JPH01302118A

JPH01302118A - 計量供給装置

Info

Publication number: JPH01302118A
Application number: JP1065782A
Authority: JP
Inventors: Cornnelis L Devries; コルネリス・レオナルダス・ドュ・ブリース
Original assignee: Unilever NV
Current assignee: Unilever NV
Priority date: 1988-03-17
Filing date: 1989-03-17
Publication date: 1989-12-06
Also published as: US4967931A; CA1300100C; ATE70238T1; ES2028437T3; AU3133589A; DE68900522D1; GR3003669T3; AU615267B2; EP0334537A1; GB8806369D0; EP0334537B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は粘Ｗ４製品の計量供給８四に関する。より詳し
く言えば、アイスクリームのような泡立てられ、従って
圧縮可能な粘稠製品の計量供給装置に関する。

粘ｉＩｌ製品を計量供給する場合、ボトムアップ型と呼
ぶ充填方法を用いてエアポケットの発生を防止すること
がしばしば望まれる。この種の充填方法では計量供給時
に放出口部を上昇させることによって、充填すべき容器
の製品レベルと該放出口部の間に比較的僅少な間隔を保
つようにしている。

従来のボトムアップ式充填ｇ装置を、特にアイスクリー
ムを充填するために用いる場合、これらの充填装置は短
時間内に粘１ｉｌ製品の計吊供給吊を変更できないので
柔軟性に欠けている。また、これらの充填装置は、計量
供給精度が一般に低くかつ導入管内の圧力に過敏である
。さらに、これらの充填装置のむだ容積が割合に大きい
ので、充填精度が益々低下する。

本発明の目的は粘稠製品を正確に計量供給するボトムア
ップ型供給装置であって、操作が容易でかつ柔軟性があ
り、また粘稠製品の圧縮性による影響を受けにくいもの
で、ざらにむだ容積による導入管内の後膨張効果が生じ
ることのない装置を提供することにある。

この種の供給装置は垂直方向に可動な放出口部と計量供
給室とを備え、該放出口部の可動部が該計量供給室の下
端部を形成するようにすれば有利であることが判明した
。従って、本発明に係る装置は導入管と、該導入管のた
めΩ導入弁と、計量供給室と、該計量供給室の下端部を
形成する放出口部と、該放出口部のための放出弁と、該
放出口部を実質的に鉛直方向に移動させるための装置と
を備えている。

計量供給装置は放出口部の運動を実質的に鉛直方向に案
内するためのハウジングを有することが好ましい。この
ハウジングは計量供給室の側壁をも形成することができ
る。好ましくはハウジングは導入弁と放出弁の双方また
はいずれか−・方を形成する部分の運動をも案内する。

本発明に係る装置の好ましい実施態様では、計量供給作
業の休止時に、放出口部を後退させるとき、粘稠製品が
滴下したり債引きしたりすることがないように、粘稠製
品の一部を吸引する装置が設けである。この種の吸引装
置の一例は欧州特許第１４２，２０４号に開示されてい
る。

この種の吸引装置は導入弁と、計量供給室の土壁との双
方またはいずれか一方を形成する部分で構成するのが望
ましい。

また本発明は、導入管と、導入弁と、計量供給室と、該
計量供給室の下端部を形成する放出口部と、放出弁と、
該放出口部を実質的に鉛直方向に移動させるための装置
とを含む計量供給装置を用いて粘稠製品を計量供給する
ための方法であって、Ａ）導入弁を開き、かつ放出弁を
閉じた状態で、放出口部を下降させることによって、計
量供給室の容積を増大させて、該計量供給室内に粘稠製
品を充填する工程と、Ｂ）導入弁を閉じる工程と、Ｃ）計量供給室を開く工程と、０）放出口部を上昇させることによって、計量供給室の
容積を減少させて粘稠製品を該計量供給室から排出する
工程と、［）放出弁を閉じる工程と、Ｆ）導入弁を開く工程とを含む粘稠製品の計徂供給方法
を提供する。

上記Ｂ）項に述べた導入弁を閉じる工程は、計量供給室
の上端部を形成する部品群を下降させるようにして実施
することが好ましい。これらの部品群を下降させ、続い
て放出口部を同程度下降させることによって、計量供給
室の容積が一定に維持され、内容物が圧縮されなくなる
ので好ましい。

