JPH01299242A - ヒドロキシメチル―ジハロ―ジアルキルフェノールの合成法 - Google Patents

ヒドロキシメチル―ジハロ―ジアルキルフェノールの合成法

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JPH01299242A
JPH01299242A JP1066461A JP6646189A JPH01299242A JP H01299242 A JPH01299242 A JP H01299242A JP 1066461 A JP1066461 A JP 1066461A JP 6646189 A JP6646189 A JP 6646189A JP H01299242 A JPH01299242 A JP H01299242A
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒドロキシメチル−ジハロ−ジアルキルフェ
ノールの製造法に関する。さらに特に、本発明はハロゲ
ン化置換フェノール、特に臭素化メジトールの加水分解
法に関する。
ハロゲン化ジヒドロキシ芳香族化合物は、難燃性エポキ
シ樹脂用の有効な硬化剤および中間体である。例えば、
Mendozaの臭素化ヒドロキシ芳香族化合物、米国
特許第4.621.159号(1986年11月4日)
;5ilvisらの臭素化エポキシ芳香族化合物、米国
特許第4.661.644号(1987年4月28日)
;Mendozaの臭素化ヒドロキシ芳香族化合物、米
国特許第4、705.901号(1987年11月10
日);Bermanのハ’Oゲン化エポキシ樹脂、米国
特許第4.727.119号(1988年2月23日〉
;およびMendoza らのメタ−ハローフェノール
アルキル化生成物およびエポキシシステム、米国特許第
4.731.423号(1988年3月15日)参照。
特に、4−ヒドロキシメチル−ジハロ−ジアルキルフェ
ノール(今後4−ヒドロキシメチルフェノールと呼ぶ)
は、硬化エポキシ樹脂の製造用の好ましい試剤である。
Mendoza らのメタ−ハロー7エノールアルキル
化生成物およびエポキシシステム、米国特許第4.73
1.423号(1988年3月15日)参照。4−ヒド
ロキシメチルフェノールは、4−メチル−ジアルキルフ
ェノール、例えばメジトールより2段階工程で製造され
る。まず、例えばMendozaのジ−オルト−置換ジ
−メタ−ハロゲン化パラ−ハロメチルフェノール、米国
特許第4、684.752号(1987年8月4日)に
記載された方法に従い、4−メチル−ジアルキルフェノ
ールをハロゲン化剤、例えば分子臭素でハロゲン化し4
−ハロメチル−ジハロ−ジアルキルフェノール(今後、
4−ハロメチルフェノールと呼ぶ)を形成する。次に、
Auwer らの「アンヒドロ−p−ヒドロキシメチル
アルコールおよびその転化生成物」、302 Ann、
Chem、 76(1898)およびAuwer らの
「ジブロム−p−オキシメジシルアルコールJ 32 
Chem。
Berichte 3309(1899)に記載された
方法に従い4−ハロメチルフェノールを加水分解し4−
ヒドロキシメチルフェノールを形成する。
実際の操作において、上記の合成は生成物の混合物を与
える。まず、4−メチル−2,6−ジアルキルフェノー
ルのハロゲン化にヨリ1.2−ハロゲン化生成物を生ず
る。例えば、臭素によるメジトールのハロゲン化は下記
のオルト−並びにパラ−トリブロモメシトールおよびテ
トラブロモメジトールを生ずる。
次に、ハロメチルフェノール混合物、の加水分解は副反
応を生ずる。1つの副反応において、ヒドロキシメチル
フェノール生成物はハロメチルフェノール試剤と反応し
ビス−(4−ヒドロキシ−2・6−シハローa、s−ジ
アルキルベンジル)エーテル(今後エーテルと呼ぶ)を
形成する。他の副反応において、ハロメチルフェノール
あるいはヒドロキシメチルフェノールは溶媒と反応し副
生成物を形成する。
例えば、アセトン中での前記ハロゲン化メジトール混合
物の加水分解は、オルト−並びにパラ−ジブロモメシト
ールベンジルアルコール(DBMBA)、ジーヒドロキ
シメチルージブロモメジトール(DI(DBM) 、ジ
ブロモ−メシチルベンジルエーテル(DBl、1BB)
および副生成物、例えばオルト−D B ?、l B 
A並びにD HD B Mとアセトンとの反応により生
ずるアセチル誘導体を生ずる。この加水分解からの生成
物混合物を以下に示す。
パラ−〇BM[l^      オルト−D8i1B^
