JPS6214583Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214583Y2 JPS6214583Y2 JP9433281U JP9433281U JPS6214583Y2 JP S6214583 Y2 JPS6214583 Y2 JP S6214583Y2 JP 9433281 U JP9433281 U JP 9433281U JP 9433281 U JP9433281 U JP 9433281U JP S6214583 Y2 JPS6214583 Y2 JP S6214583Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- switch
- operating rod
- stopper
- intermediate position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタイマースイツチ装置に関するもので
ある。
ある。
従来、この種のスイツチ装置では、バイメタル
等を使用して時間制御を行なつていたが、いずれ
もバイメタルの一方向変形(熱変形)のみを利用
してオン・オフ制御していたため、次にタイマー
を作動させるまでの時間が短いと、バイメタルが
常温状態に復元する以前に導通が開始され、正確
な時間制御を行うことができなかつた。
等を使用して時間制御を行なつていたが、いずれ
もバイメタルの一方向変形(熱変形)のみを利用
してオン・オフ制御していたため、次にタイマー
を作動させるまでの時間が短いと、バイメタルが
常温状態に復元する以前に導通が開始され、正確
な時間制御を行うことができなかつた。
本考案は、上記に鑑み、連続的にタイマーを使
用しても常に正常作動させることが可能なタイマ
ースイツチ装置の提供を目的とする。
用しても常に正常作動させることが可能なタイマ
ースイツチ装置の提供を目的とする。
以下に本考案の一実施例を第1図ないし第6図
に基いて説明すると、これは、切位置A、中間位
置B及び入位置Cに順次切換移動可能な開閉レバ
ー1と、該レバーを入位置Cから切位置A側へ付
勢するばね2と、前記レバー1を入位置Cに保持
するために該レバー1に係脱自在に係合されたス
トツパ3と、前記レバー1の入位置Cと中間位置
Bとでオンする第一スイツチ4と、前記レバー1
の中間位置Bでオンする第二スイツチ5と、ジユ
ール熱による一方向変形を利用して前記ストツパ
3をレバー1から離脱させて該レバー1を自動的
に入位置Cから中間位置Bへ切換え冷却による他
方向変形を利用してレバー1を自動的に中間位置
Bから切位置Aへ切換えるフツク6付のバイメタ
ル製操作杆7とを具えて成り、該操作杆7と前記
第二スイツチ5との並列接続体8に前記第一スイ
ツチ4が直列に接続されたものである。
に基いて説明すると、これは、切位置A、中間位
置B及び入位置Cに順次切換移動可能な開閉レバ
ー1と、該レバーを入位置Cから切位置A側へ付
勢するばね2と、前記レバー1を入位置Cに保持
するために該レバー1に係脱自在に係合されたス
トツパ3と、前記レバー1の入位置Cと中間位置
Bとでオンする第一スイツチ4と、前記レバー1
の中間位置Bでオンする第二スイツチ5と、ジユ
ール熱による一方向変形を利用して前記ストツパ
3をレバー1から離脱させて該レバー1を自動的
に入位置Cから中間位置Bへ切換え冷却による他
方向変形を利用してレバー1を自動的に中間位置
Bから切位置Aへ切換えるフツク6付のバイメタ
ル製操作杆7とを具えて成り、該操作杆7と前記
第二スイツチ5との並列接続体8に前記第一スイ
ツチ4が直列に接続されたものである。
なお、前記レバー1は、ケース9に直線往復動
自在に案内された直杆10と、該杆の中央部に横
軸11を介して中央部が回動自在に枢支されたL
字形係片12と、前記直杆10の下部に固定され
た接点押え板13とから構成され、前記係片12
の先端に前記ストツパ3及びフツク6を係合する
ための切欠14が形成される。また前記コイル状
のばね2は、前記直杆10を切位置A側へ付勢す
ると共に前記係片12を上方aへ付勢するために
前記ケース9の内壁9aと前記直杆10及び係片
12の下部12aとの間に介装される。また前記
レバー1の一側に平行に前記操作杆7が配されて
前記ケース9に上下方向d−eへ変形可能に片持
状に支持され、その先端に絶縁性の前記フツク6
が固定される。また前記レバー1の他側に平行に
バイメタル製の雰囲気温度補正杆15が配されて
前記ケース9に上下方向d−eへ変形可能に片持
状に支持され、その先端に前記ストツパ3が固定
される。なお、前記操作杆7及び補正杆15は同
質材料で形成され、上側に高膨張金属が配置され
て熱変形により下方eへ、冷却変形により上方d
へ彎曲するよう構成される。そして前記レバー1
の切位置A側に前記フツク6が、入位置C側に前
記ストツパ3が夫々配され、該ストツパ3に前記
係片12の上端縁12bが圧接されている。そし
て前記第一スイツチ4の可動接点4aと前記第二
スイツチ5の固定接点5bとの間に電源16が介
設され、第一スイツチ4の固定接点4bと第二ス
イツチ5の可動接点5aとの間に温風ヒータ等の
負荷17が介設されて電気回路18が構成され
る。なお図中19は前記操作杆7の下面に当接さ
れた時間調整用ねじ、20は操作杆7と第二スイ
ツチ5の可動接点5aとを接続するコードであ
