JPH01295117A - 計装設備診断システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、電動機応用設備等の計装設備の定期点検等に
好適な計装設備診断システムに関する。

（従来の技術） 計装設備として例えば電動機応用設備の定期点検の項目
には、例えば、電流応答、電流制限応答、速度応答、電
圧応答、界磁電流応答、加減速特性、ＤＢ応答、負荷運
転ｏｒ無負荷運転特性、非常停止特性、振動測定、温度
測定、電圧波形・リップル測定、増幅器静特性、ＳＣＲ
正逆切替ロジックかあり、この各項目を検査員が行うに
は、設備現地にテスター、オシロスコープ、ペンレコー
ダ等の各種のｎ］定器を持込んで、順次項目に従って測
定を行うようにしている。そして、現地にて測定データ
の解析を行って、記録用紙に解析結果を書込んたり、測
定器の紙出力を持ち帰るようにしている。

（発明が解決しようとする課題） このように従来の技術において、計装設備を診断しよう
とすると、各種の測定器を、一般に狭い空間であること
が多い現地に持込んだり、現地でのみ測定データの解析
を行う等のする煩わしさがあり、また、持ち帰ることが
できる測定結果は現地で処理した紙出力だけであるため
、現地以外で多面的に解析することができない等の問題
があった。

そこで本発明の目的は、計装設備を容易且つ多面的に診
断することができる計装設備診断システムを提供するこ
とにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
のような手段を講じたことを特徴としている。すなわち
、本発明は、計装設備の各部におけるアナログ又はデジ
タル信号の態様で現われる計測データを用いて前記計装
設備を診断する計装設備診断システムにおいて、前記計
装設備から得られる計測データの測定、保存、処理２表
示。

出力を行うソフトウェアを格納してなる固定記録媒体及
びその駆動ユニット、前記保存を行うソフトウェアが実
行されたときに旧制データ及び処理データのうち少なく
とも一方を保存するための非固定記録媒体駆動ユニット
、表示ユニット、コンピュータユニット、キー入力ユニ
ットを少なくとも有する小型コンピュータ装置と、前記
計装設備からのアナログ又はデジタル信号の態様で現わ
れる計測データを採取して前記小型コンピュータが取扱
うことができるデジタル信号に調整して前記鍍Ｊ小型コ
ンピュータに伝送するデータ収録装置とを具備したこと
を特徴とする。

（作用） このような構成によれば、計装設備を診断しようとする
場合、小型コンピュータ装置とデータ収録装置とを現地
に持込むたけで、現地にあって各種の項目にかかイっる
データの測定、保存、処理。

表示、出力を行うことができ、また、現地外にあってデ
ータの処理１表示、出力を行うことができるようになり
、従って、計装設備を容易且つ多面的に診断することが
できる。

（実施例） 以下本発明にかかる計装設備診断システムの一実施例を
電動機応用設備の診断システムとして構成した一例につ
、いて図面を参照して説明する。

第１図は本実施例システムのハードウェアの全体図、第
２図は本実施例システムのハードウェアの電気回路図、
第３図〜第１１図はハードディスクに格納されてなる診
断ソフトウェアで実行される本実施例システムの動作の
流れ図である。

第１図に示すように、本実施例の計装設備診断システム
は、図示しない電動機応用設備におけるアナログ又はデ
ジタル信号の態様で現われる計測データを採取して後述
するラップトツブ型パーソナルコンピュータＰＣが取扱
うことができるデジタル信号に調整し、これを当該ラッ
プトツブ型パーソナルコンピュータＰＣに伝送するデー
タ収録装置ＤＡを有している。

また、データ収録装置ＤＡとラップトツブ型パー　５　
＝ 一ソナルコンピュータＰＣとはケーブルＣＡにより接続
されている。ここで、ラップトツブ型パーソナルコンピ
ュータＰＣは、オペレータの所望により計測データ及び
処理データの内少なくとも一方を保存するための非固定
記録媒体駆動ユニットとしてフロッピーディスク駆動ユ
ニットＦＤＤと、表示ユニットとして大型の表示面例え
ば６４０×４００ドツトを有するプラズマデイスプレィ
ＤＩＳと、キー入力ユニットとしてキーボードＫＥＹと
を有している。