        DIInBMDBMBE      
           アセチル誘導体少なくとも2個
のヒドロキシル基を含む生成物すべてを硬化エポキシ樹
脂を製造するため用いてよい。アセチル誘導体および他
の副生成物でさえ(これらは樹脂を形成しない)、低濃
度の場合、それほど樹脂の品質を低下させない。しかし
、最も望ましい特性は、エーテル並びにアセチル誘導体
の濃度が最小である4−ヒドロキシメチルフェノールよ
り得られる。適当な試剤混合物はAuWerらの方法に
従い、最終生成物を精製し得られる。
そのような精製は、エポキシ樹脂合成において余分の工
程および費用が必要である。エーテル並びに副生成物の
形成が精製せずに使用可能なレベルに保つ方法でヒドロ
キシメチルフェノールを形成することが好ましい。
本発明は、ヒドロキシメチル−ジハロ−ジアルキルフェ
ノールの合成方法であって、ヒドロキシメチル−ジハロ
−ジアルキルフェノールが形成する条件下で55℃未満
の温度にふいて水混和性有機溶媒中でハロメチルージへ
p−ジアルキルフェノールを実質的過剰の水と接触させ
る工程を含んでなる。本発明の方法は、ハロメチル−ジ
ハロ−ジアルキルフェノールを加水分解するが、エーテ
ル並びにアセチル誘導体あるいは他の副生成物の形成を
精製せずに使用可能なレベルに保つ。このように製造さ
れたヒドロキシメチル−ジハロ−ジアルキルフェノール
を前記のように有効なエポキシ樹脂を形成するために用
いてよく、またポリエステルに混入してもよい。
本発明の方法において加水分解したハロメチル−ジハロ
−ジアルキルフェノールは、2個のハロゲン原子、2個
のアルキル基、および1個のハロメチル基で置換したフ
ェノールである。置換フェノール化合物に存在するハロ
ゲンは、好ましくは塩素または臭素であり、より好まし
くは臭素である。アルキル基は好ましくはヘキシルある
いはより低級のものであり、より好ましくはエチルある
いはメチルであり、最も好ましくはメチルである。
好ましくは、ハロゲン原子はフェノールヒドロキシ基に
対しメタであり、アルキル並びにハロメチ、+tz基は
フェノールヒドロキシ基に対しオルト並びにパラである
。この最も好ましい実施態様において、ハロメチル−ジ
ハロ−ジアルキルフェノールはパラ−トリブロモメシト
ール(パラ−TBM)である。
ハロメチルフェノールの好ましい製造方法は、Mend
ozaのジ−オルト−置換ジ−メタ−ハロゲン化パラ−
ハロメチルフェノール、米国特許第4、684.752
号(1987年°8月4日)に記載されている方法であ
る。このMendozaの方法に右いて、好ましいハロ
メチルフェノールは4−メチル−2・6−ジアルキルフ
ェノールまたは4−メチル−3゜5−ジハロ−2,6−
ジアルキルフェノール(両方の基を今後メチルフェノー
ルと呼ぶ)のハロゲン化により製造される。メチルフェ
ノールは最も好ましいメジトールまたはジブロモメジト
ールである。好ましくは2〜5時間25℃〜85℃の温
度で非プロトン性溶媒、例えばブロモクロロメタン中で
メチルフェノールをハロゲン化剤、例えば分子臭素と接
触させる。パラ−ハローメチルフェノールへの選択性は
、これはパラーヒドロキシメチルフェ、!−ルの収量を
最大にするに重要であるが、好ましくは少なくiも90
パーセント、より好ましくは少なくとも95パーセント
である。他の公知の方法は、AuwersおよびA11
endorfの302 Ann。
Chemie 76(1898);Auwersおよび
Rappの302 Chemie153(1898) 
;Fr1esおよびBrandesの542^nn、C
hemie48(1939);並びにAuwersおよ
びTraumの302 Ann。
Chemie 3309(1899)に記載されている
ハロメチルフェノールの加水分解は、いくつかの競争反
応を含む。第1にハロメチルフェノールは水と反応し、
相当するヒドロキシメチルフェノールおよびハロゲン化
水素の分子を生ずる。第2に、ヒドロキシメチルフェノ
ールはさらに未反応ハロメチルフェノールと反応しヒド
ロキシベンジルエーテルを形成する。第3に、ハロー並
びにヒドロキシメチルフェノールは溶媒および不純物と
反応し、さらに不純物、例えばアセチル誘導体を形成す
る。エーテル形成反応の反応速度は加水分解反応の反応
速度より実質的に速く、この反応速度の差は温度を上げ
ると広がる。従って、ニーチル形成を制限するためハロ
メチルフェノールの転化を促進しおよびできるだけ温度
を低く保つことが必要である。
ハロメチルフェノールの転化を促進するため、加水分解
