JPH08243526A - 石炭灰中未燃物の除去方法 - Google Patents
石炭灰中未燃物の除去方法Info
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- JPH08243526A JPH08243526A JP7055754A JP5575495A JPH08243526A JP H08243526 A JPH08243526 A JP H08243526A JP 7055754 A JP7055754 A JP 7055754A JP 5575495 A JP5575495 A JP 5575495A JP H08243526 A JPH08243526 A JP H08243526A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 請求項1の発明は未燃物5%以上の石炭灰を
燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼し未燃物を燃
焼させることを特徴とする石炭灰中未燃物の除去方法で
ある。請求項2の発明は未燃物5%以上の石炭灰を燃焼
用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼し未燃物を燃焼さ
せ、得られた仮焼灰を集塵し、造粒し、焼成して軽量骨
材化することを特徴とする軽量骨材の製造方法である。 【効果】 請求項1記載の発明によれば、灰粒子比表面
積の広い状態で未燃カーボンを効率的に燃焼させること
ができる。請求項2記載の発明によれば、石炭灰中の未
燃物を除去し、未燃物が少なくなった灰を原料にして造
粒、焼成して軽量骨材を製造することができる。
燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼し未燃物を燃
焼させることを特徴とする石炭灰中未燃物の除去方法で
ある。請求項2の発明は未燃物5%以上の石炭灰を燃焼
用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼し未燃物を燃焼さ
せ、得られた仮焼灰を集塵し、造粒し、焼成して軽量骨
材化することを特徴とする軽量骨材の製造方法である。 【効果】 請求項1記載の発明によれば、灰粒子比表面
積の広い状態で未燃カーボンを効率的に燃焼させること
ができる。請求項2記載の発明によれば、石炭灰中の未
燃物を除去し、未燃物が少なくなった灰を原料にして造
粒、焼成して軽量骨材を製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は石炭灰中の未燃物を除
去する方法に関し、さらに得られた未燃物除去灰を原料
にして軽量骨材を製造する方法に関するものである。
去する方法に関し、さらに得られた未燃物除去灰を原料
にして軽量骨材を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フライアッシュはこの品質と材料
特性からフライアッシュセメントや生コンクリート用混
和材料に有効利用されてきた。しかし、近年、フライア
ッシュ中の強熱減量(未燃カーボン)は高くなる傾向に
あり(例えば5%以上)、これがフライアッシュの品質
低下を招き、上記のような有効利用がし難くなってきて
いる。強熱減量が高くなる主たる原因は、昭和48年度
の大気汚染に係わる環境基準の告示以降、排ガス中の低
NOx化を達成するための低温燃焼法が採用されている
こと、および、灰の融点が高い海外炭の使用量(年間消
費量の約90%)が増大していることに因る。
特性からフライアッシュセメントや生コンクリート用混
和材料に有効利用されてきた。しかし、近年、フライア
ッシュ中の強熱減量(未燃カーボン)は高くなる傾向に
あり(例えば5%以上)、これがフライアッシュの品質
低下を招き、上記のような有効利用がし難くなってきて
いる。強熱減量が高くなる主たる原因は、昭和48年度
の大気汚染に係わる環境基準の告示以降、排ガス中の低
NOx化を達成するための低温燃焼法が採用されている
こと、および、灰の融点が高い海外炭の使用量(年間消
費量の約90%)が増大していることに因る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在のところセメント
分野が石炭灰有効利用の大半を占めているが、この有効
利用量はいずれ限界に達するものと推定される。そこ
で、他の分野での石炭灰の有効利用が望まれるが、石炭
灰を資源・原材料として利用するためには、石炭灰中の
未燃カーボンを効率良く除去して、石炭灰の品質を向上
させることが重要な課題である。
分野が石炭灰有効利用の大半を占めているが、この有効
利用量はいずれ限界に達するものと推定される。そこ
で、他の分野での石炭灰の有効利用が望まれるが、石炭
