JPH01306471A - シリコーン樹脂微粒子の製造方法 - Google Patents

シリコーン樹脂微粒子の製造方法

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JPH01306471A
JPH01306471A JP13624188A JP13624188A JPH01306471A JP H01306471 A JPH01306471 A JP H01306471A JP 13624188 A JP13624188 A JP 13624188A JP 13624188 A JP13624188 A JP 13624188A JP H01306471 A JPH01306471 A JP H01306471A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 九肌立肱亙±1 本発明は、平均粒径が1μm以下であるようなシリコー
ン樹脂微粒子を効率よく製造するための方法に関する。
Hの 自<″景ノらびに のIj題 シリコーン樹脂微粒子は、エレクトロニクス分野をはじ
め、塗料、インキ、合成樹脂、ゴム、化粧品などの分野
において、充填剤などとして利用されている。特に最近
、エレクトロニクス業界では、素子、配線等の構造の微
細化が進み、また塗料業界では塗膜自体の薄膜化などが
進み、このため各種OI性の向上を目的とする充填剤と
して、平均粒径が1μm以下であるようなシリコーン樹
脂が注目されている。
従来、シリコーン樹脂微粒子を製造する方法として、シ
リコーン樹脂をドライアイスなどで凍結しまた後、ある
いはそのまま粉砕する方法が知られている。しかしなが
ら、これらの方法では、微細な粒状シリコーン樹脂を得
ることは難しく、形状が極めて不均一となり、かつ、生
産性に劣るという問題点があった。
このような問題点を解決するため、特開昭59−683
33号公報には、オルガノシロキサンプロy夕を有する
ポリマー組成物を、熱気流中または高エネルギー照射下
等で噴霧し、硬化させる方法が記載されている。ところ
がこの方法では、得られるポリマー硬化物の粒径は、噴
霧液滴の径に依存しており、1μm以下の平均粒径のシ
リコーン樹脂を得ることはむずかしく、また、噴霧しな
がら硬化するため、硬化速度を制御することは困貿であ
った。
また特開昭62−243621号公報には、液状シリコ
ーンゴム組成物を界面活性剤により水性エマルジョン化
し、この水性エマルジョンを加温水中に分散させて硬化
させる方法が開示されており、また特開昭62−257
939号公報には、粒径が20u□以下となるようにオ
ルガノポリシロキサン組成物をエマルジョン化し、この
エマルジョンを硬化後噴霧乾燥するか、あるいは噴霧乾
燥しながら硬化させる方法が記載されている。ところが
上記のような方法でシリコーン樹脂を製造しようとする
と、通常は、シリコーン樹脂の平均粒径は1μm以下に
ならず、また特殊な方法で1μm以下としてら硬化中に
シリコーン樹脂粒子は融着して巨大化してしまうなめ、
1μm以下の平均粒径を有するシリコーン樹脂微粒子を
得ることがむずかしかった。
九肌Ω■追 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決し
ようとするものであって、平均粒径が1μm以下である
ようなシリコーン樹脂微粒子あるいはこの微粒子からな
る顆粒状シリコーン樹脂を効率よく経済的に得ることが
できるようなシリコーン樹脂微粒子の製造方法を提供す
ることを目的としている。
え五立且1 本発明に係る平均粒径1μm以下のシリコーン樹脂微粒
子の製造方法は、 H3 一3i−0−基をb個、−3t −0−基を6個、CI
−13CH3 H3 CH3S i  O−基を6個(式中a +b +C+
H3 d=5〜500、a+b=2〜100)有する直鎖状ま
たは分岐状の液状オルガノビニルポリシロキサン、およ
び をb゛個、 一5i−O−基をC゛個、 H3 CH3 +d’=5〜500、a’+b’−2〜500 )有す
