JPH0130660B2 - - Google Patents

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JPH0130660B2
JPH0130660B2 JP55075243A JP7524380A JPH0130660B2 JP H0130660 B2 JPH0130660 B2 JP H0130660B2 JP 55075243 A JP55075243 A JP 55075243A JP 7524380 A JP7524380 A JP 7524380A JP H0130660 B2 JPH0130660 B2 JP H0130660B2
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
ideal response
actual vehicle
gain
actual
Prior art date
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Expired
Application number
JP55075243A
Other languages
English (en)
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JPS57930A (en
Inventor
Ryuichi Saigo
Yoshihei Masai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7524380A priority Critical patent/JPS57930A/ja
Publication of JPS57930A publication Critical patent/JPS57930A/ja
Publication of JPH0130660B2 publication Critical patent/JPH0130660B2/ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリターダブレーキの自動制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
鉱山等で鉱石運搬用に使用するダンプトラツク
は下り坂を走行する場合にはリターダブレーキを
使用して車速を自動制御するようにしている。こ
の場合、ブレーキの効き具合は坂道の勾配の変化
や積み荷の軽重等によつて大幅に変化する。この
ため、車体に荷重計や傾斜計を配設して積み荷の
軽重及び勾配を検出しブレーキ力の制御を行なう
ようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、荷重計や傾斜計等を取り付ける
とそれだけ制御装置がコストアツプし、且つ使用
部品点数の増加及び配線の複雑化等によりハード
ウエアの面において信頼性が低下するという欠点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる不都合を解決するために、本発明では、
車輌の実車速を検出する車速検出器と、指令車速
と実車速とを変数として、指令車速および実車速
に対応する理想応答車速を逐次出力する理想応答
車速発生器と、指令車速より実車速が大きい場
合、この理想応答車速と実車速との偏差に応じた
利得制御信号を出力する利得調整器と、この利得
調整器から出力された利得制御信号に対応する利
得で指令車速と実車速との偏差を増幅する可変利
得増幅器と、この可変利得増幅器の出力を対応す
るリターダブレーキ力に変換する電気/力変換器
とを具えるようにする。
〔作用〕
かかる本発明の構成によれば、速度指令入力に
対して常に理想的な応答をする理想応答車速を設
定し、指令車速より実車速が大きい場合には、理
想応答車速と実車速との偏差に応じてブレーキ力
を最適な値に制御する。
〔実施例〕
以下本発明を添付図面の一実施例に基づいて詳
述する。
第1図は本発明のリターダブレーキ自動制御装
置のブロツク図で車速検出器1はダンプトラツク
本体2に配設されており、当該ダンプトラツク2
の実車速Vpを検出し、対応する速度信号evを出
力して制御装置3に加える。制御装置3は当該ダ
ンプトラツクのリターダブレーキを制御するため
のもので、理想応答車速発生器4、利得調整器
5、可変利得増幅器6を有している。理想応答車
速発生器4は例えばマイクロコンピユータ内に数
式モデルとして構成されており、或る指令車速
VCと実車速Vpとが入力されたとき指令車速Vc
その偏差Vc―Vpにより車速がこのように変化し
ていくことが理想的であるという理想応答車速
Vnを、標準的な坂道の傾斜、標準的な積荷荷重
等のデータに基づいて所定の演算式に沿つて逐次
演算算出するものである。そして、理想応答車速
発生器4は指令車速VCに対応した指令車速度信
号ECと速度検出器1から出力された実車速Vp
対応した実車速度信号evとが入力されると、指令
車速Vcとその偏差Δeにより前述した理想応答車
速Vnに対応した理想応答車速度信号Enを逐次出
力する。利得調整器5は実車速度信号evと理想応
答車速度信号Enとの偏差ΔEに応じた信号esを出
力して可変利得増幅器6に加え、この増幅器6の
利得Kを調整する。一方、指令車速束信号Ecと実
車速度信号evとの偏差Δeが増幅器6に加えられ
る。増幅器6はこの入力信号Δeを信号esで決定
される利得Kで増幅し、リターダブレーキ制御信
号eb(=KΔe)を出力して電力/力変換器8に加
える。電気/力変換器8は入力信号ebに応じて油
圧シリンダ等のアクチユエータ(図示せず)を駆
動させてブレーキ力FBを出力する。尚、増幅器
6の利得Kは利得調整器5の信号esにより次のよ
うに調整される。
(1) ΔE>0、Δe<0の場合 これは、Vn>Vp>Vcの場合であり、ブレー
キのかけ過ぎである。従つて、この場合に利得
Kを減少させてブレーキ力FBを減少させる。
(2) ΔE<0、Δe<0の場合 これは理想応答車速Vn及び指令車速Vcが共
に実車速Vpよりも低い場合であり、ブレーキ
のかけ方が少なく、従つて、この場合には利得
Kを増加させてブレーキ力FBを増大させる。
(3) Δe>0の場合 これは実車速Vpが指令車速Vcよりも低い場
合であり、このときには利得Kを0にしてブレ
ーキ力FBを0にする。これは、ブレーキ制御
により車速度を制御している理由による。尚、
利得Kの変化範囲(Kmin≦K≦Kmax)は予