灰を資源・原材料として利用するためには、石炭灰中の
未燃カーボンを効率良く除去して、石炭灰の品質を向上
させることが重要な課題である。
【0004】石炭灰を造粒し、焼成して軽量骨材を製造
する場合、石炭灰中に未燃物が多いと、焼成温度と粒子
内部への酸素の拡散と炉内滞留時間の関係で、得られた
焼成物内部に未燃物が残留し、これが骨材としてのJI
S規格に合わなくなる。これを避けるには、灰成分の調
整や、造粒、焼成条件をきめ細く管理する必要がある。
例えば、灰中の未燃物を除去するための風力分級法、ま
たは他成分の添加による成分調整、造粒におけるバイン
ダー(ベントナイト、パルプ廃液、ケイ酸ソーダ他)の
選定、焼成における温度、O2 濃度、滞留時間などの設
定および管理が重要であり、これ以外にも焼成装置形式
が重要なファイターになる。
する場合、石炭灰中に未燃物が多いと、焼成温度と粒子
内部への酸素の拡散と炉内滞留時間の関係で、得られた
焼成物内部に未燃物が残留し、これが骨材としてのJI
S規格に合わなくなる。これを避けるには、灰成分の調
整や、造粒、焼成条件をきめ細く管理する必要がある。
例えば、灰中の未燃物を除去するための風力分級法、ま
たは他成分の添加による成分調整、造粒におけるバイン
ダー(ベントナイト、パルプ廃液、ケイ酸ソーダ他)の
選定、焼成における温度、O2 濃度、滞留時間などの設
定および管理が重要であり、これ以外にも焼成装置形式
が重要なファイターになる。
【0005】この発明の目的は、上記の点に鑑み、未燃
物5%以上の石炭灰を仮焼して灰中の未燃物を燃焼させ
ることによって未燃物を除去する方法、および、得られ
た未燃物除去灰を原料にして軽量骨材を製造する方法を
提供することにある。
物5%以上の石炭灰を仮焼して灰中の未燃物を燃焼させ
ることによって未燃物を除去する方法、および、得られ
た未燃物除去灰を原料にして軽量骨材を製造する方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成すべく工夫されたものであり、請求項1記載の発明
は、未燃物5%以上の石炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉
に吹き込んで仮焼し未燃物を燃焼させることを特徴とす
る石炭灰中未燃物の除去方法である。
成すべく工夫されたものであり、請求項1記載の発明
は、未燃物5%以上の石炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉
に吹き込んで仮焼し未燃物を燃焼させることを特徴とす
る石炭灰中未燃物の除去方法である。
【0007】また、請求項2記載の発明は、未燃物5%
以上の石炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮
焼し未燃物を燃焼させ、得られた仮焼灰を集塵し、造粒
し、焼成して軽量骨材化することを特徴とする軽量骨材
の製造方法である。
以上の石炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮
焼し未燃物を燃焼させ、得られた仮焼灰を集塵し、造粒
し、焼成して軽量骨材化することを特徴とする軽量骨材
の製造方法である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の方
法において、石炭灰の仮焼と造粒物の焼成とを1つの焼
成炉で同時に行う方法である。
法において、石炭灰の仮焼と造粒物の焼成とを1つの焼
成炉で同時に行う方法である。
【0009】請求項4記載の発明は、焼成炉がロータリ
ーキルンであり、造粒物の投入方向と石炭灰の吹き込み
方向が向流であることを特徴とする請求項1から3記載
の方法である。
ーキルンであり、造粒物の投入方向と石炭灰の吹き込み
方向が向流であることを特徴とする請求項1から3記載
の方法である。
【0010】請求項5記載の発明は、造粒工程におい
て、造粒用バインダーとして粘土状の無機汚泥を用いる
ことを特徴とする請求項2記載の方法である。
て、造粒用バインダーとして粘土状の無機汚泥を用いる
ことを特徴とする請求項2記載の方法である。
【0011】この発明による方法はボトム・アッシュお
よびフライ・アッシュのいずれにも適用できる。
よびフライ・アッシュのいずれにも適用できる。
【0012】造粒工程では、集塵灰にバインダーが添加
される。バインダーとしては、粘土状の無機汚泥が、安
価であることから好ましく用いられる。粘土状の無機汚
泥としては、廃棄物の浄水泥、赤泥、採石廃泥、建設泥
などが例示される。その他のバインダーとしては、ベン
トナイト、パルプ廃液、ケイ酸ソーダなども用いられ
る。
される。バインダーとしては、粘土状の無機汚泥が、安
価であることから好ましく用いられる。粘土状の無機汚
泥としては、廃棄物の浄水泥、赤泥、採石廃泥、建設泥
