JPH01299317A - エンジン用ころ軸受 - Google Patents
エンジン用ころ軸受Info
- Publication number
- JPH01299317A JPH01299317A JP12903588A JP12903588A JPH01299317A JP H01299317 A JPH01299317 A JP H01299317A JP 12903588 A JP12903588 A JP 12903588A JP 12903588 A JP12903588 A JP 12903588A JP H01299317 A JPH01299317 A JP H01299317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stay
- roller
- cage
- rollers
- circumferential surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
・産業上の利用分野
本願発明はケージアンドローラに関する発明であり、よ
り具体的には小形エンジン用コンロッドの大端部に使用
されるころ軸受に関する発明である。
り具体的には小形エンジン用コンロッドの大端部に使用
されるころ軸受に関する発明である。
一従来の技術
オートバイなどに用いられる小形エンジンのコンロブト
に使われる軸受は、断面高さが小さく、大きな負荷容量
を有する特徴が生かされて、ケージアンドローラを使う
ことが多い。
に使われる軸受は、断面高さが小さく、大きな負荷容量
を有する特徴が生かされて、ケージアンドローラを使う
ことが多い。
このエンジン用軸受は常に負荷容量の増加とケージの剛
性の向上という、相反する条件が満たされなければなら
ないため、より多（のころをケージ内のＰ、Ｃ，Ｄ、（
ピッチ円径）上に組込み、更にケージの剛性も高くしな
ければならない。
性の向上という、相反する条件が満たされなければなら
ないため、より多（のころをケージ内のＰ、Ｃ，Ｄ、（
ピッチ円径）上に組込み、更にケージの剛性も高くしな
ければならない。
その一つの解決策として、同一出願人は実願昭５１−３
３８０８号を提案している。
３８０８号を提案している。
この考案はケージを用いる方式において、最もころの本
数を多く組込めるものであるが、ころのケージ内径側へ
や脱落防止をサイドステーの内径面を内側に突出させて
行っていた。つまり、窓の両端部の一部を突出させて、
内径側へのころの脱落を防止している。
数を多く組込めるものであるが、ころのケージ内径側へ
や脱落防止をサイドステーの内径面を内側に突出させて
行っていた。つまり、窓の両端部の一部を突出させて、
内径側へのころの脱落を防止している。
この突出部加工は比較的幅の狭いサイドステーを回転さ
せながら行うため技術的に難しく、加工工数も太き（な
り、精度が出しに（きものであった。
せながら行うため技術的に難しく、加工工数も太き（な
り、精度が出しに（きものであった。
・発明が解決しようとする課題
以上のように従来の軸受は、一定寸法の軸受において、
最も大きな負荷容量を有し、かつころを脱落させない構
造のころ軸受であったが、ケージの内方へのこる保持が
不安定で、運搬時にころがケージから脱落するといった
問題も生じ、加工工数の増加によって、安価に製造する
ことができるなかった。
最も大きな負荷容量を有し、かつころを脱落させない構
造のころ軸受であったが、ケージの内方へのこる保持が
不安定で、運搬時にころがケージから脱落するといった
問題も生じ、加工工数の増加によって、安価に製造する
ことができるなかった。
本願発明はこれらの欠点をすべて解決した軸受を提供す
ることを目的とするものである。
ることを目的とするものである。
・課題を解決するための手段
本願発明は上記目的を解決するための手段として下記の
構成を備えるものである。
構成を備えるものである。
（１）ころよりもわずかに大きな複数のころ用窓が軸方
向に平行に形成された略中空円筒形でころ径よりも薄肉
なケージと、該窓に挿入された複数のころとからなるエ
ンジン用ころ軸受において、前記ケージの外周面には段
差がなく、前記ケージの内周面の中央部分にはころのピ
ブチ円径よりも外側まで達すると共に前記窓長さよりも
短い幅の略Ｕ字状の凹欠溝が形成されて薄肉なステーと
その両端に厚肉なステーが形成されており、該薄肉なス
テーの一部が円周方向に突出してころの外方への脱出を
防止する外側保持用突出部が形成され、該厚肉なステー
はサイドステーとほぼ同一の板厚に形成されており、前
記厚肉なステーには内周面の一部をカシメて円周方向に
突出させてころの内側への脱出を防止する内側保持用突
出部が形成されているエンジン用ころ軸受。
向に平行に形成された略中空円筒形でころ径よりも薄肉
なケージと、該窓に挿入された複数のころとからなるエ
