JPH0130765Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130765Y2 JPH0130765Y2 JP14124481U JP14124481U JPH0130765Y2 JP H0130765 Y2 JPH0130765 Y2 JP H0130765Y2 JP 14124481 U JP14124481 U JP 14124481U JP 14124481 U JP14124481 U JP 14124481U JP H0130765 Y2 JPH0130765 Y2 JP H0130765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- bimetal
- movable contacts
- responsive element
- thermally responsive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバイメタル等の熱応動素子に流れる電
流による発熱や周囲温度により電気回路を開成す
る過電流保護装置に関するものである。
流による発熱や周囲温度により電気回路を開成す
る過電流保護装置に関するものである。
従来の過電流保護装置として、バイメタルを曲
面加工して、このバイメタルに流れる電流による
自己発熱を利用してスナツプ動作させ、接点を開
成するものがあつた(例えば特開昭56−99938号
公報)。そして、前記バイメタルの復帰温度を常
温以下に設定しておいて、手動によりリセツトす
るようにしたものがあつた。
面加工して、このバイメタルに流れる電流による
自己発熱を利用してスナツプ動作させ、接点を開
成するものがあつた(例えば特開昭56−99938号
公報)。そして、前記バイメタルの復帰温度を常
温以下に設定しておいて、手動によりリセツトす
るようにしたものがあつた。
しかし、このような過電流保護装置においてバ
イメタルをリセツトする際、押し過ぎによる塑性
変形を起こし、作動電流が変化するという欠点が
あつた。
イメタルをリセツトする際、押し過ぎによる塑性
変形を起こし、作動電流が変化するという欠点が
あつた。
本考案は上記欠点を簡単な構成で解消した過電
流保護装置を提供するものである。
流保護装置を提供するものである。
以下本考案の一実施例を図面を参考に説明す
る。図において1はケース、2はスナツプ動作を
するバイメタル等の熱応動素子(以下バイメタル
と称す)で、一対の可動接点8a,8bを溶接等
により固着せしめ、ワツシヤ3によつて調整用ス
クリユウ4に係合され、前記ケース1に固定され
ている。5は前記バイメタル2をリセツトする
際、バイメタル2の塑性変形を防ぐ突起で、前記
バイメタル2の外周縁部で一対の可動接点8a,
8bから最も遠い部分、すなわち中心線Pと円周
が交叉する位置に適当なクリアランスをもつてケ
ース1に設けられている。6はケース1に嵌着さ
れたカバーでこれらによつて本体のハウジングを
構成している。このカバー6は前記突起5と係合
する位置に、バイメタル2のリセツト用の穴7を
有している。
る。図において1はケース、2はスナツプ動作を
するバイメタル等の熱応動素子(以下バイメタル
と称す)で、一対の可動接点8a,8bを溶接等
により固着せしめ、ワツシヤ3によつて調整用ス
クリユウ4に係合され、前記ケース1に固定され
ている。5は前記バイメタル2をリセツトする
際、バイメタル2の塑性変形を防ぐ突起で、前記
バイメタル2の外周縁部で一対の可動接点8a,
8bから最も遠い部分、すなわち中心線Pと円周
が交叉する位置に適当なクリアランスをもつてケ
ース1に設けられている。6はケース1に嵌着さ
れたカバーでこれらによつて本体のハウジングを
構成している。このカバー6は前記突起5と係合
する位置に、バイメタル2のリセツト用の穴7を
有している。
いま第3図において前記バイメタル2が、そこ
に流れる電流によつて作動し、aの位置までスナ
ツプ動作したとする。次に回路を修理後、棒等に
より前記カバー6の穴7から、前記バイメタル2
をリセツトするために押すと、バイメタル2は、
初期の状態であるbの位置を通りすぎ、cの位置
までわん曲して復帰が完了し、バイメタル2のバ
ネ性によつてbの位置まで戻り、第4図の一対の
可動接点8a,8bと一対の固定接点9a,9b
が当接して回路を閉成する。このcの位置に突起
5がないと押しすぎによつて前記バイメタル2の
バネ限界値を超えて押された場合、前記バイメタ
ル2が永久変形し、動作電流を変化させる。しか
し、上記実施例によれば、突起5の高さをbの位
置以下から、前記バイメタル2のバネ限界までの
たわみ位置cまでクリアランスを選ぶことによ
り、変動の少ない安定した過電流保護装置が得ら
れる。
に流れる電流によつて作動し、aの位置までスナ
ツプ動作したとする。次に回路を修理後、棒等に
より前記カバー6の穴7から、前記バイメタル2
をリセツトするために押すと、バイメタル2は、
初期の状態であるbの位置を通りすぎ、cの位置
