JPH0130365B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130365B2 JPH0130365B2 JP8062082A JP8062082A JPH0130365B2 JP H0130365 B2 JPH0130365 B2 JP H0130365B2 JP 8062082 A JP8062082 A JP 8062082A JP 8062082 A JP8062082 A JP 8062082A JP H0130365 B2 JPH0130365 B2 JP H0130365B2
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- Japan
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- cable
- insulator
- polyolefin
- layer
- external
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プラスチツク絶縁ケーブルの絶縁体
と同一の絶縁材料を用いて絶縁体を構成した接続
部で、外部半導電層を利用して縁切りを行う場合
の接続部に関するものである。
と同一の絶縁材料を用いて絶縁体を構成した接続
部で、外部半導電層を利用して縁切りを行う場合
の接続部に関するものである。
架橋ポリエチレン絶縁ケーブル(以下「CVケ
ーブル」と言う。)で代表されるプラスチツク絶
縁ケーブルは、275KV級の超高圧線路に適用さ
れているが、長距離線路では単位長さのケーブル
を接続して使用することが必要とされる。この接
続は、電気性能や長期信頼性を考慮するとケーブ
ル絶縁体と同一のポリオレフイン絶縁材料を用い
てモールド成型により、その絶縁体を構成したも
のが最適である。絶縁体のモールド成型は、ケー
ブル絶縁体の製造と同様に現場に搬入した押出装
置と金型を用いてポリオレフイン絶縁材料を押出
成型するか、ケーブル絶縁体と同一のポリオレフ
イン絶縁材料をテープ又はシート状にして積層巻
きをするか或いは予め成形したポリオレフイン絶
縁ブロツクをあてがい、更にこれらを加熱して成
形一体化することで達成されるが、275KV級を
超高圧ケーブル用接続部としては、押出装置を用
いて製作する押出成型モールド接続部が最適であ
る。ところで、長距離線路ではケーブルの金属シ
ース或いは金属遮蔽層(以下、単に、「シース」
という。)に循環電流が流れて送電損失を起こす
のを防ぐため、上記シースを各相間でねん架をす
る、所謂クロスボンドすることが必要となり、こ
のことからシースを縁切りすることができる絶縁
接続部が必要となる。
ーブル」と言う。)で代表されるプラスチツク絶
縁ケーブルは、275KV級の超高圧線路に適用さ
れているが、長距離線路では単位長さのケーブル
を接続して使用することが必要とされる。この接
続は、電気性能や長期信頼性を考慮するとケーブ
ル絶縁体と同一のポリオレフイン絶縁材料を用い
てモールド成型により、その絶縁体を構成したも
のが最適である。絶縁体のモールド成型は、ケー
ブル絶縁体の製造と同様に現場に搬入した押出装
置と金型を用いてポリオレフイン絶縁材料を押出
成型するか、ケーブル絶縁体と同一のポリオレフ
イン絶縁材料をテープ又はシート状にして積層巻
きをするか或いは予め成形したポリオレフイン絶
縁ブロツクをあてがい、更にこれらを加熱して成
形一体化することで達成されるが、275KV級を
超高圧ケーブル用接続部としては、押出装置を用
いて製作する押出成型モールド接続部が最適であ
る。ところで、長距離線路ではケーブルの金属シ
ース或いは金属遮蔽層(以下、単に、「シース」
という。)に循環電流が流れて送電損失を起こす
のを防ぐため、上記シースを各相間でねん架をす
る、所謂クロスボンドすることが必要となり、こ
のことからシースを縁切りすることができる絶縁
接続部が必要となる。
一方、CVケーブルのモールド絶縁接続部での
シース縁切り構造として、予め成型した縁切りユ
ニツトを使用して構成するものが既にあるが、電
極付近における電界集中等接続部としての電気性
能に問題があり、更に構造が比較的大型化し易い
という問題がある。
シース縁切り構造として、予め成型した縁切りユ
ニツトを使用して構成するものが既にあるが、電
極付近における電界集中等接続部としての電気性
能に問題があり、更に構造が比較的大型化し易い
という問題がある。
本発明の目的は、ケーブル絶縁体と同材質を用
いるモールド接続部において、シース縁切り機能
を備え電気的性能に優れた小型接続部を提供する
ことである。
いるモールド接続部において、シース縁切り機能
を備え電気的性能に優れた小型接続部を提供する