ンジン用ころ軸受において、前記ケージの外周面には段
差がなく、前記ケージの内周面の中央部分にはころのピ
ブチ円径よりも外側まで達すると共に前記窓長さよりも
短い幅の略Ｕ字状の凹欠溝が形成されて薄肉なステーと
その両端に厚肉なステーが形成されており、該薄肉なス
テーの一部が円周方向に突出してころの外方への脱出を
防止する外側保持用突出部が形成され、該厚肉なステー
はサイドステーとほぼ同一の板厚に形成されており、前
記厚肉なステーには内周面の一部をカシメて円周方向に
突出させてころの内側への脱出を防止する内側保持用突
出部が形成されているエンジン用ころ軸受。
・作用
本願発明はケージのステー両端部の板厚をサイドステー
と同一にして、ケージの剛性を高めると共にころを確実
に案内し、更に、その部分の内周面の一部をカシメ加工
によって窓内に突出させて、内側保持用突出部を形して
、ころの保持を確実にし、大きな凹欠溝をケージ中央部
の内周面に形成するとにより、ケージの軽量化を図るも
のであるため、軸受の負荷容量を増加させて寿命延長を
図ると共に軸受の取り扱いが容易で、装置への組付けを
容易にすることができる。
と同一にして、ケージの剛性を高めると共にころを確実
に案内し、更に、その部分の内周面の一部をカシメ加工
によって窓内に突出させて、内側保持用突出部を形して
、ころの保持を確実にし、大きな凹欠溝をケージ中央部
の内周面に形成するとにより、ケージの軽量化を図るも
のであるため、軸受の負荷容量を増加させて寿命延長を
図ると共に軸受の取り扱いが容易で、装置への組付けを
容易にすることができる。
・実施例
第１図〜第３図の図面は本願発明の第１の実施例を示す
もので、第１図は本願発明の実施例を示めす軸受全体の
投影図、第２図は第１図の正面図、第３図は第２図の側
面図である。
もので、第１図は本願発明の実施例を示めす軸受全体の
投影図、第２図は第１図の正面図、第３図は第２図の側
面図である。
第１図は本願発明の実施例を示す軸受の投影図である。
ケージｌは、略中空円筒形をしており、軸心に平行な多
数のζろ用の窓３がころよりもわずかに大きな寸法で形
成されている。外周面は、窓３以外段差などの凹凸が見
られない。この外周面形状はコンロッド大端部用の軸受
ではケージに働く遠心力を外周面で受けており、ケージ
１０面圧を低下させるために広い接触面を確保する。
数のζろ用の窓３がころよりもわずかに大きな寸法で形
成されている。外周面は、窓３以外段差などの凹凸が見
られない。この外周面形状はコンロッド大端部用の軸受
ではケージに働く遠心力を外周面で受けており、ケージ
１０面圧を低下させるために広い接触面を確保する。
更にケージ１の窓３の中央部には、ステー１ａの一部が
窓内に突出して、外側保持用突出部３ａが形成され、円
周方向の一対の外側保持用突出部間の寸法は、こる直径
よりもわずかに小さ（形成されて、ころ２を外側へ脱落
しないようにしている。
窓内に突出して、外側保持用突出部３ａが形成され、円
周方向の一対の外側保持用突出部間の寸法は、こる直径
よりもわずかに小さ（形成されて、ころ２を外側へ脱落
しないようにしている。
第２図は第１図の正面図である。この図は窓の中央を軸
方向に断面した断面図と、窓３を内径側から見た図を複
合的にまとめて、描いたものである。
方向に断面した断面図と、窓３を内径側から見た図を複
合的にまとめて、描いたものである。
ケージ１の構成は、二つのリング状のサイドステー１ｂ
と、これを軸方向に結合し、且つ窓３を形成するための
ステー１＝とからなっている。
と、これを軸方向に結合し、且つ窓３を形成するための
ステー１＝とからなっている。
サイトスチーｔｂの板厚ところ２の案内面３ｃとの板厚
を同じに形成したことから、形状が単純化されたため切
削加工が容易になって安価に製作でき、ステー１ａの梁
としての剛性も向上し、カシメ加工がしやすくなるとい
った効果が生じ、内側保持用突出部３ｂの突出量が安定
し、確実にころ２を保持することができる。カシメ加工
は、量産性に富むので安価に製作することができる。
を同じに形成したことから、形状が単純化されたため切
削加工が容易になって安価に製作でき、ステー１ａの梁
としての剛性も向上し、カシメ加工がしやすくなるとい
った効果が生じ、内側保持用突出部３ｂの突出量が安定
し、確実にころ２を保持することができる。カシメ加工
は、量産性に富むので安価に製作することができる。
ケージの加工は、旋削加工により鋼材を略中空円間状に
概略形成し、外側保持用突出部３ａは、窓３を形成する
時に同時に加工する。その後でカシメ加工によって内側
保持用突出部３ｂを形成し、熱処理・研削加工・仕上げ
加工を実施した後、必要に応じて表面処理（例えば、銅
メツキや銀ケッキ）して耐摩耗性を向上させる。
概略形成し、外側保持用突出部３ａは、窓３を形成する
時に同時に加工する。その後でカシメ加工によって内側