などが例示される。その他のバインダーとしては、ベン
トナイト、パルプ廃液、ケイ酸ソーダなども用いられ
る。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、未燃物5%以上の石
炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼するの
で、灰粒子比表面積の広い状態で未燃カーボンを効率的
に燃焼させることができる。
炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼するの
で、灰粒子比表面積の広い状態で未燃カーボンを効率的
に燃焼させることができる。
【0014】請求項2記載の発明では、未燃物5%以上
の石炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼し
未燃物を燃焼させ、得られた仮焼灰を集塵し、造粒し、
焼成して軽量骨材化するので、石炭灰中の未燃物を除去
し、未燃物が少なくなった灰を原料にして造粒、焼成し
て軽量骨材を製造することができる。
の石炭灰を燃焼用空気と共に焼成炉に吹き込んで仮焼し
未燃物を燃焼させ、得られた仮焼灰を集塵し、造粒し、
焼成して軽量骨材化するので、石炭灰中の未燃物を除去
し、未燃物が少なくなった灰を原料にして造粒、焼成し
て軽量骨材を製造することができる。
【0015】また、一般に、未燃物を含む石炭灰造粒物
を軽量骨材化する場合、未燃物を含む石炭灰を仮焼する
条件すなわち1000℃、酸素濃度10%以上が必要と
なる。一方焼結は1150℃以上、酸素濃度6%程度が
好適である。したがって、条件の異なる2台の回転炉が
必要になり、効率的でない。
を軽量骨材化する場合、未燃物を含む石炭灰を仮焼する
条件すなわち1000℃、酸素濃度10%以上が必要と
なる。一方焼結は1150℃以上、酸素濃度6%程度が
好適である。したがって、条件の異なる2台の回転炉が
必要になり、効率的でない。
【0016】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
方法において、石炭灰の仮焼と造粒物の焼成とを1つの
焼成炉で同時に行うので、設備費の点でも熱効率の点で
も極めて有利である。
方法において、石炭灰の仮焼と造粒物の焼成とを1つの
焼成炉で同時に行うので、設備費の点でも熱効率の点で
も極めて有利である。
【0017】請求項4記載の発明では、焼成炉がロータ
リーキルンであり、造粒物の投入方向と石炭灰の吹き込
み方向が向流であるので、焼成中の骨材は高い表面温度
を有し、粒子どうし融着する雰囲気にあるが、吹き込み
灰の一部が粒子表面に付着し、融着防止の役目を果す。
こうして、焼成炉において石炭灰の仮焼と造粒物の焼成
とを効率的に行うことができる。
リーキルンであり、造粒物の投入方向と石炭灰の吹き込
み方向が向流であるので、焼成中の骨材は高い表面温度
を有し、粒子どうし融着する雰囲気にあるが、吹き込み
灰の一部が粒子表面に付着し、融着防止の役目を果す。
こうして、焼成炉において石炭灰の仮焼と造粒物の焼成
とを効率的に行うことができる。
【0018】請求項5記載の発明では、造粒工程におい
て、造粒用バインダーとして粘土状の無機汚泥を用いる
ので、仮焼灰の造粒を安価にかつ効率的に行うことがで
きる。
て、造粒用バインダーとして粘土状の無機汚泥を用いる
ので、仮焼灰の造粒を安価にかつ効率的に行うことがで
きる。
【0019】こうして、焼成炉において石炭灰の仮焼と
造粒物の焼成とを効率的に行うことができる。
造粒物の焼成とを効率的に行うことができる。
【0020】
【実施例】石炭灰中の未燃物はカーボンそのものであ
り、昇温すると燃焼する。示差熱分析結果では約650
℃以上の雰囲気で容易に燃焼除去できることが判明して
いる。しかし未燃物を除去することだけの目的で、燃焼
法を採用することは得策ではない。そこで、骨材製造の
焼成工程中に灰分の焼成と灰中の未燃物除去とを同時に
行うことを検討した。
り、昇温すると燃焼する。示差熱分析結果では約650
℃以上の雰囲気で容易に燃焼除去できることが判明して
いる。しかし未燃物を除去することだけの目的で、燃焼
法を採用することは得策ではない。そこで、骨材製造の
焼成工程中に灰分の焼成と灰中の未燃物除去とを同時に
行うことを検討した。
【0021】未燃物を5%以上含有する石炭灰を燃焼用
空気(一次空気)中に分散させて焼成炉に一端部から吹
き込む。
空気(一次空気)中に分散させて焼成炉に一端部から吹
き込む。
【0022】焼成炉内は他端部から供給された燃料(重
油、天然ガス、プロパン等)の燃焼により1000℃以
上の高温雰囲気にあり、後述する石炭灰造粒物を焼結し
て軽量骨材化する。石炭灰は焼成炉に吹き込まれると炉
内で仮焼され、未燃物が燃焼し、発生した燃焼熱は焼成
燃料の一部として消費されつ。ついで、生成した灰粒子
