JPH01298221A - 吸着摩擦紡績装置 - Google Patents

吸着摩擦紡績装置

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Publication number
JPH01298221A
JPH01298221A JP12672788A JP12672788A JPH01298221A JP H01298221 A JPH01298221 A JP H01298221A JP 12672788 A JP12672788 A JP 12672788A JP 12672788 A JP12672788 A JP 12672788A JP H01298221 A JPH01298221 A JP H01298221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
slit
drum
gap
suction device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12672788A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Shimakura
島倉 護
Yoshiharu Yasui
義治 安居
Norio Ito
伊藤 規雄
Keiji Mizuno
水野 恵二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON MENGIYOU GIJUTSU KEIZAI KENKYUSHO
Japan Metal Gasket Co Ltd
Original Assignee
NIPPON MENGIYOU GIJUTSU KEIZAI KENKYUSHO
Japan Metal Gasket Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON MENGIYOU GIJUTSU KEIZAI KENKYUSHO, Japan Metal Gasket Co Ltd filed Critical NIPPON MENGIYOU GIJUTSU KEIZAI KENKYUSHO
Priority to JP12672788A priority Critical patent/JPH01298221A/ja
Publication of JPH01298221A publication Critical patent/JPH01298221A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/16Friction spinning, i.e. the running surface being provided by a pair of closely spaced friction drums, e.g. at least one suction drum