る直鎖状、分岐状または環状の液状オルガノヒドロポリ
シロキサン、および (ii)白金系触媒を含んでなるオルガノポリシロキサ
ン組成物と、[B]分散媒との混合物を、平均粒径1μ
mのエマルジョンとした後に、硬化させることを特徴と
している。
上記のような粒径1μm以下のシリコーン樹脂微粒子を
得るには、液状オルガノポリシロキサン組成物を、エマ
ルジョン化して硬化する際に、エマルジョン径を十分微
小にすることが必要であるが、本発明では、特定のオル
ガノポリシロキサン組成物と分散媒との混合物を、撹拌
して平均粒径1μm以下のエマルジョンとした後硬化さ
せているので、硬化中に融着して巨大化しにくいシリコ
ーン樹脂を得ることができ、粒径171m以下のシリコ
ーン樹脂微粒子を、収率よく得ることができる。
光曹巨1片詐」氾i朋 以下本発明に係るシリコーン樹脂微粒子の製造方法につ
いて具体的に説明する。
本発明で用いられるオルガノビニルボリシo−15サン
は、下記のような基を有している。
CH3 CH3 CH:CH2 一3i −0−(以下B基という) CI]3 CH3 一5i−0−(以下C基という) C1]3  H3 CH3−〒1−o−(以下り基という)CH3 このオルガノビニルポリシロキサンでは、A基は主鎖の
末端あるいは分岐鎖の末端に位置しており、またD基は
主鎖の末端あるいは分岐鎖の末端に位置している。
A基が分岐鎖の末端に位置する場合には、たとえば Cト■ 3 −0−3i−O ■ CH3S i −CH3 CH= CH2 のような構造をとっており、またD基が分岐鎖の末端に
位置する場合には、 CII 3 − 〒 i   −CH3H3 のような構造をとっている。
本発明で用いるオルガビニルポリシロキサンでは、A基
、B基、C基、D基は、ランダムに配列されていてもよ
く、またブロック状に配列されていてもよい、またこの
オルガノビニルポリシロキサンにおけるA基の数をa個
とし、B基の数をb個とし、C基の数をa個とし、D基
の数をd個としたとき、a+b十c+dは5〜500好
ましくは5〜100であることが望ましい、またこのオ
ルガノビニルポリシロキサンに含まれるビニル基の数す
なわちa+bは2〜100好ましくは2〜30であるこ
とが望ましい。
a+b+c+dが500を超えると、オルガノビニルポ
リシロキサンの粘度が高くなりすぎ、微小なエマルジョ
ンか得にくくなる傾向が゛ある6またオルガノビニルポ
リシロキサンに含まれるビニル基の数(a+b)か多い
方が硬化しやすく、未反応原料が急速に減少し、架橋度
が増大し、硬化中にエマルシュン粒子が融着して巨大化
することが防止されるが、(a十b)が1.00を超え
ると、架橋度が増大しすぎて硬化後に得られるシリコー
ン樹脂の弾性が乏しくなる傾向がある。
本発明では、上記のようなオルカッビニルポリシロキサ
ンを2種以上組合せて用いてもよい。
本発明で用いられるオルガノヒト1コポリシロキサンは
、下記のような基を有している。
CH3 H−3i−〇−(以下E基という) ■ CF■ 3 )−f ■ 一3i−0−(以下F基という)  H3 C)I 3 ■ 一3i−〇−(以下G基という) C,H3 CH3 書 CH3−〒げO−(以下トl基という)C■]3 このオルガノヒドロポリシロキサンでは、E基は主鎖の
末端あるいは分岐釧の末端に位置しており、またH基は
主鎖の末端あるいは分岐鎖の末端に位置している。E基
か分岐鎖の末端に位置する場合には、たとえは Cト■ 3 ・−−−−0−3i −0− ツ CH3−0−CH3 トI のような構造をとっており、またH基が分岐鎖の末端に
位置する場合には、 −0−3i−0− Cl−13−3i   −CI−13 CH3 のような構造をとっている。
本発明で用いられるオルガノヒドロポリシロキサンでは
、E基、F基、G基、H基は、ランダムに配列されてい
てもよく、またブロック状に配列されていてもよい、ま
たこのオルガノヒドロポリシロキサンにおけるE基の数
をa゛個とし、F基の数をb゛個とし、G基の数をC°
