JPH01306411A - モノエチレン性不飽和カルボン酸を基礎とする水溶性共重合体の製法及びその用途 - Google Patents

モノエチレン性不飽和カルボン酸を基礎とする水溶性共重合体の製法及びその用途

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JPH01306411A
JPH01306411A JP1093294A JP9329489A JPH01306411A JP H01306411 A JPH01306411 A JP H01306411A JP 1093294 A JP1093294 A JP 1093294A JP 9329489 A JP9329489 A JP 9329489A JP H01306411 A JPH01306411 A JP H01306411A
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Dieter Boeckh
デイーター・ベツク
Hans-Peter Seelmann-Eggebert
ハンス‐ペ―タ―・ゼ―ルマン‐エツゲベルト
Heinrich Hartmann
ハインリツヒ・ハルトマン
Wolfgang Trieselt
ウオルフガング・トリ―ゼルト
Richard Baur
リヒアルト・バウル
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F218/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 DE−083713543には、 (a)モノエチレン性不飽和C3〜C6−モノカルボン
酸995〜15モル%、 (b)少なくとも2個のエチレン性不飽和の非共役二重
結合及び基−co−ox(式中Xは水素原子、アルカリ
金属、アルカリ土類金属又はアンモニウム基の1当量で
ある)を有するコモノマー0゜5〜20モル%、 (c) モ/ −1−f L/ン性不飽和C4〜C6−
ジカルボン酸0〜84.5モル%、 (d)−1:ノエテレン性不飽和C4〜C6−カルボン
酸のヒドロキシアルキルエステル(ヒドロキシアルキル
基は2〜6個の炭素原子を有する)0〜20モル%、な
らびに (e)単量体(a)、(b)、(c)及び(d)と共重
合しうる他の水溶性のモノエチレン性不飽和単量体D〜
6゜モル%を重合金有し、 ただしくa)ないしくeJのモル%の合計は常に100
であり、そして8〜120のに値(共重合体のNa塩に
ついてクイケンチャー法により水溶液中で、25℃、p
H7及び重合体のNa塩濃度1重量%において測定)を
有する水溶性共重合体が記載されている。
この共重合体は、洗剤及び清浄剤(こ25重量%まで好
ましくは2〜10重量%の量で添加される。
DE−O83713544には、 (aJモノエチレン性性態飽和C8〜C6モノカルボン
酸995〜15モル%、 (b)少なくとも2個のエチレン性不飽和の非共役二重
結合を有し、そして (b1) モノエチレン性不飽和03〜C6−モノカル
ボン酸と、 (b2) 2〜6個の炭素原子を有する多価アルコール
、分子量的400までの水溶性又は水不溶性ポリアルキ
レングリコール、分子量的400〜1000の水溶性ポ
リアルキレングリコール、分子量 2000までのポリ
グリセリン、分子110000までのポリビニルアルコ
ール又はモノエチレン性不飽和の1価C1〜C6−アル
コール、 とのエステル化により得られるエステルから銹導すレル
コモノマー0.5〜2oモル%、(c) モ/ −r−
チレン性不飽和C4〜C0−ジカルボン酸0〜84.5
モル%、 (a) モノエチレン性不飽和03〜C0−カルボン酸
のヒドロキシアルキルエステル(ヒドロキシアルキル基
は2〜6個の炭素原子を有する)0〜20モル%、 (e)単量体(a)、(b)、(c)及び(d)と共重
合可能な他の水溶性のモノエチレン性不飽和単量体0〜
60モル%を重合金有し、 ただしくa)ないしくe)のモル%の合計は常に1o。
であり、そして8〜120のに値(K値の測定は前記と
同じ)を有する水溶性共重合体が記載されている。
この種の共重合体は、洗剤及び清浄剤に0.5〜25重
景%好ましくは1〜15重号%の情で用いられる。前記
の2つの特許出願に記載された共重合体は、もっばら水
性媒質中での単量体の共重合により製造される。
本発明の課題は、前記の特許出願により既知の共重合体
の性質を変性することである。
本発明者らは、(a)モノエチレン性不飽和C8〜C6
−モノカルボン酸の少なくとも1種98.5〜1855
モル%、(b)少な(とも1個のエステル結合によって
相互に隔てられた少なくとも2個のエチレン性不飽和の
非共役二重結合を含有する・コモノマーの少なくとも1
種1.5〜20モル%、(c) モア エチレン性不飽
和04〜C6−ジカルボン酸又はモノエチレン性不飽和
ジカルボン酸無水物の少なくとも1種0〜80モル%、
ならびに(d)単量体(a)、(b)及び(c)と共重
合可能な他のモノエチレy ! 不飽和コモノマー0〜
20モル%(aな見・しdのモル%の合計は10’0で
ある)からなる単量体混合物を、重合開始剤及び重合調
節剤の存在下に200°Cまでの温度で共重合させるこ
とによる、8〜100のK値(共重合体のNa塩につい
てクイケンチャー法により水溶液中で、25℃、pH7
及び共重合体のNa塩濃度1重量%において測定)を有
するモノエチレン性不飽和カルボン酸を基礎とする水溶
性共重合体の製法において、この共重合を不活性有機溶
剤中で行うとき、この課題が達成されることを見出した
特に好適な不活性有機溶剤はエーテル、カルボン酸エス
テル、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、飽和脂肪族ケト
ン及びアルコールであり、ただしアルコールは、コモノ
マー(b)としてジカルボン酸を用い、そしてジカルボ
ン酸無水物を用いない場合にのみ好適である。しかしす
でに共重合の段階でジカルボン酸無水物の変性を意図す
る場合には、ジカルボン酸無水物の共重合をアルコール
の存在下に行うこともできる。
水溶性共重合体を製造するだめの単量体混合物の好適な
成分(a)は、モノエチレン性不m相c3〜C6−モノ
カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、エタク
リル酸、ビニル酢酸、アリル酢酸及びクロトン酸である
。成分(a)の単量体としては、好ましくはアクリル酸
及び/又はメタクリル酸が用いられる。成分(a)の単
量体は、共重合体中に98.5〜18.5モル%好まし
くは9835〜35モル%の量で共重合体の構成に関与
する。
共重合体を製造するための単量体混合物の好適な成分(
b)は、少なくとも2個のエチレン性不飽和の非共役二
重結合を含有するコモノマーである。(b)群のコモノ
マーは、例えば(b1)マレイン酸無水物、イタコン酸
無水物、シトラコン酸無水物又はこれらの混合物と、(
b2) 2〜6個の炭素原子を有する多価アルコール、
分子量10000までのポリアルキレングリコール、分
子12000までのポリグリセリン、アミノアルコール
、ヒドロキシアミノ−又は−ジアミノカルボン酸特にリ
ジン又はセリン、エチレンオキシドと二酸化炭素からの
水溶性共重合体、アリルアルコール、モノエチレン性の
不飽和03〜C6−カルボン酸又は飽和C5〜C0−ヒ
ドロキシカルボン酸のヒドロキシアルキルエステル(ヒ
ドロキシアルキル基中に2〜6個の炭素原子を有する)
又はこれらの混合物との反応により得られる。
2〜6個の炭素原子を有する多価アルコールの例は、グ
リコール、グリセリン、ペンタエリスリット及びモノサ
ッカライド例えばグルコース、マンノース、ガラクトー
ス、ウロン酸例えばガラクチュロン酸、及び糖酸、粘液
酸又はガラクトースである。
分子110DOOまでのポリアルキレングリコールとは
、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、n−ブチレ
ンオキシド及びインブチレンオキシド又はこれらの混合
物を2〜6個9炭素原子を有する多価アルコールに付加
した生成物を意味し、その例は次のものである。グリコ
ールへのエチレンオキシド付加物、グリセリンへのエチ
レンオキシド付加物、ペンタエリスリット又はンルビッ
トへのエチレンオキシド付加物、モノサッカライドへの
エチレンオキシド付加物、ならびに多価アルコールへの
前記アルキレンオキシド混合物の付加物。これらの付加
