JPH01298972A - インバータ駆動ギャードモータの低温時始動方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はインバータで駆動するギャードモータにおい
て、低温時の始動を円滑にすることができるようにした
始動方法に関する。

〔従来の技術〕

ギャードモータを寒冷地等で使用する場合にはギヤーの
潤滑グリースが低温で固まってロック状態になると始動
不能となるので、一般に前記グリースに低温特性のよい
ものを使用するようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記方法ではグリースが高価になるのみでなく標準化を
阻害するという欠点があワた。

この発明は前記の欠点を除去するために、特殊グリース
を使用することなく低温時の始動を円滑にすることがで
きるようにしたインバータ駆動ギャードモータの低温時
始動方法を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は前記の目的を達成するために、インバータ１
で駆動する交流ギャードモータ２を低温時にインバータ
１から直流電力を給電して予熱した後始動させるように
したものである。

〔作用〕

前記予熱によりモータ２の全体が温まってギヤーの潤滑
グリースも温められるので、グリースを軟らかくして円
滑に始動させることができる。

〔実施例〕

第１図および第２図はこの発明の実施例を示すもので、
第１図のインバータ装置３の出力側に交流ギャードモー
タ２が接続され、このモータ２はインバ：り装置３で変
速駆動される。前記インノく−タ装置３は交流電源から
受電した電力を整流用ダイオードブリッジからなるＡ　
Ｃ／Ｄ　Ｃコンバータ４で整流して直流に変換し、この
直流電力をコンバータ４に並列接続した平滑用電解コン
デンサ５に充電した後その出力をパワートランジスタか
らなるＤ　Ｃ／Ａ　Ｃインバータ１で適当な電圧、周波
数の交流電力に変換制御して出力するようになっている
。前記モータ２をインバータ装置３で始動させようとす
ると低温時にはギヤーの潤滑グリースが固まってロック
状態になり、第２図に示すようにインバータ装Ｗ３の出
力電流が過大となって図示しない過電流保護リレーのト
リップすることがある。このような場合にはインバータ
１の一部のパワートランジスタを点弧作動して例えば第
１図の矢印で示すように直流電力を適当時間モータ２に
給電し予熱する。このようにするとモータ２の全体が温
まってギヤーの潤滑グリースも温められ軟らかくなるの
で再始動させてみる。この場合再びトリップするような
ら前記予熱を繰り返す。

〔発明の効果〕

この発明によればインバータ駆動ギャードモータの低温
時始動方法において、低温時にインバータから直流電力
を給電して予熱した後始動させるようにしたので、特殊
グリースを使用することなくグリースを温めて低温時の
始動を円滑にすることができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の電気回路図、第２図は第１
図の始動時給電図である。 １・−・インバータ、２−モータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）インバータで駆動する交流ギャードモータを低温時
   にインバータから直流電力を給電して予熱した後始動さ
   せるようにしたことを特徴とするインバータ駆動ギャー
   ドモータの低温時始動方法。