までわん曲して復帰が完了し、バイメタル2のバ
ネ性によつてbの位置まで戻り、第4図の一対の
可動接点8a,8bと一対の固定接点9a,9b
が当接して回路を閉成する。このcの位置に突起
5がないと押しすぎによつて前記バイメタル2の
バネ限界値を超えて押された場合、前記バイメタ
ル2が永久変形し、動作電流を変化させる。しか
し、上記実施例によれば、突起5の高さをbの位
置以下から、前記バイメタル2のバネ限界までの
たわみ位置cまでクリアランスを選ぶことによ
り、変動の少ない安定した過電流保護装置が得ら
れる。
以上のように本考案によればケースに突起を形
成するだけの簡単な構成にて熱応動素子の塑性変
形を防止し、品質を長期にわたつて維持すること
ができるものである。
成するだけの簡単な構成にて熱応動素子の塑性変
形を防止し、品質を長期にわたつて維持すること
ができるものである。
第1図は本考案一実施例の過電流保護装置の横
断面図、第2図Aは同装置の平面図、同Bはカバ
ーを取りはずした平面図、第3図はバイメタルの
動作説明図、第4図は縦断面図を示す。 1……ケース、2……バイメタル(熱応動素
子)、5……突起、6……カバー、7……穴、8
a,8b……一対の可動接点、9a,9b……一
対の固定接点。
断面図、第2図Aは同装置の平面図、同Bはカバ
ーを取りはずした平面図、第3図はバイメタルの
動作説明図、第4図は縦断面図を示す。 1……ケース、2……バイメタル(熱応動素
子)、5……突起、6……カバー、7……穴、8
a,8b……一対の可動接点、9a,9b……一
対の固定接点。
Claims (1)
- ケース及びカバーよりなるハウジングと、この
ハウジング内に曲面加工されてスナツプ動作を行
なう熱応動素子と、この熱応動素子に電気的接触
をもつて固着された一対の可動接点と、これら一
対の可動接点に当接するよう前記一対の可動接点
に対向して前記ケースに設けられた一対の固定接
点とを有し、前記熱応動素子の外周縁部で前記一
対の可動接点から最も遠い部分に対向して所定の
クリアランスを有する突起を設けると共に、前記
突起に対応する位置の前記カバーに前記熱応動素
子のリセツト穴を設けた過電流保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14124481U JPS5852740U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 過電流保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14124481U JPS5852740U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 過電流保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852740U JPS5852740U (ja) | 1983-04-09 |
JPH0130765Y2 true JPH0130765Y2 (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=29934359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14124481U Granted JPS5852740U (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 過電流保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852740U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04313922A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-05 | Dx Antenna Co Ltd | 遠隔制御増幅器およびその制御装置 |
JP2556400B2 (ja) * | 1991-04-11 | 1996-11-20 | デイエツクスアンテナ株式会社 | 遠隔制御増幅器及びその制御装置 |
JP2556399B2 (ja) * | 1991-04-11 | 1996-11-20 | デイエツクスアンテナ株式会社 | 遠隔制御増幅器及びその制御装置 |
JP2551505B2 (ja) * | 1991-04-11 | 1996-11-06 | デイエツクスアンテナ株式会社 | 遠隔制御増幅器およびその制御装置 |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP14124481U patent/JPS5852740U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5852740U (ja) | 1983-04-09 |
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