JPH01301360A - 感圧複写シート - Google Patents

感圧複写シート

Info

Publication number
JPH01301360A
JPH01301360A JP63134812A JP13481288A JPH01301360A JP H01301360 A JPH01301360 A JP H01301360A JP 63134812 A JP63134812 A JP 63134812A JP 13481288 A JP13481288 A JP 13481288A JP H01301360 A JPH01301360 A JP H01301360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
capsule
color original
color
original substance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63134812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2597655B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Shinkou
新光 一之
Masanao Tajiri
政直 田尻
Shunsuke Shioi
塩井 俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority to JP63134812A priority Critical patent/JP2597655B2/ja
Publication of JPH01301360A publication Critical patent/JPH01301360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2597655B2 publication Critical patent/JP2597655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感圧複写シートに関し、特に発色性に優れた多
色感圧複写シートに関するものである。
〔従来の技術〕
クリスタルバイオレットラクトン、ベンゾイルロイコメ
チレンブルー等の電子供与性発色剤と、活性白土、フェ
ノール−ホルムアルデヒド縮金物、芳香族カルボン酸の
多価金属塩等の電子受容性顕色剤との組み合わせ、或い
はカルボン酸ニッケル塩とN、N’−ジベンジルージー
チオーオキザミド、有機リン酸鉄塩と没食子酸ラウリル
等の金属塩と配位子化合物との組み合わせなど、各種色
原体物質の反応によって発色する原理を利用した感圧複
写シートはよく知られている。
一般に、かかる悪玉複写シートは、相分離法、界面重合
法、1n−situ重合法などの方法で調整された色原
体物質を包含するマイクロカプセル(以下、単に「カプ
セル」という)を支持体に塗布した上用シートと、上記
色原体物質と反応して発色するもう一方の色原体物質を
支持体に塗布した下用シート、上記カプセルと色原体物
質を支持体の別々の面に塗布した中周シートが適宜組み
合わされて実用されている。
通常、これらの感圧複写シートのカプセル層は、水性系
のカプセル塗液を大型の塗工機を用いて或いは非水性系
のカプセルインキを印刷機を用いて支持体に塗布するこ
とによって形成されるが、どちらの方法も多色で発色性
のよい感圧複写シートを得るということからは必ずしも
最適な製造方法とは言い難い。つまりエアーナイフコー
ター等の塗工機による塗布では充分な量のカプセルを支
持体に供給出来るため良好な発色性を有する感圧複写シ
ートを得ることが出来るという特徴があるが、反面、全
面塗布法である為、必然的にシート全面が単一の色調の
悪玉複写シートしか得られず、従って多色に発色し得る
感圧複写シートを得る場合には適性に欠けるという難点
がる。
一方、印刷機による印刷ではカプセルインキを支持体の
必要箇所に適宜印刷出来るため、発色して異なる色調の
像となる色原体物質を芯物質として包含する2種以上の
カプセルインキを使うことによって部分的に色調の異な
る多色感圧複写シートを得ることが出来るという特徴が
ある。しかし、通常の印刷方式では可能な範囲でインキ
の濃度を高くしても塗布できるカプセルの量は到底塗工
機で塗布する場合の里程には塗布することができないの
か弱点である。そのため発色性の劣る悪玉複写シートと
なるという難点がある。
このようなことから、これまでは塗工機によっても又印
刷機によっても発色性の優れた多色悪玉複写シートを得
ることができていないのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は発色性の優れた多色感圧複写シートを提供する
ことを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、塗工機を用いて色原体物質を包含するカプセ
ル層を全面に設けてなるシートの核層上に、発色した場
合に前記の色原体物質とは異なる色調の像となる別の色
原体物質を包含するカプセルのインキを局部的に印刷し
て得られる転写シートと、上記色原体物質と反応して発
色するもう一方の色原体物質の含有層を設けた受容シー
トを組み合せたことを特徴とする感圧複写シートである
