JPH01300632A - 無線通信システムにおける同報通信制御方法 - Google Patents

無線通信システムにおける同報通信制御方法

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JPH01300632A
JPH01300632A JP12995988A JP12995988A JPH01300632A JP H01300632 A JPH01300632 A JP H01300632A JP 12995988 A JP12995988 A JP 12995988A JP 12995988 A JP12995988 A JP 12995988A JP H01300632 A JPH01300632 A JP H01300632A
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博之 和田
Masato Hayashi
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良一 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝送路を共有する複数の局から構成される同
報通信システムに関する。
〔従来の技術〕
無線通信の分野における従来の同報通信制御方式は、例
えば、特開昭60−85631号公報に開示されている
如く、同報情報を送信局から受信局に向けて一方的に送
信するのみで、受信局から送信局への応答情報を送信し
ない方式を採るのが一般的である。この方式は、十分な
回線品質が確保でき、情報の誤り率を十分に小さくでき
る場合、情報の誤りが運用上問題にならない場合に適用
できる。
TV放送の如く、情報の冗長度が高い画面伝送の場合等
がその例である。ディジタル通信の場合も同様であるが
、更に誤り制御情報を付加し、情報の誤り検出、訂正機
構を設け、情報の誤り率を低下させる方式が採用される
有線通信の分野における従来の同報通信制御方式は、上
記無線通信の場合と同様の方式の他に、特開昭60−1
73993号公報に開示されている如く、同報情報の受
信局から送信局への応答情報を、時分割通信を使用して
送信する方式を採る場合がある。また、特開昭61−8
4140号公報に開示されてぃる如く9同報通信専用の
送信局を設け、この同報通信専用送信局が他の局(同報
通信依頼局)の代わりに、同報通信の制御を行う方式が
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如く、従来の同報通信システムでは1同報情報フ
レームを送(ごする帰(すなわち、親局)に対して、同
報情報フレームを受信するすべての局(すなわち、子局
)が、上記親局に対して、(1)応答フレームを送信し
ないか、 (2)同報情報フレームの受信毎に応答フレームを送信
していた。
」二記(1)の応答フレームを送信しない場合は、各子
局における受信情報の信頼性は、到達の確認をとらない
ので、必ずしも確保できないことは自明である。一方、
(2)の同報情報フレームの受信毎に応答フレームを送
信する方式では、ある子局の異常受信によって再送が発
生すると、親局はその再送処理が完了するまで、次の(
連続送信可能な制御方式では許容される連続送信)1ノ
ームの次の)同報情報フレームを送信することができず
、同報通信システム全体のスルーブッ1−を低下させる
という問題があった。この問題は、子局数が多くなるに
つれ、再送処理の発生頻度も高くなるので、親局にお(
プる応答フレームに対する受信処理オーバーヘッドが大
きくなり、ますます同報通信システム全体のスループッ
j−を低下させることになる。
これに対しては、前述の特開昭61.−84140号公
報に開示されている、同報通信専用の送信局を設けて、
この同報通信専用送信局が同報通信の制御を行う方式が
ある。しかしながら、この方式においては、同報通信に
係わる処理を代行する同報通信専用の送信局を新たに設
けることによるシステムコストの高騰という問題がある
本発明の第1の目的は上記事情に鑑みてなされたもので
、その目的とするところij、従来の同報通信システム
における上述の如き問題を解消し、同報通信制御を簡単
化し、かつ、同報通信サービスに伴うシステムコス!−
の高騰を招かない、同報通信システムを提供することに
ある7 本発明の第2の目的は、親局による無駄な再送を少なく
し、同報通信システムのスルーブツトを確保することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上述の目的は、伝送路を共有する親局および複
数の子局から成る同報通信システムにおいて、前記親局
および子局に、受信フ1ノームの種別を判定し、該受信
フレームの伝送経路および処理手順を決定するフレーム
のヘッダ解析手段を、前記親局に、前記受信フレームが
前記子局からの同報情報フレームである場合に該同報情
報フレームを送信し、それに対応する応答製確認する手
段を、また、前記子局に、自局送信の同報情報フ1ノー
ムの前記親局による送信完了を検出する手段を設けたこ
とを特徴とする同報通信システムによって達成される6 〔作用〕 本発明に係る同報通信システムにおいては、同報情報を
有する子局は、該同報情報を親局に向けて送信し、親局
は、フレームのヘッダ解析手段により全子局へ該同報情
報フレー11を同報送信し、該同報情報プレー11の親
局による送信完了を、前記同報情報を有する子局が検出
することにより、親局が同報情報の送信完了を子局に通
知することなく制御できるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面番こ基づいて詳細に説明す
る。以下の説明においては、特にシステムのトータルコ
ストの低減が図れるVSAT(VerySmall A
parture Termjnal)システムにおいて
、同報通信サービスを実現する場合を例として説明する
なお、本発明はVSATシステム等の衛星通信システ1
1においてのみ実現されるものではなく、従来技術の欄
で述べたように一般的な無線通(fシステム、 L A
 N (Local Area Network)や同
報機能を持った交換網のような有線通信システ/、にお
いて実現できるものである。
具体的な実施例を説明する前に、V S A Tシステ
ムの概要を第2図に基づいて説明する。図において、1
は衛星、2はVSATシステムにおける親局(以下、r
Hub局」という)、3i(i=a=n)はVSATシ
ステムにおける子局(以下、N7SAT局」という)で
ある。上記Hub局2およびVSATSA1局別1デー
タや音声あるいは画像等に係わる情報処理装置が接続さ
