JPH0130729B2 - - Google Patents

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JPH0130729B2
JPH0130729B2 JP13322283A JP13322283A JPH0130729B2 JP H0130729 B2 JPH0130729 B2 JP H0130729B2 JP 13322283 A JP13322283 A JP 13322283A JP 13322283 A JP13322283 A JP 13322283A JP H0130729 B2 JPH0130729 B2 JP H0130729B2
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JP
Japan
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speed
conveyor
bending die
conveying
deceleration
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JP13322283A
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JPS6026519A (ja
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Masaharu Okafuji
Masuhide Kajii
Junichi Noguchi
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0130729B2 publication Critical patent/JPH0130729B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/22Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
    • B65G47/26Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles
    • B65G47/30Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles during transit by a series of conveyors
    • B65G47/31Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles during transit by a series of conveyors by varying the relative speeds of the conveyors forming the series
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2225/00Transporting hot glass sheets during their manufacture
    • C03B2225/02Means for positioning, aligning or orientating the sheets during their travel, e.g. stops

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンベアのような搬送手段を用いて物
品を定速、定間隔で搬送する装置に関する。
この種の搬送装置において、定速移動するコン
ベアの前に高速の送込みコンベアが設けられ、一
定の時間間隔で送込みコンベアによつて定速コン
ベアに物品を送込むようにし、この際、送込みコ
ンベアが高速から定速コンベアの速度まで所定の
減速カーブに従つて減速されるようにした装置が
知られている。
このような搬送装置は、例えば自動車のフロン
トガラスのような屈曲ガラスを製造するための連
続加熱炉中の曲げ型搬送コンベアなどに用いられ
ている。このような連続加熱炉は、一般に予熱
域、加熱域、徐冷域から成り、曲げ型上に載置さ
れた平板ガラスがこれらの区域を順次通過して、
軟化、曲成、徐冷が次々と行われるように成つて
いる。自動車のフロントガラスは一般に複雑な三
次元曲面を有していて、例えばその中心面は平坦
であるが、側方に行くに従つて大きく湾曲し、ま
た上辺と下辺では曲率が幾分異なつている。この