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分計] 本発明は開繊された短繊維を集束加撚して紡績糸を製造
する為のオープンエンド紡績に係る装置に関し、詳細に
は1対の回転ドラムを用いて品質の良い糸を高効率に製
造できる吸着摩擦紡績装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は1対の回転ドラムを用いた吸着摩擦紡績装置の
概念を示す説明図であり、第5図は第4図のV−V線断
面矢視図である。多孔ドラム2と無孔ドラム1が平行に
配設され、該多孔ドラム2と無孔ドラム1(以下回転ド
ラムト2という場合もある)の間には僅かな近接隙間7
が形成され、これらは同方向に且つ同じ周速度で回転す
る様に構成される。前記多孔トラム2内には筒体3を設
け、該筒体3にはドラム軸芯に沿い且つ近接隙間7側に
向けたサクション用スリット3aが形成される。そして
前記筒体3は図示しない真空ポンブ等に接続されて前記
スリット3aにおいて吸引の為の負圧を形成する様に構
成される。また無孔ドラム1は高強度材料で形成される
回転体1bの外周側にゴム等の弾性体1aを被覆したも
のが7几用される。
一方前記近接陣間7を指向する位置に開繊された短繊維
の吐出口4bを形成した繊維供給ダクト4が設けられ、
該繊維供給ダクト4におけるチャンバー4aの上流には
フィトローラ5bによって供給されるスライバー6を開
繊するコーミングローラ5aが配設される。即ち該コー
ミングローラ5aによって開繊された短繊維はチャンバ
ー4a内を通過して前記吐出口4bから近接隙間7に向
って吐出され、さらにサクション用スリット3aの吸引
負圧によって多孔ドラム2面上に吸着・集束され、前記
近接隙間7の近傍において無孔ドラム1との間で加撚を
受けた後、糸条Yとして高速で取り出される。
[発明が解決しようとする課題] 上記吸着摩擦紡績装置を使う場合における加撚効率は、
多孔ドラム2上での短繊維集束位置を前記近接隙間7の
最も狭い位置に設定したとき、最も高くなると考えられ
ている。そこで筒体3のサクション用スリット3aは無
孔ドラム1に最も接近する位置に設けることが望まれる
が、該スリット3aをこの位置に設けたときの、該スリ
ット3aに形成される吸引負圧は吐出口4bの先端位置
からスリット3aに至るまでの多孔ドラム2面上に有効
には作用せず、短繊維の吸着性及び集束性が悪くなって
製品糸条の品質が劣化し、糸切れ等が生じ易くなるとい
う不都合を引き起こす。
また紡績糸の品質を向上させるためには、前記スリット
3aの幅Wをできるだけ狭くして加撚点を安定化するこ
とが望ましいが、前記スリット3aの幅Wを狭くすると
上記と同様に多孔ドラム2面上への短繊維の吸着性が悪
化して紡績効率は低くなる。
そこで本発明者らは、サクション用スリット3aの幅W
を狭くすると共に、該スリット3aを無孔ドラム1に最
も接近する位置に配設する場合においても、多孔ドラム
2面の最適位置に短繊維を吸着・集束して加撚すること
のできる装置を提供する目的で種々研究した結果、本発
明を完成した。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成し得た本発明は、回転ドラム間の近接
隙間をはさんで、短繊維の吐出口と対向する側に吸引装
置の吸引スリットが設けられる点を要旨とするものであ
る。
[作用及び実施例] 第1図は本発明の代表的な実施例を示す断面説明図であ
る。第5図に示す従来例と比較すると本発明の特徴的な
構成は以下の点にある。即ち近接隙間7を挟んで短繊維
の吐出口4bと対向する側には吸引装置8を配設し、該
吸引装置8には前記吐出口4bに対面して吸引スリット
8aが形成される。該吸引スリット8aはドラム軸芯方
向に沿って前記吐出口4bの形成長さと同程度の長さに
形成される。この様に構成しておけば吐出口4bから放
出される短繊維気流は該吸引装置8に引き込まれる様に
流動し、且つその過程で前記スリット3aの吸引負圧に
よって多孔ドラム2面上へ吸着集束されることになる。
尚前記吸引装置8による吸引負圧が前記スリット3aの
吸引負圧に比べて強くなりすぎると多孔ドラム2面上へ
の短繊維の吸着をかえって阻害することになるので、該
吸引装置8の吸引圧力はスリット3aにおける吸引負圧
の約l/20〜175程度とするのが望ましい。
このように吸引装置8を設けることによって短繊維を近
接隙間7の最狭隆部まで到達させることができる様にな
ったので、スリット3aの幅Wを狭くすると共に、その
配設位置を無孔ドラム1に最も接近する様に配設しても
、短繊維を多孔ドラム2の最適位置に集束して安定的に
加撚できる様になった。
またスリット3aの長平方向に短繊維の集束分布を変え
て糸質の向上及び紡績性の効率化を達成させたい場合に
は、次の手段を採用する。即ち吸引装置8における吸引
スリット8aの幅Wsを配設長手方向に沿って変えるこ
とにより、該吸引スリット8aの吸引負圧分布を調節し
、これによって短繊維の集束分布を任意に調整する。こ
の方法であれば吸引装置8の吸引スリット8a部を交換
するだけで足りるので、調節作業を簡単に行なえる。
第2図は近接隙間7近傍における吸引負圧の分布状態を
測定する装置の説明図であり、測定用ノズル11を近接
隙間7へ突設し、これに接続したマノメータ12によっ
てノズル突設箇所における吸引負圧を測定する。第3図
の上方に示す形状及び寸法のスリット3aを有する筒体
3を多孔ドラム2内に設け、符号8aに示す吸引スリッ
トを形成した吸引装置8を設計した。そしてこれを設け
る場合、及び設けない場合の夫々について吸引負圧分布
を第2図の測定装置によって10mm間隔毎に調べた。
第3図における実線のグラフは吸引装置8を設けた場合
の実施例1を示し、破線及び鎖線のグラフは吸引装置8
を設けない比較例1.2を示す。このグラフにより、吸
引装置8を設けることによって近接隙間7における吸引
負圧が飛躍的に高くなることが明らかになると共に、吸
引スリット8aの幅Wsを変更することによって任意の
吸引負圧分布を形成できることが分った。
面図に示す例においては吸引スリット8aの最大幅WS
2部は中心位置より糸条Yの引き出し方向と反対側に形
成される。
また上記実施例1及び比較例1.2の条件下で英式番手
20番の綿糸を紡績し、得られた綿糸の紡績性と糸特性
について評価を行なった。尚他の紡績条件は第1表中に
記載する通りである。
また該第1表中における紡績性の評価は、糸切れが多く
連続運転が困難な場合を×、糸切れが若干発生する場合
を△、糸切れがほとんど発生せず糸紡出が良好な場合を
Oで表わした。また、U%および強伸度測定は、それぞ
れEveness Te5ter(B型式二計測器工業
社製)および定速伸長型引張試験機(テンシロン;東洋
ボールドウィン社製)で測定した。
第1表 上記第1表において比較例1及び2ではサクション用ス
リット3aの長手方向における吸引負圧分布が平坦とな
り、紡績速度は150m/分程度とするのが限界であり
、糸の品質も悪かった。
これに対し本発明装置を利用した場合には、300m/
分以上の紡績がi丁能で、しかも糸の品質は比較例1.
2よりも良好とすることができた。
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、2個
の回転ドラムをいずれも多孔ドラムで形成される装置に
も適用することができる。
[発明の効果コ 本発明により多孔ドラム内部に設ける筒体のスリットを
狭くし、しかも無孔ドラム側へ最も接近させる場合にお
いても、多孔ドラム上の最適箇所に繊維を吸着・集束す
ることが可能となり、糸条形成位3を安定して紡糸でき
る様になった。この結果高品質の紡績糸が従来に比して
高速度で製造できる様になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の代表的な実施例を示す断面説明図、第
2図は吸引負圧分布を測定するための装置の説明図、第
3図は本発明実施例と比較例における吸引負圧分布の相
違を示すグラフ、第4図は吸着摩擦紡績装置の概略説明
図、第5図は第4図のV−V線断面矢視図である。 1・・・無孔トラム    2・・・多孔ドラム3・・
・筒体       4・・・供給ダクト6・・・スラ
イバー    7・・・近接隙間8・・・吸引装置  
   11・・・測定用ノズル12・・・マノメータ 第1図 第2図 「゛−α12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)近接隙間を残して平行配設された2個の同一方向
    回転ドラムのうち、少なくとも一方を多孔ドラムで構成
    し、該多孔ドラム内には前記近接隙間に向けて且つ該近
    接隙間と略平行なサクション用スリットを有する筒体を
    非回転的に設けると共に、前記近接隙間には短繊維の吐
    出口を臨設し、供給された短繊維を前記多孔ドラム表面
    に吸着保持しながら上記2個のドラム間で加撚し、この
    加撚された短繊維をドラム軸芯と平行に引出して紡績糸
    を得るようにした吸着摩擦紡績装置において、前記近接
    隙間をはさんで前記短繊維の吐出口と対向する側に吸引
    装置の吸引スリットが設けられてなることを特徴とする
    吸着摩擦紡績装置。
  2. (2)吸引スリットの間口幅は該吸引スリットの長手方
    向中央部から糸引出し方向と反対側において最大幅を形
    成してなる請求項(1)に記載の吸着摩擦紡績装置。
JP12672788A 1988-05-24 1988-05-24 吸着摩擦紡績装置 Pending JPH01298221A (ja)

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