JPH0130384Y2 - - Google Patents

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JPH0130384Y2
JPH0130384Y2 JP2578782U JP2578782U JPH0130384Y2 JP H0130384 Y2 JPH0130384 Y2 JP H0130384Y2 JP 2578782 U JP2578782 U JP 2578782U JP 2578782 U JP2578782 U JP 2578782U JP H0130384 Y2 JPH0130384 Y2 JP H0130384Y2
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box case
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JP2578782U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は暑い季節にアイスケーキ等を保冷しな
がら持ち運び出来るようにした包装用箱に関す
る。
従来の包装箱60は、第14図に示す如く一重
で構成されているため、内部に収容したアイスケ
ーキ61を冷やすドライアイスの冷気ガスが、箱
の〓間から外部へ逃げやすく、また、アイスケー
キ61と包装箱60との間に空間が無いためガス
の循環が悪かつた。さらに冷気ガスの液化した水
滴が包装箱60の表面に滲出し、包装箱の外観を
汚してしまう欠点があつた。
本考案は係る従来の欠点に鑑て成されたもの
で、その構成は表面積を拡大させるため全面に凸
凹面を設け且つ含水性を有した板材からなり、底
片を一体又は別体に設けると共に折目を介して連
続して設けた立上片の一端に、他端の立上片に重
合させる重合片を折目を介して設けると共に対角
状に二折り可能な内箱ケースを、該内箱ケースよ
り一回り大きく形成して対角状に二折り可能な外
箱内に収容し、底面に多数の小孔を設けて内部に
ドライアイスを収容する容器を外箱内の内箱ケー
ス上に収容し、内箱ケースと外箱との間に周面及
び底面に冷気ガス流通用の循環路を連続して設け
ることを特徴とする。
それ故、外箱内に収容した内箱ケースと該外箱
との間の周面及び底面に循環路を連続して設け、
内箱ケースの上部にドライアイスを収容した容器
を位置させると、冷気ガスは循環路を循環でき
る。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
底部1を有した方形の外箱2の上部に開閉可能な
蓋片3を夫々形成し、蓋片3の先端には折目3a
を介して把手部4を夫々形成する。外箱2の上部
両側には互いに折返して重合できるよう側片5を
形成し、側片5の中央に上下方向に設けた挿入口
6内に前記把手部4の両端を夫々係止する。
第7,8図に基づいて外箱2の一例を説明する
と、縦長の方形をした正面片21の一側に第1折
目22を介して右側面片23を形成し、右側面片
の他側に第2折目24を介して後面片25を設
け、後面片の他側に第3折目26を介して左側面
片27を形成し、左側面片の一端に第4折目28
を介して糊代片29を形成する。
正面片21の下部に第5折目30を介して第1
連結片31を設け、右側面片23の下部に第6折
目32を介して第2連結片33を形成し、後面片
25の下部に第7折目34を介して第3連結片3
5を形成し、左側面片27の下部に第8折目36
を介して第4連結片37を形成する。
第1連結片31の一側に設けた第1折目22側
を斜状に切欠いて第1傾斜部31aを設け、第1
傾斜部と略対称的な折線31bを介して第1連結
部片31cを形成する。また第3連結部片35の
一側に位置した第3折目26側を斜状に切欠いて
第2傾斜部35aを設け、第2傾斜部と略対称的
な折線35bを介して第2連結部片35cを形成
する。さらに前記糊代片29を正面片21の一側
裏面に接着させて断面方形に形成し、第1連結部
片31cを隣接する第4連結片37の裏面一側に
設けた接着部37aに接着させる。また第2連結
部片33の裏面一側に設けた接着部33aを隣接
した第3連結片35の一側に設けた第2連結部片
35cに接着させて折畳可能な外箱2を構成す
る。
この場合、底部1は折線31b,35bを介し
て菱形を潰したように二折りに折畳むことができ
る(第8図)。外箱2は折畳可能な構成の他、折
畳不可能でもよく、本実施例の蓋片及び把手部の
形状は一例を示すもので任意の形状でもよく、さ
らにキヤリー型以外の普通の菓子箱でもよい。
内箱ケース40を第6図について説明すると、
適当間隔ごとに形成する折目51を介して交互に
設けた各立上片54,55を夫々折曲げて方形に
形成し、一端に位置した立上片54の端部には折
目51を介して重合片56を形成し、さらに折目
52を介して底片41を一体に形成する。底片4
1は一枚に構成してもよいし、各立上片54,5
5の下部に連続して複数に分して構成してもよ
い。
内箱ケース40を構成する板材は、第10図に
示す如くエンボス加工によつて凹部42及び凸部
43を有した凸凹面を全面に形成する。そのた
め、外箱2と内箱ケース40が互いに密接しても
凹部42及び凸部43の部分によつて内箱ケース
40の内外面に循環路44を形成できる(第5
図)。
底片41aを内箱ケース40aと別体に構成し
てもよいが、底片41a及び内箱ケース40aは
全体に凸凹面を有しているため外箱2の内面に沿
つて循環路44aを有している(第9図)。
内箱ケース40は単に外箱2内に収容するだけ
でもよいし、内箱ケースの一部と外箱とを連結部
材(図示せず)や接着剤で連結すれば、外箱2を
取扱う際に内箱ケース40の脱落を防止できる。
内箱ケース40の材質は含水性を有し、白板ボ
ール紙、マニラボール紙、ダンボール紙、その他
の板材を使用でき、板材の全面にエンボス加工に
よつて水玉やダイヤ型の多数の凸凹部を設けるこ
とにより、内箱ケースに強度を具有させると共に
表面積を拡大して、水分滲み速度を普通の紙材に
比べて遅らせることができる。
第11図に示す如く上下又は横手方向に多数の
コ字型断面形状の板材11や、第12図に示す如