はダストとして集塵機で捕集される。捕集ダストは完全
に灰化されている。捕集ダストをバインダー(無機性の
汚泥廃棄物など)と共にパン型造粒機または押出造粒機
に投入し、造粒する。これにより、焼成炉内における造
粒物の滞留時間を短くすることができる。
油、天然ガス、プロパン等)の燃焼により1000℃以
上の高温雰囲気にあり、後述する石炭灰造粒物を焼結し
て軽量骨材化する。石炭灰は焼成炉に吹き込まれると炉
内で仮焼され、未燃物が燃焼し、発生した燃焼熱は焼成
燃料の一部として消費されつ。ついで、生成した灰粒子
はダストとして集塵機で捕集される。捕集ダストは完全
に灰化されている。捕集ダストをバインダー(無機性の
汚泥廃棄物など)と共にパン型造粒機または押出造粒機
に投入し、造粒する。これにより、焼成炉内における造
粒物の滞留時間を短くすることができる。
【0023】石炭灰を造粒機で造粒した後、得られた粒
状物をロータリーキルンなどの焼成炉の一端部に投入
し、乾燥し、焼成する。こうして、石炭灰から軽量骨材
が得られる。
状物をロータリーキルンなどの焼成炉の一端部に投入
し、乾燥し、焼成する。こうして、石炭灰から軽量骨材
が得られる。
【0024】焼成炉への造粒物の投入方向と、石炭灰の
吹き込み方向は向流である。すなわち、燃焼用空気(一
次空気)は一端部から他端部の方向へ吹き込まれ、造粒
物は他端部から一端部の方向へ投入される。
吹き込み方向は向流である。すなわち、燃焼用空気(一
次空気)は一端部から他端部の方向へ吹き込まれ、造粒
物は他端部から一端部の方向へ投入される。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、灰粒子比
表面積の広い状態で未燃カーボンを効率的に燃焼させる
ことができる。
表面積の広い状態で未燃カーボンを効率的に燃焼させる
ことができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、石炭灰中の
未燃物を除去し、未燃物が少なくなった灰を原料にして
造粒、焼成して軽量骨材を製造することができる。
未燃物を除去し、未燃物が少なくなった灰を原料にして
造粒、焼成して軽量骨材を製造することができる。
【0027】請求項3記載の発明によれば、この方法は
設備費の点でも熱効率の点でも極めて有利である。
設備費の点でも熱効率の点でも極めて有利である。
【0028】請求項4記載の発明によれば、焼成中の骨
材は高い表面温度を有し、粒子どうし融着する雰囲気に
あるが、吹き込み灰の一部が粒子表面に付着し、融着防
止の役目を果たし、焼成炉において石炭灰の仮焼と造粒
物の焼成とを効率的に行うことができる。
材は高い表面温度を有し、粒子どうし融着する雰囲気に
あるが、吹き込み灰の一部が粒子表面に付着し、融着防
止の役目を果たし、焼成炉において石炭灰の仮焼と造粒
物の焼成とを効率的に行うことができる。
【0029】請求項5記載の発明によれば、仮焼灰の造
粒を安価にかつ効率的に行うことができる。
粒を安価にかつ効率的に行うことができる。
【0030】こうして、この発明の方法によれば、未燃
物5%以上の石炭灰を仮焼して灰中の未燃物を燃焼させ
ることによって未燃物を除去することができ、しかも、
得られた未燃物除去灰を原料にして軽量骨材を製造する
ことができる。
物5%以上の石炭灰を仮焼して灰中の未燃物を燃焼させ
ることによって未燃物を除去することができ、しかも、
得られた未燃物除去灰を原料にして軽量骨材を製造する
ことができる。
【図1】この発明の方法を示すフローシートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 未燃物5%以上の石炭灰を燃焼用空気と
共に焼成炉に吹き込んで仮焼し未燃物を燃焼させること
を特徴とする石炭灰中未燃物の除去方法。 - 【請求項2】 未燃物5%以上の石炭灰を燃焼用空気と
共に焼成炉に吹き込んで仮焼し未燃物を燃焼させ、得ら
れた仮焼灰を集塵し、造粒し、焼成して軽量骨材化する
ことを特徴とする軽量骨材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法において、石炭灰の
仮焼と造粒物の焼成とを1つの焼成炉で同時に行うこと
を特徴とする軽量骨材の製造方法。 - 【請求項4】 焼成炉がロータリーキルンであり、造粒
物の投入方向と石炭灰の吹き込み方向が向流であること
を特徴とする請求項1から3記載の方法。 - 【請求項5】 造粒工程において、造粒用バインダーと
して粘土状の無機汚泥を用いることを特徴とする請求項