ことである。
本発明の要旨は、プラスチツク絶縁ケーブル用
接続部の外部半導電層として、体積固有抵抗が
102〜106Ω・cmで、誘電率が103以上のものを利用
し、その周上に縁切り電極としてプレモールドユ
ニツトを用いたことにある。
接続部の外部半導電層として、体積固有抵抗が
102〜106Ω・cmで、誘電率が103以上のものを利用
し、その周上に縁切り電極としてプレモールドユ
ニツトを用いたことにある。
第1図は本発明の一実施例であり、本発明に関
する部分のみ断面で示している。第1図におい
て、1はCVケーブル9の導体15を接続する導
体接続管、2,3,4はその周上に順次形成され
た内部半導電層、ポリオレフイン絶縁体、外部半
導電層にして、内部半導電層2は、半導電性ポリ
オレフイン熱収縮チユーブ、半導電性ゴム熱収縮
チユーブ、半導電性ゴムプレモールドユニツト、
半導電性ポリオレフインテープ積層巻きのモール
ド成型等で構成され、ポリオレフイン絶縁体3
は、ケーブル絶縁体16と同材質のポリオレフイ
ンの押出成型モールド体で構成され、外部半導電
層4は、体積固有抵抗が102〜106Ω・cm(0℃〜
90℃)で、誘電率が103以上(周波数50Hz〜1M
Hz)のもので構成されている。
する部分のみ断面で示している。第1図におい
て、1はCVケーブル9の導体15を接続する導
体接続管、2,3,4はその周上に順次形成され
た内部半導電層、ポリオレフイン絶縁体、外部半
導電層にして、内部半導電層2は、半導電性ポリ
オレフイン熱収縮チユーブ、半導電性ゴム熱収縮
チユーブ、半導電性ゴムプレモールドユニツト、
半導電性ポリオレフインテープ積層巻きのモール
ド成型等で構成され、ポリオレフイン絶縁体3
は、ケーブル絶縁体16と同材質のポリオレフイ
ンの押出成型モールド体で構成され、外部半導電
層4は、体積固有抵抗が102〜106Ω・cm(0℃〜
90℃)で、誘電率が103以上(周波数50Hz〜1M
Hz)のもので構成されている。
5は夫々上記外部半導電層4の外側に所定の間
隔を置いて対向配置された半導電性ポリオレフイ
ンもしくはゴムよりなるプレモールド縁切り電極
ユニツトであり、これは予め成型されたユニツト
を外部半導電層4の外側に配置すると共に加熱し
て当該外部半導電層4と一体化されてなる。縁切
り電極ユニツト5は、第2図に示すコイル状金属
電極12を第3図に断面で示すように、上記外部
半導電層4と同一材質の半導電性ポリオレフイン
若しくは半導電性ゴム5′で被覆し、更にコイル
状金属電極12から接地線8(例えば編組線)を
引出した構造でなる。対向配置された縁切り電極
ユニツト5間には、絶縁テープル6を巻き、夫々
金属電極5から引出された接地線8をCVケーブ
ル9のシース13及びその周上に設けられた接地
管11に接続する。更に両接地管11に渡つてこ
れら全体の周上に絶縁性熱収縮チユーブの外装7
を設け、各接地管11とケーブル外装14の周上
に渡つて防水テープ巻回層10を設けて本発明の
接続部が構成される。
隔を置いて対向配置された半導電性ポリオレフイ
ンもしくはゴムよりなるプレモールド縁切り電極
ユニツトであり、これは予め成型されたユニツト
を外部半導電層4の外側に配置すると共に加熱し
て当該外部半導電層4と一体化されてなる。縁切
り電極ユニツト5は、第2図に示すコイル状金属
電極12を第3図に断面で示すように、上記外部
半導電層4と同一材質の半導電性ポリオレフイン
若しくは半導電性ゴム5′で被覆し、更にコイル
状金属電極12から接地線8(例えば編組線)を
引出した構造でなる。対向配置された縁切り電極
ユニツト5間には、絶縁テープル6を巻き、夫々
金属電極5から引出された接地線8をCVケーブ
ル9のシース13及びその周上に設けられた接地
管11に接続する。更に両接地管11に渡つてこ
れら全体の周上に絶縁性熱収縮チユーブの外装7
を設け、各接地管11とケーブル外装14の周上
に渡つて防水テープ巻回層10を設けて本発明の
接続部が構成される。
一般に絶縁接続部では、縁切り電極ユニツト5
間にクロスボンド電圧による発熱が、或いは地絡
時に異常電圧が、又ケーブル導体に雷サージが侵
入した時にサージ性電圧が発生するという問題を
抱えているが、これらの問題は縁切り電極ユニツ
ト5とポリオレフイン絶縁体3の間に体積固有抵
抗が102〜106Ω・cm(0℃〜90℃)で、誘電率が
103以上(50Hz〜1MHz)の外部半導電層4を介在
させることで悉く解消される。
間にクロスボンド電圧による発熱が、或いは地絡
時に異常電圧が、又ケーブル導体に雷サージが侵
入した時にサージ性電圧が発生するという問題を
抱えているが、これらの問題は縁切り電極ユニツ
ト5とポリオレフイン絶縁体3の間に体積固有抵
抗が102〜106Ω・cm(0℃〜90℃)で、誘電率が