保持用突出部３ｂを形成し、熱処理・研削加工・仕上げ
加工を実施した後、必要に応じて表面処理（例えば、銅
メツキや銀ケッキ）して耐摩耗性を向上させる。
第３図は第２図の側面図である。ころ２とケージ１の位
置関係を明示するために二点鎖線で軸と外輪を示しであ
る。ころ軸受が軸と外輪に嵌合された使用状態では、こ
ろ２は窓３の軸方向両端部に形成された案内面３ｃと接
触して、はぼＰ、Ｃ０Ｄ、上を案内され、外側及び内側
保持用突出部３ａｓ３ｂには接触しないように寸法設定
されており、ケージｌの内周面と軸が接触する前に外輪
の転走面とケージ１の外周面が接触するように寸法設定
（アウターずり）されている。
置関係を明示するために二点鎖線で軸と外輪を示しであ
る。ころ軸受が軸と外輪に嵌合された使用状態では、こ
ろ２は窓３の軸方向両端部に形成された案内面３ｃと接
触して、はぼＰ、Ｃ０Ｄ、上を案内され、外側及び内側
保持用突出部３ａｓ３ｂには接触しないように寸法設定
されており、ケージｌの内周面と軸が接触する前に外輪
の転走面とケージ１の外周面が接触するように寸法設定
（アウターずり）されている。
本願発明の第１の実施例では窓３の外側保持用突出部３
ａを軸方向に２１１所形成しているが、軸受が小形の場
合は、突出部の軸方向長さを太き（して、一箇所だけに
形成してもよい。
ａを軸方向に２１１所形成しているが、軸受が小形の場
合は、突出部の軸方向長さを太き（して、一箇所だけに
形成してもよい。
更に、第１の実施例では平面状の内周面にカシメ溝１ｄ
を形成して内側保持用突出部３ｂを形成したが、ステー
１ａの両端部内周面の一部に山形の突起を周設し、これ
をカシメて内側保持用突出部３ｂを形成してもよい。
を形成して内側保持用突出部３ｂを形成したが、ステー
１ａの両端部内周面の一部に山形の突起を周設し、これ
をカシメて内側保持用突出部３ｂを形成してもよい。
拳発明の効果
本願発明は次の効果を育する。
■ステーの剛性が向上し、安定的にころを案内すること
ができ、ころのスキューが減少する。
ができ、ころのスキューが減少する。
■ケージの軸方向断面形状が単純化したため、安価にし
かも精度良く製作することができる。
かも精度良く製作することができる。
■内側保持突出部が正確に形成することができ、ころを
確実に保持することができる。
確実に保持することができる。
■凹欠溝を太き（形成することができるため、軸受の軽
量化が図れる。
量化が図れる。
■軸受寿命を延長させることができる。
第１図〜第３図の図面は本願発明の第１の実施例を示す
もので、第１図は本願発明の実施例を示めす軸受全体の
投影図、第２図は第１図の正面図、第３図は第２図の側
面図である。 １ ：ケージ １ａニスチー ｌｂ：サイドステー ｌｃ：凹欠溝 １ｄ：カシメ溝 ２ ：ころ ３ ：窓 ３ａ：外側保持用突出部 ３ｂ＝内側保持用突出部 ３ｃ：案内部 ３ｄ：端面 第ｆ図 第２図 ／°１ 第３図
もので、第１図は本願発明の実施例を示めす軸受全体の
投影図、第２図は第１図の正面図、第３図は第２図の側
面図である。 １ ：ケージ １ａニスチー ｌｂ：サイドステー ｌｃ：凹欠溝 １ｄ：カシメ溝 ２ ：ころ ３ ：窓 ３ａ：外側保持用突出部 ３ｂ＝内側保持用突出部 ３ｃ：案内部 ３ｄ：端面 第ｆ図 第２図 ／°１ 第３図
Claims (1)
- （１）ころよりもわずかに大きな複数のころ用窓が軸方
向に平行に形成された略中空円筒形でころ径よりも薄肉
なケージと、該窓に挿入された複数のころとからなるエ
ンジン用ころ軸受において、前記ケージの外周面には段
差がなく、前記ケージの内周面の中央部分にはころのピ
ッチ円径よりも外側まで達すると共に前記窓長さよりも
短い幅の略Ｕ字状の凹欠溝が形成されて薄肉なステーと
その両端に厚肉なステーが形成されており、該薄肉なス
テーの一部が円周方向に突出してころの外方への脱出を
防止する外側保持用突出部が形成され、該厚肉なステー
はサイドステーとほぼ同一の板厚に形成されており、前
記厚肉なステーには内周面の一部をカシメて円周方向に
突出させてころの内側への脱出を防止する内側保持用突
出部が形成されていることを特徴とするエンジン用ころ
軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63129035A JPH0627526B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | エンジン用ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63129035A JPH0627526B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | エンジン用ころ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01299317A true JPH01299317A (ja) | 1989-12-04 |