ような形状のフロントガラスを正確にしかも歩留
りよく熱成型するには、炉内の温度を厳く管理す
る必要があり、そのために炉内を通過する曲げ型
の移動速度及び間隔が一定であることが要求され
る。
しかし従来の如く高速の送込みコンベアを減速
して一定の間隔で曲げ型を炉内に送込むようにし
た場合、原理的には曲げ型の間隔が一定に保たれ
るはずであるが、現実には高速の送込みコンベア
と定速送りコンベアとの間の受け渡しがスムーズ
に行われなかつたり、或いは送込みコンベアモー
タの減速制御系(所定の減速カーブに従つたアナ
ログサーボ)の誤差などによつて間隔のばらつき
が大であつた。また加熱曲成するフロントガラス
の品種が変わつて曲げ型の間隔や炉内移動速度が
変更されたとき、減速制御系がこの変更に対応す
ることがなく固定の制御を行うので、最適な間隔
を得ることができないという問題が生じていた。
本発明は上述の問題にかんがみ、物品の搬送間
隔を一定にすることができる新規な制御系を提案
するものである。
本発明の物品搬送装置は、先行する搬送物品と
後続の搬送物品との間隔を逐次測定しながら、測
定間隔値に基いて所定の減速カーブに従う送込用
の搬送手段の搬送速度を計算し、計算値に基く減
速制御を行つて、先行物品と同速度になつたとき
に後続物品が先行物品に対して所定の目標間隔ま
で追い付くように構成されている。即ち、間隔測
長に基く予測適応制御を行つているので、常に一
定の間隔でもつて物品を定速で縦列移送すること
が可能となる。
以下本発明の物品搬送装置を実施例に基いて説
明する。
第1図Aは本発明を適用した自動車のフロント
ガラスの加熱成型装置における曲げ型移送系の略
線図で、第1図Bは曲げ型の移送タイムチヤー
ト、第1図Cは移送速度のグラフである。第1図
Aにおいて長方形の略線で示されている曲げ型1
には平板ガラスが乗せられ、円形の略線で示され
ている多数の送りロール2を備えているロールコ
ンベアによつて加熱炉3に送込まれ、所定速度で
炉内を通過する間に平板ガラスが加熱軟化され、
曲げ形の形状に曲成される。炉内を通る炉内コン
ベアCV7は一定速度で移動し、この炉内コンベ
アCV7に曲げ型1を送込むための送込コンベア
CV6がCV7の前端部に連結されている。この送
込コンベアCV6は最初は高速で移動し、次に炉
内コンベアCV7の速度と同じになるまで減速さ
れる。減速が完了した時点で曲げ型の間隔が所要
の目標値に収斂するように減速制御が行われてい
る。
加熱炉3内の炉内コンベアCV7と炉内に曲げ
型1を送り込むための送込コンベアCV6とは、
曲げ型1の受け渡しのために互にオーバーラツプ
して結合されている。このため送込コンベアCV
6の終端部及び炉内コンベアCV7の始端部にお
けるオーバーラツプ部分に共有のクラツチロール
4,5が設けられていて、これらのクラツチロー
ル4,5は外部からの電気的なクラツチ制御によ
り、コンベアCV6の側にも、またコンベアCV7
の側にも結合される。即ち、クラツチロール4,
5は或る時点までは送込コンベアCV6の終端部
として動作し、次の時点では炉内コンベアCV7
の始端部となるように切換えられる。
更に送込コンベアCV7の始端には一定速度の
移送コンベアCV4が結合されている。この移送
コンベアCV4は、曲げ型1を加熱炉3に送込む
ための下準備を行う作業ゾーンと送込コンベア
CV6とを結合するためのもので、CV4とCV6
との結合点には、CV6が減速制御されていると
きに後続の曲げ型1がCV6に載らないようにす
るためのゲート6が設けられている。
送込コンベアCV6の前半部には、先行する曲
げ型とこれに続く曲げ型との間隔を測定するため
の基準点AとなるリミツトスイツチLS1が設け
られている。一方、加熱炉3の入口付近には実際
の曲げ型間隔をモニターするためのリミツトスイ
ツチLS2が設けられている。
第2図は第1図Aの曲げ型移送系の制御部の機
能を説明するための概念的なブロツク図である。
制御部8は例えばマイクロコンピユータで構成さ
れ、上述のリミツトスイツチLS1及びLS2の出
力及び送込コンベアCV6、炉内コンベアCV7の
駆動モータM6,M7の夫々に取付けられたパル
スジエネレータPG6,PG7の出力が移送系から
のセンサー出力として制御部8に与えられる。ま
た計算制御の定数として、コンベアCV6の初期
速度V6、コンベアCV7の速度V7、曲げ型間隔の
目標値LD、コンベアCV6の減速制御カーブを定
める係数k1、k2などが上位CPU9から与えられ
る。なおこれらの定数データはデイジタルスイツ
チ10を用いてフロントガラスの品種ごとに設定