る。また前記第一スイツチ4の固定接点4bは前
記補正杆15の先端側に配され、前記第二スイツ
チ5の固定接点5bは前記操作杆7の基端側に配
される。
自在に案内された直杆10と、該杆の中央部に横
軸11を介して中央部が回動自在に枢支されたL
字形係片12と、前記直杆10の下部に固定され
た接点押え板13とから構成され、前記係片12
の先端に前記ストツパ3及びフツク6を係合する
ための切欠14が形成される。また前記コイル状
のばね2は、前記直杆10を切位置A側へ付勢す
ると共に前記係片12を上方aへ付勢するために
前記ケース9の内壁9aと前記直杆10及び係片
12の下部12aとの間に介装される。また前記
レバー1の一側に平行に前記操作杆7が配されて
前記ケース9に上下方向d−eへ変形可能に片持
状に支持され、その先端に絶縁性の前記フツク6
が固定される。また前記レバー1の他側に平行に
バイメタル製の雰囲気温度補正杆15が配されて
前記ケース9に上下方向d−eへ変形可能に片持
状に支持され、その先端に前記ストツパ3が固定
される。なお、前記操作杆7及び補正杆15は同
質材料で形成され、上側に高膨張金属が配置され
て熱変形により下方eへ、冷却変形により上方d
へ彎曲するよう構成される。そして前記レバー1
の切位置A側に前記フツク6が、入位置C側に前
記ストツパ3が夫々配され、該ストツパ3に前記
係片12の上端縁12bが圧接されている。そし
て前記第一スイツチ4の可動接点4aと前記第二
スイツチ5の固定接点5bとの間に電源16が介
設され、第一スイツチ4の固定接点4bと第二ス
イツチ5の可動接点5aとの間に温風ヒータ等の
負荷17が介設されて電気回路18が構成され
る。なお図中19は前記操作杆7の下面に当接さ
れた時間調整用ねじ、20は操作杆7と第二スイ
ツチ5の可動接点5aとを接続するコードであ
る。また前記第一スイツチ4の固定接点4bは前
記補正杆15の先端側に配され、前記第二スイツ
チ5の固定接点5bは前記操作杆7の基端側に配
される。
次に作用を説明する。レバー1の切位置Aで
は、第二スイツチ5をオン状態、第一スイツチ4
をオフ状態にしている。そして、レバー1をばね
2に抗して手動で切位置Aから入位置Cへ切換え
ると、押え板13により第二スイツチ5がオフ状
態となり、第一スイツチ4がオン状態となるが、
操作杆7が回路18の一部であるので回路18が
導通して操作杆7に電流が流れる。これと同時に
係片12もばね2の付勢力により先端が横軸11
周りに上方aへ回動しながら移動し、係片12の
上端縁12bに圧接しているストツパ3に切欠1
4が係合してレバー1を入位置Cに保持する。そ
して操作杆7は、電流が流れると、ジユール熱に
より発熱し、下方eへ彎曲変形し始め、操作杆7
のフツク6が係片12を下方bへ押し、係片12
をストツパ3から外す。そのため、レバー1はば
ね2の付勢力により切位置A側へ移動するが、途
中で係片12の切欠14が操作杆7のフツク6に
係合するため、レバー1は中間位置Bに保持され
る。このとき、第一スイツチ4及び第二スイツチ
5はオン状態となり、電流は接続体8を流れる
が、操作杆7は第二スイツチ5に比して抵抗が大
なるため、電流は第二スイツチ5側へ流れ、操作
杆7は冷却し始め、上方dへ復元変形し始め、つ
いにはフツク6が係片12の切欠14から外れる
ので、レバー1はばね2により切位置Aに切換わ
り、第一スイツチ4をオフし、回路18を遮断す
る。このようにタイマースイツチ装置は、操作杆
7の上方dへの熱変形及び下方eへの冷却復元に
かかる時間を制御でき、いわゆる電気タオル等の
タイマースイツチ装置として利用できる。
は、第二スイツチ5をオン状態、第一スイツチ4
をオフ状態にしている。そして、レバー1をばね
2に抗して手動で切位置Aから入位置Cへ切換え
ると、押え板13により第二スイツチ5がオフ状
態となり、第一スイツチ4がオン状態となるが、
操作杆7が回路18の一部であるので回路18が
導通して操作杆7に電流が流れる。これと同時に
係片12もばね2の付勢力により先端が横軸11
周りに上方aへ回動しながら移動し、係片12の
上端縁12bに圧接しているストツパ3に切欠1
4が係合してレバー1を入位置Cに保持する。そ
して操作杆7は、電流が流れると、ジユール熱に
より発熱し、下方eへ彎曲変形し始め、操作杆7
のフツク6が係片12を下方bへ押し、係片12
をストツパ3から外す。そのため、レバー1はば
ね2の付勢力により切位置A側へ移動するが、途
中で係片12の切欠14が操作杆7のフツク6に
係合するため、レバー1は中間位置Bに保持され
る。このとき、第一スイツチ4及び第二スイツチ
5はオン状態となり、電流は接続体8を流れる
が、操作杆7は第二スイツチ5に比して抵抗が大
なるため、電流は第二スイツチ5側へ流れ、操作
杆7は冷却し始め、上方dへ復元変形し始め、つ
いにはフツク6が係片12の切欠14から外れる
ので、レバー1はばね2により切位置Aに切換わ
り、第一スイツチ4をオフし、回路18を遮断す
る。このようにタイマースイツチ装置は、操作杆
7の上方dへの熱変形及び下方eへの冷却復元に
かかる時間を制御でき、いわゆる電気タオル等の
タイマースイツチ装置として利用できる。
以上の説明から明らかな通り、本発明は、切位
置、中間位置及び入位置に順次切換移動可能な開
閉レバーと、該レバーを入位置から切位置側へ付
勢するばねと、前記レバーを入位置に保持するた