103以上(50Hz〜1MHz)の外部半導電層4を介在
させることで悉く解消される。
以上の如く構成される本発明の接続部によれ
ば、プレモールド縁切り電極ユニツトとポリオレ
フイン絶縁体との間に上記外部半導電層を設けた
ことから常時のクロスボンド電圧、或いは地絡時
の異常電圧、更には雷サージ侵入時の異常電圧が
加わつても信頼性高くそれに耐えることが出来
る。そして又、縁切り電極ユニツト付近におい
て、改めて絶縁処理を施すと言つた必要がないた
め、全体として接続部の小型化が可能となる。
ば、プレモールド縁切り電極ユニツトとポリオレ
フイン絶縁体との間に上記外部半導電層を設けた
ことから常時のクロスボンド電圧、或いは地絡時
の異常電圧、更には雷サージ侵入時の異常電圧が
加わつても信頼性高くそれに耐えることが出来
る。そして又、縁切り電極ユニツト付近におい
て、改めて絶縁処理を施すと言つた必要がないた
め、全体として接続部の小型化が可能となる。
第1図は本発明のプラスチツク絶縁ケーブル用
接続部の一実施例を示す部分断面図、第2図はプ
レモールド縁切り電極ユニツトに用いる金属電
極、第3図は第2図の電極を用いて形成されるプ
レモールド縁切り電極ユニツトを示す断面図であ
る。 1:導体接続管、2:内部半導電層、3:絶縁
体、4:外部半導電層、5:プレモールド縁切り
電極ユニツト、6:絶縁テープ、7:外装、8:
接地線、9:CVケーブル、10:防水テープ巻
回層、11:接地管、12:金属電極、5′:半
導電層、13:シース、14:ケーブル外装、1
5:ケーブル導体、16:ケーブル絶縁体。
接続部の一実施例を示す部分断面図、第2図はプ
レモールド縁切り電極ユニツトに用いる金属電
極、第3図は第2図の電極を用いて形成されるプ
レモールド縁切り電極ユニツトを示す断面図であ
る。 1:導体接続管、2:内部半導電層、3:絶縁
体、4:外部半導電層、5:プレモールド縁切り
電極ユニツト、6:絶縁テープ、7:外装、8:
接地線、9:CVケーブル、10:防水テープ巻
回層、11:接地管、12:金属電極、5′:半
導電層、13:シース、14:ケーブル外装、1
5:ケーブル導体、16:ケーブル絶縁体。
Claims (1)
- 1 プラスチツク絶縁ケーブルの導体を接続する
導体接続管の周上に該ケーブルの絶縁体と同材質
のポリオレフイン絶縁体を形成し、その周上に体
積固有抵抗が102〜106Ω・cmで、誘電率が103以上
の外部半導電層を介して、該外部半導電層と同一
材の中に金属電極を埋め込んでなるプレモールド
電極ユニツトを所定間隔で配置し、更にプレモー
ルド電極ユニツトと外部半導電層とを結着一体化
せしめてなることを特徴とするプラスチツク絶縁
ケーブル用接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062082A JPS58198111A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | プラスチック絶縁ケーブル用接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062082A JPS58198111A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | プラスチック絶縁ケーブル用接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58198111A JPS58198111A (ja) | 1983-11-18 |
JPH0130365B2 true JPH0130365B2 (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=13723385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8062082A Granted JPS58198111A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | プラスチック絶縁ケーブル用接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58198111A (ja) |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP8062082A patent/JPS58198111A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58198111A (ja) | 1983-11-18 |
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