計量供給室の容積を所望により変更するときには、放出
口部を上昇させ、続いて該計量供給室の上端部を上昇ま
たは下降させて行うことができる。

通常、計量供給室の上端部を上昇させると放出速度が減
少し、該上端部を降下させると放出速度が増加する。

上記工程Ｄ）と［）の間に、放出弁を開いた状態のまま
、計量供給室の上端部を放出口部に対し上昇させること
によって、該放出口部から粘稠製品を吸引し、計量供給
室と導入管に戻すことができる。

以下に、本発明の装置の好ましい一実施例を図面に基づ
いて説明する。本発明の装置は、導入管（１）と、該導
入管（１）に連結されたハウジング（２）と、該ハウジ
ング（２）の内部で鉛直方向に滑動可能でかつ可撓性の
出口管（４）を含む放出口部（３）と、剛体キャリヤ部
分（５）、開口（７）を含む中空円筒管（６）と、導入
弁を形成し、該ハウジング（２）内でも滑動可能なリン
グピストンであって、該ハウジング（２）に密着して該
ハウジング内に嵌合されるとともに該中空円筒管（６）
の外周に対しても密着される中空円筒部材によって形成
されるリングピストン（８）と、該中空円筒管（６）内
で間口（７）のための放出弁として鉛直方向に移動可能
なニードル（９）と、ｉｌ量供給室（１０）とを備えて
いる。

第１図は計量供給サイクルの開始位置を示していて、リ
ングピストン（８）が上方にあり、従って導入弁が開い
ているので、粘稠製品（１１）が導入管（１）を経て計
量供給室（１０）に流入できるようにしである。放出口
部（３）は最高位置に置かれており、ニードル（９）は
開口（７）を閉じているので、粘稠製品（１１）は計量
供給室（１０）から放出口部（３）へ移動できない。

第２図はニードル（９）と放出口部（３）とを同時に下
降させた後の状態を示し、この状態では計量供給室（１
０）の容積が増大して導入管（１）から計量供給室（１
０）への粘稠製品の流入量が増加する。

第３図はニードル（９）と、放出口部（３）と、リング
ピストン（８）とを同時に下降さけた後の状態を示し、
この状態では計量供給室（１０）の容積が一定に保たれ
、かつ導入弁が閉じているので、粘稠製品の導入管（１
）から計量供給室（１０）への流入が阻止される。

第４図はリングピストン（８）と放出口部（３）とを同
時に下降させた後の状態を示し、この状態では計量供給
室（１０）の容積は一定に保たれ、かつ間口（７）は、
ニードル（９）によって閉塞されていないので、粘稠製
品（１１）が計量供給室（１０）から放出口部（３）を
経て計量供給を開始する。

第５図は粘稠製品（１１）を計量供給するために、ニー
ドル（９）と放出口部（３）とを同時に上昇させ、かつ
出口管（４）を同時に上昇させた後の位置を示している
。ニードル（９）と放出口部（３）とを上昇させる間は
、リングピストン（８）は選択された操作パラメータに
応じて、計量供給室（１０）の容積を減少させるために
、上昇したり、停留したり、あるいは下降したりする。

第５図に示す位置では、ニードル（９）はまだ開口（７
）を閉塞していないが、計量供給室（１０）の容積がゼ
ロに減少している。

第６図は導入弁を閉じたままリングピストン（８）を少
し上昇させることによって、粘稠製品（１１）を放出口
部（３）から間口（７）を軽て計量供給室（１０，）内
に吸引するようにする状態を示している。

第１図に示す位置に復位するには、第６図の位置からま
ずニードル（９）を下降させて開口（１）を閉じ、次い
でリングピストン（８）を上昇させて導入弁が開くよう
にする。リングピストン（８）を上昇させると同時に放
出口部（３）を上昇させることができる。

本装置の全槙成部品の運動は、コンピュータまたはその
類似品（ＰＬＣ）制御の液圧装置（図示省略）によって
行う。

各工程の終了時の位置、すなわち次工程の開始位置は作
業員の操作、すなわちつまみ４．−ボードなどを用いて
容易に変更でき、特に変化する条件下で柔軟に対処しな
がら操作ができる。