れるが、ここでは省略する。
一般に、Hub局2は直径数メートル、各VSAT局3
jは直径1〜2メートルのパラボラアンテナを有する。
このようなVSATシステムにおいては、各VSAT局
31のアンテナサイズが小さいことから、その利得が小
さく、各VSAT局31間では、直接通信ができない。
当然のことながら、衛星1の中継器利得が大きくなれば
、直径1〜2メートルのパラボラアンテナを有する各V
SAT局31間の通信が可能になるが、その場合はシス
テムコストの低減、設置の容易化を図るためにアンテナ
サイズを更に小さくすることが必然であり、各VSAT
局31間では直接通信ができないことに変わりはない。
従って、各VSAT局31間の通信はHub局2を経由
して実現する。この場合、各VSAT局31から衛星1
を介したHub局2への回線4(以下、「インバンド」
という)は、TDMA(Time Division 
Multiple Access)方式により、また、
Hub局2から衛星1を介した各VSAT局31への回
線5(以下、rアウトバンド」という)はTDM(Ti
me Division Multiplexer)方
式によることが一般的であり、それらの方式変換に係わ
る処理機能は、Hub局2の後述する回線制御装置8に
持たせる。
このようにして、各VSAT局31間で相手局を指定す
ることにより、n:nの通信が実現できる6以上が、V
SATシステムの概要である。
上記VSATシステムにおいて実現する、本発明の実施
例を以下に説明する。
第1図は、同報通信サービスを実現するVSATシステ
ムの概要を示す構成図である6図において、第2図と同
一の符号は同一の手段を示している。第1図に示すHu
b局2および各VSAT局31において、6および71
は送受信装置、8および91は回線制御装置、10およ
びlliは同報通信制御装置、12および13iはそれ
ぞれ、Hub帰2および各VSAT局31に接続されて
いる計算機。
端末等の情報処理装置(以下、「処理装置」という)を
示している。
次に、第1図に示したシステムの動作を、(1)通常の
通信動作、(2)同報通信動作に分けて説明する。
(1)通常の通信動作 通常の通信動作を、VSATSA1局別1間の通信、す
なわち、VSATSA1局別1される処理装置13iに
あるデータを、VSAT局3jに接続される処理装置1
3jに転送する場合を例に説明する。
処理装置13iは、双方向のデータ線を含む信号線15
iを介して、VSATSA1局別1制御装置91に送信
相手アドレス(ここではj)等を付したデータを送ると
、回線制御装置91は、該データを更に送受信装置71
に送り、送受個装@71は前述のインバンド4のVSA
TSA1局別1てられたタイムスロットを使用して、衛
星1を介してHub局2に向けて該データを送信する。
Hub局2においては、送受信装置6を介して該データ
を受信した回線制御装置8は、アドレスjを付したまま
、該データをアウトバンド5を使用して送信するために
、送受信装置6へ送る。各VSAT局の送受信装置は、
アウトバンド5のデータを連続的に受信しており、VS
AT局3jの回線制御装置9jは、連続的に受信してい
るデータの中から、アドレスがjであるデータを選択的
に取出す。回線制御装置9jは、取出したデータを信号
線15jを介して処理装置13jに送る。多くの通信手
順規約において、処理装置13jから処理装置13iに
向けて応答を返すのが一般的であるが、伝送経路がデー
タと逆順になるだけで、他のシーケンスはデータの場合
と同様であるので、説明は省略する。
以上が、VSATシステムにおける通常の通信動作の概
要である。
(2)同報通信動作 VSAT局31局別1される処理装置131が同軸デー
タを有し、この同報データを他のVSAT局3a〜3n
(3iを除く)およびHub局2へ一斉に伝送する場合
について説明する。
処理装置13iは、双方向のデータ線を含む信号線17
iを介して、同報通信制御装置11iへ同報データを送
る。なお、同報通信制御装置11iの構成および動作に
ついては、後に詳述する。同報通信制御袋[11iは、
送信相手のアドレスとして、同報データである旨の符号
(ここではIt □ uとする)を付し、双方向のデー
タ線を含む信号線19iを介し。
回線制御装置91を経由して、該同報データを送受信装
置71へ送る。
送受信装置7jは、インバンド4のVSAT局31局別
1てられたタイムスロットを使用して、衛星lを介して
Hub局2に向けて該同報データを送信する。Hub、
42において、送受信装置6を介して該同報データを受
信した回線制御装置8は、アドレスが1(OJ+である
ことから、該データが同報データであることを認識し、
同報通信制御袋@10(この詳細な構成と動作は後述す
る)へ、信号線18を介して該同報データを送ると同時
に、該同報データをアウトバンド5を使用して送信する
ために送受信装置6へ送る。
各VSAT局の送受信袋[7jは、アウトバンド5のデ
ータを連続的に受信しており、VSAT局3j(j=a
−n、iも含む)の回線制御装置9jは、連続しで受信
しているデータの中から、アドレスがtt OItであ
るデータを同報データとして認識し選択的に取出す。回
線制御装置9.jけ、取出した該同報データを信号線1
9jを介して同報通信制御装置11jに送る。同報通信
制御装置1711jは、該同報データを信号線17jを
介して処理装置13jに送ると同時に、該同報データに
対する応答データを作成して、信号線19jを介して回
線制御装置9、jへ、そして、更に送受信装置R7jへ
送る。
送受信装置7jは、インバンド4のV S A T局3
jに割当てられたタイムスロツhを使用して、衛星1を
介してHub局2に向けて該応答データを送信する。該
応答データを送受信装置6を介して受(ffした回線制
御装置8は、該データが応答データであると認識すると
、同報通信制御装置10へ、信号線18を介して該応答
データを送る。同報通信制御装置10は、各VSAT%
3j(j=a=n)からの応答データを解析し、再送の
必要があれば、先に送信した同報データを再送する。再
送に伴なう伝送シーケンスは、1回目に同報データを伝
送する場合と同様である。同報データの再送が必要でな
いと1同報通信制御装置11.0が判断したときに一連
の制御シーケンスが゛終了する。
概要として、同報データの長さに関係する制御の繰返し
に関することおよび制御の終了シーケンス、すなわち、
処理袋[13iが制御シーケンスの完結を認識する方法
等については省略したが、この点については、同報通信
制御装置10およびlliの構成および動作を説明する
際に説明する。
第3図に、本システムで使用する伝送フレームフォーマ
