JPH01298234A - 消臭性編・織布用加工糸 - Google Patents

消臭性編・織布用加工糸

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JPH01298234A
JPH01298234A JP12538488A JP12538488A JPH01298234A JP H01298234 A JPH01298234 A JP H01298234A JP 12538488 A JP12538488 A JP 12538488A JP 12538488 A JP12538488 A JP 12538488A JP H01298234 A JPH01298234 A JP H01298234A
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deodorizing
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fiber
core
yarn
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Yoshitsuki Michimasa
佳月 道正
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ESUPURI KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/36Cored or coated yarns or threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/44Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
    • D02G3/449Yarns or threads with antibacterial properties

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に用いられている各種の衣料や身のまわ
り雑貨、寝装品、インテリア雑貨、フォル、バス・トイ
レ−/ ト雑貨などに用いて好適な消臭性加工糸に関す
るものであると共に、工業、建設、運輸をはじめとする
各種の産業分野で用いられている作業用衣料、医療や介
護など社会的サービス施設で用いられる衣料やその他の
装備品など、きわめて広い分野に用いて好適な消臭性編
・繊布用加工糸に関する。
〔従来の技術〕
近時、生活や産業活動の中で発生する悪臭もしくは不快
臭を、物理的、あるいは化学的に消臭するとともに、生
活の中での常在菌といわれる大腸菌や黄色ブドー状球菌
、白癖菌等の弱有害菌、胞子の飛散などにより、各種の
アレルギー性疾患の誘因となっているカビやダニの発生
も抑止し、また安全衛生面(急性毒性試験、皮膚貼付試
験、変異原性試験等の結果)からも実用上問題はなく、
高性能で性能持続性も相対的に安定した、消臭・抗菌性
繊維の開発が盛んになってきている。
これらの消臭性繊維としては、例えば、繊維の分子構造
に銅やニッケル、鉄、コバルトなどの中から選ばれた特
定の金属イオンを固定化し、悪臭成分との配位結合を介
して消臭する機構のものや、鉄・フタロシアニン、ある
いは鉄・アスコルビン酸なとの錯体に着目した機構のも
の等がある。また、アクリル繊維などを炭化賦活して得
られる消臭性活性炭素繊維の開発等もすすめられている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これらの消臭性繊維は、従来技術のままでは下
記のような問題点があり、それが現実の市場展開に限界
を生じ、社会的にはその普及が要望されているにもかか
わらず、消臭性繊維製造の産業化を制約し、製造コスト
の低減も図りにくい状況にある。すなわち、 (1)染色上の問題 (イ)有機質系、あるいは無機質系の消臭性物質を活性
状態のまま固定した消臭繊維には、固定した物質特有の
色彩(例えば、鉄・フタロシアニンの場合には暗緑色、
銅イオンは緑青色など)がつき、これを編・織、あるい
は交織した際には特定の色彩が露出することが避けられ
ず、また既に着色状態を呈しているため染色上の制約が
きわめて大きくなり、実衣料などに通用するに当り用途
的制限を受けることが少なくなかった。
このような染色選択幅の制約は組成物自体が高度の消臭
・抗菌機能を有していても、消費者の趣好性が重視され
る衣料や身のまわり品、寝装品等を対象とする市場分野
では致命的な欠点となる。
このことは、産業分野の衣料に対する企業側・着用者側
の意志の反映を重視する市場分野においても、医療や看
護といった社会的サービス分野における衣料・装備品等
の分野においても、その普及を図る上での制約となって
きた。
(口>#lA維に固定されている消臭性のイオンは、通
常消費者が使用する上では問題はないが、イオンの活性
度が高いため高温、わけても湿熱状態で化学反応が促進
しやすく、消臭性能が低下するものが多い。この点でも
高温処理される染色は困難である。
(2)経時変色の問題 特定物質の配位結合や酸化還元機構等に着目し、悪臭成
分との化学的反応を介して消臭することを特徴とするこ
れらの高性能消臭性繊維は、化学反応の進行に応じて変
色していくものが多く、このため消臭性繊維を露出させ
たまま使用すれば、頭初呈していた色彩の経時的変化が
消臭効果の残存中に起こるため、用途は狭いものとなっ
ている。
(3)耐紫外線の問題 例えば、金属イオンを固定した消臭性繊維製品をフェー
ドメーターによって4時間照射したものと照射しなかっ