「作用」 本発明が成功したのは、塗工機によって得られる発色性
の良好な感圧複写シートのカプセル層上に発色して異な
る色調の像となる色原体物質を包含するカプセルインキ
を部分印刷することによって、印刷によって設けられた
カプセル層部分から受容シートへのオイルの転移性が、
通常の支持体(原紙)に単に印刷した場合より大巾に改
善されることを見出したことにある。
本発明にいて用いられる色原体物質の組み合せとして、
例えば電子供与性発色剤と電子受容性顕色剤との組み合
わせが挙げられる。通常、上用シートや牛用シートに塗
布するカプセルに包含する色原体物質は電子供与性発色
剤或いは配位子化合物であり、下用シートに用いられる
もう一方の色原体物質は電子受容性顕色剤或いは金属塩
である。
電子供与性発色剤としては、感圧複写紙の分野で公知と
なっている下記の如き物質を例示することが出来る。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イル
)フタリド、3,3−ビス(1,2−ジメチルインドー
ル−3−イル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3
−ビス(9−エチルカルバゾル−ルー3−イル)−6−
ジメチルアミノフタリド等のトリアリルメタン系染料、
4.4′−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベンジ
ルエーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン、N
−2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン等
のジフェニルメタン系染料、ベンゾイルロイコメチレン
ブルー、p−ニオロペンゾイルロイコメチレンプルー等
のチアジン系染料、3−メチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−フエニルースビロージナフトビラン、3−プロ
ピル−スピロ−ジベンゾビラン等のスピロ系染料、ロー
ダミン−B−アニリノラクタム、ローダミン(0−クロ
ロアニリノ)ラクタム、ローダミン(0−クロロアニリ
ノ)ラクタム等のラクタム系染料、3−ジメチルアミノ
−7−メドキシフルオラン、3、ジエチルアミノ−6−
メチル−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−p
−トルイジノ)−7−メチルフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−N−メチルアミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−ジベンジルアミオフルオラン、3−(N
−エチル−p−+−ルイジノ)−6−メチル−7−フェ
ニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−シクロ
ヘキシル−N−メチルアミノ)6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミン−6−メ
チル−7−キシリジノフルオラン等のフルオラン系染料
等およびこれらの混合物。
電子受容性顕色剤としては、例えば感圧複写シートの分
野で公知でとなっている下記の如き物質が例示される。
酸性白土、活性白土、アクパルジャイト、ゼオライト、
ベントナイトの如き粘度類、更にフェノール樹脂、特公
昭51−25174号に記載の如き各種芳香族カルボン
酸の多価金属塩、特開昭54−106316号に記載の
如き2,2′−ビスフェノールスルホン化合物の亜鉛塩
等の有機顕色剤及びこれらの混合物。
金属塩と配位子化合物との組み合せとしては、例えば感
圧複写シートの分野で公知となっている下記の如き物質
の組み合せが例示される。
ステアリン酸ニッケルとN、N’−ジーベンジルージー
チオーオキザミド、ラウリル酸ニッケルとα−ベンジル
グリオキシム、バナジン酸トリカプリルメチルアンモニ
ウムと8−ハイドロオキシキノリンスルホン酸ドデシル
アミン、モリブデン酸ベンジルラウリルジメチルアンモ
ニウムとプロトカテキュ酸ラウリル、ステアリン酸チタ
ンと没食子酸ラウリル、ナフテン酸鉄と没食子酸ベンジ
ル、ポリフェロフェニルメチルシロキサンとメチレンジ
ス(8−オキシキノリン)、パルミチン酸銅とN、N’
−ビス−2−オクタノイルオキシエチルジエチルジチオ
オキザミド、ラウリル酸コバルトとジー0−トリルグア
ニジン、ヒノキチオールとポリバナドフェニルメチルシ
ロキサン、特開昭58−38191号に記載の有機リン
酸鉄と没食子酸ラウリル等の組み合せおよびこれらの混
合物。
色原体物質をカプセル化する場合には、通常これらを疎
水性媒体に溶解し、これを芯物質として用いるが、疎水
性媒体としては例えば感圧複写シートの分野で公知とな
っている下記の如き物質が例示される。
綿実油などの植物油類、灯油、パラフィン、ナフテン油
、塩素化パラフィンなどの鉱物油類、アルキル化ビフェ
ニル、アルキル化ターフェニル、アルキル化ナフタレン
、ジアリールエタン、トリアリールメタン、ジフェニル
アルカンなどの芳香族系炭化水素類、オレイルアルコー
ル、トリデシルアルコール、ベンジルアルコール、l−
フェニルエチルアルコール、グリセリンなどのアルコー