は実質的過剰の水中で行なう。本発明の方法で用いる水
は、好ましくは0.2N酸性あるいは塩基性以下である
。より好ましくは、この水は中性である。より酸性ある
いは塩基性溶液は実質量の未同定不純物を生じ、望むヒ
ドロキシメチルフェノールの収量を低下させる。ハロメ
チルフェノールに対するモル比は、好ましくは少なくと
も30:1であり、より好ましくは40:1である。
加水分解されるハロメチルフェノールがトリブロモメシ
トールである場合、トリブロモメシトールに対する水の
重量比は、最大4:1および少なくとも2:1である。
より過剰の水は選択性をいくらか改良するが、水の比が
常に反応器におけるハロメチルフェノールの量を少なく
するので、この方法の効率を低下させる。
加水分解は、ハロメチルフェノールを溶解し右よび水と
混和性である溶媒中でおこる。好ましい溶媒は、アセト
ン、THF、ジオキサン、n−メチルピロリドン、ジメ
チルスルホキシド、またはジメトキシエタンを含む。最
も好ましい溶媒はアセトンである。水および有機層が反
応の間分離すると未同定副生成物が形成するので、水お
よび溶媒を単一層状態に保たなければならない。溶媒の
量は、ハロメチルフェノールだけでなく実質量の水を溶
解するに十分であるべきである。溶媒の量は、好ましく
は水のモルあたり少なくとも0.35モルの溶媒である
。また、ハロメチルフェノールのモルあたり少なくとも
10モルの溶媒が好ましい。
アセトン中でトリブロモメシトールを加水分解する場合
、アセトン、水、トリブロモメシトールの好ましい重量
比は2.5 :2.0 : L、Oである。
加水分解の温度は55℃未満、好ましくはできるだけ低
く保つ。この温度は好ましくは50℃以下、最も好まし
くは45℃以下である。この温度は20℃以上、より好
ましくは40℃以上である。
最も好ましくは、20℃の温度で水を加え、この温度を
徐々に40℃〜45℃に上げる。反応の圧力は好ましく
は周囲圧力である。反応温度が低いため、加水分解終了
の時間は、本発明の方法においてはより長い。
ハロゲン化後および加水分解前にハロメチルフェノール
を単離することにより最高の収率および選択性が得られ
る。しかし、産業効率のため、中間体ハロメチルフェノ
ールを単離しないでメチルフェノールからヒドロキシメ
チルフェノールへ1回合成することが好ましい。そのよ
うな場合、加水分解を行なう前に実質的にすべてのノ\
ロゲン化溶媒を除去することが重要である。このハロゲ
ン化工程で用いられる溶媒、例えばハロアルカンは、ヒ
ドロキシメチルフェノールへの加水分解工程の選択性を
低下させ、ニーチル形成のレベルを上げる。
ハロアルカン溶媒に対するハロメチルフェノールの親和
性は、蒸留あるいは真空ストリップにより簡単にこの溶
媒を除去できないほど十分である。
しかし、過剰の溶媒は濃厚スラリーが形成するまで真空
ストリップにより除去される。その後、過剰のアセトン
を加え、残っているハロゲン化溶媒をアセトンとの共蒸
留により除去する。過剰のアセトンは、好ましくはハロ
メチルフェノールのモルに対し少なくとも1.5モルで
ある。ハロメチルフェノールがトリブロモメシトールで
ある場合、ハロメチルフェノールに対するアセトンの重
量比は好ましくは少なくとも0.25:1である。アセ
トンの低沸点にもかかわらず、驚くべきことにハロメチ
ルフェノールを濃厚スラリー内にアセトンと共に保ちな
がらハロゲン化溶媒がこの方法で除去されることを発見
した。その後、加水分解工程を終了させるため、より加
水分解性の溶媒を加える。
試剤混合物が主にハロメチルフェノールを含んでなる場
合、この方法の主要生成物はヒドロキシメチル−ジハロ
−ジアルキルフェノールである。
好ましくは、この生成物はヒドロキシメチル−ジアルキ
ル−3・5−ジハロフェノールである。より好ましくは
、この生成物は4−ヒドロキシメチル−3,5−ジハロ
−2,6−シメチルフエノールである。最も好ましくは
、この生成物は4−ヒドロキシメチル−3,5−ジブロ
モ−2,6−シメチルフエノール(ジブロモメシトール
ベンジルアルコール)である。
生成物混合物中の2−ヒドロキシメチルフェノールおよ
び2.4−ジヒドロキシメチルフェノールに対する4−
ヒドロキシメチルフェノールの比は、試剤混合物中の他
のハロゲン化フェノールに対する4−ハロメチルフェノ
ールの比によって異なる。通常、アセチル誘導体は他の
異性体が除去された精製4−ハロメチルフェノールから
測定可能な量で形成しないが、未精製ハロメチルフェノ