生成物は、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの
、エチレンオキシド及びブチレンオキシドの又はエチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド及びブチレンオキシド
のブロック共重合体であってもよい。ブロック共重合体
のほかに、前記のアルキレンオキシドをランダム分布で
重合含有する付加物も適している。ポリアルキレングリ
コールの分子量は、好ましくは5000以下特に200
0以下である。水溶性ポリアルキレングリコールのうち
、好ましくはジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール及び分子量1500
までのポリエチレングリコールが用いられる。
他の好ましい成分(b2)は、分子t2000までのポ
リグリセリンである。この物質群のうち、ジグリセリン
、トリグリセリン及びテトラ他の好適な成分(b2〕は
、アミノアルコール例えばエタノールアミン、2−アミ
ノプロパノ−ルー1、ネオペンタノールアミン及び1−
メチルアミノ−2−プロパツールである。
成分(b2)としては、そのほかエチレンオキシドと2
酸化炭素の共重合により得られるエチレンオキシドと2
酸化炭素からの共重合体が適している。成分(b2)の
他の好適な化合物は、リジン、セリン及びモノエチレン
往年飽和c3〜C0−モノ−及び−ジヵルボン酸のヒド
ロキシアルキルエステル(ヒドロキシアルキル基は2〜
6個の炭素原子を有する)である。
最後にあげた単量体のヒドロキシアルキルエステル基は
、多価アルコール例えばグIJコール、グリセリン、フ
ロパンジオール−1,2,7”ロバンジオール−1,3
、ブタンジオール−1,4、ブタンジオール−1,3、
ブタンジオール−2,3、ブタンジオール又はプロパン
ジオールの混合物、ヘキサンジオール−1,6及びネオ
ペンチルグリコールから誘導される。多価アルコールを
モノエチレン性不飽和C8〜C6−カルボン酸によりエ
ステル化する。これらは前記の(a)及び(c)にあげ
たカルボン酸である。したがって好適な成分(bz)の
例は次の化合物である。ヒドロキシエチルアクリレート
、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ−n−
プロピルメタクリレート、ヒドロキシ−n−プロピルア
クリレート、ヒドロキシインプロピルアクリレート、ヒ
ドロキシイソブチルアクリレート、ヒドロキシ−n −
ブチルアクリレート、ヒドロキシイソブチルアクリレー
ト、ヒドロキシ−n−ブチルメタクリレート、ヒドロキ
シイソブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルモノマ
レイネート、ヒドロキシエチルシマレイネート、ヒドロ
キシプロピルモノマレイネート、ヒドロキシプロピルシ
マレイネート、ヒドロキシ−n−ブチルモノマレイネー
ト、ヒドロキシ−n−ブチルシマレイネート及びヒドロ
キシエチルモノイタコネート。モノエチレン性不飽和ジ
カルボン酸のヒドロキシアルキルエステルのうち、前記
の多価アルコールによるジカルボン酸のモノ−及びジエ
ステルが好適である。
そのほか飽和03〜C6−ヒドロキシカルボン酸のヒド
ロキシアルキルエステル、例えばヒドロキシ酢酸グリコ
ールモノエステル、乳酸グリコールモノエステル及びヒ
ドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステルも
適している。
マレイン酸無水物とエチレングリコール、分子量200
0までのポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、トリグリセリン、テトラグリセリンならびに分
子(32000までのポリグリセリン、ペンタエリスリ
ット、モノサッカライド、ネオペンチルグリコール又は
3〜6個の炭素原子の有するα、ω−ジオール及びヒド
ロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールモノエステル
からのコモノマー(b)が好ましく用いられる。
エチレンクリコールトホリエチレングリコールから誘導
されるコそツマ−(b)は、例えば次式%式% (式中nは1〜50好ましくは2〜40を意味する)で
表わされる。
(bz)にあげた水酸基含有化合物の2個以上の○H基
は、成分(b1)の無水物によりエステル化されている
。コモノマー(b)を得るために、○H基1モルに対し
無水物1モルが用いられる。コモノマー(b)は2個以
上のエチレン性不飽和の非共役二重結合及び1個以上の
基C−0−OHを有し、二重結合は1個以上のエステル
結合すなわち基−C−0−により相互に隔てられている
I 他の好適なコモノマー(b)は、2個のエチレン性不飽
和の非共役二重結合を有し、そして(b3)アクリル酸
、メタクリル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、メタクリル
酸無水物又はこれらの混合物を、 (bz) 2〜6個の炭素原子を有する少な(とも2価
のアルコール、分子11ooo□までのポリアルキレン
グリコール、分子量200 [1までのポリアルキレン
グリコール、分子量2000までのポリグリセリン、ア
ミノアルコール、ヒドロキシアミノ−又はヒドロキシジ
アミノカルボン酸、エチレンオキシドと2酸化炭素から
の水溶性共重合体、アリルアルコール、モノエチレン性
の不飽和C5〜C6−カルボン酸又は飽和C1〜C6−
ヒドロキシカルボン酸のヒドロキシアルキルエステル(
ヒドロキシアルキル基は2〜6個の炭素原子を有する)
又はこれらの混合物によりエステル化することによって
得られるエステルから誘導されるものである。
エステル化の際の酸成分:アルコール成分すなわち(b
3) : (bz)のモル比は、少なくとも2個のエチ
レン性不飽和の非共役二重結合を有するコモノマーが生
成する。ように調整される。例えばグリコール及びポリ
エチレングリコールを1:2のモル比で、アクリル酸又
はメタクリル酸と反応させるが、アリルアルコールとア
クリル酸又はメタクリル酸との反応ではモル比は1:1
である。
前記のエステル基含有コモノマーの製造の際に、遊離酸
の代わりにエステル生成誘導体例えば無水物、酸ハロゲ
ニド又は酸エステル特に1価のC,−C,−アルコール
とのエステルを成分(b3)として用いることもできる
。特に好ましい無水物はメタクリル酸無水物である。
もち論(b)群の異なるコモノマーの混合物を用いるこ
ともできる。その製造において、(b1)と(b2)と
の反応により得られるコモノマー(b)の一部を(b3
)と(b2)の反応により生成するコモノマーにより置
き換えることにより得られる共重合体が特に重要である
。この単量体混合物中には、(b1)と(b2)の反応
により製造できる最初に述べたコモノマーが0〜15モ
ル%の量で存在する。(b)群のコモノマー+’!、、
1.5〜20モル%好ましくは1.5〜10モル%の量
で共重合体中に重合された形で存在する。
成分(c)としては、モノエチレン性不飽和のC4〜C
6−ジカルボン酸又はその無水物が用いられる。これら
の化合物の例は、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン
酸、メサコン酸、フマル酸及びメチレンマロン酸ならび
にこれらの既知の無水物である。マレイン酸、イタコン
酸、マレイン酸無水物及びイタコン酸無水物を用いるこ
とが好ましい。無水物の使用は特に重要である。
なぜならば、その無水物基含量によって、さらに化学反
応を行うことのできる共重合体が得られるからである。
(c)群の単量体は0〜80モル%の量で共重合体中に
重合金有されている。共重合体の製造の際に(01群の
単量体を用いる場合には、その好ましい量は5〜50モ
ル%である。
この共重合体はさらに、単量体(a)、(b)及び(c
1と共重合可能な他のモノエチレン性不飽和単量体を2
0モル%まで重合金有してもよく、その際(a)ないし
くd)のモル%の合計はいずれの場合も100である。
所望により用いられる好適なコモノマーの例は、モノエ
チレン往年飽fl−IC,〜C6−カルボン酸のヒドロ
キシアルキルエステル(ヒドロキシアルキル基は2〜6
個の炭素原子を有する)である。この群の単量体のヒド
ロキシアルキルエステル基は、多価アルコール例えばク
リコール、グリセリン、プロパンジオール−1+2. 