ットを示す。第3図に示す伝送フレームフォーマットは
、HD L Cf順のフレームフォーマット(JIS 
C−6363)にR,SAフィールドを除いて準拠して
いる。第3図において、Fはフラグフィールド、Aはア
ドレスフィールド、Cは制御フィールド、Rはデータ/
応答識別フィールド、また、SAはサブアドレスフィー
ルド、Dは情報フィールド、Fe2はフレームチエツク
シーケンスフィールドである。
上記各フィールドの中で、RおよびS A lj: H
Dl、 C手順にはなく、新たに追加したフィールドで
ある。フィールドF + C、F CSの使用法は、H
DLC手順(JIS C−6364および同6365)
と同一であるので、説明は省略する。なお、説明の都合
上、フィールドA ” S Aをヘッダと呼ぶ、゛とド
する。
第4図に、第3図に示した伝送ル−ムフ+l−1マツ1
−の各フィールドの使用方法を示す。図において、「N
α」は、説明の都合上旬した伝送フレームフォーマット
の種別番号である。「種別11’l’:、通信形態種別
を表わし、1対1通信と同報通信を表わす。rケー、ス
」は各通信形態におけるデータの伝送方向等を表わす。
「データ・応答種別」は、各ケースにおいて伝送される
のがデータであるか応答であるかを表わす。「回線」は
、データ・応答種別で示す情報がインバンド4で伝送さ
れるか、アウトバンド5で伝送されるかを表わす。以上
の各項目は、説明の都合上示したものである。
次に、項目A、R,SAおよびDは、第3図に示した伝
送フレームフォーマットの同一符号の各フィールドを表
わす。項目Aおよび5Aliの¥記号は、引続く文字列
が16進数であることを示す。例えば、「¥FEJは(
11111110)のビット列を示す。
以下の説明では、各局のアドレス付けを次のようにする
。すなわち、Hub局2のアドレスを¥FFとし、VS
AT局3i(i==a〜n)のアドレスを1〜¥FEに
、それぞれ1対1対応をなすように(各局のアドレスが
異なるように)設定する。前述の如く、アドレスLI 
OIIは、該伝送フレームが同報通信に係わるときに使
用する0項目Rは II Q 11のときデータを表わ
し LL I IIのとき応答データを表わす。項目り
は、情報フィールドの内容、すなわちデータか応答デー
タかを表わす。
以上の取決めの下で、幾つかの伝送フレームフォーマッ
トについて述べる。
まず、Nα1の伝送フレームフォーマットについて述べ
る。本伝送フレームフォーマットは、Hub局2がある
特定のVSAT局3i(アドレス:i)にデータを送信
する場合の伝送フレームフォーマットである。このとき
、フィールドAには、送信相手であるVSAT局31局
間1レスiをセットする。フィールドRには、送信する
内容がデータであるので“0”をセットする。フィール
ドSAには、Hub局2の自局アドレス(¥FF)をセ
ットする。更に、フィールドDには、送信すべきデータ
をセットする。このとき、送信すべきデータの長さがフ
ィールドDの長さに比べて長いならば、長い分に相当す
るデータを送信するために新たな伝送フレームを構成す
る。すなわち、送信すべきデータが長い場合は、複数フ
レームによって該データを送信する。この場合に、一連
の複数フレームは送信順序番号により管理するが、本シ
ステムにおいても、HDLC手順の標準的な手続き(J
IS C−6364および6365)に従うので、説明
は省略する。
次に、Nα2の伝送フレームフォーマットについて述べ
る。本伝送フレームフォーマットは、Rub局2がある
特定のVSAT局31局間1タを送信する場合において
、データを受信したVSAT局31局間1−タの受信状
態を、応答データとしてHub局2に向けて送信する場
合の伝送フレームフォーマットである。Nn 2の伝送
フレームフォーマットと、Nα1の伝送フレームフォー
マットとの違いは、フィールドRの設定値のみであるが
、vSAT局31の送信フレームであるので、Hu b
 乃2だけが受信可能であり、Hub局2は他の伝送フ
レームフォーマットと識別可能である。
次に、同報通信関連の伝送フレームフォーマットについ
て説明する。Nα7の伝送フレームフォーマットは、あ
るVSAT局31局間1データを持っており、それを送
信する場合の伝送フレームフォーマットである。フィー
ルドAには、該データが同報データである旨を示すtt
 OINをセットする。
フィールドRには、送信する内容がデータであるのでI
t OIIをセットする。フィールドSAには、VSA
T局31局間1アドレスiをセットする。
更に、フィールドDには、送信すべき同報データをセッ
トする。このとき、送信すべき同報データの長さがフィ
ールドDの長さに比べて長いならば、Nα1の伝送フレ
ームフォーマットの説明に記した方法による。
次に、Na 7の伝送フレームを受信したHub局2が
、更に、全VSAT局3 i (i = 1 、2 、
t++++。
n)に向けて送信する場合に使用する伝送フレームフォ
ーマットNα8について説明する。Na 8の伝送フレ
ームフォーマットは、Nα7の伝送フレームフォーマッ
トと全く同じであるが、伝送される回線にインバンド4
とアウトバンド5の違いがあり、各々の回線に対して、
受信局がHub局2またはVSAT局31局間1される
ので、その識別は可能である。
最後に、Nα9の伝送フレームフォーマットについて説
明する。これは、Ha 8の伝送フレームフォーマット
に対して、各VSAT局31が応答する場合の伝送フレ
ームフォーマットであり、Nα7およびNo 8の伝送
フレームフォーマット・と、フィ・−ルドRの設定値の
みが異なる。従って、詔7およびNa 9の伝送フ1ノ
ームを受信するI−i:ub局2は、フィールドRの違
いにより、伝送フ1ノームの識別を行う。
Nα3−・・Na 6の伝送フレームフ71−  マツ
1−に関しでは、以上の各伝送フ1ノー1zフォーマッ
トの説明および第4図中の記載により十分理解′1Fき
るど思われるので、説明を省略する。なお、第4[ツ1
に示す伝送フレー11フメ・〜マットの他にも、例えば
2回線の設定コマンド、切断、コマンドあるいはこれら
に苅する応答コマンドを使用するが、これらのコマンド
はHDLC手順(JIS C−6364および6365
)に従うので、説明(才省略する。
、第5図に、H萌)局2内の回線制御装置8の構成を示
す11図において、80はアラI・バンド5の搬送波の
送出3、インバンド4に対する時間基亭の設定。
ダイムスロツi−の管理等の制御を行う制御部、81は
受(Mバッファ、82は送信バッファ、83はヘッダ解
析部、84および85はインタフェイス部である。
インタフェイス部84は信号線14を介して前記処理装
置12に接続し、インタフェイス部85は信号線18を
介して前記同報通信関連装[10に接続する。