ールを用いる場合、本発明の加水分解条件はアセチル誘
導体形成を明らかに低下させる。同様に、エーテル形成
は他の異性体あるいは化合物の存在により影響をうける
が、本発明の反応条件はエーテル形成を明らかに制限す
る。
本発明の方法を用いることにより、20パーセント以下
のエーテル、7パーセント以下のアセチル誘導体並びに
他の不純物および70パ一セント以上の4−ヒドロキシ
メチルフェノールを含んでなる組成物が形成される。好
ましくは、エーテルは総生酸物の13モルパーセント以
下である。より好ましくは、10パーセント以下であり
、最も好ましくは8パーセント以下である。未精製ハロ
メチルフェノールの加水分解法において、ヒドロキシメ
チルフェノールに対する選択性は好ましくは84モルパ
ーセントであり;より好ましくは少なくとも90パーセ
ントである。アセチル誘導体の形成は、好ましくは8モ
ルパーセント以下、より好ましくは6パーセント以下、
最も好ましくは3パーセント以下である。
以下の例は説明のためのものである。すべての比および
パーセントは示したちの以゛外モルに対するものである
例1−DBMBへの1ポット合成 51、三日、丸底フラスコにVigreaux蒸留カラ
ム、機械撹拌機、添下漏斗、温度計および加熱マントル
を取り付けた。メジトール(99パーセント、252 
g )をブロモクロロメタン1233 gに溶解した。
約60分かけて添加漏斗より臭素(976g )を加え
た。温度を約20℃から約68℃に上げ、この際還流が
おこった。約5.5時間還流後、過剰の臭素を真空スト
リップし、プロピレンを用いて残留臭素を中和した。ス
ラリーを約20℃に冷却し、真空ストリップにより、続
いてアセトン750gとの共蒸留により残っているブロ
モクロロメタンを除去する。
室温において、アセトン1600 gを溶解したトリブ
ロモメシトールに加え、次いで水1375 gを加えた
。温度を25℃から50℃に徐々に上げ、50℃で約3
時間保つ。真空ストリップによりアセトンを除去し、ス
ラリーを濾過した。水洗浄液が中性になるまで固体を水
洗し、続いてIN水酸化ナトリウム300−で洗った。
生成物を70℃で24時間乾燥した。
この方法は生成物を562g生じた。この生成物は1.
6バーセント3.5−ジブロモ−4,6−シメチルー2
−ヒドロキシメチルフェノール、1.6パーセントトリ
ブロモメシトールのアセチル誘導体、4.3バーセント
2・4−ビス−ヒドロキシメチル−3・5−ジブロモ−
6−メチルフェノール、12.2パーセント2.6−ジ
プロモー3.5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジルエ
ーテルおヨヒ80.4パーセント3.5−ジブロモ−2
,6−シメチルー4−ヒドロキシメチルフェノールを含
んでいた。
団−未精製TBMを用いるDBMBAの比較合成メジト
ール(150g )を、還流冷却器、機械撹拌機、添加
漏斗および加熱マントルを取り付けた311三口、丸底
フラスコ中のブロモクロロメタン370m1に溶解した
。この溶液を加熱し、約1時間還流しく約68℃〜74
℃)、添加漏斗より臭素581gを加えた。約5時間還
流を保ち、次いでこの溶液を約60℃に冷却した。ヘキ
サン(20g)を加え過剰臭素を中和し、減圧下回転蒸
発器で溶媒を除去した。生成物が固体形状である場合、
アセトン100rnI!を加え、溶媒除去を続けた。ア
セトン添加および溶媒除去を3回以上繰り返した。次い
で固体を皿に移し、真空オーブン内で40℃で18時間
乾燥した。淡黄色固体(429g )が回収された。
この生成物(20g)をアセトン120rnI!に溶解
した。室温において水(8()Wdりを加え、次いで反
応温度を24℃〜34℃の範囲に上げた。GLC分析分
析的320分後反応が本質的に終了したことを示すまで
この高温を保った。生成物をGLCにより分析し、表I
に示す生・酸物の比が示された。表Iに示した試剤およ
び反応条件を用いて、この方法を3回以上繰り返した。
表I 2401208021−3832083.938,47
7.613201208058−64°90 B?、1
94,808.014401208058−64°90
79.4611.049.50本本発明の例ではない。
この結果は、本発明の方法が生成物混合物中のエーテル
並びに副生成物の総割合を最小にし、DBMBAの割合
を最大にすることを示している。
遭ニー精製TBMの比較加水分解 少なくとも99パーセント純粋パ5−TBM(20g)
をアセトン120rnlに溶解した。室温において水(