フロパンジオール−1,3,7’タンジオール−1,4
、ブタンジオール−1,3、ブタンジオール−2,6、
ブタンジオール又はベンタンジオールの混合物、ヘキサ
ンジオール−1,6、及ヒネオベンチルグリコールから
誘導される。
多価アルコールはモノエチレン性不飽和C3〜C6−カ
ルボン酸によりエステル化される。これらのものは、前
記の(蜀に記載の各カルボン酸である。したがって好適
な成分(d)は、例えば次のものである。ヒドロキシエ
チルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシ−n−プロピルメタクリレート、ヒドロキシ
−】〕−プロピルアクリし/−ト、ヒドロキシインプロ
ピルアクリレ−1−、ヒドロキシイソプロピルメタクリ
レート、ヒドロキシ−n−ブチルアクリレート、ヒドロ
キシイソブチルアクリレート、ヒドロキシ−n−ブチル
メタクリレート、ヒドロキシインブチルメタクリレート
、ヒドロキシエチルモノマレイネート、ヒドロキシエチ
ルシマレイネート、モノヒドロキシグロピルマレイネー
ト、ジヒドロキシプロビルマレイネート、モノヒドロキ
シ−〇−プチルマレイネート、ジヒドロキシ−n−プチ
ルマレイネート及びモノヒドロキシエチルイタコネート
である。モノエチレン性不飽和ジカルボン酸のヒドロキ
シアルキルエステルのうち、前記の多価アルコールによ
るジカルボン酸のモノエステルならびにジエステルが好
適である。
成分(d)としては、ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシメチルメタクリレート、ブタン−1,4−ジ
オールモノアクリレート及ヒヒドロキシブロビルアクリ
レートの工業用混合物を用いることが好まし、い。2−
ヒドロキシ−1−プロピルアクリレート及び1−ヒドロ
キシ−2−プロピルアクリレートの異性体混合物は特に
工業的に重要である。これらのヒドロキシアルキルアク
リレートは、アクリル酸とプロピレンオキシドとの反応
により製造される。
他の好適な単量体(d)の例は、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸、ビニルスルホン酸、了りルスルホン酸、
ビニルホスホン酸、アリルホスホン酸、アクリルニトリ
ル、メタクリルニトリル、ジメチルアミノエチルアクリ
レート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジエチル
アミンエチルメタクリレート、N−ビニルピロリドン、
N−ビニルホルムアミド、N−ビニルイミダゾール、N
−ビニルイミダシリン、1−ビニル−2−メチル−2−
イミダシリン及び酢酸ビニルならびにこれら単量体の混
合物である。
酸基を含有するこの群の各単量体は、好ましくは遊離酸
の形で共重合に用いられる。しかしこれらを一部中和さ
れた形で共重合に用1.Aることもできる。塩基性アク
リレート例えばジエチルアミンエチルメクリレートは、
同様に好ましくは中和されていない形又は四級化されて
いない形でも共重合に用いられる。
(dJ群の単量体は共重合体中に0〜20モル%好まし
くは0〜15モル%の貸で重合含有される。成分(a)
ないしくc1)のモル%の合計は常に100である。本
発明によれば共重合は、少なくとも1種の不活性有機溶
剤中で行われる。共重合は種々の方法により、例えば単
量体(a)ないしくd)を不活性有機溶剤中の溶液の形
で回分式に非連続的に重合させることができる。そのほ
か最初に単量体の一部及び開始剤の一部を重合反応器中
に装入し、この混合物を不活性ガス雰囲気下に重合温度
に加熱し、次(・で残りの単量体及び開始剤及び所望に
より不活性有機溶剤を重合の進行に応じて反応器に加え
ることも可能である。
複数の反応器から成るカスケードにおけろ連続的共重合
も同様に可能である。重合温度は20〜200℃好まし
くは40〜160℃である。
使用する各不活性溶剤又は溶剤混合物の沸点以上の温度
で反応を行う場合は、耐圧装置が必要であり、共重合は
25バールまでの圧力において行われる。
好ましい実施態様においては、(b1)マレイン酸無水
物、イタコン酸無水物、シトラコン酸無水物又はこれら
の混合物を反応器に装入し、そしてこの中で前記の化合
物(b2)と50〜200°Cで反応させることにより
、特別のコモノマー(b)を最初に製造する。この反応
は水の不在下に行われるが、成分(b1)を対応して過
剰量で用いる場合は、少量の水の存在は妨害とならない
。化合物(b1)の代わりに、この化合物から導かれる
C8〜C4−アルコールによるモノエステル又はジエス
テルを用いることもできる。この場合はエステル交換が
行われ、好ましくは生成する01〜C2−アルコールを
反応混合物から留去する。成分(b1)のエステルをコ
モノマー(b)の製造に用いる場合は、これらのエステ
ルは好ましくはジメチルイタコネート、モノメチルマレ
イネート、ジメチルイタコネート、モノイソプロビルマ
レイネート及びジイソプロビルマレイネートである。必
要に応じ普通のエステル化触媒を併用することができる
化合物(b2)の1モルに対し0.5モル以上の成分(
b1)の化合物が用いられる。反応中の温度は好ましく
は50〜150°Cである。この反応は実際上成分(b
2)の定量的変化率が得られるまで行われる。通常は過
剰量で用いられる成分(b1)は、コモノマーの製造が
終了したのち反応混合物中に残存していてよい。この場
合はコモノマーを(a)のモノエチレン性不飽和C8〜
C6−モノカルボン酸に溶解し、次いで成分(b1)の
未反応部及び他の単量体と一緒に共重合させることがで
きる。この際成分(b1)の未反応部は単量体混合物の
成分(c)とみなされる。
重合開始剤としては、ラジカルを生成する化合物例えば
パーオキシド、ヒドロパーオキシド、パーオキシジスル
フエート、レドックス開始剤及びアゾ開始剤が用いられ
る。
開始剤は、選ばれた重合温度において好ましくはく3時