上記回線制御装置8の動作を説明するために、ヘッダ解
析部83の処理の流れを第6図に示す。第6図において
、ヘッダ解析部83はスアーツブ8331で受信バッフ
ァ81に伝送フレーム(前記Nu 2 、3 、4 。
6.7,9の受信〕1ノーム)が有るか否かを判定する
。受信バッファ81に伝送フ1ノー15が無い場合は、
ステップ83aを繰返す。受信バッファ81に伝送フレ
ームが有る場合は、ステップ831)で受信バッファ8
1から1フレーム取出す。次に、ステップ83cで取出
した伝送フレームのフィールドAが“O′″であるか否
かを判定づる。フィールドAが′0”′である場合は、
ステップ83h△、進む。また、フィールドAがII 
O++でない場合は、ステップ83dでノイ・−ルドA
が”YFF”であるか否かを判定する。フィールドAが
“YFF”である場合t4.ステップ83gへ進む。フ
ィー・ルドAが¥FF″′ひない場合は、ステップ83
eでフィールドi) Aが¥FF”であるか否かを判定
する。フィー・ルドSAが¥FF”である場合は、ステ
ップ83gへ進む。フィールドSAが’Y’FF”でな
い場合はステップ83fに進み、該伝送フレームを送信
バッファ82へ書込み、ステップ83aに戻る。このス
テップ83fに至る伝送フレームは、第4図に示したN
a3またはNa4の伝送フレー11である。
次に、ステップ83dまたは83eから分岐するステッ
プ83gにおいては、該伝送フレームをインタフェイス
部84を介して信号線14に出力1ハスデツプ83aに
戻る。このステップ83gに至る伝送フレームは、第4
図に示したNa2またはNa;)の伝送フ1ノームであ
る。同一伝送フレーム種別のNn 3の伝送フレームが
、ステップ83fに至る場合とステップ83gに至る場
合とがあるのは、該71ノームのフィールドAのアドレ
スが、VSAT局31のアドレスかH111))→2の
アドレスかによるものである1、次に、ステップ83c
でフィールドAがII OITであると判定した場合、
すなわち、該フレームが同報通信関連の伝送フレ・−7
3である場合について、ステップ831)から説明する
。ステップ83h’で該伝送フレームのフィールドRが
ll O++であるか否かを判定する。フィールドRが
1101)である場合(1,lは、ステップ83で該伝
送フレームを送信バッファ82に書込む。送信バッファ
82に書込ま、ttた伝送)1ノーAxは、第4図の&
7の伝送フレームである。このNa7の伝送フレームは
送信バッファ82に書き込まれた時点で、第4図のNα
8の伝送フレームと見なされる。続いてステップ83j
では、該伝送フIノームをインタフェイス部85を介し
て信号線18へ出力し、ステップ83aに戻る。一方、
ステラフ83i1経由しないでステップ83jに至るフ
レームは、第4図のNa 6またはNu 9の伝送フレ
ームである。以上で、第5図に示したヘッダ解析部83
の説明を終わり、以下、ヘッダ解析部83を経由しない
伝送フレー13について説明する。
ヘッダ解析部83を経由しない伝送フ[)・−ムは、第
4図のNa ]−およびNa 5の伝送フレームである
Na 1の伝送フ1ノームは、第5図において信号線1
4からインクフェイス部84を介して回線制御装首8へ
入力され、直接送信バッファ82に書込まれる。
Nα5の伝送フレームは、同様に、信号線18からイン
タフェイス部85を介して回線制御装置8へ入力され、
直接送信バッファ82に書込まれる。
第7図に、VSAT局31の回線制御装置9iの構成を
示す。図において、90はインバンド4でVSAT局3
jに割当てられたタイムスロットへの搬送波の送出等の
制御を行う制御部、91は受信バッファ、92は送信バ
ッファ、93はヘッダ解析部を示している。また、94
および95はインタフェイス部であり、インタフェイス
部94が信号線15iを介して処理装置13iに接続し
、インタフェイス部95が信号線19iを介して同報通
信制御装置11iに接続する。
回線制御装置91の動作を説明するために、ヘッダ解析
部93の処理の流れを第8図に示す。第8図において、
ヘッダ解析部93は、ステップ93aで受信バッファ9
1に伝送フレーム(前記Nα1,3,4゜5.8の受信
フレーム)が有るか否かを判定する。
受信バッファ91に伝送フレームが無い場合は、ステッ
プ93aを繰返す。受信バッファ91に伝送フレームが
有る場合は、ステップ93bで受信バッファ91から1
フレーム取出す。次に、ステップ93cで取出した伝送
フレームのフィールドAが′″Q IIであるか否かを
判定する。フィールドAが′0″である場合は、ステッ
プ93iに進む。また、フィールドAがII O11で
ない場合は、ステップ93dで、フィールドAが自局の
アドレスiであるか否かを判定する。フィールドAが自
局のアドレスiである場合は、ステップ93hに進む。
フィールドAが自局のアドレスiでない場合は、フィー
ルドSAが自局のアドレスiであるか否かを、ステップ
93eで判定する。
フィールドSAが自局のアドレスiでない場合は、ステ
ップ93gに進む。フィールドSAが自局のアドレスi
である場合は、ステップ93fで、フィールドRがIt
 I IIであるか否かを判定する。フィールドRが1
″ゝである場合は、ステップ93hに進む。フィールド
RがLL I IIでない場合は、ステップ93gに進
み、該伝送フレームを読捨てた後、ステップ93aに戻
る。ステップ93hに至る伝送フレームは、第4図のN
α1.Nα3またはNα4の伝送フレームである。但し
、Nα1およびNα3の伝送フレームは自局宛てのデー
タであり、Nα4の伝送フレームは、Nα3のデータに
対する応答データである。
次に、ステップ93cでフィールドAが“0″である場
合、すなわち、該伝送フレームが同報通信関連の伝送フ
レームである場合は、ステップ93iで該伝送フレーム
をインタフェイス部95を介して信号線19iに出力し
、ステップ93aに戻る。こ・のステップ93iに至る
伝送フレームは、第4図のNα5またはNα8の伝送フ
レームである。以上で、第7図に示したヘッダ解析部9
3の処理についての説明を終わり、以下、ヘッダ解析部
を経由しない伝送フレームについて説明する。
ヘッダ解析部を経由しない伝送フレームは、第4図のN
α2.Nα3.Nα4.Nα6.Nα7およびNa 9
である。このうち、Na2.Na3およびNα4の伝送
フレームは、第7図において、信号線15iからインタ
フェイス部94を介して回線制御装置91に入力され、
直接送信バッファ92に書込まれる。ただし、Nα3は
自局i発信のデータであり、Nα4はNα3のデータに
対する応答データである。Nα6.Na7およびNa 
9の伝送フレームは、信号線19iからインタフェイス
