JPH01304094A - フライアッシュの白色化処理方法 - Google Patents
フライアッシュの白色化処理方法Info
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- JPH01304094A JPH01304094A JP63131593A JP13159388A JPH01304094A JP H01304094 A JPH01304094 A JP H01304094A JP 63131593 A JP63131593 A JP 63131593A JP 13159388 A JP13159388 A JP 13159388A JP H01304094 A JPH01304094 A JP H01304094A
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Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、未燃カーボンを含むフライアッシュから未燃
カーボンを効率的に燃焼除去し、フライアッシュを白色
化する方法に関するものである。
カーボンを効率的に燃焼除去し、フライアッシュを白色
化する方法に関するものである。
（従来の技術）
エネルギー多様化政策により、近年石炭焚ボイラの設置
は増加の一途をたどっている。石炭焚ボイラは石炭を専
焼する場合と、重油との混焼を行う場合に分けられるが
、そのいずれにおいても排ガス中には大量のダスト（灰
）を含んでおり、これは通常乾式電気集塵機、又はマル
チサイクロンのような乾式集塵機によって大部分除去さ
れる。
は増加の一途をたどっている。石炭焚ボイラは石炭を専
焼する場合と、重油との混焼を行う場合に分けられるが
、そのいずれにおいても排ガス中には大量のダスト（灰
）を含んでおり、これは通常乾式電気集塵機、又はマル
チサイクロンのような乾式集塵機によって大部分除去さ
れる。
従来、回収された灰はフライアッシュと称してフライア
ッシュセメント原料あるいはセメント混和材として活用
されているが、大半は埋め立て投棄されている。
ッシュセメント原料あるいはセメント混和材として活用
されているが、大半は埋め立て投棄されている。
一方最近、フライアッシュにセメントおよび水を加えて
高速造粒して、粒径０．１５ｍｍから５ ｎｎ＋＋程度
の非構造コンクリー士やモルタル等の建築材の原料に使
用して好適な人工軽量砂を製造する方法が特開昭６１−
１５１０５２号公報で提供されている。
高速造粒して、粒径０．１５ｍｍから５ ｎｎ＋＋程度
の非構造コンクリー士やモルタル等の建築材の原料に使
用して好適な人工軽量砂を製造する方法が特開昭６１−
１５１０５２号公報で提供されている。
フライアッシュセメントに使用されるフライアッシュは
、ＪＩＳ Ａ６２０１により未燃カーボン含有量（ＪＩ
Ｓ Ａ６２０１では強熱減量として記載）が５％以下に
規制されている。
、ＪＩＳ Ａ６２０１により未燃カーボン含有量（ＪＩ
Ｓ Ａ６２０１では強熱減量として記載）が５％以下に
規制されている。
又フライアッシュを素材とした人工軽量砂は、軽量であ
るとともに球形で施工性がよいという特徴を持っている
が、着色性の観点からより白色度の高いものが要求され
ている。
るとともに球形で施工性がよいという特徴を持っている
が、着色性の観点からより白色度の高いものが要求され
ている。
ところが、最近ではＮｏＸ（窒素酸化物）規制の強化に
対応して、石炭焚ボイラの２段燃焼など、多くのボイラ
では低ＮＯｘ燃焼方式を実施しているが、これによって
フライアッシュ中に混入する未燃カーボン量が増大する
結果となり、２０％に達することもある。
対応して、石炭焚ボイラの２段燃焼など、多くのボイラ
では低ＮＯｘ燃焼方式を実施しているが、これによって
フライアッシュ中に混入する未燃カーボン量が増大する
結果となり、２０％に達することもある。
この結果フライアッシュをセメント原料、セメント混和
材として有効利用することが困難となり、又フライアッ
シュを素材とした人工軽量砂においては未燃カーボンの
増加に伴い黒色化するので建築材としての用途が限定さ
れるという問題点がある。
材として有効利用することが困難となり、又フライアッ
シュを素材とした人工軽量砂においては未燃カーボンの
増加に伴い黒色化するので建築材としての用途が限定さ
れるという問題点がある。
従来の未燃カーボン除去方法として、例えば、特開昭５
８−９５５７（ｉ号公報ではフライアッシュと未燃カー
ボンの比重差を利用し、振動を与えることにより未燃カ
ーボンを粉体層の上部に浮上させ分離除去する方法が提
案されている。
８−９５５７（ｉ号公報ではフライアッシュと未燃カー
ボンの比重差を利用し、振動を与えることにより未燃カ
ーボンを粉体層の上部に浮上させ分離除去する方法が提
案されている。
（発明が解決しようとする課Ｍ）
しかしながら前記方法においては、処理後のフライアッ
シュ中に未燃カーボンが２〜５％程度残存しているので
セメント原料、セメント混和材としては利用可能である
が、残存未燃カーボンによりフライアッシュは灰色を呈
するため、人工軽■砂等、建築材等の分野では用途が限
定されるという問題点がある。
シュ中に未燃カーボンが２〜５％程度残存しているので
セメント原料、セメント混和材としては利用可能である
が、残存未燃カーボンによりフライアッシュは灰色を呈
するため、人工軽■砂等、建築材等の分野では用途が限
定されるという問題点がある。
本発明はこのような背景に鑑み、フライア・７シユ中の
未燃カーボンを燃焼により効率的に除去し、フライアッ
シュ中の未燃カーボン量を１％以下に又より白色化を狙
う場合は０．１％以下にするごとにより、セメント原ス
゛１、セメント汀り右目Ａはもとより建材用、充填材用
など種々の分野で利用される途を開かんとするものであ
る。
未燃カーボンを燃焼により効率的に除去し、フライアッ