され、その設定値は上位CPU9に保持されてい
る。
炉内コンベアCV7の速度データV7は制御部8
の出力として駆動モータM7に与えられ、コンベ
アCV7が一定速度で駆動される。また制御部8
に与えられるセンサー出力LS1、PG6,DG7
及び定数データV6、V7、LD、k1、k2などに基い
て、曲げ型間隔lxの計算及びlxに基く曲げ型間隔
の追従制御(減速カーブに従つたCV6の速度計
算)が行われ、その制御出力S1に基いて送込コン
ベアCV6の駆動モータM6が制御される。この
制御によつて送込コンベアCV6の速度が炉内コ
ンベアCV7の速度V7に同期化され、その時点で
曲げ型間隔が目標値LDに収斂される。
また同期化が完了した後に発生される制御出力
S2でもつて、クラツチロール4,5を送込コンベ
アCV6の側から炉内コンベアCV7の側に切換え
る制御が行われる。更に、クラツチロール4,5
の切換えが完了すると、送込コンベアCV6の加
速制御が行われ、その制御出力S3に基いて駆動モ
ータM6が加速されて、送込コンベアCV6が初
期速度V6に戻される。
一方、炉内コンベアCV7上の先行曲げ型の後
端位置の計算値に基いて後続曲げ型が送込コンベ
アCV6の領域に入つて良いか否かの判断(入込
OK(可)のタイミング計算)が行われ、その制
御出力S5に基いて移送コンベアCV4の終端のゲ
ート6が開閉制御される。
また制御系の動作監視のために、コンベアCV
6,CV7の速度、曲げ型長さL、実際の曲げ型
間隔などが表示部11において表示される。間隔
制御によつて得られた炉内コンベアCV7上の曲
げ型の実間隔は、第1図Aのリミツトスイツチ
LS2の出力及びCV7のモータに付属したパルス
ジエネレータPG7の出力に基いて計測される。
第3図は第2図の制御部8の具体的な構成を示
すブロツク回路図である。制御部8の主体は
CPU12及びデータバス13から成るマイクロ
コンピユータである。リミツトスイツチLS1,
LS2、パルスジエネレータPG6,PG7などの
センサー出力は、カウンタRC1,PC2,RC3,
RC4に与えられ、曲げ型1の移送方向に沿つた
位置又は距離(長さ)のデータに変換されてか
ら、データバス13を通じてCPU12に送られ、
計算制御のための演算及びデータ処理が行われ
る。なおパルスジエネレータPG6,PG7の出力
は、コンベアCV6,CV7上の曲げ型1の移動距
離と合致していて、双方共に例えば1mm/1パル
スに設定されている。このレートはコンベア速度
とは無関係にパルスジエネレータの歯数及び各コ
ンベアの動力伝達系の減速比によつて定まるもの
である。
第2図で説明した定数データV6、V7、LD、k1
k2などは、上位CPU9から入力ポート14、デ
ータバース13を通つてCPU12に与えられる。
これらのデータはデイジタルスイツチ10で設定
することができ、その設定入力の読込みは、出力
ポート15から与えられるストローブパルスに基
いて行われる。
CPU12から得られた制御データは、D/A
変換器15,16を介してサーボアンプ17,1
8に与えられ、これらの出力でもつてコンベアモ
ータM6,M7が駆動される。各モータM6,M
7にはタコジエネレータTG及びパルスジエネレ
ータPGが付属していて、各タコジエネレータ出
力がサーボアンプ17,18に帰還されて各モー
タCPU12からの指示速度で運転されるように
帰還制御が行われる。また各パルスジエネレータ
の出力は、PG6,PG7として既述のように曲げ
型1の位置又は長さデータを計測するために、カ
ウンタRC1〜RC4にクロツクパルスとして与え
られる。
クラツチロール4,5の切換指令信号は、曲げ
型1の位置計測に基いて出力ポート15からクラ
ツチアクチユエータ19に与えられる。また既述
の入込OKのタイミング計算に基いて後続曲げ型
を送込コンベアCV6の領域に送り出すためのタ
イミング信号が出力ポート15からゲート6のア
クチユエータ20に与えられる。運転状態におけ
る曲げ型の実間隔や各コンベアの移動速度などは
表示部11に表示されると共に、運転モニターラ
ンプ類21が出力ポート15の出力に基いて点灯
される。
次に第1図Aの曲げ型移送系における曲げ型間
隔追従制御を、第1図Bのタイムチヤート、第1
図Cの速度−距離グラフ、第4図のカウンタ−タ
イムチヤート、第5図のデータ処理フローチヤー
ト及び第6図の時間−距離グラフを参照して説明
する。
まず送込コンベアCV6上の曲げ型1が第1図
Bの時点t1からt2まで移動する間、即ち曲げ型1
の先端がA点(リミツトスイツチLS1)を通過
してから後端がA点を通り抜けるまでの間(第4
