（Ｄｉし１、第９図は同上の要部上面図である。 １は計量容器、２は試料供給手段、；）は注水手段、１
は計量手段、１（）は試料供給ステージ、１１は注水ス
テージ、１２は計量ステ一二メ、１３は容器洗浄ステー
ジ、１５は容器移動手段、１６は測定台、１７はベルト
コンベア、１８は試料抽出手段、２７ａは網状体、２７
ｂは振動装置である。 代理人　弁理士　石　１１　　艮　七 第３図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表面水率を測定すべき被測定材料たる骨材を計量
   容器に適当量供給する試料供給手段と、計量容器内に所
   定量の水を注入する注水手段と、計量容器に供給された
   骨材および注入された水の重量を自動計測する計量手段
   と、骨材の表乾比重データなどのデータおよび計量手段
   から出力される計量データに基いて骨材の表面水率を演
   算する演算手段とよりなる骨材の表面水率測定装置にお
   いて、試料供給ステージ、注水ステージ、計量ステージ
   、容器洗浄ステージなどの作業ステージが環状配置され
   各ステージに計量容器を回転移動させる回転アームを具
   備した容器移動手段が中央に配置された測定台を骨材搬
   送用ベルトコンベアの側方に設けるとともに、上記ベル
   トコンベアにて搬送される骨材を適宜掬いとって試料供
   給手段に移送する試料抽出手段を設けたことを特徴とす
   る骨材の表面水率測定装置。
2. （２）試料抽出手段にて供給される塊状の骨材を分散さ
   せる網状体および振動装置よりなる分散手段を試料供給
   手段に設けたことを特徴とする請求項１記載の骨材の表
   面水率測定装置。