シュ中の未燃カーボン量を１％以下に又より白色化を狙
う場合は０．１％以下にするごとにより、セメント原ス
゛１、セメント汀り右目Ａはもとより建材用、充填材用
など種々の分野で利用される途を開かんとするものであ
る。
（課題を解決するだめの手段）
本発明は、流動床炉からの排ガス中のダストを集塵する
乾式集塵機を有する流動床炉内に未燃カーボンを含有す
るフライアッシュをバッチ供給し、上記フライアッシュ
を上記集塵機と流動床炉間を循環させ、流動床炉内で未
燃カーボンを効率的に燃焼させることを特徴とするフラ
イアッシュの白色化処理方法である。
乾式集塵機を有する流動床炉内に未燃カーボンを含有す
るフライアッシュをバッチ供給し、上記フライアッシュ
を上記集塵機と流動床炉間を循環させ、流動床炉内で未
燃カーボンを効率的に燃焼させることを特徴とするフラ
イアッシュの白色化処理方法である。
（作 用）
本発明の骨子は、空気との接触を効率的に行うことがで
きる流動床炉を利用し、この流動床炉に未燃カーボンを
含むフライアッシュを所定量供給し、例えば流動床炉側
壁に設置したヒーター等により炉内温度を６００°Ｃ程
度にした後燃焼用空気を送り込み、フライアッシュ中の
未燃カーボンの燃焼を開始し、それに１゛ｒい発生ずる
ダストはセラミックチューブ等を使用した高温乾式集塵
機で回収し再度流動床炉に循環させ、未燃カーボンを燃
焼させることにより効率的に除去するものである。
きる流動床炉を利用し、この流動床炉に未燃カーボンを
含むフライアッシュを所定量供給し、例えば流動床炉側
壁に設置したヒーター等により炉内温度を６００°Ｃ程
度にした後燃焼用空気を送り込み、フライアッシュ中の
未燃カーボンの燃焼を開始し、それに１゛ｒい発生ずる
ダストはセラミックチューブ等を使用した高温乾式集塵
機で回収し再度流動床炉に循環させ、未燃カーボンを燃
焼させることにより効率的に除去するものである。
流動床炉の炉内温度は、脱カーボン率、フライアッシュ
中のＦｅの酸化によるフライアッシュの着色を防止する
観点から、６００〜１０００°Ｃ１好ましくは７００〜
９００″Ｃとするのが効果的である。
中のＦｅの酸化によるフライアッシュの着色を防止する
観点から、６００〜１０００°Ｃ１好ましくは７００〜
９００″Ｃとするのが効果的である。
石炭焚ボイラに付設された乾式集塵装置により回収した
未燃カーボンを含むフライアッシュを焼成皿に入れ、電
気炉にて加熱し、炉内温度を６００〜１０００℃に保持
し、保持時間と残存未燃カーボン盟を測定したところ、
炉内温度が７００°Ｃ以上であればごく短時間にフライ
アッシュ中の未燃カーボンが０．１％以下に燃焼除去さ
れることを実験的に６１！認した。
未燃カーボンを含むフライアッシュを焼成皿に入れ、電
気炉にて加熱し、炉内温度を６００〜１０００℃に保持
し、保持時間と残存未燃カーボン盟を測定したところ、
炉内温度が７００°Ｃ以上であればごく短時間にフライ
アッシュ中の未燃カーボンが０．１％以下に燃焼除去さ
れることを実験的に６１！認した。
しかしながら、１０００°Ｃを超えるとフライアッシュ
中のＦｅが酸化し、フライアッシュが着色（淡紅色、褐
色）される。従って炉内温度は１０００°Ｃ以下が望ま
しい。
中のＦｅが酸化し、フライアッシュが着色（淡紅色、褐
色）される。従って炉内温度は１０００°Ｃ以下が望ま
しい。
（実施例）
第１図に示す白色化設備において、灰ホンパー１よりロ
ータリーフィーダー２を介してフライアッシュを５０ｋ
ｇを流動床炉３に供給し、パネルヒーター４により炉内
温度を６００ ’Ｃに昇温した後ブロワ−８により分装
置７を介して空気を送り込みフライアッシュ中の未燃カ
ーボンの燃焼を開始し、それに伴い発生したダストはセ
ラミックチューブ５で捕集し、ロータリーフィーダー６
を介して分配箱７に供給し、分配箱の外周に均等に設置
した気送管ＩＯを介して気流輸送し流動床炉に循環させ
た。
ータリーフィーダー２を介してフライアッシュを５０ｋ
ｇを流動床炉３に供給し、パネルヒーター４により炉内
温度を６００ ’Ｃに昇温した後ブロワ−８により分装
置７を介して空気を送り込みフライアッシュ中の未燃カ
ーボンの燃焼を開始し、それに伴い発生したダストはセ
ラミックチューブ５で捕集し、ロータリーフィーダー６
を介して分配箱７に供給し、分配箱の外周に均等に設置
した気送管ＩＯを介して気流輸送し流動床炉に循環させ
た。
この結果、循環開始（空気供給開始）４分後にロータリ
ーフィーダー６を止め更に２分後にロータリーフィーダ
ー９を作動さ・Ｕることにより、：コンテナ２に約４０
ｋｇの未燃カーボン０．１％以下の白色化されたフライ
アッシュを得ることができた。
ーフィーダー６を止め更に２分後にロータリーフィーダ
ー９を作動さ・Ｕることにより、：コンテナ２に約４０
ｋｇの未燃カーボン０．１％以下の白色化されたフライ
アッシュを得ることができた。
（発明の効果）
上記の方法によって白色化されたフライアッシュは、セ
メント混和材はもとより造粒するごとにより着色容易な
人工虹■白色砂として吹付材等の建築材として利用でき
、フライアッシュの用途を拡大することができる。
メント混和材はもとより造粒するごとにより着色容易な
人工虹■白色砂として吹付材等の建築材として利用でき
、フライアッシュの用途を拡大することができる。
又未燃カーボン燃焼時に発生ずる排ガスは、燃焼用空気
Ｔ−熱、原料フラ・イアノンユ乾燥、フライアッシュ加
工品の乾燥や排熱ボイラによる藩気凹収等に有効利用で
きる。
Ｔ−熱、原料フラ・イアノンユ乾燥、フライアッシュ加
工品の乾燥や排熱ボイラによる藩気凹収等に有効利用で
きる。
第１図は本発明法を実施するプライアッシュ白色化設備
例を示す図である。 ■・・・灰ポツパー、２・・・ロータリーフィーダー、
３・・・循環流動床炉、４・・・パネルヒーター、５・
・・セラミックチューブ、６・・・ロータリーフィーダ
ー、７・・・分配箱、８・・・ブロワ−１９・・・ロー
タリーフィーダー、■０・・・気送管、１１・・・コン