間の半減期を有する。例えば初期重合を低温で行い、重
合を高温で完結する場合は、2種以上の開始剤を用いる
ことが推奨される。
例えば前、記の重合温度のためには、下記の開始剤が適
している。
温度:50〜60°C アセチルシクロヘキサンスルホニルパーオキシド、ジセ
チルバーオキシジカルボネート、ジシクロヘキシルバー
オキシジカルボネート、ジー2−エチルヘキシルバーオ
キシジカルボネート、三級ブチルパーネオデカノエート
又は2,2′−アゾビス−(4−メ(・キシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル)、 温度ニア0〜80°C 三級ブチルパーピバレート、ジオクタノイルパーオキシ
ド、ジラウロイルパーオキシド又は2゜2′〜アゾビス
−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、 温度=90〜100℃ 三級ブチルパー−2−エチルヘキサノエート、温度=1
10〜120°C ヒス−(三級フチルバーオキシ)−シクロヘキサノン、
三級ブチルパーオキシイソプロビルカルボネート又は三
級ブチルパーアセテート、温度:160〜140°C 2,2′−ビス−(三級ブチルパーオキシ)−ブタン、
ジクミルパーオキシド、ジ三級アミルパーオキシド又は
ジ三級ブチルパーオキシド温度:150°C p−メンタンヒドロパーオキシド、ピナンヒドロパー、
t−+シト、クモールヒドロバーオキシド又は三級ブチ
ルヒドロパーオキシド。
レドックス補助開始剤例えばベンゾイン、ジメチルアニ
リン、ならびに重金属例えば銅、コバルト、マンガン、
鉄、ニッケル又はクロムの有機溶剤に可溶の錯化合物及
び塩を併用することにより、前記のパーオキシド特にヒ
ドロパーオキシドの半減期を減少させることができるの
で、例えば三級ブチルヒドロパーオキシドは5解のアセ
チルアセトン銅(II)の存在下にi o o ’cの
低温で有効である。
重合に適する装置は、アンカー攪拌器、かい形攪拌器、
羽根車攪拌器又は多段インパルス向流攪拌器を備えた攪
拌式容器である。重合後に固形生成物の直接分離を可能
にする装置、例えばかい形乾燥器が特に適している。
開始剤は、重合に用いられる単量体の合計量に対し0.
1〜15重量%好ましくは0.5〜10重量%の曾で用
いられる。重合開始剤は、単量体と一緒に又は別個に不
活性有機溶剤中の溶液として、重合される混合物に連続
的又は回分的に添加することができる。
共重合は調節剤の存在下に行われる。好適な調節剤の例
は次のものである。C,% C4−アルデヒド例えばホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒド、イソブチルアルデ
ヒド、n−ブチルアルデヒド及びアクロレイン、蟻酸、
蟻酸アンモニウム、ヒドロキシルアンモニウム塩特ニヒ
トロキシルアンモニウムスル7エート、20個までの炭
素原子を有するSH−含有化合物例えばチオグリコール
酸、メルカプトアルコール例工ばメルカプトエタノール
、メルカプトプロパツール、メルカプトブタノール及び
メルカプトヘキサノール、チオグリセリン、C3〜c2
0−アルキルメルカプタン、メルカプト乳酸、メルカプ
トこはく酸及びシスティン。この種の高度に有効な調節
剤を用いる場合は、単量体に対し0.2〜25M量%好
ましくは0.5〜15重貴%の量で共重合に用いられる
。しかし調節剤の機能は、調節作用を有する溶剤による
ものと考えることもできる。調節作用の強い溶剤は、例
えばジオキサン、テトラヒドロフラン及び二級アルコー
ル例えばインプロパツール、二級ブタノール及びグリセ
リンである。これらは単独溶剤でもよく、単量体に対し
20重量%以上の号で共重合の際に添加してもよい。共
重合において、調節剤の混合物例えばジオキサン又はテ
トラヒドロフラン又はインプロパツールと前記の高活性
調節剤例えばメルカプトエタノール又はチオグリコール
酸の混合物を用いることも、もち論可能である。
共重合は、例えば01〜C8−アルキルベンゼン、脂肪
族非環式C2〜C8−ケトン、塩素化Cl−C4−アル
カン又はこれらの混合物中で沈殿重合として行うことが
できる。個々には次の不活性有機溶剤が沈殿重合に適し
ている。ベンゼン、トルエン、p−キシレン、m−キシ
レン及びその工業的混合物、エチルベンゼン、ジエチル
ベンゼン、メチルエチルベンゼン、メチレンクロリド、
1.2−ジクロロエタン、1,1−ジクロロエタン、1
.1.1−)ジクロロエタン、1,1.2−4リクロロ
エタン、パークロロエチレン、1,2−ジクロロプロパ
ン、ブチルクロリド、弗素化炭化水素、2−ブタノン、
6−ペンタノン及び3−ヘキサノン。
共重合は、1種以上のエーテル例えばジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル
、エチレングリコールジエチルエーテル又はジエチレン
グリコールジメチルエーテル、又はアセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、メチルグリコールアセ
テート、エチルグリコールアセテート、又は1価のC3
〜C4−アルコール例えばメタノール、エタノール、イ
ソプロパツール、n−ブタノール、二級ブタノール又は
三級ブタノール、又はエチレングリコール中で薄液重合
として行うこともテキル。成分(c)の単量体としてジ
カルボン酸無水物を用いる場合は、さらに化学反応を行
うことのできる無水物基を有する共重合体が生成するよ
うに、共重合をアルコールの不在下に行うことが好まし
い。
共重合は、1種以上の脂肪族炭化水素中で懸濁重合とし
て行うこともできる。共重合のための不活性溶剤又は希
釈剤とI−て好適な脂肪族炭化水素の例は、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオクタン、シクロ
ヘキサン、メチルシクロヘキサン、ジメチルシクロヘキ
サン、エチルシクロヘキサン、シエチルシクロヘ−+?