ル類、オレイン酸などの有機酸類、ジメチルフタレート
、ジエチルフタレート、ジ−n−ブチルフタレート、ジ
オクチルフタレート、アジピン酸ジエチル、アジピン酸
プロピル、アジピン酸ジ−n−ブチル、アジピン酸ジオ
クチルなどのエステル類、トリクレジルホスフェート、
トリブチルホスファイト、トリブチルホスファイト、ト
リブチルホスファイトオキサイドなどの有機リン酸化合
物、フェニルセロソルブ、ペンジルカービトール、ポリ
プロピレングリコール、プロピレングリコールモノフェ
ニルエーテルなどのエーテルII、N、 N−ジメチル
ラウラミド、N、 N−ジメチルステアラミド、N、N
−ジヘキシルオクチルアミドなどのアミド類、ジイソブ
チルケトン、メチルヘキシルケトンなどのケトン類、エ
チレンカーボネート、プロピレンカーボネートなどのア
ルキルカーボネート類等及びこれらの混合物。
本発明で用いられるマイクロカプセルは従来公知のコア
セ、ルベーション法(例えば米国特許2800457号
、同号2800458号等に示される方法)界面重合法
(例えば、特公昭38−19574号、特公昭42−4
46号、特公昭42−771号、特公昭49−4513
3号等に示される方法) 、1s−situ重合法(例
えば特公昭36−9168号、特公昭51−9079号
、特公昭53−84881号に示される方法)等の方法
によって製造し得るが、中でも塗工機による塗布用のカ
プセルとしてはゼラチン膜、ウレタン・ウレア膜、メラ
ミン膜からなるものが、又印刷による塗抹用のカプセル
としてはメラミン膜、特開昭61−40188号に記載
の如き重合性不飽和二重結合を有するニトリル類を主構
成成分とする膜からなるものが特に好ましい。
色原体物質の疎水性媒体への配合量はその色原体物質の
発色能等によって変わり一概に決められないが、通常、
疎水性媒体100重量部に対して1重量部以上、100
重量部以下である。
カプセル塗液の塗工機による塗布には、通常水性系塗液
が用いられるが、この塗液はマイクロカプセル分散液の
他に、必要に応じて更に水溶性或いはラテックス系のバ
インダー、カプセル保護剤、界面活性剤、消泡剤等、当
業者で公知の各種助剤が添加されて調製され、エアーナ
イフコーター、ロールコータ−、ブレードコーター等に
よって塗布される。
支持体への塗布量は特に限定されるものではないが、発
色性と経済性の点から好ましくは1〜10g/n?、よ
り好ましくは2〜7 g/rtrである。
これに使用される水溶性バインダーとしては、例えばゼ
ラチン、アルブミン、カゼイン等のプロティン類、穀物
澱粉、α化澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル
化澱粉等の澱粉類、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース等のセルロース類、寒天、アル
ギン酸ソーダ、アラビヤゴム等の多IJ!mの如き水溶
性天然高分子化合物、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、
マレイン酸共重合体等の如き水溶性合成高分子化合物が
あり、ラテックス系バインダーとしては、スチレン・ブ
タジェンラテックス、アクリロニトリル・ブタジェンラ
テックス、アクリル酸エステル系ラテックス、酢酸ビニ
ル系ラテックス、メチルメタクリレート・ブタジェンラ
テックス及びこれらのカルボキシ変性(例えばアクリル
酸)ラテックス等が挙げられる。
印刷機による印刷に用いられるカプセルインキは、カプ
セル分散液を濾過、乾燥して得た粉体カプセルを有機溶
剤、油、樹脂、ワックス類等のビヒクル類に分散し、さ
らに必要に応じて顔料、カプセル保護剤、界面活性剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、蛍光染料、光重合開始剤、
ワックス、ドライヤー、増粘剤、ゲル化剤等インキ分野
で公知の各種助剤が添加され、蒸気乾燥型、放射線硬化
型、酸化重合型、ホントメルト型等のカプセルインキと
して調製され、例えば凸版印刷、凹版(グラビア)印刷
、平版(オフセット)印刷、スクリーン印刷等の印刷機
によって上記のカプセル塗工面に塗布される。なお、カ
プセルインキを印刷するにつけては、発色した場合に色
調を異にする色原体物質を包含するカプセルインキの数
種類を使い分ければ、それに伴い二色乃至それ以上の多
色に発色する感圧複写シートに構成することが可能であ
る。更に上記のカプセルインキを印刷するシートとして
は上用シートのカプセル塗布面又は/及び牛用シートの
カプセル塗布面に印刷することになる。
カプセルインキの塗布量についても特に限定されるもの
ではないが、発色性及び経済性の面から、通常0.5〜
10g/rrf、より好ましくは1〜5g/d程度であ
る。
これに使用される有機溶剤としては、例えばベンゼン、
トルエン、キシレン、シクロヘキサン、ヘキサン、リグ
ロイン、メチルイソブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、メチルセロソルブ、エチルセロソブ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテルアセテート、メタノ
ール、エタノール、n−プロピルアルコール、イソプロ
ピルアルコール、n−ブタノール、n−ヘキサノール、