テナ。
例を示す図である。 ■・・・灰ポツパー、２・・・ロータリーフィーダー、
３・・・循環流動床炉、４・・・パネルヒーター、５・
・・セラミックチューブ、６・・・ロータリーフィーダ
ー、７・・・分配箱、８・・・ブロワ−１９・・・ロー
タリーフィーダー、■０・・・気送管、１１・・・コン
テナ。
Claims (1)
- 流動床炉からの排ガス中のダストを集塵する乾式集塵機
を有する流動床炉内に未燃カーボンを含有するフライア
ッシュをバッチ供給し、上記フライアッシュを上記集塵
機と流動床炉間を循環させ、流動床炉内で未燃カーボン
を燃焼させることを特徴とするフライアッシュの白色化
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63131593A JPH01304094A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | フライアッシュの白色化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63131593A JPH01304094A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | フライアッシュの白色化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01304094A true JPH01304094A (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=15061682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63131593A Pending JPH01304094A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | フライアッシュの白色化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01304094A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08243526A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-24 | Hitachi Zosen Corp | 石炭灰中未燃物の除去方法 |
| WO1997007904A1 (fr) * | 1995-08-29 | 1997-03-06 | Jean Couturier | Procede pour la valorisation et la reutilisation des cendres volantes des centrales thermiques fonctionnant au charbon |
| US5992336A (en) * | 1996-12-31 | 1999-11-30 | Wisconsin Electric Power Company | Reburning of coal ash |
| WO2001033140A1 (en) * | 1999-11-02 | 2001-05-10 | Consolidated Engineering Company, Inc. | Method and apparatus for combustion of residual carbon in fly ash |
| US7047894B2 (en) | 1999-11-02 | 2006-05-23 | Consolidated Engineering Company, Inc. | Method and apparatus for combustion of residual carbon in fly ash |
| JP2019026534A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 日本製紙株式会社 | フライアッシュの製造装置及び製造方法 |
| JP2019026533A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 日本製紙株式会社 | フライアッシュの製造装置 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP63131593A patent/JPH01304094A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO1997007904A1 (fr) * | 1995-08-29 | 1997-03-06 | Jean Couturier | Procede pour la valorisation et la reutilisation des cendres volantes des centrales thermiques fonctionnant au charbon |
| FR2738169A1 (fr) * | 1995-08-29 | 1997-03-07 | Couturier Jean | Procede pour la valorisation et la reutilisation des cendres volantes des centrales thermiques fonctionnant au charbon |
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| JP2019026533A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 日本製紙株式会社 | フライアッシュの製造装置 |
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