JPH0129585Y2 - - Google Patents

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JPH0129585Y2
JPH0129585Y2 JP6303286U JP6303286U JPH0129585Y2 JP H0129585 Y2 JPH0129585 Y2 JP H0129585Y2 JP 6303286 U JP6303286 U JP 6303286U JP 6303286 U JP6303286 U JP 6303286U JP H0129585 Y2 JPH0129585 Y2 JP H0129585Y2
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JP
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core
holder
core body
clamp
housing
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JP6303286U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はクランプ式電流計に関し、さらに詳
しく言えば、例えば幅が80mm以上のブスバーまで
クランプ可能な大口径形のクランプ式電流計に関
するものである。
[考案の技術的背景] 第8図には幅が80mm程度のブスバーまでクラン
プ可能な大口径クランプ式電流計が示されてい
る。すなわち、この種のクランプ式電流計におい
ては、コア本体1は一般に方形の枠状に形成さ
れ、このコア本体1に例えば回路基板11等を有
する筐体8をネジ9等にて取付けるようにしてい
る。この場合、コア本体1は、小口径クランプ式
電流計と同様に、巻線3が巻回された固定側コア
2と、巻線5が巻回されているとともにレバー6
を備えた可動側コア4とを回動支点7を介して開
閉可能に組合せたものからなり、可動側コア4の
レバー6と筐体8との間にはバネ10が介装さ
れ、このバネ10の付勢力によつて可動側コア4
の一端部4aを固定側コア2の一端部2aに押し
当てた常態においてコア本体1を閉じるようにし
ている。なお、筐体8には、回路基板11のほか
に出力コード12や図示しないシヤント抵抗、レ
ンジ切換えスイツチ等が取付けられている。
しかしながら、上記構成のクランプ式電流計に
よると、筐体8がコア本体1に対して突設するよ
うに取付けられているため、持運び難いととも
に、外観上の点においても余り見栄えがよくな
い。また、コア本体1がきわめて大きいため、バ
ネ10を利用した開閉機構では強度的に難がある
とともに、操作性もよくない。
[考案の目的] この考案は上記した従来の欠点に鑑みなされた
もので、その目的は、コア本体に対して筐体を回
動可能とし、不使用時にはその筐体をコア本体内
に格納して持運びに便利であるとともに、操作性
のよいクランプ式電流計を提供することにある。
[実施例] 以下、この考案を添付図面に示されている実施
例を参照しながら詳細に説明する。
第1図に示されているように、このクランプ式
電流計は閉じた状態において方形の枠状を呈する
コア本体20を備えている。このコア本体20は
従来と同様、ほぼコ字形に形成された固定側コア
2と可動側コア4とを開閉可能に組合せてなる
が、固定側コア2の基部側一辺2bにはコアホル
ダ30が取着されており、このコアホルダ30の
外側に筐体40が回動自在に取付けられている。
なお、各コア2および4には、第1図想像線で示
されているように、それぞれ巻線3,3が巻回さ
れている。
第2図および第3図を参照すると、コアホルダ
30は所定の軸長を有する円筒体からなり、その
両端には大径部31,31が形成されているとと
もに、それらの間には小径部32が形成されてい
る。この実施例によると、コアホルダ30はその
軸線方向に沿つて半割状に分割された第1のホル
ダメンバー30aと第2のホルダメンバー30b
との組合せからなり、それらの合せ面には固定側
コア2の基部側一辺2bを挿嵌するための角孔3
7が形成されている。第1のホルダメンバー30
a内には例えば4本のインサートネジ50,5
1,51および52が予め植設されている。この
場合、インサートネジ50および52はコアホル
ダ30の大径部31,31の部分に設けられてい
るが、一方のインサートネジ52は後述するよう
に可動側コア4を固定側コア2に対して枢着する
ためのもので図示の如く他方のインサートネジ5
0よりも短かくされている。また、インサートネ
ジ51,51はコアホルダ30の小径部32の部
分に設けられている。これに対して、第2のホル
ダメンバー30bには、インサートネジ50に対
応するナツト挿入穴35と、インサートネジ5
1,51にそれぞれ対応する2つのナツト挿入穴
36,36とが設けられている。
固定側コア2の基部側一辺2bには、上記イン
サートネジ50,51,51を挿通するための3
つの透孔34が穿設されているとともに、その端
部は2叉状の軸受部2cとなつており、図示され
ていないがこの軸受部2cにもインサートネジ5
2を挿通するための透孔が穿設されている。一
方、可動側コア4の基部側一辺4bの端部には、
固定側コア2の軸受部2c内に嵌合する突出部4
cが形成されており、この突出部4cにはその軸
受部2cの透孔と合致する軸受孔(図示しない)
が穿設されている。
このコアホルダ30をコア本体20に取付ける
には、固定側コア2の軸受部2c内に可動側コア
4の突出部4cを嵌合させた状態で、それらの透
孔および軸受孔にインサートネジ52を、また基
部側一辺2bの各透孔34内にインサートネジ5
0,51,51をそれぞれ挿通するようにして各
コア2,4を第1のホルダメンバー30aに装着
する。そして、インサートネジ52にナツト57
を締付けたのち、第2のホルダメンバー30bを