ン及びこれらの混合物である。これらの好適な脂肪族炭
化水素のすべての異性体又はその異性体混合物を用いる
ことができる。
沈殿重合及び懸濁重合においては、重合をさらに保護コ
ロイドの存在下に行うことが特に有利である。この目的
のために適する保護コロイドの例は、マレイン酸無水物
とアルキルが1〜20個の炭素原子を有するビニルアル
キルエーテルの共重合体、又はマレイン酸無水物と8〜
20個の炭素原子を有するオレフィンの共重合体ならび
にそのc、8% C20−アルコールとのモノエステル
又はCIO〜C20−アミンとのモノアミドである。そ
のほかアルキルが1〜20個の炭素原子を有するポリア
ルキルビニルエーテル、例えばポリメチル−、ポリエチ
ル−及びポリイソブチルビニルエーテルも適している。
共重合に保護コロイドを用いる場合には、その有効量は
重合される単量体に対し0.05〜4重量%である。
好ましくは (a)アクリル酸又はメタクリル酸98.5〜35モル
%、(b)ブタンジオール−1,4のジアクリレート又
はジメタクリレート、分子量164〜1o16のポリプ
ロピレングリコール、分子量106〜約6000のポリ
エチレングリコール(すなわちエチレンオキシド単位2
〜140個を含有するポリエチレングリコール)、トリ
メチロールプロパントリアクリレート又はトリメチロー
ルプロパントリメタクリレート1.5〜15モル%及び (c)マレイン酸無水物0〜50モル%からの単量体混
合物を、テトラヒドロフラン、ジオキサン又はその混合
物中で共重合させる。
本方法のこの好ましい実施態様においては、コモノマー
(b)として、マレイン酸無水物とエチレングリコール
、分子量的6000までのポリエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール又はブタンジオール−1,4とを
2=10モル比で反応させることにより得られるビスマ
レイン酸半エステルを用いることができる。
共重合において、重合体含量が70重量%までの不活性
有機溶剤中の重合体溶液又は重合体懸濁液が得られる。
単量体(a)ないしくd)の共重合は、きわめて希薄な
有機溶液中で、例えば1重量%の合計単量体含量におい
ても行うことができるが、経済上の理由から、20重量
%以上の重合体溶液又は懸濁液が得られる手段で共重合
を行う。共重合体は、溶剤を除去することにより溶液又
は懸濁液から直接に分離することができる。共重合を懸
濁重合法又は沈殿重合法により行った場合は、得られた
反応混合物から濾過又は遠心分離により共重合体を分離
できる。反応混合物を水又は水性アルカリで抽出するこ
ともできる。溶液重合法を用いた場合は、不活性有機溶
剤を留去するか又はアルカリ金属塩、アンモニウム塩又
はアルカリ土類金属塩に変えることにより重合体を沈殿
させる。
得られる共重合体は、少なくとも塩の形で、すなわちア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩又はカルシウム塩として
、水に可溶である。水溶液中で製造された同じ組、成の
共重合体と比較して、有機溶剤中で製造された共重合体
は、改善された炭酸カルシウム−分散力を有する。この
共重合体はさらに、低い重合体濃度においてカルシウム
イオンとの沈殿をほとんど形成しない性質を有する。こ
うして得られた共重合体はそのほか、生物分解性である
。これらは8〜100好ましくは10〜70のK値を有
する。共重合体のに値はそれぞれ、ナトリウム塩につ℃
・て水溶液中で、25℃、pH7及び共重合体のすトリ
ウム塩の濃度1重量%で測定される。共重合体が他の塩
又は遊離酸の形で存在する場合は、K値を測定する前に
まずナトリウム塩に変える必要がある。共重合体が遊離
酸として水に不溶の場合は、水酸化ナトリウム溶液、水
酸化カリウム溶液、アンモニア又はアミンを用いて部分
的に又は完全に中和することにより、水溶性の形に変え
ることができる。20°Cで少なくとも2ag7p水の
溶解性を有する共重合体、そのアルカリ金属塩又はアン
モニウム塩は、水溶性とみなされる。
前記の共重合体は、洗剤又は清浄剤の添加物として用い
られ、粉末状又は液状の調製物として添加される。洗剤
及び清浄剤の調製物は、通常は界面活性剤及び必要に応
じビルダーを基礎とする。純粋な液状洗剤の場合は、ビ
ルダーの使用は一般に省略される。好適な界面活性、剤
の例は、アニオン界面活性剤例えば08〜C72−アル
キルベンゼンスルホネート、CI2〜C16−アルカン
スルホネート、01□〜C1,−アルキルスルフェート
、CI□〜Cl6−アルキルスルホサクシネート及び硫
酸化オキシエチル化C12〜Cl6−アルカノール、さ
らにノニオン界面活性剤例えばC8〜C1□−アルキル
フエノールオキシエチレート、C1゜〜C20−アルカ
ノールオキシアルキレート、ならびにエチレンオキシド
及びプロピレンオキシドのブロック共重合体である。ポ
リアルキレンオキシドの末端基は、必要に応じブロック
されていてよい。これはポリアルキレンオキシドの遊離
OH基がエーテル化、エステル化、アセタール化及び/
又はアミン化されていてよいことを意味する。他の可能
な変性法は、ポリアルキレンオキシドの遊離OH基をイ
ンシアネートと反応させることである。
ノニオン界面活性剤には、C4〜eta−アルキルグル
コシドならびにこれからオキシアルキル化により得られ
るオキシアルキル化生成物、特にアルキルグルコシドと
エチレンオキシドの反応により製造できるものも含まれ
る。洗剤に使用できる界面活性剤は、両性イオンの性質
を有するものでも石けんでもよい。界面活性剤は一般に
洗剤又は清浄剤中に2〜50重量%好ましくは5〜45
重量%の量で存在する。
洗剤及び清浄剤中に存在するビルダーとは、例えば次の
化合物である。燐酸塩例えばオルト燐酸塩、ピロ燐酸塩
及び特に三燐酸塩五ナトリウム、ゼオライト、炭酸ナト
リウム、ポリカルボン酸、ニトリロトリ酢酸、クエン酸
、酒石酸、これらの酸の塩、ならびにモノマー、オリゴ
マー又はポリマーのホスホン酸塩。個々の物質は種々の
量で洗剤の製造に用いられる。それぞれ物質の重量及び
洗剤調製物の合計量に対して、例えば炭酸ナトリウムは
80%以下、燐酸塩は45%以下、ゼオライトは40%
以下、ニトリロトリ酢酸及びホスホン酸塩は10%以下
、そしてポリカルボン酸は20%以下の量で用いられる
。燐酸塩の使用により生ずる強い環境汚染のために、洗
剤及び清浄剤中の燐酸塩の含量はますます減少している
ので、現在では洗剤は25%以下の燐酸塩しか含まない
か、又はむしろ燐酸塩不含のものが好ましい。
共重合体は、液状洗剤の添加物として用いることもでき
る。液状洗剤は通常は混合成分として、洗剤調製物に可
溶であるか又は少なくとも分散しうる液状又は固体の界
面活性剤を含有する。この目的に適する界面活性剤は、
粉末状洗剤にも使用される生成物、ならびに液状のポリ
アルキレンオキシド及びポリオキシアルキル化化合物で
ある。
洗剤調製物は、腐食防止剤例えば珪酸塩を他の添加物と
して含有しうる。好適な珪酸塩の例は、珪酸ナトリウム
、二珪酸ナトリウム及びメタ珪酸ナトリウムである。腐
食防止剤は洗剤又は清浄剤調製物中に25重量%までの
量で存在していてよい。洗剤及び清浄剤のための他の普