く上下又は横手方向に多数のく字型断面形状の板
材12や、第13図に示す如く上下又は横手方向
に多数の小円弧断面形状の板材13も使用でき
る。
外箱2内に一回り小さく且つ高さも外箱2より
低く形成した内箱ケース40を収容し、外箱2と
内箱ケース40との間に約2〜10mm位の間隔を設
けたため、内箱ケース40と外箱2を密接させて
も両者の間の周面及び底面に連続した循環路44
を有している。
外箱2内で内箱ケース40の上部に収容した容
器7の底面に多数の小孔8を設け、該容器にドラ
イアイス(図示せず)を収容する。
次に、本実施例の作用について説明すると、容
器7に収容したドライアイスの冷気ガスは小孔8
を通つて下方に流れ、一部は内箱ケース40内の
ケーキを冷やし、他は内箱ケース40の内外面と
外箱2との間に設けた循環路44内を循環し、外
箱2の外部から伝わる熱を遮断する。
この場合、ケーキは外箱2内に直接収容されて
いないため、ドライアイスの滲みは一旦内箱ケー
ス40に伝わり、ついで外箱2に伝わるので、菓
子店から自宅に持ち帰る時間位では、外箱の表面
に滲出ることは殆どない。
ケーキ(図示せず)に接する内箱ケース40
は、全面に凹部42及び凸部43を設けて表面積
を拡大させてあるため水分の滲み速度は遅く、内
箱ケースに付着した水滴が外箱2に滲み出るまで
の時間が、従来のものに比べて著しく長くなる。
エンボス加工により内箱ケース全面に凸凹面を
形成すると、両側端を機械で糊付けできないが、
手作業またはホチキス等で接続させてもよく、
又、単に両者を重ねるだけでもよい。
本考案は以下のような効果を有している。
外箱内に収容する内箱ケースの全面に凹凸面
を設けることにより、外箱と内箱ケースとの間
の周囲及び底面に連続した循環路を有したた
め、ドライアイスの冷気ガスを循環させて、保
冷性を高めることができ、またドライアイスの
無駄が少ないので、その使用量が少なくて済
む。
含水性を有した内箱ケースに水滴が滲み出て
も、全体に凸凹部を設けて表面積を拡大させて
あるため、普通の紙材を用いた場合よりも外箱
に滲み出るのを長時間防止することができる。
水滴は内箱ケースの板材に含水されるため、
アイスケーキ上への水滴の落下を防止すること
ができる。
内箱ケースを外箱内に収容したまま外箱の折
畳や組立をワンタツチでできるので取扱が便利
で能率良く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は全体の斜視図、第2図は外箱を開口させた状態
の斜視図、第3図は第1図中央縦断面図、第4図
は外箱の水平方向の一部拡大断面図、第5図は外
箱の垂直方向の一部拡大断面図、第6図は内箱ケ
ースの展開図、第7図は外箱の展開図、第8図は
外箱の折畳む途中を示した底面図、第9図は他の
実施例の要部断面図、第10図は内箱ケースの板
材の拡大断面図、第11〜13図は同板材の他の
実施例を示す拡大断面図、第14図従来の箱体を
示す要部断面図である。 2……外箱、40……内箱ケース、41……底
片、44……循環路、54,55……立上片、5
6……重合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面積を拡大させるため全面に凸凹面を設け且
    つ含水性を有した板材からなり、底片を一体又は
    別体に設けると共に折目を介して連続して設けた
    立上片の一端に、他端の立上片に重合させる重合
    片を折目を介して設けると共に対角状に二折り可
    能な内箱ケースを、該内箱ケースより一回り大き
    く形成して対角状に二折り可能な外箱内に収容
    し、底面に多数の小孔を設けて内部にドライアイ
    スを収容する容器を外箱内の内箱ケース上に収容
    し、内箱ケースと外箱との間に周面及び底面に冷
    気ガス流通用の循環路を連続して設けた包装用
    箱。
JP2578782U 1982-02-26 1982-02-26 包装用箱 Granted JPS58130967U (ja)

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JP2578782U JPS58130967U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 包装用箱

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JP2578782U JPS58130967U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 包装用箱

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Publication Number Publication Date
JPS58130967U JPS58130967U (ja) 1983-09-03
JPH0130384Y2 true JPH0130384Y2 (ja) 1989-09-18

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JP2578782U Granted JPS58130967U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 包装用箱

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JP2552485B2 (ja) * 1987-05-28 1996-11-13 鐘淵化学工業株式会社 生鮮物輸送方法
JP2571435Y2 (ja) * 1992-03-25 1998-05-18 イワキパックス株式会社 包装箱及び緩衝材
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JP4784987B2 (ja) * 2006-06-13 2011-10-05 太陽工業株式会社 保冷装置

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