め決められている。
そして、電気/力変換器8から出力されたブ
レーキ力FBと外乱力Fとの差Fp(=FB―F)が
ダンプトラツク2に加えられる。この外乱力F
は路面の傾斜或は積荷等により大幅に変化する
ものである。そして、ダンプトラツク2の車速
度Vpはこの加えられる力Fpに応じて制御され
る。
以下、上記各ケース(1)〜(3)を第2図および第3
図のグラフにしたがつて説明する。
一例として、車速Vβで走行中のダンプトラツ
クが降坂のために、車速をVβ→Vα(Vβ>Vα)
にスピードダウンする場合を考える。
積荷の大小、坂道の勾配に関係なく、オペレー
タに減速時にシヨツクを与えず、しかも速やかに
指令速度Vαに致達させる理想的応答として、例
えば第2図に示したような応答が考えられる。
この第2図に示す理想的応答に対応する前記ケ
ース(1)〜(3)の状態を第3図に示す。
第3図bは、ΔE>0、Δe<0であるケース(1)
に対応し、このケース(1)は積荷が小、あるいは勾
配が緩である状態を想定しており、このような場
合、単に指令車速Vcと実車速Vpとのの偏差に基
づくブレーキ制御では、通常はブレーキがきき過
ぎである。したがつて、この場合には、利得Kを
理想応答車速Vnとと実車速Vpの偏差ΔEに対応し
た量だけ減少させてブレーキ力FBを減少させる。
第3図cは、ΔE<0、Δe<0であるケース(2)
に対応し、このケース(2)は積荷が大、あるいは勾
配が急である状態を想定しており、このような場
合、単に指令車速Vcと実車速Vpとのの偏差に基
づくブレーキ制御では、通常はブレーキがききに
くい状態である。したがつて、この場合には利得
KをΔE(=Vn―Vp)に対応した量だけ増加させ
てブレーキ力FBを減少させる。
第3図cはΔe>0であるケース(3)に対応し、
このケース(3)はブレーキがきき過ぎでオーバーシ
ユートした場合、または加速しようとした場合
(Vα→Vγ)を想定しており、この場合は利得を
0にしてブレーキFBを0にする。
このように、このリターダブレーキ制御におい
ては、比例ゲインKを可変とすることで実車速
Vpを可能な限り理想応答に近づけようとするも
のである。
このようなブレーキ制御により理想応答車速
Vnに追従しながら指令車速Vc付近で走行制御さ
せる。
尚、本実施例においては理想応答車速発生器4
をマイクロコンピユータでソフト的に構成する場
合について記述したがこれに限るものではなく、
ハード的に構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、傾斜計や
荷重計等の余分な検出器を設けることなく、車速
検出器を使用して斜面の勾配或は積荷重量等の変
化に適応したブレーキ力を得ることができるた
め、構成が簡単且つ安価となり、しかも、部品点
数が少ないために信頼性が高くなる等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるリターダブレーキ自動
制御装置の一実施例を示すブロツク図、第2図お
よび第3図はそれぞれ実車速と指令車速と理想応
答車速との関係を示すグラフである。 1…車速検出器、2…ダンプトラツク、3…制
御装置、4…理想応答車速発生器、5…利得調整
器、6…可変利得増幅器、8…電気/力変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車輌の実車速を検出する車速検出器と、 指令車速と実車速とを変数として、指令車速お
    よび実車速に対応する理想応答車速を逐次出力す
    る理想応答車速発生器と、 指令車速より実車速が大きい場合、この理想応
    答車速と実車速との偏差に応じて利得制御信号を
    出力する利得調整器と、 この利得調整器から出力された利得制御信号に
    対応する利得で指令車速と実車速との偏差を増幅
    する可変利得増幅器と、 この可変利得増幅器の出力を対応するリターダ
    ブレーキ力に変換する電気/力変換器と、 を具えたリターダブレーキ自動制御装置。
JP7524380A 1980-06-04 1980-06-04 Automatic controller for retarder braking Granted JPS57930A (en)

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JP7524380A JPS57930A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Automatic controller for retarder braking

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JP7524380A JPS57930A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Automatic controller for retarder braking

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Publication Number Publication Date
JPS57930A JPS57930A (en) 1982-01-06
JPH0130660B2 true JPH0130660B2 (ja) 1989-06-21

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JP7524380A Granted JPS57930A (en) 1980-06-04 1980-06-04 Automatic controller for retarder braking

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JPS49113331A (ja) * 1973-03-07 1974-10-29

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JPS49113331A (ja) * 1973-03-07 1974-10-29

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JPS57930A (en) 1982-01-06

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