2記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7055754A JPH08243526A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 石炭灰中未燃物の除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7055754A JPH08243526A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 石炭灰中未燃物の除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08243526A true JPH08243526A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13007640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7055754A Pending JPH08243526A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 石炭灰中未燃物の除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08243526A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005350296A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Taiheiyo Material Kk | 軽量骨材とその製造方法 |
JP2007131496A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 石炭灰粉末を原料とした石炭灰焼結体の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885011A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-21 | Sumitomo Cement Co Ltd | フライアツシユの改質方法およびその装置 |
JPS62125891A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | フライアッシュの処理装置 |
JPH01304094A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Nippon Steel Corp | フライアッシュの白色化処理方法 |
JPH06134435A (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-17 | Nippon Cement Co Ltd | フライアッシュ中に含まれる炭素の除去方法 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7055754A patent/JPH08243526A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885011A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-21 | Sumitomo Cement Co Ltd | フライアツシユの改質方法およびその装置 |
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JPH01304094A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Nippon Steel Corp | フライアッシュの白色化処理方法 |
JPH06134435A (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-17 | Nippon Cement Co Ltd | フライアッシュ中に含まれる炭素の除去方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005350296A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Taiheiyo Material Kk | 軽量骨材とその製造方法 |
JP2007131496A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 石炭灰粉末を原料とした石炭灰焼結体の製造方法 |
JP4601539B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2010-12-22 | 中国電力株式会社 | 石炭灰粉末を原料とした石炭灰焼結体の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010321 |