個とし、H基の数をd°個としたとき、a’+b’+c
’士d゛は5〜500好ましくは5〜50であることが
望ましい。またこのオルガノヒドロポリシロキサンに含
まれるヒドロシリル基の数(a’+b’ )は2〜50
0好ましくは3〜50であることが望ましい。
a’+b’+c’+d’が500を超えると、オルガノ
ヒドロポリシロキサンの粘度が高くなりすぎ、微小なエ
マルジョンが得にくくなる傾向がある。またオルガノヒ
ドロポリシロキサンに含まれるヒドロシリル基の数(a
“十b’)が多い方が硬化しやすく、未反応原料が急速
に減少し、架橋度が増大し、硬化中にエマルシュン粒子
が融着して巨大化することが防止されるが、(a’十b
り )が500を超えると、架橋度が増大しすぎて硬化
後に得られるシリコーン樹脂の弾性か乏しくなる傾向が
ある。
本発明では、上記のようなオルガノビニルポリシロキサ
ンを2種以上組合せて用いてもよい。
本発明に係るオルガノポリシロキサン組成物ては、オル
ガノビニルポリシロキサンのビニル基にオルガノヒドロ
ポリシロキサンのヒドロシリル基が付加することによっ
て硬化する。ここで、ビニル基とヒドロシリル基のモル
比は1:4〜4:1まで変わりうるが、好ましくは1:
1.5〜1:3あるいは3:1〜1.5:1である。
本発明では、オルガノビニルポリシロキサン1分子中の
ビニル基の数をa個とし、オルガノヒドロポリシロキサ
ンのしドロシリル基の数をa°個とした場合に、a>a
’であれば、オルガノビニルポリシロキサンを過剰に用
いることが好ましく、またa<a’であればオルガノヒ
ドロポリシロキサンを過剰に用いることが好ましい、特
にオルガノビニルポリシロキサン1分子中のビニル基の
数が2である場合には、1分子中のしドロシリル基の数
が3以上であるオルガノヒドロポリシロキサンを、オル
ガノビニルポリシロキサンに対して過剰量で用いること
が好ましい。またオルガノヒドロポリシロキサン1分子
中のヒドロシリル基の数が2である場合には、1分子中
のビニル基の数が3以上であるオルガノビニルポリシロ
キサンを、オルガノヒドロポリシロキサンに対して過剰
量で用いることが好ましい。
本発明では白金系触媒として、たとえば塩化白金酸また
はこれをアルコール、ゲトンなどの溶媒に溶解させた塩
化白金酸溶液、あるいはこの溶液を熟成させたもの、塩
化白金酸とアルデヒド、オレフィン、アルケニルシロキ
サン、ジケトンなどとの錯体、白金黒、白金を担体に担
持させたものなどが用いられる。
このような白金系触媒は、好ましくは−30”〜10℃
の温度で、オルガノビニルポリシロキサンおよびオルガ
ノヒドロポリシロキサンと混合して、オルガノポリシロ
キサン組成物を調製することが好ましい。
上記の白金系触媒は、オルガノビニルポリシロキサンお
よびオルガノヒドロポリシロキサンとの混合物に対して
、白金金属として0.1〜1000重量ppn好ましく
は1〜100重量+11)1の量で沁加することが望ま
しい。
白金系触媒の添加量が0.1重量ppn未満では硬化速
度が遅くなり、未反応原料が増加して架橋度が減少し、
硬化反応終了前にエマルジョン粒子が融着したりして巨
大化する傾向があり、一方1000重量panを超える
と経済的でない傾向がある。
本発明では分散媒として、水が主として用いられるが、
水とアルコールなどの有機溶媒との混合物あるいはアル
コールなどの有機溶媒を用いることもできる。
本発明では、上記のような分散媒は、オルガノポリシロ
キサン組成物1重量部に対して10〜0.5重量部好ま
しくは7〜4重量部の量で用いることが望ましい0分散
媒の量が少なすぎると、硬化終了前にエマルジョン粒子
が融着して巨大化しやすくなる傾向があり、一方分散媒
の藍が多すぎると、硬化後のシリコーン樹脂の分離に手
間がかかる傾向がある。
このような分散系には、界面活性剤が存在していること
が好ましく、界面活性剤としては特に限定されないが、
好ましくはHL、 B (HydrophileLyp
ophile Ba1ance )が10〜17である