部95を介して回線制御装置91へ入力され、直接送信
バッファ92に書込まれる。
第9図に、Hub局2の同報通信制御装置10の構成を
示す。第9図において、101は前記回線制御装置8と
信号線18を介して接続するインタフェイス部、102
.103および106はバッファで、102は受信バッ
ファ、103は送信バッファ、106はインタフェイス
部105から入力されるフレームの受信バッファ、10
4は制御部、105は上記インタフェイス部であり、信
号線16を介して処理装置12に接続している。なお、
受信バッファ106に格納されるのは、Hub局2発信
の同報データ等、また、受信バッファ102に格納され
るのは、上記J(u b局2発信の同報データに対する
応答データ、VSAT局31からの同報要求データ(第
4図のNα7の伝送フレームに相当するデータ)、また
は、それに対する応答データ等である。
上記同報通信制御装置10の動作を説明するために、制
御部104の処理の流れを第10図に示す。第1O図に
おいて、制御部104は、ステップ40aで受信バッフ
ァ 106に伝送フレームが有るか否かを判定する。受
信バッファ 106に伝送フ1ノームが無い場合は、ス
テップ40dに進む。受信バッファ106に伝送フレー
ムが有る場合は、ステップ40bで受信バッファ10G
から1フレーl、取出す。次に、ステップ40cで取出
した伝送フ1ノームに対する応答管理テーブル(詳細は
後述する)を作成する。この処理、すなわち、ステップ
40cに至る伝送フレームは、自局、Hub局2全2発
信報データ、第4図のNa 5に限られる。なお、上述
のNa 5の伝送フ1ノームは、受信バッファ106に
書込まれる際に、同時にインタフェイス部105により
、送信バッファ103にも書込まれる。
続いて、ステップ40dで、受信バッファ102に伝送
フレームが有るか否かを判定する。受信バッファ102
に伝送フレー11が無い場合は、ステップ40aに戻る
。受信バッファ 102に伝送フレームが有る場合は、
ステップ40eで受信バッファ102から1フレーム取
出す。次に、ステップ4Ofで該伝送フレームのフィー
ルドRがH011であるか否かを判定する。フィールド
RがII O11である場合はステップ40gに進み、
該伝送フレームに対する応答管理テーブルを作成する。
続いて、ステップ4011で該伝送フレームをインタフ
ェイス部105を介して信号線16に出力すると共に、
後述する応答管理テーブルの該伝送フレームの応答確認
領域の¥F Fの領域に1″′をセットし、ステップ4
0aに戻る。この処理、すなわち。
ステップ40hに至る伝送フレームは、第4図のNn7
に限られる。一方、ステップ40fで該伝送ルlzのフ
ィールドRが(I Ouでないと判定したときは、ステ
ップ40iで応答処理(後に詳述する)を行い、ステッ
プ40aに戻る。この処理、すなわち、ステップ401
に至る伝送フ1ノームは、第4図のNn6およびNa 
9に限られる。第4図の同報通信関連の伝送フレームで
、制御部104を経由しないのはN1118であり、N
a 8の伝送フレー11は前述の如く、回線制御装置8
で、Na 7の伝送フ1ノームから複写されて既に送受
信装置6に渡されている。
次に、第11図に基づいて、同報通信制御装置10の制
御部104に擁する応答管理テーブルおよび第10図の
ステップ40iの応答処理について説明する。
応答管理テーブルは、伝送フレーム格納領域、応答確認
領域(a + b S”+ 1 + J S”p n 
)¥FF)およびタイマ管理領域(T)から構成される
。これらの領域から成るエリアはm個存在する。前記制
御部104は、新たな同報データが発生する毎に、応答
管理テーブルの空きエリア(伝送)Iノーム格納領域が
クリアされているエリア)を捜して、該データをフレー
ム単位で伝送フレーム格納領域に格納し、同時に、上記
応答確認領域a、b、・・・j、j r・・・I n 
?¥FFをクリアし、タイマ管理領域Tにタイムアラ1
へ時間をセラ1へする。また、該伝送フレームに対する
応答フレームを受信する毎に、その応答フレームのフィ
ールドSAの値に相当する前記応答確認領域に、LL 
i IIをセラ!−する。タイマ管理領域Tにセットシ
たタイムアラ!・時間に達したならば、上記応答確認領
域a、b、・・・r i ! 1j+・・・、n、¥F
Fの状態を調べ、再送が必要ならば、該当する伝送フレ
ームを再送する。再送が不必要ならば、該エリアの伝送
フレーム格納領域をクリアする。このとき該伝送フレー
ムが自局、すなわちHub局2全2発信報データである
ならば、送信完了信号をインタフェイス105を介して
信号線16へ出力し、接続する処理装置12へ送る。な
お、に記m個のエリアの使用方法については、サイクリ
ックバッファ等の−・船釣な使用方法に従う。
また前記タイムアウトの制御は以下の方法による。制御
部104内に一定周期のタイマ割込で動作するタイムア
ウト制御プログラムを設け、該プログラムで前記タイマ
管理領域Tの値が正であるならば、その値よりタイマ割
込の周期に相当する時間だけ減算する。該プログラムは
以上の処理をm個のタイマ管理領域Tに関して繰り返す
。したがってタイマ管理領域Tの値がO以下であれば、
タイムアウト時間に達したと判定できる。
さらに、再送の必要の有無の判定は次のような方法によ
る。
(1)本出願人が先に、特願昭62−114276号「
同報通信システム」に提案した方法 (2)前記応答確認領域a、b、・・・+l+j+・・
・、¥FFの内、1つでもIt Onである領域が存在
するならば、相当するデータを再送する方法なお、同報
データの発信局に関する応答処理を省略する場合、すな
わち応答確認領域の発信局対応エリアには11171が
セットされない場合もあり、対応して再送の必要の有無
判定においても、発信局に関する処理を除かなければな
らないが1本実施例においては、このような例外処理が
ない方が処理が簡単であるので、同報データの発信局に
関しても同一の処理としている。また、同報データの発
信局に関する応答を確認することは、発信局が、接続す
る処理装置に送る送信完了信号出力の確認をとることに
等価になり、システムの信頼性を向上させることになる
第12図に、VSAT局31局間1通信制御装置11i
の構成を示す。図において、111は回線制御装置91
と信号線19iを介して接続するインタフェイス部、1
12,113および116はバッファであり、112は
受信バッファ、113は送信バッファ、更に116はイ
ンタフェイス部115がら入力される伝送フレームの受
信バッファ、114は制御部、115は上記インタフェ
イス部であり、信号線17iを介して処理装置13iに