図A)に、第3図のリバーシブルカウンタRC1
がCV6のパルスジエネレータ出力PG6を第4図
Bの如くに計数して曲げ型長さLが計測される。
この曲げ型長さのデータLはCPU12内のメモ
リーに記憶される。
次に第1図Bの時点t2、即ち曲げ型の後端がリ
ミツトスイツチLS1を通り抜けた時点から、第
3図のプリセツトカウンタPC2が第4図Cの如
くにPG6を計数し始める。このカウンタPC2の
計数値は第1図Bの任意の時点txにおける曲げ型
後端のA点に対する位置を示している。
A点から加熱炉3に向つて一定距離、例えば
1420mmの位置に第1図Aの如くにB点が設定され
ている。このB点は曲げ型1の後端が送込コンベ
アCV6の終端ロール2zを踏み外して曲げ型1
が実質的にクラツチロール4,5上に乗つている
位置である。B点に達するまでに送込コンベア
CV6の減速は完了していて炉内コンベアCV7と
同期化されている。従つてカウンタPC2の計数
値が1420に達したとき、CPU12からクラツチ
切換の指令が出て、第4図Eの如くクラツチロー
ル4,5がCV6の側からCV7の側に切換えられ
る。
このクラツチ切換えと共に、カウンタPC2の
計数出力“1420”を受けてリバーシブルカウンタ
RC3が第4図Dの如くCV7のパルスジエネレー
タ出力PG7を計数し始める。即ち、今度はカウ
ンタRC3が曲げ型1の位置を追跡することにな
り、その計数値がコンベアCV7上の曲げ型終端
のB点からの距離を表わしている。一方カウンタ
PC2は、計数値“1420”で自己リセツトされ、
次に第4図Dの如く後続曲げ型の後端のA点から
の距離を再び計数し始めるまでは計数を停止して
いる。
従つて第1図Bの或る任意の時点txにおいて、
B点からの先行曲げ型1o-1の後端位置がカウン
タRC3の計数値で表わされ、またA点からの後
続曲げ型1oの後端位置がカウンタPC2の計数値
で表わされているので、時点txにおける曲げ型の
間隔lxは次式に基いて計算できる。
lx=1420−L−PC2+RC3 ……(1) なお先行曲げ型が無いときにはRC3として固
定値750が与えられる。この定数はCPU12から
カウンタRC3のプリセツト値として与えられる。
CPU12においては、曲げ型間隔lxが随時計算
されていて、lxが或る固定値l0+LD(l0は一定値で
例えば650mm、LDは目標曲げ型間隔)になつた時
点から送込コンベアCV6の減速が開始される。
この減速は第1図Cに示す予め定められた減速カ
ーブに従つて行われ、減速終了時点では送込コン
ベアCV6の速度は炉内コンベアCV7の速度V7
と一致し、しかもこの時点で前後の曲げ型1o-1
と1oとの間隔はLDに収斂される。つまり減速開
始時の間隔l0+LDから減速終了時の間隔LDになる
まで、後続曲げ型1oは減速されながらl0だけ間
隔を詰めることになる。従つて、第1図Cのよう
に、l0+LDにおける減速開始点Sから減速終了点
Eまでの間隔減小分l0(追い付き距離)に対して
速度がV6からV7まで減小するような基本減速カ
ーブ(直線)dを定め、このカーブに従つてlx
対するVx(SからEまでのコンベアCV6の速度
指令値)を計算しながら減速を行えば、点Eの時
点で目標間隔LD及びCV6とCV7との速度同期
の双方を達成することができる。
実際には、基本減速カーブdに対して補正した
減速カーブd1、d2、d3を使用して、減速開始点S
及び減速終了点Eにおける減速率(負の加速度)
を緩和している。即ち、第1図Cに示すように点
Sから点Eまでの追い付き距離l0を10等分して、
その間に例えば5/10の点M1及び9/10の点M2を設
定し、各点M1,M2における基本減速カーブdの
速度値を夫々k1、k2倍して補正速度V1、V2を求
め、SからM1までの領域l1では補正カーブd1
M1からM2までの領域l2では補正カーブd2、M2
らEまでの領域l3では補正カーブd3に従つて減速
が行われるようにしている。各カーブの傾きは、
d1,d3<d<d2となつていて、これによつて減速
開始点及び終了点の減速勾配を緩和して、曲げ型
1がコンベアCV6上において位置ずれすること
が無いようにしている。補正係数k1、k2は既述の
ようにデイジタルスイツチ10を用いて任意に設
定することができる。
l0+LDからLDまで変化する曲げ型間隔の変数lx
について、各減速カーブd1〜d3に従つたコンベア
CV6の速度指令値Vx1、Vx2、Vx3がCPU12に
おいて次式に基いて計算される。