通の添加物は漂白剤であり、これは60重量%まで存在
していてよい。好適な漂白剤の例は、過硼酸塩又は塩素
供与化合物、例えばクロロインシアヌレートである。必
要に応じ洗剤に存在していてもよい他の添加物は灰色化
防止剤(再沈着防止剤)である。この種の既知の化合物
は、カルボギシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシグロビルメチルセルロース及び分子量100
0〜15000のポリアルキレンオキシドl\のビニル
アセテートのグラフト重合体である。再沈着防止剤は洗
剤調製物中に5%までの量で存在していてよい。洗剤中
に必要に応じ存在しうる他の普通の添加物は、蛍光増白
剤、酵素及び香料である。そのほか粉末状洗剤は、増量
剤例えば硫酸ナトリウムを50重量%まで含有しうる。
洗剤調製物は無水であってよく、又は少量例えば10重
量%までの水を含有していてもよい。
液状洗剤調製物は通常は80重量%までの水を含有する
。普通の洗剤調製物は、例えばmDE−O835143
64に詳細に記載されている。
前記の共重合体はすべての洗剤又は清浄剤調製物に添加
できる。この目的に用いられる量は、調製物の全量に対
し0.5〜25重量%好ましくは1〜15重量%である
。共重合体の使用量は最も一般的な場合に、洗剤又は清
浄剤混合物に対し好ましくは2〜10重量%である。特
に重要なことは、本発明により用いられる添加物を燐酸
塩不含の及び低燐酸塩の洗剤及び清浄剤中で用いること
である。低燐酸塩調製物は25重量%以下の三燐酸五ナ
トリウム又はピロ燐酸塩を含有する。共重合体は好まし
くは燐酸塩不含の調製物に用いられる。
所望により本発明により用いられる共重合体は、既知の
アクリル酸とマレイン酸の共重合体又はアクリル酸の単
独重合体と一緒に洗剤調製物に用いることができる。後
者の重合体はこれまで皮殻形成防止剤として洗剤調製物
に用いられている。前記の重合体のほか、03〜C0−
モノ−及び−ジカルボン酸又はマレイン酸無水物及ヒc
、%C4−アルキルビニルエステルの共重合体も適して
いる。単独重合体又は共重合体の分子量は1000〜1
oooooである。所望によりこの皮殻形成防止剤を、
全調製物に対し10重量%までの量で、本発明による共
重合体のほかに用いることができる。
共重合体は遊離酸の形でも完全もしくは一部中和された
形でも、洗剤調製物に添加できる。
実施例中のに値は、フ・fケンチャー著Cellulo
sechemie 、 13 (1932)+ 58〜
64及び71〜74に記載の方法により測定した。その
際に=k・103である。この測定はすべての場合に、
ナh ’Jウム塩について水溶液中で、25℃、pH7
及び共重合体のナトリウム塩濃度1重量%で行った。
実施例1 窒素で洗浄され攪拌器を備えたガラス製反応器中で、ジ
オキサン400m1中のマレイン酸無水物98.9を1
00℃に加熱し、そして同時に開始して2時間かけて、
アクリル酸90g、ジオキサン5Qmlに溶解した1、
4−ブタンジオールジメタクリレート297g及びジオ
キサン50 meに溶解した三級ブチル−バー2−エチ
ルヘキサノエート2.16 g す滴加する。次いで反
応混合物を3時間100°Cで攪拌したのち、冷却し、
水800mA!で希釈する。この溶液を、50%苛性ソ
ーダ水溶液を加えてpH6,5とな1−1その際温度を
60℃以下に保持する。中和後に2層混合物が得られる
。混合物の下層を分離し、水550m1に溶解し、メタ
ノール及びアセトンの1:1−混合物4000 mlを
加えて沈殿させる。沈殿した共重合体を真空下に75℃
で乾燥する。K値44.2及び残留マレイン酸含量0.
9%の共重合体が得られる。
実施例2 実施例1と同様にして、ただしそこに記載した量の1.
4−ブタンジオールの代わりにトリプロピレングリコー
ルジアクリレー1−37.5 gヲ用いる。K値692
及び残留マレイン酸含量0゜5%の共重合体が得られる
実施例3 窒素で洗浄された反応器中で、攪拌下にジオキサン40
0 ml中のマレイン酸98.Fを100°Cに加熱す
る。溶液が前記の温度に達するとすぐに、同時に開始し
て、アクリル酸99,9及びトリメチロールプロパント
リアクリレート12゜4gの混合物及び別個にジオキサ
ン50g中のメルカプトエタノール2.1g溶液を2時
間かけて、そしてジオキサン50 rnl中の三級ブチ
ル−パー2−エチルヘキサノニー) 2.19の溶液な
2.5時間かけて滴加する。反応混合物の仕上げ処理を
実施例1と同様に行う。K値30及び残留マレイン酸含
量0.8%の共重合体が得られる。
実施例4 実施例3と同様にして、ただし実施例3で用いた単量体
の代わりにマレイン酸無水物49g、アクリル酸136
.8.9及び分子量420のプロピレングリコールのジ
アクリレート27.3.9を用いる。K値59,8及び
残留マレイン酸含量0゜2%の共重合体が得られる。
実施例5 実施例6と同様にして、ただしそこで用いた単量体の代
わりにマレイン酸無水物49g、アクリル酸135.2
g及び分子量420のポリプロピレングリコールのジア
クリレート41. Opを用い、そして調節剤としてチ
オグリコール酸11.2gを用いる。こうしてに値26
.1及び残留マレイン酸含量0.4%の共重合体が得ら
れる。
実施例6 実施例3と同様にして、ただしそこで用いた単量体の代
わりにマレイン酸無水物495’、アクリル酸118.
6.9及び分子量420のポリ、プロピレングリコール
のジアクリレート95.6 gを、調節剤としてのチオ
グリコール酸26.3 gの存在下に共重合させる。K
値698及び残留マレイン酸含量0.7%の共重合体が
得られる。
実施例7 窒素で洗浄され攪拌器を備えたガラス製反応器中に、ジ
オキサン210gを装入し、攪拌下に80℃に加熱し、
アクリル酸98g及びテトラエチレングリコール21.
79の溶液ならびにジオキサン50g中のチオグリコー
ル酸12.9の溶液を4時間かけて滴加する。単量体の
添加と同時にただしそれとは別個に4.5時間かげて、
ジオキサン50g中の2,2−アゾビス−(2,4−ジ
メチルバレロニトリル)2.63gの溶液を計量添加す
る。開始剤の添加終了後、反応混合物をさらに1時間8
0°Cで攪拌し、次いで室温に冷却する。仕上げ処理の
ため反応混合物を水625′mlで希釈し、50%水酸
化ナトリウム溶液を加えてpH6,5にする。エタノー
ル及びアセトンの1:1−混合物6沼を加えて共重合体
のポリナトリウム塩を沈殿させ、戸別し、75℃で真空
乾燥する。この共重合体は20.9のに値を有する。
実施例8 実施例7と同様にして、ただし溶剤としてテトラヒドロ
フランを用い、そこに記載の単量体の代わりにアクリル
酸100.9gをトリプロピレングリコールジアクリレ
ート14.9.9と、35℃で調節剤としてのチオグリ
コール酸11.6y及び開始剤としての2,2−アゾビ
ス−(2,4−ジメテルバレロニトリル)2.55gの
存在下に共重合させる。K値17の共重合体が得られる
実施例9 実施例7と同様にして、ただし溶剤としてテトラヒドロ
フラン、単量体混合物としてアクリル酸96.7 g及
びトリメチロールグロバントリアクリレート15.5.
