JPH01297283A

JPH01297283A - サーマルプリンタ

Info

Publication number: JPH01297283A
Application number: JP63127029A
Authority: JP
Inventors: Keisuke Oda; 啓介小田; Toshiaki Doi; 土肥　利昭
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-05-26
Filing date: 1988-05-26
Publication date: 1989-11-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、サーマルプリンタ、特に、サーマルプリン
タの運搬、保管時にサーマルヘッドに設けられているサ
ーマル抵抗体ラインとプリンタローラとの保護装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

従来のサーマルプリンタは、その運搬時又は保管時Ｋ、
サーマル抵抗体ラインやプラテンローラが、サーマルプ
リンタの振動によって、他の部分、特Ｋ、相手側に当た
シ、傷付くことがある。

このような場合、従来は、サーマルヘッドをバンド等に
よシ、他の固定部分に緊縛し、振動があっても、サーマ
ルヘッドすなわちサーマル抵抗体ラインとプラテンロー
ラとの相対的位置関係に変位を生ぜず、相互に接触しな
いようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のサーマルプリンタにあっては、振動に際してのサ
ーマル抵抗体ライン及びグラチンローラの防護は、上記
のように、サーマルヘッドを固定部に緊縛して、サーマ
ル抵抗体ラインとプラテンローラとの相互的変位を防ぎ
、これによって、相互の接触による傷の発生を防止して
いたが、サーマルヘッドを固定部に緊縛することは、作
業効率上及び体裁上好ましくなく、従って、適切な防護
手段を提供しなければならないという課題を有していた
。

この発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、簡単かつ体裁よく取り付は得る防護装置を得ること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係わるサーマルプリンタは、サーマルヘッド
に設けられているサーマル抵抗体ラインとプラテンロー
ラとの間に挿入してプラテンローラ細心方向に摺動させ
ることＫよシ両者を同時に拭浄清掃するクリーナを流用
して、サーマル抵抗体ラインとプラテンローラとの間に
上記クリーナを挿入すると共にサーマルヘッドをプラテ
ンローラに向けて押圧しているものである。

〔作用〕

この発明は、上記のように構成されているので、運搬又
は保管に際して、サーマル抵抗体ラインとプラテンロー
ラとの間に、拭浄清掃時に同様にクリーナを挿入し、次
いで、サーマルヘッドをプラテンローラに向けて押圧す
る。この状態では、サーマル抵抗体ラインとプラテンロ
ーラとの間は、クリーナによって直接に隔離され、従っ
て、撮動に際しても、サーマル抵抗体ラインとプラテン
ローラとは接触することはな（、傷つくことはない。

〔実施例〕

以下、この発明をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。

まず、この発明の詳細な説明する前に、サーマルプリン
タの構成及びクリーナについて簡単に説明しておく。

第２図において、符号（１）はサーマルヘッドで、（２
）はサーマルヘッド（ｒ）を保持しているヘッドブラケ
ット、（３）ハサーマルブラケットな回動可能に支持し
ているヘッド回転軸、（４）はプラテンローラ、（５）
は印字、印画される用紙、（６）は印字、印画するため
のインクシート、（７）は上記各部を収納している筐体
、（８）はサーマルヘッド（１３に設けられているサー
マル抵抗体ラインである。

サーマルプリンタは、上記のように構成されて印字、印
画されるためＫ、サーマル抵抗体ライン（８）及びプラ
テンローラ（４）は、インクシート（６）のインクによ
シ汚染されるので、常時、拭浄清掃しなければならない
。

そのためＫ、筐体（７）の側板（９）　ＶＣ穴部（１０
）を第３図に示すように設け、この穴部（ｌＯ）から、
第４図に示すクリーナ（１１）を矢印（１２）のように
挿入すると共にサーマル抵抗体ライン（８）とプラテン
ローラ（４）との間に挿入する。この状態で、サーマル
ヘッド（１）を押圧して、クリーナ（ｋｌ）の両面の接
触面（ｌｌａ）（ｌｌｂ）をプラテンローラ（４）とサ
ーマル抵抗体ライン（８）とに圧接させた後、矢印（１
３）に示すように摺動させて、サーマル抵抗体ライン（
８）とプラテンローラ（４）の円筒面とを拭浄して清掃
する。