たものの消臭性能を比較すると、照射したものの消臭性
能は既に平均0.1%〜0.7%低下していた。
この現象は、消臭性繊維が紫外線に直接暴露された場合
に、紫外線によってイオンの活性状態に変化をきたすた
めの機能減退と考えられる。つまり、直射日光に直接暴
露するような洗濯乾燥を繰り返すと消臭性能の低下をき
たすことを示すものであり、このため例えば靴下や肌着
等洗濯頻度の高いものへの使用が困難で、これも消臭性
繊維が露出していることに伴う欠点である。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは染色上の制約、紫外線による機能
低下などの課題を解消した消臭性加工糸を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明により提供する消臭性加工糸は、消臭
性機能をもつ繊維をコアとし、その外周を天然もしくは
合成系の短繊維または長繊維により包絡してなることを
特徴とするものである。
本発明でコアとされる消臭機能をもつ繊維には、有機質
系あるいは無機質系に由来する消臭機構を備えた物質を
活性状態で固定化した繊維が使用される。これらのコア
となる繊維は、通常、アクリル系、ポリエステル系、ポ
リアミド系の特殊合成繊維の製造工程で鉄・フタロシア
ニン、あるいは銅等の活性イオンを析出する物質を固定
化することにより、またはアクリル繊維等を非酸化性雰
囲気で焼成して炭化したのち賦活処理することにより形
成される。
上記のコア繊維の外周には天然もしくは合成系の短繊維
または長繊維が包絡される。包絡用の繊維としては、木
綿、麻、毛、レーヨン、ポリエステル、ポリアミド、ア
クリルなどで構成された繊維が使用される。
包絡の手段には、例えばポリウレタン繊維のフィラメン
トをコアとし、その外周をポリエステル、ポリアミド等
の長繊維により巻き仕上げするカバーリングヤーンの形
成方法、あるいはポリウレタン繊維をコアに木綿、毛な
どの短繊維を包絡するコアヤーンの形成方法を利用する
ことができる。
このようにして包絡した糸を常法に従って編・織あるい
は交織することにより本発明の消臭性加工糸が得られる
〔作用〕
本発明に係る消臭性繊維は、上記の構成により消臭機能
をもつ繊維が直接露出することがない。
したがって、包絡する繊維を予め所望の色に染色してお
くことにより、自由な色彩の編・織物とすることができ
る。また、コア繊維が直接紫外線の影響を受けることが
ないため、太陽光線によって消臭機能が低下する現象も
有効に防止される。
なお、コア繊維を包絡している繊維の状態は極めて疎密
であって、コアと外部とをシール的に遮断するものでは
ないからコア繊維のもつ消臭機能を損ねることはない。
〔実施例〕
銅イオンを固定化したアクリル繊維をコアとし、その外
周にカバーリングヤーンの形成方法に準じて淡桃色に染
色したポリアミド長維(ナイロン66)を包絡した。第
1図は包絡繊維の状態を示したもので、1は消臭機能を
もつコア繊維、2は外周に巻きつけられた長繊維である
。このようにして形成した加工糸を用い、第2図のよう
にメリヤス編地を作成した。得られた消臭性編地は外周
に巻きつけた長繊維と同一の淡桃色を呈していた。この
編地にフェードメーターで4時間紫外線を照射した後の
消臭性能を調べたところ、消臭機能の低下は全く認めら
れなかった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の消臭性繊維にみられたような染
色面での制約、紫外線による機能低下などを伴うことな
く、常に所望の色彩で高性能の消臭性繊維製品を提供す
ることができる。したがって、各種のスポーツ衣料や靴
下、浴室、トイレ用マントやライドカバー(便座カバー
)、タオル、寝装品、身のまわり雑貨やクツションカバ
ー等のインテリア用の繊維雑貨等、消費者の趣好性が重
視される市場分野や、安全性、衛生性、品位性、接客性
などの面で果す色彩の役割りが重視される産業分野・サ
ービス分野の衣料や装備品を対象とした際の色彩上の問
題に起因する用途的制約が解消されると同時に、スポー
ツ用衣料をはじめとする洗濯・日向乾燥をくり返す製品
の市場分野の用途にも円滑に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る消臭性加工糸の包絡状態を示す外
観図、第2図は編地状態を示す外観図である。 1・・・消臭機能をもつコア繊維 2・・・外周を包絡している長繊維 第1図 2(外・1軽乙%17・・ろξ俤′椋)/ 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)消臭性能をもつ繊維をコア(核)とし、その外周
    を天然、もしくは合成系の短繊維、または長繊維により
    包絡してなることを特徴とする消臭性編・織布用加工糸
  2. (2)消臭性能をもつ繊維が植物や金属などに由来する
    有機質系・無機質系の物質を含有、または固定化してい
    る際の、請求項1記載の消臭性編・織布用加工糸。
  3. (3)天然、もしくは合成系の短繊維、または長繊維が
    、木綿、麻、毛、絹、レーヨン、ポリエステル、ポリア
    ミド、アクリルなどの中から選ばれた繊維で構成された
    、請求項1記載の消臭性編・織布用加工糸。
JP12538488A 1988-05-23 1988-05-23 消臭性編・織布用加工糸 Granted JPH01298234A (ja)

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