9を用いる。共重合を、35°Cで調節剤としてのチオ
グリコール酸11.2I及び開始剤としての2,2−ア
ゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル) 2.4
7.9の存在下に行う。K値18.乙の共重合体が得ら
れる。
実施例10 窒素で洗浄されたガラス製反応器中で、マレイン酸無水
物98g、アクリル酸4.1g、チオグリコール酸0.
83 g及びシクロへキサノン185gの混合物に、シ
クロヘキサノン100g中のアクリル酸76.9.9及
びトリプロピレングリコールジアクリレート56.39
の溶液ならびにシクロヘキサノン200g中のチオグリ
コール酸15.8 &の溶液を140°Cで3時間かけ
て計量添加する。これら2種の供給物と同時に開始して
6.5時間かけて、三級ブチルパーベンゾニー) 1.
93 pの溶液を滴加する。開始剤の添加終了後、反応
混合物をさらに2時間重合させ、次いで実施例1と同様
に仕上げ処理する。K値18.6及び残留マレイン酸含
量0.8%の共重合体が得られる。
実施例11 窒素で洗浄され攪拌器を備えたガラス製反応器中に、ジ
エチルケトン445g中のマレイン酸無水物49g1ア
クリル酸6.3 F 、チオグリコール酸1. j 1
1>’に値50 (シクロヘキサン中の1%溶液として
25℃で測定)のポリエチルビニルエーテル1,1gの
溶液を装入し、攪拌下に100°Cに加熱する。こうし
て得られた溶液に、アクリル酸120g及びトリプロピ
レングリコールジアクリレート37.59の溶液ならび
にジエチルケトン50I中のチオグリコール酸20.2
 、Fの溶液を、互いに別個に3時間かけて計量添加す
る。これら2種の供給物と同時に開始して6.5時間か
けて、ジエチルケトン50gに溶解した三級ブチル−パ
ー−2−エチルヘキサノエート2.15gを滴加する。
粗粒状の無色懸濁液が得られる。開始剤の添加終了後、
反応混合物をさらに2時間100°Cで攪拌し、次いで
冷却し、上層の溶剤なげい写する。固形生成物を冷ジエ
チルケトンで洗浄したのち真空下に75°Cで乾燥する
。この共重合体のナトリウム塩を製造するため、固形生
成物75gを水35Q mlに溶解し、50%水酸化ナ
トリウム水溶液によりpH6,5にする。この共重合体
のすl−IJウム塩は22.2のに値及び0.4%の残
留マレイン酸含量を有する。
実施例12 実施例11と同様にして、マレイン酸無水物49g、ア
クリル酸117g及びトリプロピレングリコールジアク
リレート56.39を、ジエチレングリコール中で調節
剤としてのチオグリコール酸22.2 g及び開始剤と
しての三級ブチル−パー−2−エチルヘキサノニー) 
2.22 Fの存在下に共重合させる。K値2′19及
び残留マレイン酸含量0.2%の共重合体が得られる。
実施例16 実施例11と同様にして、ただしト、ルエン中でマレイ
ン酸無水物499、アクリル酸126g及びトリプロピ
レングリコールジアクリレート37.5 gを、100
°Cで調節剤としてのチオグリコール酸17.1 g及
び開始剤としての三級ブチル−パー−2−エチルヘキサ
ノエート2.13gの存在下に重合させる。K値22.
0及び残留マレイン酸含量0,1%の共重合体が得られ
る。
実施例14 攪拌器を備えたガラス製反応器中に絶えず窒素で洗浄し
ながら、トルエン308g及び保獲コロイドとしてのに
値50(シクロヘキサノン中の1%溶液として25°C
で測定)のポリエチルビニルエーテル1.6gを装入し
、この混合物を75℃に加塩し、アクリル酸129.6
 g及びトリプロピレングリコールジアクリレート30
gの溶液ならびにトルエン5Qml中のチオグリコール
酸12.77 、!i’の溶液を、それぞれ別個に連続
的に4時間かけて添加する。これら2種の供給物と同時
に開始して4.5時間かけて、トルエン50m1中の三
級ブチル−パー−2−エチルヘキサノエートi、 6 
、!9の溶液を滴加する。75°Cでの共重合の間に微
細な懸濁液が生成する。
開始剤の添加終了後、反応混合物を100°Cでさらに
1時間攪拌し、次いで冷却し、沈降させたのち溶剤をげ
い写する。得られた微細な共重合体をトルエンで洗浄し
、75°Cで真空乾燥する。共重合体のナトリウム塩を
製造するため、実施例11と同様に操作する。この共重
合体は25.5のに値*中iヰ及び0.1%の残留マレ
イン酸含量を有する。
実施例15 攪拌器を備えた反応器中に、窒素雰囲気下にインプロパ
ツール350gを装入し、攪拌下に75℃に加熱する。
この温度に達するとすぐに4時間かげて、アクリル酸1
21y及びテトラエチレングリコールジアクリレート4
8.3 jpの溶液を加え、そしてこれと同時に開始し
てただし4.5時間かげて、インプロパノール5Q2、
2−アゾビス−( 2.4−ジメチルバレロニトリル)
 3. 3 9 、9の溶液を加える。反応混合物をさ
らに2時間75℃で重合させたのち、実施例7と同様に
仕上げ処理する。K値26.9の共重合体が得られる。
実施例16〜20 攪拌機、温度計、冷却器、窒素導入管及び2個の供給容
器を備えた12容のガラス製反応器中で、マレイン酸無
水物98g(1モル)及びそれぞれ第1表に示す多価ア
ルコール0.15モル溶液をジオキサン200mg中で
、多価アルコールが完全にエステル化されるまで、窒素
で洗浄しながら還流加熱する。次いでこの溶液に、アク
リル酸1 0 8 ji ( 1. 5モル)ならびに
ジオキサン150m/4の三級ブチル−パー−2−エチ
ルヘキサノエート2. 5 gの溶液を、同時に開始l
−て3時間かげて滴加する。添加終了後、反応混合物を
100℃でさらに2時間重合させ、次いで冷却し、50
%水酸化す) IJウム水溶液を加えてpH 7にする
。中和の際に25℃の温度を越えてはならない。反応混
合物を実施例1と同様に仕上げ処理する。用いた多価ア
ルコール、共重合体の残留マレイン酸含景及びに値を第
1表に示す。
第1表 16  エチレングリコール     0.2    
 45.217  ネオペンチルグリコール     
0.9      38.918  ジエチレングリコ
ール    0.3     47.419  ポリエ
チレングリコール   0.4     54.020
  ブタンジオール−1.4    0.3     
42.1実施例21〜26 攪拌器、温度計、冷却器、窒素導入管及び3個の供給容
器を備えた1.、e容のガラス製反応器中に、ジオキサ
ン2 5 0 ml中の第2表に示すシマレイネート6
0.1モルを装入する。この溶液を注意深く窒素で洗浄
し、攪拌下に80℃に加熱する。次いでアクリル酸9 
4 g( 1. 3モル)ならびにジオキサン5 Q 
m.l中のチオグリコール酸10.9の溶液を、絶えず
攪拌しながら4時間かけて滴加する。この供給と同時に
開始して5時間かげて、ジオキサン50mg中の2,2
−アゾビス=(2,4−ジメチルバレロニトリル)19
の溶液を計量添加する。開始剤の添加終了後、反応混合
物をさらに1時間80℃で重合させ、実施例7と同様に
仕上げ処理する。それぞれ用いたシマレイネート及び共
重合体のに値を第2表に示す。
第2表 21  エチレングリコールシマレイネート25.82
2   )’、lエチレングリコールシマレイ   2
8.7ネート 26  ブタンジオ−シマレイネート24.0使用例 炭酸カルシウム−分散能を、次のようにして測定した。
共重合体1gを蒸留水100m1に溶解し、必要に応じ
1M−水酸化ナトリウム溶液をム溶液1omlを加えた
。次いでこの溶液を一定のpH及び一定の温度で、0.