| JPH0627526B2 JPH0627526B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=14999497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63129035A Expired - Lifetime JPH0627526B2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | エンジン用ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627526B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0441115U (ja) * | 1990-08-03 | 1992-04-08 | ||
| JPH053645U (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | 光洋精工株式会社 | 針状ころ軸受 |
| US5584583A (en) * | 1993-12-15 | 1996-12-17 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Roller and cage assembly |
| JP2015227732A (ja) * | 2015-09-24 | 2015-12-17 | Ntn株式会社 | ころ軸受 |
| JP2017161081A (ja) * | 2017-06-07 | 2017-09-14 | Ntn株式会社 | ころ軸受 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325752A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-09 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Weldering holder for small diameter needle bearing and its manufacturing method |
| JPH01168014U (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-27 |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP63129035A patent/JPH0627526B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325752A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-09 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Weldering holder for small diameter needle bearing and its manufacturing method |
| JPH01168014U (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-27 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0441115U (ja) * | 1990-08-03 | 1992-04-08 | ||
| JPH053645U (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | 光洋精工株式会社 | 針状ころ軸受 |
| US5584583A (en) * | 1993-12-15 | 1996-12-17 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Roller and cage assembly |
| JP2015227732A (ja) * | 2015-09-24 | 2015-12-17 | Ntn株式会社 | ころ軸受 |
| JP2017161081A (ja) * | 2017-06-07 | 2017-09-14 | Ntn株式会社 | ころ軸受 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0627526B2 (ja) | 1994-04-13 |
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