第1のホルダメンバー30aに被せて各インサー
トネジ50,51,51にナツト55,56,5
6を締付ける。このようにして、固定側コア2の
基部側一辺2bにコアホルダ30が取付けられる
とともに、固定側コア2に対して可動側コア4が
回動自在に枢着されるのであるが、この場合、コ
アホルダ30には可動側コア4を開く際にその基
部側一辺4cを逃がすための溝39が形成されて
いる。
また、この実施例においては、固定側コア2お
よび可動側コア4の各突合せ側端部2a,4aに
は、コア本体20を閉じた状態に保持するパチン
錠53が設けられており、このパチン錠53を解
錠して可動側コア4を手で開くようにしている。
第4図および第5図を参照すると、筐体40
は、上カバー41と下カバー42との組合せ体か
らなり、その各々にはコアホルダ30の小径部3
2に対してこれを挾持するようにして回動自在に
取付けられる樋状の取付部43,43が形成され
ている。なお、上カバー41には例えばレンジ切
換スイツチ45等が設けられているとともに、下
カバー42内にはレンジ切換スイツチ45と接続
されるロータリスイツチ47を備えた回路基板4
6等が収納されている。
したがつて、このクランプ式電流計において
は、保管あるいは携帯時には第6図に示すように
筐体40を回動してコア本体20にて囲まれるそ
の開口部20a内に収納し、長尺のコード12を
コア本体20に巻回することができる。
一方、測定時には、パチン錠53を解錠して、
第1図に二点鎖線で示すように可動側コア4を手
等で開き、図示しない被測定導体を開口部20a
内に挿通したのち、再び可動側コア4を固定側コ
ア2側へ回動してパチン錠53を施錠すればよ
い。
上記のようにして筐体40をコア本体20内に
向けて回動することができるのであるが、この場
合、各巻線3,3の引出し線62,62は第1の
ホルダメンバー30aに形成されている溝61よ
り引き出されて回路基板46の所定部分にハンダ
付けされる。なお、この溝61は小径部32の円
周方向に沿つて180度の範囲に設けられている。
また、小径部32の両側には、その円周方向に沿
つて180度の広がりを有するガイド溝60,60
が形成されており、これに対して例えば上カバー
41の取付部43にはそのガイド溝60,60内
に嵌合する1対のボス63が設けられている。し
たがつて、筐体40は第7図a,bに示されてい
るようにボス63をストツパーとしてガイド溝6
0にて規制される180度の範囲内を回動すること
になり、引出し線62,62が保護される。
[効果] 上記した実施例の説明から明らかなように、こ
の考案によれば、筐体40をコア本体20のコア
ホルダ30に対して回動可能に取り付けたことに
より、不使用時には筐体40をコア本体20内に
格納して全体を小形にすることができ、持ち運び
や保管する上できわめて便利である。また、パチ
ン錠53を操作してコア本体20を開示する構造
であるため、操作性の面でも使い易いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るクランプ式電流計の正
面図、第2図は同電流計のコアホルダの部分を含
む要部拡大斜視図、第3図は第1図の−線断
面図、第4図は同電流計に取付けられる筐体の斜
視図、第5図は第1図の−線断面図、第6図
は筐体をコア本体内に格納した状態を示す同電流
計の正面図、第7図a,bは筐体の回動状態を説
明するための作用説明図、第8図は従来例を示す
正面図である。 図中、2は固定側コア、4は可動側コア、2
b,4bは基部側一辺、20はコア本体、30は
コアホルダ、40は筐体、53はパチン錠であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほぼコ字状に形成された固定側コアと可動側コ
    アとを開閉可能に組合わせてなるコア本体を備
    え、該コア本体にレンジ切替えスイツチや回路基
    板等を有する筐体を取り付けてなるクランプ式電
    流計において、 上記固定側コアの基部側一辺にコアホルダを取
    着するとともに、該コアホルダに対して上記筐体
    を回動可能に枢着してなり、該筐体を上記コア本
    体にて囲まれる開口部内に格納可能としたことを
    特徴とするクランプ式電流計。
JP6303286U 1986-04-25 1986-04-25 Expired JPH0129585Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6303286U JPH0129585Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6303286U JPH0129585Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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Publication Number Publication Date
JPS62174276U JPS62174276U (ja) 1987-11-05
JPH0129585Y2 true JPH0129585Y2 (ja) 1989-09-08

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ID=30897879

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JP6303286U Expired JPH0129585Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JPS62174276U (ja) 1987-11-05

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