25M−酢酸カルシウム溶液により、溶液が混濁するま
で滴定した。希薄な水酸化す) IJウム溶液又は塩酸
を添加することによりpHを調節した。分散能は20℃
及びpIイ11ならびに80°C及びpH10で測定し
た。その結果を第3表に示す。
a)     2     255   260b) 
    3     350   380c)    
 4     260   260d)     5 
    240   220e)     7    
 140   35f)     14     12
0   70g)     19     290  
 250h)     20     310   2
70比較例 1   アクリル酸の単独   ilo      5
5重合体(K値30)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)モノエチレン性不飽和C_3〜C_6−モノ
    カルボン酸98.5〜18.5モル%、(b)エステル
    結合によつて相互に隔てられた少なくとも2個のエチレ
    ン性不飽和の非共役二重結合を含有するコモノマー1.
    5〜20モル%、(c)モノエチレン性不飽和C_4〜
    C_6−ジカルボン酸又はモノエチレン性不飽和ジカル
    ボン酸無水物0〜80モル%、ならびに(d)単量体(
    a)、(b)及び(c)と共重合可能な他のモノエチレ
    ン性不飽和コモノマー0〜20モル%(aないしdのモ
    ル%の合計は100である)からなる単量体混合物を、
    重合開始剤及び重合調節剤の存在下に200℃までの温
    度で、不活性有機溶剤中で共重合させることを特徴とす
    る、8〜100のK値(共重合体のNa塩についてフイ
    ケンチャー法により水溶液中で、25℃、pH7及び重
    合体のNa塩濃度1重量%において測定)を有するモノ
    エチレン性不飽和カルボン酸を基礎とする水溶性共重合
    体の製法。 2、不活性有機溶剤として、エーテル、カルボン酸エス
    テル、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、飽和脂肪族ケト
    ン又はアルコールを用いることを特徴とする、第1請求
    項に記載の方法。 3、共重合を、C_1〜C_3−アルキルベンゾール、
    脂肪族非環式C_4〜C_8−ケトン、ハロゲン化C_
    1〜C_4−アルカン又はこれらの混合物中で沈殿重合
    として行うことを特徴とする、第1請求項に記載の方法
    。 4、共重合を、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセ
    トン、シクロヘキサノン、1価のC_1〜C_4−アル
    コール又はこれらの混合物中で溶液重合として行い、ジ
    オキサン、テトラヒドロフラン又はC_1〜C_4−ア
    ルコールが溶剤であると同時に調節剤であることを特徴
    とする、第1請求項に記載の方法。 5、共重合を、脂肪族炭化水素中で懸濁重合として行う
    ことを特徴とする、第1請求項に記載の方法。 6、(b1)マレイン酸無水物、イタコン酸無水物、シ
    トラコン酸無水物又はこれらの混合物と、(b2)2〜
    6個の炭素原子を有する2価又は多価アルコール、分子
    量10000までのポリアルキレングリコール、分子量
    2000までのポリグリセリン、アミノアルコール、ヒ
    ドロキシアミノ−又はヒドロキシジアミノカルボン酸、
    エチレンオキシドと二酸化炭素からの水溶性共重合体、
    アリルアルコール、モノエチレン性の不飽和C_3〜C
    _6−カルボン酸もしくは飽和C_3〜C_6−ヒドロ
    キシカルボン酸のヒドロキシアルキルエステル(ヒドロ
    キシアルキル基は2〜6個の炭素原子を有する)又はこ
    れらの混合物との反応により得られるコモノマー(b)
    を用いることを特徴とする、第1ないし第5請求項のい
    ずれかに記載の方法。 7、(b3)アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
    ビニル酢酸又はこれらの混合物と、(b2)2〜6個の
    炭素原子を有する2価又は多価アルコール、分子量10
    000までのポリアルキレングリコール、分子量200
    0までのポリグリセリン、アミノアルコール、ヒドロキ
    シアミノ−又はヒドロキシジアミノカルボン酸、エチレ
    ンオキシドと二酸化炭素からの水溶性共重合体、アリル
    アルコール、モノエチレン性不飽和C_3〜C_6−カ
    ルボン酸のヒドロキシアルキルエステル(ヒドロキシア
    ルキル基は2〜6個の炭素原子を有する)又はこれらの
    混合物とのエステル化により得られるコモノマー(b)
    を用いることを特徴とする、第1ないし第5請求項のい
    ずれかに記載の方法。 8、(b1)と(b2)との反応により得られるコモノ
    マー(b)の一部を、(b3)アクリル酸、メタクリル
    酸、クロトン酸、ビニル酢酸又はこれらの混合物と(b
    2)との反応により得られるコモノマー(b)により置
    き換えることを特徴とする、第6請求項に記載の方法。 9、(a)アクリル酸又はメタクリル酸98.5〜35
    モル%、(b)ブタンジオール−1,4のジアクリレー
    ト又はジメタクリレート、分子量134〜1016のポ
    リプロピレングリコール、分子量106〜6000のポ
    リエチレングリコール又はトリメチロールプロパントリ
    アクリレート1.5〜20モル%及び(c)マレイン酸
    無水物0〜50モル%からなる単量体混合物を、テトラ
    ヒドロフラン、ジオキサン又はこれらの混合物の中で用
    いることを特徴とする、第1請求項に記載の方法。 10、コモノマー(b)として、マレイン酸無水物とエ
    チレングリコール、分子量6000までのポリエチレン
    グリコール、ネオペンチルグリコール又はブタンジオー
    ル−1,4との反応により得られるマレイン酸半エステ
    ルを用いることを特徴とする、第9請求項に記載の方法
    。 11、第1ないし第10請求項のいずれかに記載の方法
    により得られる共重合体を、洗剤又は清浄剤のための添
    加物として0.5〜25重量%の量で使用する方法。
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