〔SからM1までの速度Vx1〕 Vx1=V6−V1/l1(lx−l2−l3−LD)+V1 ……(2) 〔M1からM2までの速度Vx2〕 Vx2=V1−V2/l2(lx−l3−LD)+V2 ……(3) 〔M2からEまでの速度Vx3〕 Vx3=V2−V7/l3(lx−LD)+V7 ……(4) なお上記第2〜4式において、括弧内は各領域
l1、l2、l3内における点M1、M2、Eに対する距離
の変数で、係数(V6−V1)/l1、(V1−V2)/
l2、(V2−V7)/l3は直線d1、d2、d3の速度勾配
である。
また減速終了点Eの近くでは、第4式のVx3
Vx3≦1.2V7となつた場合、 Vx3=1.2V7 ……(5) としている。これは後続曲げ型を先行曲げ型に早
めに追いつかせるためであつて、従つて後続曲げ
型は1.2V7の速度で先行曲げ型との間隔がLDにな
るまで追い付き、追いついた時点(E点)で送込
コンベアCV6の速度がV7まで減速(同期化)さ
れる。
上記計算式(2)〜(5)に基く速度指令データによつ
て、コンベアCV6のモータM6は第5図のフロ
ーチヤートで示すように制御される。即ち、lx
l0+LD(判断J4)であれば、コンベアCV6の速度
として一定の初期高速値30m/minが与えられ
る。lx≦l0+LD、即ち第1図Cの区間l1では、コ
ンベア速度V6として第2式の速度Vx1が与えら
れ、直線d1に従つた速度制御が行われる。lx≦l2
+l3+LD、(判断J3)、即ち区間l2では、V6として
第3式の速度Vx2が与えられ、直線d2に従つた速
度制御が行われる。更に、lx≦l3+LD(判断J2)、
即ち区間l3では、V6として第4式の速度Vx3が与
えられ、直線d3に従つた速度制御が行われる。な
おVx3≦1.2V7(判断J5)となた場合にはV6として
1.2V7が与えられる。
最終的にlx=LD(判断J1)になると、V6として
炉内コンベアCV7と同じ速度V7が与えられ、同
期化が達成される。
第6図は第1図Cの速度−距離の変化グラフに
対応する距離−時間の変化グラフであり、縦軸は
曲げ型間隔が目標値LDに収斂したときの先行曲
げ型の後端を原点とするコンベアCV6に沿つた
距離を表わしている。第6図に示すように、先行
曲げ型1o-1は一定速度V7で炉内コンベアCV7上
を移送されている。一方、後続曲げ型1oは曲げ
型間隔がl0+LDになつた時点から第1図Cの減速
カーブに従つて初期速度V6より次第に減速され
る。減速カーブの各区間l1、l2、l3における減速
率(速度/距離)は夫々一定であつて、第6図に
示すように曲げ型1oの移動距離はe-ptの時間関
数となる(p:定数)。減速終了点では初期間隔
l0+LDのうちのl0だけ間隔が詰められると共に、
前後の曲げ型が夫々等速で縦列移送されることに
なる。
次に後続曲げ型が送込コンベアCV6の領域に
入つてもよいタイミング条件について第7図のタ
イムチヤートを参照して説明する。このタイミン
グは、後続曲げ型1oの後端が第7図Bの時点t2
においてA点を通過したとき、後続曲げ型1o
先端と先行曲げ型1o-1の後端との間隔がl0+LD
(減速開始距離)以上であるという条件より求め
ることができる。第7図Bのt0のように後続曲げ
型1oの先端が送込コンベアCV6の始端にある時
点から、時点t1のようにA点に到達するまでの時
間は3.5sec必要であり、更に時点t2のように後続
曲げ型1oの後端がA点に達するまでに
L/30000mm/min×60(sec)必要である(Lは曲げ 型長さ、30000mm/minはCV6の初期速度)。こ
のため後続曲げ型1oが時点t0からt2まで進む間
に、先行曲げ型1o-1は(3.5+L/30000×60)V7 (mm)だけ進むので、時点t2における曲げ型間隔
は、 〔lxt2=(3.5+L/30000×60)V7+(1420−L)+ 〔RC3〕t0 ……(6) として時点t0におけるカウンタRC3の計数値
〔RC3〕t0を基に予測計算できる。従つて時点t0
おける上記予測値が 〔lxt2≧l0+LD ……(7) を満足すれば、後続曲げ型1oが送込コンベアCV
6のゾーンに入つてもよく、これにより先行曲げ
型1o-1に追い付くための追従制御を受けること
が可能となる。CPU12においては、カウンタ
RC3の計数値に基く第6式の予測値が逐次計算
されていて、第7式が満足されたときゲー6が開
かれることになる。
次に減速終了後の送込コンベアCV6の加速制
御について第8図の速度−距離グラフを参照して
説明する。送込コンベアCV6の減速が終了し、
曲げ型の後端がB点に達すると既述のようにクラ
ツチロール4,5が炉内コンベアCV7の側に切
換えられる。これと同時に第8図のように送込コ