非イオン系界面活性剤、たとえば、ポリオキシメチレン
オクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレントリメ
チルノニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンス
テアリン酸エステルなどが用いられる。これらの界面活
性剤は、2種類以上混合して用いてもよい。
本発明に係るオルガノポリシロキサン組成物と分散媒と
からなる混合物に、必要に応じて、エマルジョンの硬化
を抑制するため、硬化抑制剤としてアセチレン系化合物
、しドラジン類、トリアゾール類、ホスフィン類、メル
カプタンなどを加えてもよく、また耐熱剤、雌燃剤、可
塑剤などを加えてもよい。
本発明では、上記のようなオルガノポリシロキサン組成
物と分散媒との混合物を、撹拌して平均粒径が1μm以
下の微小な液滴(エマルジョン粒子)を形成する。
オルガノポリシロキサン組成物と分散媒との混合物を平
均粒径が1μm以下の微小なエマルジョン粒子とするに
は、たとえば該混合物を10〜2000 kc+/al
”の高圧下に複数の液流に分流し、この液流を衝突区域
で衝突させる方法(マイクロフルイタイゼイションAn
erican Pa1nt &Coating Jou
rna! P 24〜26参照)、噴霧ノズルで噴霧さ
せる方法、大気圧に急激にフラッシュさせる方法、大気
圧にフラッシュさせると同時に邪魔板に衝突させる方法
などが採用される。
このようにオルガノポリシロキサン組成物と分散媒との
混合物を平均粒径が1μm以下のエマルジョン粒子とす
るに先立って、オルガノポリシロキサン組成物と分散媒
とを予め通常の撹拌操作によって混合撹拌して平均粒径
が1μmよりも大きいエマルジョン粒子としておくこと
が好ましい。
上記のようなエマルジョン化の際の液温は−10〜90
°C好ましくは0〜40℃の範囲であることが望ましい
、エマルジョン化の際の上記混合物の温度が一10℃未
満であると、混合物の粘度が高くなりすぎる傾向があり
、一方90℃よりも高くなるとエマルジョン化の際に硬
化反応か進行して、微小なシリコーン樹脂を得ることか
困歎となる傾向がある。
このようにして調製された平均粒径1μm以下のエマル
ジョン粒子を、該エマルジョンを加熱することにより硬
化させる。この硬化は、30〜300℃好ましくは50
〜200℃の温度で行ない、硬化時間は1分〜6時間好
ましくは5分〜3時間程度である。この硬化反応は、必
要ならば加圧下に行なってもよい、硬化温度が30℃未
満であると、硬化速度が遅く、硬化中に粒子の融着が起
こりやすくなる傾向がある。
上記のようにして得られるシリコーン樹脂は、平均粒径
が1μm以下であり、非常に微小である。
このため回収、取扱いか非常に困雑であるが、得られる
シリコーン樹脂微粒子の懸濁液を加温しながらまたは加
湿せずに、水などの分散媒の一部を留去し、粒子が凝集
した状態で濾過して回収することができる。まなこのよ
うに凝集させた後、または凝集させずに噴霧乾燥により
造粒して回収することができる。
このように顆粒状に凝集したシリコーン微粒子は、小さ
な応力を加えることによって再び分散させることができ
、使用時の混練工程等で再び単粒子に分散させることが
できる。
以上のように回収された微粒子またはその顆粒状凝集粒
子は、必要に応じてアセトン等の低沸点極性溶媒で洗浄
した後、戸別し、真空乾燥してもよい。
以上のようにして得られたシリコーン樹脂微粒子または
その顆粒状凝集粒子は、弾性、潤滑性、撲水性、電気絶
縁性、耐熱性、耐薬品性などの性質に優れているため、
合成樹脂のフィラー等に利用されるが、特に、粒径が非
常に微小であるために、各種電子材料用充填物として用
いることができる。
九叶立憇】 本発明では、特定の構造のオルガノポリシロキサンの組
成物と水などの混合物を、撹拌することによりエマルジ
ョン化し、非常に微小な径を有し、かつ硬化中に融着、
L大化しにくい粒子を得ることにより、粒径1μm以下