接続している。なお、受信バッファ116に格納される
のは、自局、VSAT局31発信の同報データ等、また
、受信バッファ112に格納されるのは、上記Hub局
2がらの同報データ、自局を含めたVSAT局31 (
1” a + b r”’*n)からの同報データ(第
4図のNα8の伝送フレームに相当するデータ)、また
は、それに対する応答データ等である。
上記同報通信制御装置11iの動作を説明するために、
制御部114の処理の流れを第13図に示す。
第13図において、制御部114は、ステップ50aで
受信バッファ116に伝送フレームが有るが否かを判定
する。受信バッファ116に伝送フレームが無い場合は
、ステップ50dに進む。また、受信バッファ116に
伝送フレームが有る場合は、ステップ50bで受信バッ
ファ116から1フレーム取出す。
次に、ステップ50cで、制御部114に内蔵するフラ
グエリアの該伝送フレームに対応するフラグをオンする
。この処理、すなわち、ステップ50cに至る伝送フレ
ームは、自局、VSAT局31発信の同報データ、第4
図のNa 7に限られる。なお。
上述のNQ 7の伝送フレームは、受信バッファ116
に書込まれる際に、同時にインタフェイス部115によ
り、送信バッファ113にも書込まれる。
続いて、ステップ50dで、受信バッファ112に伝送
フレームが有るか否かを判定する。受信バッファ112
に伝送フレームが無い場合は、ステップ50aに戻る。
受信バッファ 112に伝送フレームが有る場合は、ス
テップ50eで1フレーム取出し、該伝送フレームのフ
ィールドSAが“¥FF″であるか否かを判定する。フ
ィールドSAが¥FF”である場合はステップ50jに
進む。フィールドSAが”¥FF”でない場合はステッ
プ50fに進み、フィールドSAが他局のアドレスであ
るが否かを判定する。フィールドSAが他局のアドレス
である場合はステップ50jに進む。フィールドSAが
他局のアドレスでない、すなわち、自局アドレスである
場合にはステップ50gに進み、制御部114に内蔵す
る前記フラグエリアの該伝送フレームに対応するフラグ
をオフする。
次に、ステップ50hで、送信完了信号をインタフェイ
ス部115を介して信号線17iに出力し、ステップ5
0iに進む、この処理、すなわち、ステップ50hに至
る伝送フレームは、第4図の自局発信のNα8に限られ
る。なお、送信完了信号を信号線17iを介して入力す
ることにより、処理装置113iが制御シーケンスを完
結する。ステップ50iでは、応答フレームを作成し、
バッファ 1]3に書込む。この応答フレームのフィー
ルドSAには、自局のアドレスをセットする。また、バ
ッファ 113に書込んだ応答フレームが、第4図のN
α6またはNo9である。一方、ステップ50eおよび
50fがら分岐したステップ50jでは、該受信フレー
ムをインタノエイス部115を介して信号線17iに出
力し、ステップ50iに進む。この処理、すなわち、ス
テップ50Jに至る伝送フレームは、第4図のNn 5
および他局発信のNQ 8に限られる。
−上記実施例によれば、VSAT局からの同報データの
送信は、Hub局の回線制御装置でインバンドからアラ
1−バンドへ折り返すので、Hub局の処理に伴なう遅
れ時間が少なく、また、各V S A T局は、自局デ
ータの同報通信に伴なう応答処理を行う必要がないため
、構成が簡単になるという利点がある。更に、Hub局
は1同報通信の完了を5同報データを発信したVSAT
局に通知する必要がなく、処理が容易になるという効果
もある。
ところで、萌述の課題を解決する方式とし2て、本出願
人が先に、特願昭62−114276号「同報通信シス
テム」に提案した方式がある。
この方式は、同報情報を送信する親局ど、if記同報情
報を受信する複数の子局から構成される同報通信システ
ムにおいて、前記親局に、同報送信フレームにず入ての
子局に共通な(グローバル)アドレスと、前記子局をグ
ループ化するグループアドレスとを選択可能な書込み手
段を設け、全子局−斉同報、グループ宛て同報を行う如
く構成し、親局は、I′Ijf記複数の子局からの応答
フレームのうち、子局が親局からの同一送信順序番号の
同報情報フレームを異常受信したことを示す情報を含む
フレームの数が、予め定めた値以上であることを検出す
る手段を有し、該検出手段の出力があった場合に、該同
報情報フ1ノームを前記グループm位に再送するように
したものである。
上記方式については、複数の子局グループのうぢ、異常
受信の頻度が高い子局グループを切離して、同報データ
送信の一連のシーケンス完了後に。
前記切離した子局グループへの同報データの再送を行う
わけであるが、この再送のタイミングは、次のように制
御することが望ましい。
すなわち、同報データを送信する親局と、その同報デー
タを受信する1局以上の子局から構成される子局グルー
プを有する同報通信システムにおいて、前記親局の同報
通信制御装置が、前記子局グループのうち応答不良の子
局グループを対象から切離す手段と、切離した1局グル
ープをアプリケーション(同報通信制御装置に接続する
計算機。
端末等の情報処理装置若しくは該装置で動作するアプリ
ケーションプログラム)に知らせる手段とを有する如く
構成するとともに、親局のアプリケーションが切離され
た子局グループを記憶する手段を有する如く構成して、
前記親局の同報通信制御装置は、同報データを各子局グ
ループ宛てに送信し、各子局からの応答フレー・ムによ
り各子局グループの応答不良を監視し、応答不良を検出
した場合にはその子局グループを同報通信制御の対象か
ら切離す。そして、一連の同報データ送信のシーケンス
が終了したときに途中で切離した子局グループの中に、
応答不良が回復したグループがある場合には、親局の同
報通信制御装置は切離した全子局グループを対象として
該同報データを再送するようにするものである。
親局の同報通信制御装置は、−J一連の処理を切離した
子局グループがなくなるまで、あるいは、切離した子局
グループの応答不良が回復しなくなるまで繰返し、終了
時に切離し子局グループに関する情報を、親局のアプリ
ケーションに渡す。親局のアプリケーションは、受取っ
た切ギし子局に関する情報から応答不良の子局グループ
を知り、その状況に応じて次に同報送信(再送を含む)
する同報データを決める。このように、親局のアプリケ
ーションと同報通信制御装置で同報データ再送のタイミ
ングを監視することにより、より的確に再送タイミング
を捕えることができる。
以下、具体的に例を挙げて説明する。
第14図は上記同報通信システムの構成を示す図であり
、1は衛星、20は親局、30は複数の子局を示してい
る。また、4(i)(i=]−,2,・・・・TI)は
、子局で構成されたグループを示している。
ここで、親局20から各子局30へ同報データを送信す
る場合を考える。親局20は、同報データをある一定の
大きさの同報フレームに分割し、該同報データを受信す
べき1つ、または、それ以−)Zのグループのグループ
アドレスを付加して、各子局へ送信する(第14図の実
線)。一方、該同報フレームを受信した子局30は、そ
れが自局が属するグループ宛てのものであるか否かを1
同報フレームに付加されているグループアドレスから判
断する。自局が属するグループ宛てであるならば、親局
20に対して応答フレームを返す(第14図の破RIA
)。この各子局からの応答フレームにより、親局20は
各グループの同報フレームの受信状況を把握する。
次に親局20の動作について説明する。
第15図は、親局20の構成図であり、送受信装置21
、同報通信制御装置22.アプリケーション23から構
成される。同報データは、アプリケーション23から同
報通信制御装置22に、同報対象グループアドレスとと
もに渡される。同報通信制御装置22は、アプリケーシ
ョン23から受取った同報データから同報フレームを作
成し、送受信装置21を介して各子局へ同報送信する。
また、各子局からの応答フレームは送受信装置21を介
して同報通信制御装置22に渡される。
第16図に、上記同報通信制御装置22の構成を示す。
構成的には、前記同報通信制御装置10.同11jと同
様である。
第17図を用いて、上記同報通信制御袋@22の動作を
説明する。ステップ60aで、アプリケーション23か
ら同報データと同報対象グループアドレスを受取る。ス
テップ60bでは、受取った同報データをある一定の大
きさの1つ以上の同報フレームに分割し、送信順序番号
を各同報フレームに付ける。そして、ステップ60cで
、先頭の送信順序番号の同報フレームから送信するよう
に、イニシャライズする。ステップ60dでは、送信す
べき同報情報フレーム(再送含む)を同報対象グループ
アドレスを付加して送信し、ステップ60eで、送信し
た同報フレームに対応させてタイマをセラ1−する。
ステップ60fでは、子局からの応答フレームを受信し
ているか否かを判定し、受信していればステップ60g
で該応答フレームを解析し、子局のグループ毎に同報フ
レームの送信順序番号対応に受信済み、未受信の累計を
とる。累計の結果、受信状況が設定した基準に達した同
報フレームのタイマはリセットする。ステップ60hで
は、同報データ送信のシーケンス、すなわち、ステップ
60bで分割した一連の同報フレームの送信シーケンス
が終了したか否かを判定する。ステップ60fで応答フ
レームを受信していない場合、あるいは、ステップ60
hで同報データ送信のシーケンスが終了していない場合
は、ステップ60pに進み、ステップ60eでセットし
たタイマがタイムアウトを発生しているか否かを調べる
。タイムアウトを発生していない場合はステップ60d
に戻り、次の同報フレームの送信を行う。タイムアウト
を発生している場合はステップ60qに進み、タイムア
ウトに対応する同報フレームの再送回数がある一定の回
数に達したか否かを調べ、達していない場合はステップ
60rで、ステップ60gによる累計結果から応答不良
のグループの切離しを行い、ステップ60clに戻る。
ここで、切離しとは、子局のグループを同報通信の対象
から外し、そのグループに属する子局からの応答に基づ
いた制御を行わないようにすることをいう。但し、切離
したグループの応答不良の回復を検知するために、切離
したグループでも応答フレームの累計処理は継続する。
同報データの送信のシーケンスが終了したときは、ステ
ップ60iでシーケンス途中で切離されたグループがあ
るか否かを判定し、なければステップ60mで正常終了
情報をアプリケーションに渡して処理を終了する。切離
されたグループがある場合には、ステップ60jで切離
したグループの中に応答不良の回復したものがあるか否
かを判定し、1グループでもあれば、ステップ60にで
、切離した全グループを同報対象にして、ステップ60
cに戻り、同報データの再送を行う。切離したグループ
の中に応答不良の回復(前記したように、切離したグル
ープでも応答フレームの累計処理は継続しているので、
その累計結果より応答不良の回復を検出する。)したも
のが1つもなければ、ステップ60nで、切離したグル
ープのグループアドレスをアプリケーションに渡して処
理を終了する。
アプリケーション23の動作を説明する前に、アブリゲ
ーション23で持つデープルの説明を行う。
テーブルの構成を第18図に示す。アプリケーション2
3は1同報送信すべき!1F、個の同報f−タ(i=1
1,2.・・・・、n5)を持ち、n、個のグループ、
」(j=1.2.・・・・、nや)を同報対象の子局グ
ループとする。図においてriJは、同報データjに対
するグループ、jの受信状況を表わし、「未受信」、「
受信済み」、「受(4対象外」の3つの状態をとる。こ
こで、「受信対象外」とは、該同報メツセージを送信し
なくても良いグループを指している。またS 、iは、
時刻tJにおけるグループjの通信状態を表わし、「通
信可」、「通信不可」の2つの状態をとる。
次に、第19図を用いで、アプリケーション23の動作
を説明する。ステップ70aで、次のようにテーブルの
イニシャライズをする。同報データとそれに対応する同
報対象の子局グループに従って、受信状況rijに「未
受信」または「受信対象外」をセラ1−シ、n fi個
のすべての同報データiについて、「受信対象外」であ
るグループ、)については通信状態S、に「通信不可」
を、それ以外のグループについては「通信可」会セッI
−L、1Jには現在時刻をセラ1−する。ステップ70
1)では5通信状況 sJが「通信可」であるグループ
の数が最大である同報データjを1つ捜す。ステップ1
0r二では、ステップ70bで捜した同報データjと、
同報データjについて受信状況ri、iが「未受信」で
i5hるすべてのグループjのグループアトlメスを、
同報通信制御装置22へ渡す。
ステップ70dでは、同報通信制御装置22から同報終
了情報を受取り(同報通信制御装置22が同報送信中、
すなわち同報終了情報をアプリケーションへ渡ずまでは
、アプリケーション23はステップ70dで待ちの状態
にある。)、正常終了の場合(第17図においてステッ
プ60cmを経由して終了した場合)はステップ70c
で渡した同報データjとグループアト1ノスに対応する
すべてのグループ、jに関して、受信状況rよ7、に「
受信済み」祭、通信状態S、に「通(4可」を、 t、
に現在時刻をセットする。ステップ70dで受取った同
報終了情報が、第17図の説明に記した切離しグループ
アト1ノスの場合+、、″、は、ステップ70cで渡し
た同報データiとグループアドレスに対応するグループ
jに関する受信状況r目と通信状態Sjのうち、切離さ
れたグループアドレスに対応するものについては、受信
状況I”ijはr未受信」のままで通信状jm  S、
に「通信不可」を。
それ以外のものについては受信状況rよ、に「受信済み
」、通信状態Sjに「通信可)をセットし、t。
に現在時刻をセラ+−する。
続いて、ステップ70eでは、すべての同報メツセージ
i、すべてのグループ、jについて受信状況r0..を
調べて、「未受信」のものがあるか否かを判定し、]一
つも「未受信」であるものがなげれば処理を終了し、1
つでも「未受信」であるものがあればステップ70fに
進む。ステップ70fでは、ある同報データjについて
、受信状況ri、、が「未受信」で。
かつ、現在時刻と tJとの差がある一定の時間以上で
あるグループJについて、通信状態Sjに「通信可」を
、を畏J、現在時刻をセラ1−シ、該グループに対する
最新の通信状態を得るため(、J、該グループに対する
同報送信が行えるようにする。
ステップ70gでば、ある同報データiについて、受信
状況rijが「未受信」であるグループ、jの通信状態
 S、が、すべて「通信不可」であるか否かを判定し、
すべて「通信不可」であるならば、ステップ70hに進
み、そうでなければ、ステップ70bへ戻り、処理を続
ける。ステップ70hでは、「未受信」の同報対象のグ
ループがすべて「通信不可」であるので、異常終了する
か、ステップ70iに進んで再試行を行うかの判定を行
う。この再試行の判定基準は該同報データの価値2重要
性などより決める。
ステップ70iでは、通信不11が回復するようなある
程度の時間をおいて、ある同報データiについて、受信
状況rよ、が「未受(L+であるすべてのグループ、j
について、通信状態qJに「通信可」を、tlに現在時
刻をセットし、再試行するためにステップ70bに戻る
以」ユ説明した如く、回線品質の一時的な低下により同
報データの受信ができなくなり同報対象から切離された
子局のグループの回復を1同報通信制御装置22では同
報〕1ノームレベルで、アプリケ−ション23では同報
データで監視することにより、的確に同報データの再送
タイミングを把握することができ、同報データの無駄な
再送を少なくする効果がある。
本発明は、最初の実施例に示したVSATシステムに有
効であるが、VSATシステムにのみ有効なものではな
く、伝送路を共有する親局および複数の子局から成る同
報通信システムに広く適用可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に述べた如く、本発明によれば、伝送路を共有
する親局および複数の子局から成る同報通信システムに
おいて、前記親局および子局に、受信フレームの種別を
判定し、該受信フレームの伝送経路および処理手順を決
定するフレームのヘッダ解析手段を、前記親局に、前記
受信フレームが前記子局からの同報情報フレームである
場合に該同報情報フレームを送信し、それに対応する応
答を確認する手段を、また、前記子局に、自局送信の同
報情報フレームの、前記親局による送信完了を検出する
手段を設けたことにより、同報通信制御を簡単化し、か
つ、同報通信サービスに伴うシステムコストの高騰を招
かない、同報通信システムを実現できるという顕著な効
果を奏するものである。
さらに、親局による無駄な再送を少なくするように制御
することにより、同報通信システムのスループットを確
保できるという効果も得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく同報通信サービスを実現するV
SATシステムの概略構成を示す図、第2図はVSAT
システムの概要を説明する図、第3図は本システムで使
用する伝送フレームフォーマットを示す図、第4図は本
システムにおける伝送フレームフォーマットの使用説明
図、第5図はHub局の回線制御装置の構成を示す図、
第6図はHub局の回線制御装置のヘッダ解析部の処理
の流れを示す図、第7図はVSAT局の回線制御装置の
構成を示す図、第8図はVSAT局の回線制御装置の処
理の流れを示す図、第9図はHub局の同報通信制御装
置の構成を示す図、第10図はHub局の同報通信制御
装置の処理の流れを示す図、第11図はHub局の同報
通信制御装置の制御部に擁する応答管理テーブルの構成
図、第12図はVSAT局の同報通信制御装置の構成を
示す図、第13図はVSAT局の同報通信制御装置の処
理の流れを示す図、第14図は同報通信システムの構成
を示す図、第15図は親局の構成を示す図、第16図は
親局の同報通信制御装置の構成を示す図、第17図は親
局の同報通信制御装置の処理の流れを示す図、第18図
は親局のアプリケーションが持つテーブルの構成を示す
図、第19図は親局のアプリケーションの処理の流れを
示す図である。 1:衛星、2 : Hub局、3i(i=a”n):V
SAT局、4:インバンド、5ニアウドバンド、6およ
び71:送受信装置、8および91:回線制御装置、1
0および111:同報通信制御装置、12および131
:処理装置、20:親局、30:子局。 第   3   図 −相ど 第   10   図 Hへ  の  寸  の    −・ 拳     は
第   13  図 第   15   図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、親局および複数の子局から成る同報通信システムに
    おいて、前記親局および子局に、伝送フレームの種別を
    判定し、該伝送フレームの伝送経路および処理手順を決
    定するフレームのヘッダ解析手段を、前記親局に、前記
    伝送フレームが前記子局からの同報情報フレームである
    場合に該同報情報フレームを送信し、それに対応する応
    答を確認する手段を、また、前記子局に、自局送信の同
    報情報フレームの前記親局による送信完了を検出する手
    段を設けたことを特徴とする同報通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07327008A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Nec Corp グループ同報通信方式

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6184140A (ja) * 1984-10-02 1986-04-28 Nec Corp 同報通信方式

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