シクロヘキサノール、2−エチルヘキシルアルコール等
が挙げれる。
油としては、具体的には植物油(あまに油、サフラワー
油等の乾性油、大豆油等の半乾性性油、ひまし油等の不
乾性油)、加工油(脱水ひまし油、重合油、マレイン化
油、ビニル化油、ウレタン化油)鉱油(マシン油、スピ
ンドル油)等が挙げられる。
さらに樹脂としては、例えばロジン(ガムロジン、ウッ
ドロジン、トール油ロジン)、セラックス、コーパル、
ダルマン、ギルツナイト、ゼイン等の天然樹脂、硬化ロ
ジン、エステルガムおよびその他のロジンエステル、マ
レイン酸樹脂、フマル酸樹脂、二重化ロジン、重合ロジ
ン、ロジン変性フェノール樹脂、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、セルロースアセ
テートプロピオネート、セルロースアセテートブチレー
ト、ニトロセルロース等の半合成樹脂、フェノール樹脂
、キシレン樹脂、尿素樹脂メラミン樹脂、ケトン樹脂、
クロマン・インデン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、環
化ゴム、塩化ゴム、アルキド樹脂、ポリアミド樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル
共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン・無水マレイン酸
共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、メチル
ビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体、イソブチレ
ン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、
変性ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール(ブ
チラール樹脂)、ポエビニルビロリドン、塩素化ポリプ
ロピレンスチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン等
の合成樹脂、さらにはポリエチレングリコールシアクレ
ート、プロピレングリコールジメタクリレート、ペンタ
エリスリトールアクリレート、トリメチロールプロパン
ジアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレ
ート、ヘキサンジオールジアクリレート、1.2−ブタ
ンジオールアクリレート、エポキシ樹脂とアクリル酸と
の反応物、メタクリル酸とペンタエリスリトールとアク
リル酸との反応物、マレイン酸とジエチレングリコール
とアクリル酸の縮合物、メチルメククリレート、ブチル
メタクリレート、スチレン等のエチレン性不飽和結合を
有するオリゴマー或いはプレポリマー等が挙げられる。
更にワックス類としては、みつろう、鯨ろう、ラノリン
等の動物系ワックス、キャンデリラワックス、カルナウ
バワックス、木ろう、ライスワックス、サトウキビろう
等の植物系ワックス、モンタンワックス、オシケライト
、リグナイトワックス等の鉱物系ワックス、パラフィン
ワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワ
ックス、モンクンワックス誘導体、パラフィンワックス
誘導体、マイクロクリスタリンワックス誘導体等の変性
ワックス、カスターワックス、オパールワックス等の水
素化ワックス、低分子量ポリエチレン及びその誘導体、
アクラワックス、ジステアリルケトン等の合成ワックス
、カプロン酸アマイド、カプリン酸アマイド、ペラルゴ
ン酸アマイド、カプリン酸アマイド、ラウリン酸アマイ
ド、トリデシル酸アマイド、ミリスチン酸アマイド、ス
テアリン酸アマイド、ベヘン酸アマイド、エチレンビス
ステアリン酸アマイド、カプロレイン酸アマイド、オレ
イン酸アマイド、リノール酸アマイド、リシノール酸ア
マイド、リノール酸アマイド等の脂肪酸アマイド系ワッ
クス、ステアリン酸、ベヘン酸等の脂肪酸ワックス、ス
テアリルアルコール等のアルコール系ワックス、ジステ
アリルリン酸エステル等のリン酸エステル系ワックスが
単独又は組合わせて使用される。
受容シートは、カプセル中に含有された色原体物質と反
応して発色するもう一方の色原体物質を水性或いは非水
性系の塗液として支持体に塗布して得られるが、通常は
水性系塗液が用いられる。
その塗液は色原体物質の他に、バインダー、顔料、必要
に応じて分散剤、界面活性剤等、紫外線吸収剤、蛍光増
白剤、増粘剤、消泡剤等、当業界で公知の各種助剤が添
加されて調製され上記の如き塗工機を用いて支持体に塗
布される。
塗液の支持体への塗布量及び色原体物質の塗液への配合
量については、特に限定されるものではないが、通常、
発色性及び経済性の面からそれぞれ0.2〜15g/m
、より好ましくは1〜10g/d及び2〜80g/rr
r、より好ましくは5〜40重量%である。
尚、本発明における感圧複写シートは当業界で公知の例
えば上用紙、中用紙、下用紙の形態で使われる。又、本
発明に用いられる下用シートとしては上記の如き通常の
シートの他に特願昭63−48099に記載の如き改ざ
ん防止機能を有するシートを用いることが出来、本発明
の転写シートとの組合わせでより改ざん防止機能を高め
ることが出来る。