めに該レバーに係脱自在に係合されたストツパ
と、前記レバーの入位置と中間位置とでオンする
第一スイツチと、前記レバーの中間位置でオンす
る第二スイツチと、ジユール熱による一方向変形
を利用して前記ストツパをレバーから離脱させて
該レバーを自動的に入位置から中間位置へ切換え
冷却による他方向変形を利用してレバーを自動的
に中間位置から切位置へ切換えるフツク付のバイ
メタル製操作杆とを具えて成り、該操作杆と前記
第二スイツチとの並列接続体に前記第一スイツチ
が直列に接続されたものである。
置、中間位置及び入位置に順次切換移動可能な開
閉レバーと、該レバーを入位置から切位置側へ付
勢するばねと、前記レバーを入位置に保持するた
めに該レバーに係脱自在に係合されたストツパ
と、前記レバーの入位置と中間位置とでオンする
第一スイツチと、前記レバーの中間位置でオンす
る第二スイツチと、ジユール熱による一方向変形
を利用して前記ストツパをレバーから離脱させて
該レバーを自動的に入位置から中間位置へ切換え
冷却による他方向変形を利用してレバーを自動的
に中間位置から切位置へ切換えるフツク付のバイ
メタル製操作杆とを具えて成り、該操作杆と前記
第二スイツチとの並列接続体に前記第一スイツチ
が直列に接続されたものである。
従つて本考案によると、操作杆の一方向の変形
から他方向の変形までの所定時間をタイマーとし
て作動し得、タイマーのオフ時には、元の状態に
復元しているため、連続的に繰返しタイマーを作
動させても正確に時間の制御が行い得るといつた
優れた効果がある。
から他方向の変形までの所定時間をタイマーとし
て作動し得、タイマーのオフ時には、元の状態に
復元しているため、連続的に繰返しタイマーを作
動させても正確に時間の制御が行い得るといつた
優れた効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示すスイツチ装置
のレバー切位置の平面図、第2図は同側面断面
図、第3図は同正面断面図、第4図は同レバー中
間位置の正面断面図、第5図は同レバー入位置の
正面断面図、第6図は同レバー切位置における電
気回路図である。 A:切位置、B:中間位置、C:入位置、1:
開閉レバー、2:ばね、3:ストツパ、4:第一
スイツチ、5:第二スイツチ、6:フツク、7:
操作杆、8:並列接続体、9:ケース、10:直
杆、11:横軸、12:係片。
のレバー切位置の平面図、第2図は同側面断面
図、第3図は同正面断面図、第4図は同レバー中
間位置の正面断面図、第5図は同レバー入位置の
正面断面図、第6図は同レバー切位置における電
気回路図である。 A:切位置、B:中間位置、C:入位置、1:
開閉レバー、2:ばね、3:ストツパ、4:第一
スイツチ、5:第二スイツチ、6:フツク、7:
操作杆、8:並列接続体、9:ケース、10:直
杆、11:横軸、12:係片。
Claims (1)
- 切位置A、中間位置B及び入位置Cに順次切換
移動可能な開閉レバー1と、該レバーを入位置C
から切位置A側へ付勢するばね2と、前記レバー
1を入位置Cに保持するために該レバー1に係脱
自在に係合されたストツパ3と、前記レバー1の
入位置Cと中間位置Bとでオンする第一スイツチ
4と、前記レバー1の中間位置Bでオンする第二
スイツチ5と、ジユール熱による一方向変形を利
用して前記ストツパ3をレバー1から離脱させて
該レバー1を自動的に入位置Cから中間位置Bへ
切換え冷却による他方向変形を利用してレバー1
を自動的に中間位置Bから切位置Aへ切換えるフ
ツク6付のバイメタル製操作杆7とを具えて成
り、該操作杆7と前記第二スイツチ5との並列接
続体8に前記第一スイツチ4が直列に接続された
ことを特徴とするタイマースイツチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9433281U JPS6214583Y2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9433281U JPS6214583Y2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57204641U JPS57204641U (ja) | 1982-12-27 |
JPS6214583Y2 true JPS6214583Y2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=29889264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9433281U Expired JPS6214583Y2 (ja) | 1981-06-24 | 1981-06-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214583Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-24 JP JP9433281U patent/JPS6214583Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57204641U (ja) | 1982-12-27 |
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