のシリコーン樹脂微粒子またはその顆粒状′a集核粒子
効率よく経済的に得ることができる。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
また、実施例中に1部」とあるのは「重量部」を意味す
る。
火急■ユ 平均組成式 %式%) で表わされるビニルポリシロキサン50部と、平均組成
式 %式%) で表わされるビニルポリシロキサン9部(以上2種のポ
リシロキサンのヒドロシリル基/ビニル基のモル比は1
.5である)と、白金含有量30%の白金−ビニルシロ
キサン錯体9X10’部と、HL、B=14.9の界面
活性剤であるポリオキシエチレンソルビタンステアリン
酸エステル(花王のレオドールT14−3120) 1
 、5部とを水冷しながら混合し、得られた混合物に水
480部を加えてホモジナイザーで約10秒室温で撹拌
し、次いでマイクロフルイダイザー■(マイクロフルイ
デイクスコーポレーション製H−1108型)を用い、
フィード速度50011 /分で撹拌することにより、
室温でエマルジョン化を行なった。
このエマルジョン100gをフラスコに入れ、撹拌しな
がら90℃で1時間加熱し、硬化させた。
このようにして得られた懸濁液を、スプレードライヤー
〈ヤマト科学■製 ミニスプレィ GA−31型)を用
い、液送大速度Log/分、熱風流量0.5n(/分(
入口温度150℃、出口温度80℃)にて水を蒸発除去
した。
得られた顆粒状粒子をSEM″′C″観察しな結果、は
とんどの粒子単体は、粒径1μm以下であった。
割腹■ス 平均組成式 %式%) で表わされるビニルポリシロキサンを用い(2種のポリ
シロキサンのヒドロシリル基/ビニル基のモル比は2.
9)、70°Cで3時間加熱硬化した他は、実施例1と
同様にして顆粒状粒子を得た。
得られた粒子をS F、 M ”(−観察した結果、は
とんどの粒子単体は、粒径1μm以下であった。
之双■ユ 平均組成式 %式%) で表わされるビニルポリシロキサン50部と、実施例1
で用いたヒドロポリシロキサン0.4部とを用いた以外
は(2種のポリシロキサンのヒドロシリル基/ビニル基
のモル比は2.8である)、実施例1と同様にして顆粒
状粒子を得た。
得られた粒子をSEM″′C″観察した結果、平均粒子
径は70μmであった。
代理人  弁理士  鈴 木 俊一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) [A](i)▲数式、化学式、表等があります▼基をa
    個、 ▲数式、化学式、表等があります▼基をb個、▲数式、
    化学式、表等があります▼基をc個、 ▲数式、化学式、表等があります▼基をd個(式中a+
    b+c+ d=5〜500、a+b=2〜100)有する直鎖状ま
    たは分岐状の液状オルガノビニルポリシロキサン、 (ii)▲数式、化学式、表等があります▼基をa′個
    、▲数式、化学式、表等があります▼ をb′個、 ▲数式、化学式、表等があります▼基をc′個、 ▲数式、化学式、表等があります▼基をd′個(式中a
    ′+b′+c′ +d′=5〜500、a′+b′=2〜500)有する
    直鎖状、分岐状または環状の液状オルガノヒドロポリシ
    ロキサン、および (iii)白金系触媒を含んでなるオルガノポリシロキ
    サン組成物と、[B]分散媒との混合物を、撹拌して平
    均粒径1μm以下のエマルジョンとした後に、硬化させ
    ることを特徴とするシリコーン樹脂微粒子の製造方法。 2)請求項第1項に記載のビニルポリシロキサンにおい
    て、a+b+c+d=5〜100、a+b=2〜30、
    ヒドロキシポリシロキサンにおいて、a′+b′+c′
    +d′=5〜50、a′+b′=3〜50であり、かつ
    分散系中に界面活性剤を含む、請求項第1項に記載のシ
    リコーン樹脂微粒子の製造方法。
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