なお、本発明で使用される支持体としては通常の酸性抄
紙、中性抄紙、合成紙、フィルム等が適宜用いられる。
また、本発明における感圧複写シートの組合わせとして
は、当業界で公知の組合わせ、例えば上用紙、中用紙、
下用紙、単体感圧複写紙等の任意の組あわせが適宜とり
得る。
げられる。
以下、本発明の実施例を記載するが、本発明がこれらの
実施例のみに限定されるものでないことは勿論である。
実施例 (青発色系カプセル塗液の調製及びシートの作成)クリ
スタルバイオレットラクトン8部をアルキルジフェニル
エタン100部(商品名ハイゾール5AS−296、日
本石油化学社製)に加熱溶解して内相油を得た。エチレ
ン−無水マレイン酸共重合体(商品名EMA−31、モ
ンサント社製)の3.0水溶液200部に20%苛性ソ
ーダ水溶液を添加してPHを6.0とした液にこの内相
油を乳化した後、この系を55℃に昇温した。
別に、37%ホルムアルデヒド水溶液45部にメラミン
15部を加え、60℃で15分間反応させてプレポリマ
ー水溶液を調製した。このプレポリマー水溶液を前記乳
化液中に滴下し、更に攪拌後、80℃まで加温し、その
温度で1時間保持後、0.2N−塩酸比PHを3.5に
下げ、更に3時間保持した後放冷して平均粒径3.6μ
のカプセル分散液を得た。
次に、この分散液に小麦澱粉粉末50部、パルプ粉末3
0部、カルボキシ変性スチレン−ブタジェン共重合体ラ
テックス(固形分濃度50%)40部を添加混合し、固
形分濃度が23%になにように加水してカプセル塗液を
得た。得られた塗液を40 g/rrrの原紙に乾燥重
量が6g/rdとなるようエアーナイフコーターで塗布
し青発色系カプセル塗布シートを得た。
(黒発色系カプセルインキの調製) クリスタルバイオレットラクトン8部の代わりに3−(
N−エチル−N−n−アミル)アミノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン10部を用いた以外上記カ
プセルと同様にしてカプセル分散液を得た。
ついでこの分散液を濾過し、更にエタノールで洗浄した
後、このカプセルをエタノール330部とn−プロパツ
ール165部の混合媒体中に再分散し、これに軽質炭酸
カルシウム25部、エチルセルロースN114(バーキ
ュレス社製)80部を添加してフレキソ型カプセルイン
キを得た。
(上用シートの作成) 上記の青発色系カプセル塗布シートのカプセル層面にビ
ジネスフーム印刷機にて、上記カプセルインキを80m
/分のスピードで印刷し、インキ盛量が2.5g/mで
ある1 0 cmX 10 cm角のスポット印刷物を
得た。
(下用シートの作成) 軽質炭酸カルシウム65部、酸化亜鉛20部、3.5−
ジ(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛塩とα−メチ
ルスチレン・スチレン共重合体と混融部(混融比80/
20)15部、ポリビニルアルコール水溶液5部(固形
分)及び水300部をボールミルで24時間粉砕して得
た粉砕液に、カルボキシ変性スチレン・ブタジェン共重
合体ラテックス20部(固形分)を加えて調製した顕色
剤塗液を40g/mとなるようにエアーナイフコーター
で塗布して下用シートを得た。
(評価) か(して得られた上用シートと下用シートを重ねタイプ
ライタ−でカプセルインキが印刷された部分と印刷がさ
れていない部分を印字した結果、青と黒の共に鮮明で発
色性に優れた二色の発色像が得られた。因みに、得られ
た印字像をマクベス濃度計で測定したところ青色像の印
字濃度は0.86であり、黒色像の印字濃度は0.90
であった。
比較例 (青発色系カプセルインキの調製) 実施例と同様にして調製したクリスタルバイオレットラ
クトン含有カプセル分散液を濾過し、更にエタノールで
洗浄した後、このカプセルをエタノール330部とn−
プロパツール165部の混合媒体中に再分散し、これに
軽質炭酸カルシウム25部、エチルセルロース階14 
(バーキュレス社製)80部を添加してフレキソ型カプ
セルインキを得た。
(上用シートの作成) 40g/rrrの原紙にビジネスフォーム印刷機にて上
記青発色系カプセルインキと実施例と同様にして調製し
た黒発色系カプセルインキを80m/分のスピードで印
刷し、インキ盛量がそれぞれ2゜5 g / rdであ
るlQcmxlocm角のスポット印刷物を得た。
(評価) かくして得られた上用シートと実施例と同様にして作成
した受容シートを重ねタイプライタ−で印字したと、こ
ろ、共に発色濃度が低くやや不鮮明な青と黒の発色像し
か得られなかった。因みに、得られた印字像をマクベス
濃度計で測定したところ青色像の印字濃度は0.45で
あり、黒7色像の印字濃度は0.40であった。
〔効果〕
本発明の感圧複写シートは、支持体に予め塗工機でカプ
セル塗布層を形成したその上に、更に発色して異なる色
調の像が得られるカプセルインキを印刷して構成するも
のであるため、印刷のみで作成した多色感圧複写シート
に比し発色性の良好な多色感圧複写紙が得られ、しかも
、本発明においては、異なる色調の像となる色原体物質
を芯物質として包含する2種以上のカプセルインキを使
い分けることによって部分的に色調の異なり、発色性に
優れた3色以上の多色感圧複写シートを構成することが
できる。
特許出願人  神崎製紙株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗工機を用いて色原体物質を包含するマイクロカ