なお、クリーナ（１１）の接触面（ｕａ）（ｕｂ）は、
第４図に示すようにいずれも平面に形成してもよく、あ
るいは、サーマル抵抗体ライン（８）に接する接触面を
サーマル抵抗体ライン（８）に直角に当るように傾斜さ
せてもよく、プラテンローラ（４）側の接触面をプラテ
ンローラ（４）の円筒面にほぼ沿うように円筒形の凹面
に形成してもよい。

次にこの発明の実施例について説明する。

第り図において、符号（２）〜（４）（８）及び（１１
）ｋ示すものは、第２図〜第４図において同一符号で示
したものと同−又は同等のものである。

サーマルプリンタを運搬しあるいは保管する場合には、
図に示すように、清掃の場合と同様に、サーマル抵抗体
ライン（８）とプラテンローラ（４）との間に、クリー
ナ（１１）をその接触面（Ｈａ）（ｌｌｂ）がサーマル
抵抗体ライン（８）とプラテンローラ（４）との間にあ
るように挿入し、ヘッドブラケット（２）をプラテンロ
ーラ（４）側へ押圧するようＫ、ヘッド回転軸（３）に
よシ、あるいは直接、ヘッドブラケット（２）を押して
、クリーナ（１１）の接触面（ｚｔａ）（ｔｔｂ）とサ
ーマル抵抗体ライン（８）及びプラテンローラ（４）と
を圧接固定する。

このようにすることにより、サーマル抵抗体ライン（８
）とプラテンローラ（４）とは、クリーナ（１１）の介
在によって、当たることなく、両者は撮動によっても傷
付くことはない。

なお、サーマル抵抗体及びプラテンローラの拭浄清掃に
際して許される範囲内でクリーナ（１１）の接触面（ｔ
ｔａ）（ｌｔｂ）をプラテンローラ（４）の軸心方向に
長く構成するならば、サーマル抵抗体ライン（８）及び
プラテンローラ（４）とクリーナ（ｔｒ）との接触面積
が大きくなって、相互間の当りもよく、従って、サーマ
ル抵抗体ライン（８）やプラテンローラ（４）及びクリ
ーナ（１１）のいたみも少なく、また、はこりもつきに
くい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、サーマル抵抗体ライ
ン及びプラテンローラを拭浄清掃するために備えられて
いるクリーナを、清掃時と同一状態にサーマル抵抗体ラ
インとプラテンローラとの間に挿入すると共にサーマル
ヘッドをプラテンローラに対して押圧しているので、サ
ーマル抵抗体ラインとクリーナとプラテンローラとヲ１
相互に圧接しておシ、従って、振動に際しても、サーマ
ル抵抗体ラインとプラテンローラとは、相互に接触する
ことはなく、また、このような防護も単にクリーナを挿
入するだけできわめて簡単であシ、更に、クリーナを挿
入するだけであるために体裁もよく、更に又、防護装置
としては単にクリーナを準用するだけで新たな部材の追
加は全くないサーマルプリンタが得られる効果を有して
いる。

【図面の簡単な説明】

第１図・工この発明の一実施例を示す側面図、第２図は
サーマルプリンタの構成を示す概略構成縦断面図、第３
図はこの発明における筐体の側面図、第４図はこの発明
が適用されるサーマルプリンタへクリーナを挿入する状
態を示す状態説明斜視図である。（Ｌ）−中サーマルヘッド、　　（２）・・ヘッドブラ
ケット、（３）・・ヘッド回転軸、（４）φ・プラテン
ローラ、（８）・−サーマル抵抗体ライン、（１１）・
・クリーナ、（ｌＬａ）（ｌｌｂ）・・接触面。なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。代理人　　曾　　我　　道　　照　、ｊ１−　　　　：第１図１　：　サー７ノしヘッド゛２　：　ヘッドブラケット３　：　ヘッド回転軸４：　プラテンローラ８　：　ザニマノム捧力ぞ介トフィン１１：　　クリーナ１１α、ｌ１ｌ）：接触面第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

サーマルヘッドに設けられているサーマル抵抗体ライン
とプラテンローラの円筒面とをその間に挿入してプラテ
ンローラ軸心方向に摺動させることにより拭浄清掃する
クリーナを備えているサーマルプリンタにおいて、運搬
、保管時に、上記クリーナをサーマル抵抗体ラインとプ
ラテンローラとの間に上記清掃時と同一状態にして挿入
すると共にサーマルヘッドをプラテンローラに対して押
圧していることを特徴とするサーマルプリンタ。