JPH01306601A - ネル製かい巻下

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、かい巻の下に管用するかい巻下に関するも
ので両面ネルを素材とするものである。

〈従来の技術〉第４図は従来のかい巻下を示すもので、１は前身頃、２
は後身頃であって、その両脇部３を上部の袖明き４を残
してＩ！し、両肩部５縫着すると共に前身頃１の前縁上
部から後身頃２の上縁中央部にかけて三つ折りの衿６を
＠１着したものである。

また、上記の前身頃１、後身頃２、衿６に用いている生
地は何れも綿１００％のブロード生地である。

〈発明が解決しようとする課題〉上記のような従来のかい巻下はブロード生地を用いてい
る為、冬期において肌ざわりが冷たくて、寒いという欠
点があり、また、衿部が狭いので袴部を折り返すことが
できず、その為袴部分ばかり汚れてしまい、その都度衿
を取り替えなければならないという問題があった。

この発明は上記のような従来のかい巻下の問題点に鑑み
て、冬暖かく、しかも洗濯が可能な綿ネルを使用したか
い巻下を提供することを目的とするものである。

〈課題を解決するための手段〉この発明は上記のような目的を達成する為になされたも
ので、両面ネルを素材とする後身頃と左右の前身頃から
なり、該両前身頃の前縁上部から後身頃の上縁中火にか
けて、両面ネルを素材とする折り返し自在の広幅の衿を
縫着したものである。

〈実施例〉次に、この発明の実施例を第１図乃至第３図にもとづい
て説明する。

第１図、第２図において、１１は前身頃、１２は後身頃
、１６は広幅の衿で、何れも洗濯可能な両面綿ネル（１
６号柄ネル）を生地とし第３図の゛　　　ように裁断す
るものである。

即ち、第３図の実施例では幅１０３　Ｉ：１１長さ１１
０ｍの生地を用いるもので、幅方向に４分の１に分割し
て１７５ａｅＸ２６■に裁断して前身頃１１を４枚とり
、同生地を１７５ｃｍＸ８５■に裁断して１枚の後身頃
１２と、残りを１５０αＸ　１８Ｃ１＋に裁断して広幅
の衿１６をとる。

そして、左右の前身頃１１の両脇部と後身頃１２の両脇
部１３を上部の袖明き１５を残して縫着し、肩部１４に
おいて、左右の前身頃１１の上縁と後身頃１２中央部を
残す上縁を縫着する。また、更に、幅の広い衿１６を前
身頃前縁の上部から後身頃１２の上縁中央部にかけて縫
着する。

また、縫着部以外の前身頃１１の前縁及び下縁、後身頃
１２の下縁、並びに衿１６の前縁及び下縁は三つ巻仕上
とする。このようにして縫製したかい巻下は、かい巻の
下に着用して幅の広い衿１６により首及び肩回りをスッ
ポリと包んで寒さを防ぐことができる。

〈発明の効果〉この発明は上記のように、両面綿ネルを素材として用い
たから、肌触りが柔らかで暖かいので、冬期においてか
い巻下として暖かく使用できる。

また、衿は幅の広いものとしたので、首及び肩回りをス
ッポリと包んで首及び肩回りからの冷たい空気の侵入を
防止でき、防寒効果が大である。

また、幅の広い衿を折り返して使用できるので、汚れが
少なくなり、洗濯の回数を減らすことができる。更に、
全体を長くしたので足の部分の汚れを防ぐことができる
等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のかい巻下の一実施例を示プ斜視図、
第２図は同上の正面図、第３図は同上の＠断を示す平面
図、第４図は従来のかい巻下の斜視図である。

【特許請求の範囲】

（１）　両面ネルを素材とする後身頃と左右の前身頃か
らなり、該両前身頃の前縁上部から後身頃の上縁中央に
かけて、両面ネルを素材とする折り返し自在の広幅の衿
を縫着したことを特徴とするネル製かい巻下。