    プセル層を全面に設けてなるシートの該層上に、発色し
    た場合に前記の色原体物質とは異なる色調の像となる別
    の色原体物質を包含するマイクロカプセルのインキを局
    部的に印刷して得られる転写シートと、上記色原体物質
    と反応して発色するもう一方の色原体物質の含有層を設
    けた受容シートを組み合せたことを特徴とする感圧複写
    シート。
JP63134812A 1988-05-31 1988-05-31 感圧複写シート Expired - Fee Related JP2597655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63134812A JP2597655B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 感圧複写シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63134812A JP2597655B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 感圧複写シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01301360A true JPH01301360A (ja) 1989-12-05
JP2597655B2 JP2597655B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=15137076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63134812A Expired - Fee Related JP2597655B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 感圧複写シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2597655B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139565A (ja) * 1974-09-20 1976-04-02 Gkn Screws Fasteners Ltd Nejigashirakeiseisochi
JPS61112968U (ja) * 1984-12-27 1986-07-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139565A (ja) * 1974-09-20 1976-04-02 Gkn Screws Fasteners Ltd Nejigashirakeiseisochi
JPS61112968U (ja) * 1984-12-27 1986-07-17

Also Published As

Publication number Publication date
JP2597655B2 (ja) 1997-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3843383A (en) Recording sheet employing an aromatic carboxylic acid
JPH02283772A (ja) フレキソ型カプセルインキ組成物
JP2535383B2 (ja) 改竄防止用感圧複写シ―ト
JPH01301360A (ja) 感圧複写シート
JP2756137B2 (ja) 改ざん防止用感圧複写シート
JP2504803B2 (ja) 感圧記録シ―ト
JPH01271284A (ja) 感圧記録シート
JP3032924B2 (ja) 感圧記録シート
JPH01221276A (ja) 改ざん防止用感圧複写シート
US5242885A (en) Pressure sensitive recording sheet with a layer containing microcapsules each containing color former and benzyl toluene
JPH01301281A (ja) 芳香性感圧複写シート
JPH02106387A (ja) 感圧複写シート
JPH04253779A (ja) 活版用カプセルインキ及びその印刷シート
JPH02188291A (ja) 感圧複写用転写シート
JP2006001031A (ja) 多色感圧複写紙
JPH04363369A (ja) カプセルインキ組成物
JPH06183182A (ja) 改ざん防止用感圧複写シート
JPH02187385A (ja) 多色感圧複写紙
JPH02190380A (ja) 感圧複写シートの製造方法
JPH02200477A (ja) 多色感圧複写シート
JPH02286389A (ja) 感圧複写シートの製造方法
JPH04163186A (ja) 感圧複写シート
JPH03261589A (ja) 改ざん防止用感圧複写シート
JPH04224991A (ja) 感圧複写紙
JP2005343150A (ja) 多色感圧複写紙

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees