JPH01299870A - 準不燃性ウレタンフォーム - Google Patents
準不燃性ウレタンフォームInfo
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- JPH01299870A JPH01299870A JP12889888A JP12889888A JPH01299870A JP H01299870 A JPH01299870 A JP H01299870A JP 12889888 A JP12889888 A JP 12889888A JP 12889888 A JP12889888 A JP 12889888A JP H01299870 A JPH01299870 A JP H01299870A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
崖星上勿鳳貝丘団
本発明はポリウレタン原料中に熱膨張性黒鉛を分散混合
して製造せしめ、ポリウレタンの本来の特性を損なわず
に難燃性を向上せしめる様にした準不燃性ウレタンフオ
ームに関するものである。
して製造せしめ、ポリウレタンの本来の特性を損なわず
に難燃性を向上せしめる様にした準不燃性ウレタンフオ
ームに関するものである。
逃】迂υＬ逝
ポリウレタンの用途は発泡体と１７での用途が圧倒的に
多く、燃焼性が問題となるのもこの用途が多いためであ
る。
多く、燃焼性が問題となるのもこの用途が多いためであ
る。
ウレタンフオームは軟質フオームと硬質フオームに分け
られ、従来かかるフオームを難燃化するためにハロゲン
や燐を含んでいるさまざまな成分からできている添加剤
やポリオールとポリイソシアートをハロゲンと燐で変性
したものを利用し７、これらの元素を食む不活性有機化
合物を使用した添加剤をベースとして今日多量に使用さ
れているが、難燃化は未だ経験的な試みが行われている
にとどまっているにすぎず、技術的に難燃効果を示し７
難いことは周知であり、又処理後の物理的性質を保持す
ることが困難である。
られ、従来かかるフオームを難燃化するためにハロゲン
や燐を含んでいるさまざまな成分からできている添加剤
やポリオールとポリイソシアートをハロゲンと燐で変性
したものを利用し７、これらの元素を食む不活性有機化
合物を使用した添加剤をベースとして今日多量に使用さ
れているが、難燃化は未だ経験的な試みが行われている
にとどまっているにすぎず、技術的に難燃効果を示し７
難いことは周知であり、又処理後の物理的性質を保持す
ることが困難である。
「が￥２ しよ゛と る課閂
本発明は難燃性或いは可燃性を有する硬質及び軟質のあ
らゆるウレタンフオームに熱膨張性黒鉛を★有せしめて
硬質、軟質に関わらず難燃効果を向上せしめると共に、
かかるウレタンフオーム本来の特性を損なわない様にし
た準不燃性ウレタンフオームを提供せんとするものであ
る。
らゆるウレタンフオームに熱膨張性黒鉛を★有せしめて
硬質、軟質に関わらず難燃効果を向上せしめると共に、
かかるウレタンフオーム本来の特性を損なわない様にし
た準不燃性ウレタンフオームを提供せんとするものであ
る。
課 を￥パ るための羊
本発明はかかる点に鑑み、ポリイソシアネート成分及び
ポリオール成分を主体と１．７触媒、発泡剤、整泡剤、
架橋剤等を含むポリウレタンの原料中に、黒鉛粉末を濃
硫酸で酸化処理した後、洗浄して乾燥することにて得ら
れる熱膨張性黒鉛の粉末を適宜割合で分散混合せしめて
生成した準不燃性ウレタンフオームを提供して上記欠点
を解消せんとし７たものである。
ポリオール成分を主体と１．７触媒、発泡剤、整泡剤、
架橋剤等を含むポリウレタンの原料中に、黒鉛粉末を濃
硫酸で酸化処理した後、洗浄して乾燥することにて得ら
れる熱膨張性黒鉛の粉末を適宜割合で分散混合せしめて
生成した準不燃性ウレタンフオームを提供して上記欠点
を解消せんとし７たものである。
作−朋
大発明は熱膨張性黒鉛を含有したウレタンフオームは加
熱により組成物中の熱膨張性黒鉛が膨張すると共に、黒
鉛層間の反応物質を分解し７、酸性ガス体として放出す
る。
熱により組成物中の熱膨張性黒鉛が膨張すると共に、黒
鉛層間の反応物質を分解し７、酸性ガス体として放出す
る。
又、かかる酸化ガス体は樹脂成分を急速に炭化し、膨張
した黒鉛粒子と共に一体化的に炭化体を形成し１．ポリ
ウレタンの燃焼を阻害するのである。
した黒鉛粒子と共に一体化的に炭化体を形成し１．ポリ
ウレタンの燃焼を阻害するのである。
又、不活性有機化合物でない熱膨張性黒鉛はポリウレタ
ンの物性を低下させないのである。
ンの物性を低下させないのである。
爽毘桝
以下大発明の一実施例について説明すると、大発明はト
リレンジイソシアネート（ＴＤＩ）、ジフェニルメタン
ジイソシアネート（ＭＤＩ）等のポリイソシアネート成
分及びポリエーテルポリオール（ＰＰＧ）、ポリエステ
ルポリオール等のポリオール成分を主体とし、触媒、発
泡剤、整泡剤、架橋剤等を添加せしめて成るウレタンフ
オームの原料中に該ウレタンフオームの原料の適宜割合
の熱膨張性黒鉛の粉末を混合分散せしめて生成してなる
ものである。
リレンジイソシアネート（ＴＤＩ）、ジフェニルメタン
ジイソシアネート（ＭＤＩ）等のポリイソシアネート成
分及びポリエーテルポリオール（ＰＰＧ）、ポリエステ
ルポリオール等のポリオール成分を主体とし、触媒、発
泡剤、整泡剤、架橋剤等を添加せしめて成るウレタンフ
オームの原料中に該ウレタンフオームの原料の適宜割合
の熱膨張性黒鉛の粉末を混合分散せしめて生成してなる
ものである。
尚、ウレタンフオーム原料中の熱膨張性黒鉛の混合割合
が５０％以上の場合においては熱膨張性黒鉛がウレタン
フオーム原料との混合中にて沈澱等の現象が発生し均一
なる混合状態を維持出来なくなると共に、ウレタンフオ
ーム本来の特性をも損なってしまうため、本発明の目的
とするｔＵ＝効果の向上を達成することが出来ず、好ま
しくは２０％以下で混合せしめるのである。
が５０％以上の場合においては熱膨張性黒鉛がウレタン
フオーム原料との混合中にて沈澱等の現象が発生し均一
なる混合状態を維持出来なくなると共に、ウレタンフオ
ーム本来の特性をも損なってしまうため、本発明の目的
とするｔＵ＝効果の向上を達成することが出来ず、好ま
しくは２０％以下で混合せしめるのである。
又、前記ウレタンフオーム原料中に難燃効果を図らしめ
る酸化アンチモン、トリス（クロロエチル）ホスフェー
ト等のｉｉ＠荊を添加したウレタンフオーム原料中に熱
膨張性黒鉛の粉末を前記した割合で混合分散せ１．、め
て生成してもよい。
る酸化アンチモン、トリス（クロロエチル）ホスフェー
ト等のｉｉ＠荊を添加したウレタンフオーム原料中に熱
膨張性黒鉛の粉末を前記した割合で混合分散せ１．、め
て生成してもよい。
本発明によればウレタンフオームの原料を限定するもの
ではなく、ウレタンフオーム原料中に熱膨張性黒鉛を混
合分散せし７めて生成したものであればよい。
ではなく、ウレタンフオーム原料中に熱膨張性黒鉛を混
合分散せし７めて生成したものであればよい。
従って、可燃性、或いは難燃性を有するウレタンフオー
ム（硬質フオーム及び軟質フオーム）に熱膨張性黒鉛を
含有せしめたものが得ら力。
ム（硬質フオーム及び軟質フオーム）に熱膨張性黒鉛を
含有せしめたものが得ら力。
る。
熱膨張性黒鉛は黒鉛粉末を分散せし、めた濃度９０％以
上の濃硫酸スラリーを１５〜６０℃の温度を保つ様に冷
却しながら、黒鉛粉末の４０重置部以下、濃度３０％以
上の過酸化水素を作用せしめ、該過酸化水素はベルオキ
ソ−硫酸を形成することにより、強い酸化力を原料黒鉛
におよぼして、黒鉛の層間に重硫酸根を挿入せしめられ
た反応生成物が得られる。
上の濃硫酸スラリーを１５〜６０℃の温度を保つ様に冷
却しながら、黒鉛粉末の４０重置部以下、濃度３０％以
上の過酸化水素を作用せしめ、該過酸化水素はベルオキ
ソ−硫酸を形成することにより、強い酸化力を原料黒鉛
におよぼして、黒鉛の層間に重硫酸根を挿入せしめられ
た反応生成物が得られる。
上記の処理によって得られる反応生成物を充分な量の水
で洗浄した後、乾燥すれば、２００℃以上の温度で加熱
することによって、数十倍、から数百倍に膨張する熱膨
張性黒鉛が得られる。
で洗浄した後、乾燥すれば、２００℃以上の温度で加熱
することによって、数十倍、から数百倍に膨張する熱膨
張性黒鉛が得られる。
要するに本発明は、ポリイソシアネート成分及びポリオ
ール成分を主体とし触媒、発泡剤、整泡剤、架橋剤等を
食むポリウレタンの原料中に、黒鉛粉末を濃硫酸で酸化
処理した後、洗浄して乾燥することにて得られる熱膨張
性黒鉛の粉末を適宜割合で分散混合せしめて生成したの
で、加熱によりウレタンフオームに含有された熱膨張性
黒鉛が膨張すると共に、酸性ガス体を放出し、該酸化ガ
ス体は樹脂成分を急速に炭化し、膨張した黒鉛粒子と共
に一体化的に炭化体を形成しポリウレタンの燃焼を阻害
するため、難燃性のウレタンフオームは準不燃性に、可
燃性のウレタンフオームは難燃性を有せ１−７めること
が出来るのである。
ール成分を主体とし触媒、発泡剤、整泡剤、架橋剤等を
食むポリウレタンの原料中に、黒鉛粉末を濃硫酸で酸化
処理した後、洗浄して乾燥することにて得られる熱膨張
性黒鉛の粉末を適宜割合で分散混合せしめて生成したの
で、加熱によりウレタンフオームに含有された熱膨張性
黒鉛が膨張すると共に、酸性ガス体を放出し、該酸化ガ
ス体は樹脂成分を急速に炭化し、膨張した黒鉛粒子と共
に一体化的に炭化体を形成しポリウレタンの燃焼を阻害
するため、難燃性のウレタンフオームは準不燃性に、可
燃性のウレタンフオームは難燃性を有せ１−７めること
が出来るのである。
又、熱膨張性黒鉛は不活性有機化合物でないため、軟質
フオーム、硬質フオームの各々の特性を損することなく
不燃性或いは難燃性を向上せしめることが出来るのであ
る。
フオーム、硬質フオームの各々の特性を損することなく
不燃性或いは難燃性を向上せしめることが出来るのであ
る。
従って、大発明によればウレタンフオーム本来の特性を
損なわない準不燃性のウレタンフオームを提供出来るた
め、従来可燃性を有するため使用されなかった分野にお
いてもウレタンフオームの特性を活して用途をさらに拡
張することが出来るのであり、例えば自動室内装材、電
気製品特にラジオ、テレビ用材料として、又特に建築材
料等における断熱材として利用出来、火災の発生原因を
除去する等その実用的効果甚だ大なるものである。
損なわない準不燃性のウレタンフオームを提供出来るた
め、従来可燃性を有するため使用されなかった分野にお
いてもウレタンフオームの特性を活して用途をさらに拡
張することが出来るのであり、例えば自動室内装材、電
気製品特にラジオ、テレビ用材料として、又特に建築材
料等における断熱材として利用出来、火災の発生原因を
除去する等その実用的効果甚だ大なるものである。
Claims (1)
- ポリイソシアネート成分及びポリオール成分を主体とし
触媒、発泡剤、整泡剤、架橋剤等を含むポリウレタンの
原料中に、黒鉛粉末を濃硫酸で酸化処理した後、洗浄し
て乾燥することにて得られる熱膨張性黒鉛の粉末を適宜
割合で分散混合せしめて生成したことを特徴とする準不
燃性ウレタンフォーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12889888A JPH01299870A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 準不燃性ウレタンフォーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12889888A JPH01299870A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 準不燃性ウレタンフォーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01299870A true JPH01299870A (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=14996081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12889888A Pending JPH01299870A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 準不燃性ウレタンフォーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01299870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1739120A1 (de) * | 2005-06-28 | 2007-01-03 | HILTI Aktiengesellschaft | Polyurethan-Graphitoxid-Verbundmaterial, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung als Flammschutz-Material und zur Brandschutzabdichtung |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP12889888A patent/JPH01299870A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1739120A1 (de) * | 2005-06-28 | 2007-01-03 | HILTI Aktiengesellschaft | Polyurethan-Graphitoxid-Verbundmaterial, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung als Flammschutz-Material und zur Brandschutzabdichtung |
| US7776955B2 (en) * | 2005-06-28 | 2010-08-17 | Hilti Aktiengesellschaft | Polyurethane-graphite oxide composite material, method for its preparation and its use as a flame retardant and as a fire-proof seal |
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