80mjりを加え、次いで反応温度を24℃〜47℃の
範囲に上げた。GLC分析が約120分後反応が本質的
に終了したことを示すまで高温を保った。生成物をGL
Cにより分析し、表■に示した生成物の比が示された。
表Hに示した試剤および反応条件を用いてこの方法を5
回以上繰り返した。
表■ 5  20 120 80 24−47  120 9
3.55 6.456  20 120 80  27
  320 94.39 5.617 2012080
58−64° 9091.668.348 40120
8024−47 12090.589.4294012
08027 32094.565.4410 4012
08058−64”  9086J313.67本本発
明の例ではない。
この結果は[18MBAへの選択性および08M8Aか
らの除去が、従来技術の方法よりも本発明の方法が大き
いことを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒドロキシメチル−ジハロ−ジアルキルフェノール
    の合成方法であって、ヒドロキシメチル−ジハロ−ジア
    ルキルフェノールが形成する条件下で55℃未満の温度
    において水混和性有機溶媒中でハロメチル−ジハロ−ジ
    アルキルフェノールを実質的過剰の水と接触させる工程
    を含んでなる方法。 2、反応混合物がハロメチル−ジハロ−ジアルキルフェ
    ノールのモルあたり少なくとも30モルの水を含んでな
    り、および溶媒の量が分離水並びに有機相の形成を防ぐ
    に十分である、請求項1記載の方法。 3、反応混合物が、水のモルあたり少なくとも0.35
    モルの溶媒を含んでなる、請求項2記載の方法。 4、ハロメチル−ジハロ−ジアルキルフェノールおよび
    ヒドロキシメチル−ジハロ−ジアルキルフェノール上の
    各ハロゲンが独立に塩素または臭素であり、および反応
    温度が50℃未満である、請求項3記載の方法。 5、ハロメチル−ジハロ−ジアルキルフェノールがトリ
    ブロモメシトールであり、ヒドロキシメチル−ジハロ−
    ジアルキルフェノールがジブロモメシトールベンジルア
    ルコールである、請求項4記載の方法。 6、溶媒がアセトン、THF、n−メチルピロリドン、
    ジメチルスルホキシド、ジオキサンまたはジメトキシエ
    タンを含んでなる、請求項5記載の方法。 7、溶媒がアセトンである、請求項6記載の方法。 8、反応温度が少なくとも20℃である、請求項7記載
    の方法。 9、最終生成物が10モルパーセント以下のジブロモメ
    シチルベンジルエーテルおよび8モルパーセント以下の
    トリブロモメシトールのアセチル誘導体を含んでなる、
    請求項8記載の方法。 10、最終生成物が8モルパーセント以下のジブロモメ
    シチルベンジルエーテルおよび6モルパーセント以下の
    トリブロモメシトールのアセチル誘導体を含んでなる、
    請求項9記載の方法。
JP1066461A 1988-03-21 1989-03-20 ヒドロキシメチル―ジハロ―ジアルキルフェノールの合成法 Expired - Lifetime JP2688437B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/170,486 US4849548A (en) 1988-03-21 1988-03-21 Hydrolysis of halo- and alkyl-substituted phenols
US170486 1988-03-21

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JPH01299242A true JPH01299242A (ja) 1989-12-04
JP2688437B2 JP2688437B2 (ja) 1997-12-10

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ID=22620040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1066461A Expired - Lifetime JP2688437B2 (ja) 1988-03-21 1989-03-20 ヒドロキシメチル―ジハロ―ジアルキルフェノールの合成法

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