ンベアCV6を加速するための制御信号がCPU1
2から出力される。加速度は定数データα(mm/
sec/1スキヤン)として予め設定されている。
1スキヤンはマイクロコンピユータのチエツクタ
イム(10msec)であり、1スキヤンの間にαだ
け増速されるようにしている。即ち、次式の指令
速度V6TがモータM6に与えられ、第8図のよう
に勾配αで増速が行われる(Tは10msec単位の
時間変数)。
V6T=V7+α・T ……(8) V6TがコンベアCV6の初期速度V6(=30m/
min)に達したならば、増速は中止され、一定速
度V6に保たれる。この状態で送込コンベアCV6
は後続曲げ型の入込みを待つことになる。
またクラツチロール4,5は、曲げ型後端がこ
れらのクラツチロールを通過した時点で送込コン
ベアCV6の側に切換えられる。このタイミング
はカウンタRC3の計数値に基いて決定される。
曲げ型間隔の追従制御によつて得られた目標間
隔LDは、第3図のリバーシブルカウンタRC4に
よつて実際に計測され、表示部11においてモニ
ター表示される。カウンタRC4はリミツトスイ
ツチLS2のオフ区間に含まれるコンベアCV7の
パルスジエネレータPG7の出力パルスをクロツ
クとして計数して間隔の測長を行つている。
第1図Aの加熱炉3によつて曲成されるフロン
トガラスの品種が変更された場合、炉内コンベア
CV7の移送速度V7や目標間隔LDが変更される。
これに伴つて第1図Cの減速カーブd1〜d3に従つ
た速度演算式や他の条件判断式などがCPU12
のデータ処理によつて自動的に変更され、品種に
対応した適切な追従制御が行われる。
以上本発明を実施例に基いて説明したが、本発
明はガラスの曲げ型の搬送装置に限定されること
なく、種々の搬送装置、運搬装置等に適用するこ
とが可能である。
本発明は上述の如く、先行する搬送物品と後続
の搬送物品との間隔を逐次測定しながら、測定値
に基いて所定の減速カーブに従う速度を計算し、
計算された速度値に基いて後続搬送物品の搬送速
度を制御し、先行搬送物品の速度と同期した時点
で目標間隔が得られるようにしたものである。従
つて本発明によれば、正確に一定間隔で搬送物品
を縦列移送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明を適用した自動車のフロント
ガラスの加熱成型装置における曲げ型移送系の略
線図、第1図Bは曲げ型の移送タイムチヤート、
第1図Cは移送速度のグラフ、第2図は第1図A
の曲げ型移送系の制御部の機能ブロツク図、第3
図は制御部の回路ブロツク図、第4図は第3図の
カウンターのタイムチヤート、第5図はデータ処
理フローチヤート、第6図は曲げ型移送の時間−
距離グラフ、第7図A,Bは後続曲げ型のCV6
ゾーンへの入込可能タイミングを算出するための
第1図A,Bと同様な略線図及びタイムチヤー
ト、第8図はコンベアCV6の加速制御を説明す
るための速度グラフである。 なお図面に用いた符号において、1……曲げ
型、2……送りロール、3……加熱炉、4,5…
…クラツチロール、6……ゲート、8……制御
部、12……CPU、CV6……送込コンベア、
CV7……炉内コンベア、M6,M7……コンベ
アモータ、PG6,PG7………パルスジエネレー
タ、LS1,LS2……リミツトスイツチ、RC1
〜RC4……カウンタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 物品を定速で搬送する第1の搬送手段と、第
    1の搬送手段に物品を送込むために第1の搬送手
    段に連結された第2の搬送手段と、第1の搬送手
    段によつて搬送されている先行物品と第2の搬送
    手段によつて搬送されている後続物品との間隔を
    逐次計測する手段と、計測された間隔値に基き予
    め定められた減速カーブに従う搬送速度を計算す
    る手段とを具備し、上記第2の搬送手段の搬送速
    度が初期高速度から第1の搬送手段の一定搬送速
    度まで上記減速カーブに従つて減速されるように
    上記計算手段の出力に基く速度制御が行われ、減
    速終了時には所定の物品搬送間隔を保つた状態で
    上記第1、第2の搬送手段が同期運転されるよう
    にした物品の搬送装置。
JP13322283A 1983-07-21 1983-07-21 物品の搬送装置 Granted JPS6026519A (ja)

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