本装置の構成部品は作動弁の選択型式とそれに対応する
条件下でコンピュータ制御Ｉ装置によって相対移動速度
を変更することができる。

断面寸法が高さによって異なる容器に充填する場合に放
出口部（３）の上昇速度と、該放出口部（３）に対する
リングピストン（８）の相対速度との割合を容器断面の
変化に応じて変えれば、小断面に対して少量ずつ充填し
、また大断面の場合には大小に充填できるようにすると
有利である。

所望の操作速度はコンピュータのプログラムに容易に組
込むことができる。

計量供給精度を高めるために、導入管内の圧力は一定に
保ち、圧縮度の違いによる８１吊の誤差を防ぐことが好
ましい。

全構成部品の位置を個別に制御し得るようになっている
ことによって、本発明の供給［ｆの実施態様は極めて柔
軟性に富んだものになっている。

構成部品を同じ軸線方向に整列させることによって、軽
斤材料の利用と省スペースとを達成したので、この種の
供給装置を複数個列状に８着し、一連の容器に同時に放
出することができる。

本発明の供給装置は、計量供給室（１０）を放出口部（
３）の真上に配置し、むだ容積を僅少に押えている。従
って、計量供給作業を休止した際に、出口管（４）の内
部に残留している、アイスクリームなどの圧縮性によっ
て後膨張と、それに伴う好ましくない滴下を招くような
粘稠製品は僅少量に過ぎない。この後膨張を防止するた
めに吸引作用を施すことができる。このような吸引作用
が少なければ少ないほど充填精度が向上する。

上述の供給装置は洗浄が容易で、組立て時間も短時間で
済む。予備部品の製作と取付けも容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は放出サイクルの各工程と主要構成部
品の関係とを示す略図である。１・・・導入管　　　　　　２・・・ハウジング３・・
・放出口部　　　　　４・・・出口管５・・・剛体キャ
リヤ部分　６・・・中空円筒管８・・・リングピストン
　　９・・・ニードル特許代理人

Claims

【特許請求の範囲】

（１）放出口部と、該放出口部を実質的に垂直方向に移
動させる装置と、導入管と、上記導入管用の導入弁と、
放出弁と、可変容量の計量供給室とを含む、粘稠製品を
計量供給するための装置であって、上記放出口部が上記
計量供給室の下端部を形成しており、上記導入弁を閉じ
た状態で、上記放出口部を上昇させると粘稠製品が上記
計量供給室から排出され、かつ上記導入弁を開きかつ上
記放出弁を閉じた状態で、上記放出口部を降下させると
上記計量供給室が粘稠製品で再充填されるように各構成
部分が制御されていることを特徴とする計量供給装置。
（２）上記放出口部の運動を垂直方向に案内するための
ハウジングを有する請求項１記載の計量供給装置。
（３）上記ハウジングが上記放出弁の開閉も案内するこ
とを特徴とする請求項２記載の計量供給装置。
（４）上記ハウジングが上記導入弁の開閉も案内するこ
とを特徴とする請求項２記載の計量供給装置。
（５）上記ハウジングが上記導入弁の開閉も案内するこ
とを特徴とする請求項３記載の計量供給装置。
（６）放出口部と、該放出口部を実質的に垂直方向に移
動させるための装置と、導入管と、上記導入管用導入弁
と、放出弁と、計量供給室とを含み、かつ上記放出口部
が上記計量供給室の下端部を形成し、さらにその各構成
部分の運動が制御可能であるような計量供給装置を用い
て、粘稠製品を計量供給するための方法であつて、Ａ）上記導入弁を開き、かつ上記放出弁を閉じた状態で
、上記放出口部を下降させることによって、上記計量供
給室の容積を増大させて上記計量供給室内に粘稠製品を
充填する工程と、Ｂ）上記導入弁を閉じる工程と、Ｃ）上記放出弁を開く工程と、Ｄ）上記放出口部を上昇させることによつて、上記計量
供給室の容積を減少させて粘稠製品を上記計量供給室か
ら排出する工程と、Ｅ）上記放出弁を閉じる工程と、Ｆ）上記導入弁を開く工程とを含む粘稠製品の計量供給
方法。
（７）計量供給作業の終了後に、上記放出口部内に残留
した粘稠材料の少なくとも一部を吸引して再び上記計量
供給室内に戻す工程を含む請求項６記載の計量供給方法
。
（８）上記計量供給室から排出される粘稠製品の放出量
が可変であることを特徴とする請求項６または７記載の
計量供給方法。