さらに、データ収録装置ＤＡに対しては絶縁ユニットＩ
Ｕを付加することができるようになっている。ここで、
絶縁ユニットＩＵは、高電圧の計測データを直接に入力
する場合に用いるものである。なお、データ収録装置Ｄ
Ａの上部には、ラップトツブ型パーソナルコンピュータ
ＰＣを載置することかできるようになっている。

一方、第２図に示すように、ラップトツブ型パーソナル
コンピュータＰＣは、上述した構成つまりフロッピーデ
ィスク駆動ユニットＦＤＤ、プラズマディスプレイＤＩ
Ｓ、キーボードＫＥＹの他に、図示しない電動機応用設
備におけるアナログ又はデジタル信号の態様で現われる
計測データの測定、保存、処理１表示、出力を行うソフ
トウェアを格納してなる固定記録媒体及びその駆動ユニ
ットとしてハード磁気ディスクユニットＨＤＤと、アナ
ログ及びデジタルそれぞれ数チャンネルのデータを入力
することができ、また通常のデジタル出力と図示しない
Ｘ−ＹプロッタＸＹＰや各種の端末機器に接続するため
のインターフェースＩＦと、ＣＰＵを含むコンピュータ
ユニット（図示しない。）とを備えている。

また、データ収録装置ＤＡは、ラップトツブ型パーソナ
ルコンピュータＰＣと、測定対象（図示しない電動機応
用設備の測定対象）ＴＸと必要に応じ絶縁ユニッ）ＩＵ
との間に介挿され、４１１定対象ＴＸからデータの採取
を行い、ラップトツブ型パーソナルコンピュータＰＣが
取扱うことができるデジタル信号に調整してラップトツ
ブ型パーソナルコンピュータＰＣのインターフェースＩ
Ｆに伝送するものである。

すなわち、データ収録装置ＤＡは、測定対象ＴＸからの
測定データをフォトカプラ等により光絶縁して入出力す
るＩ−ＵボードＩＵＢと、このＩ−ＵボードＩＵＢから
のデータ並びに測定対象ＴＸからの高電圧測定データを
絶縁ユニットＩＵを介することにより通常の電圧であっ
て且つ絶縁した測定データをデジタル信号に変換するＡ
／ＤボードＡＤＢと、測定対象ＴＸからのデジタル信号
の測定データを入出力するデジタルＩ１０ボードＩＯＢ
と、このデジタルＩ１０ボードＩＯＢの出力とＡ／Ｄボ
ードＡＤＢの出力とをラップトツブ型パーソナルコンピ
ュータＰＣのインターフェースＩＦに伝送するに際して
待機させるバッファボードＢＵＢとから構成されている
。なお、Ｉ・ＵボードＩＴＪＢ、絶縁ユニットＩＵ、デ
ジタルＩ１０ボードＩＯＢからは図示しないブローブラ
インが導出され、その検出端部は測定対象ＴＸに対して
取付け／取外し自在になっている。

次に、ハード磁気ディスクユニットＨＤＤに格納されて
なる計測データの測定、保存、処理１表示、出力を行う
ソフトウェアについて、そのゼネラルフローを示す第３
図及びそのサブフローを示す第４図〜第１１図を参照し
て説明する。

第３図に示すように、ステップ８１〜Ｓ６の実行により
システムの起動が行われ、ハード磁気ディスクユニット
ＨＤＤからソフトウェアが呼出され、先ず、第４図に示
す表示がプラズマデイスプレィＤＩＳにて行われる（ス
テップＳ６）。ここで、データ採集の項目をキーボード
入力すると、第５図に示す表示がプラズマデイスプレィ
ＤＩＳにて行われる（ステップＳ７）。このステップＳ
７で行われる処理モードＭＯＬは、第６図に詳細を示す
ものであるが、測定対象ＴＸからアナログ及びデジタル
データをデータ収録装置ＤＡを介して取込む処理及び処
理データをフロッピーディスク駆動ユニットＦＤＤによ
りフロッピーディスクに保存等の処理が実行されるモー
ドである。次に、ステップＳ７の選択終了後に実行され
るステップＳ８では詳細を第７図に示す処理モードＭＯ
２つまり測定対象ＴＸから採取したデータを編集する例
えばデータのレンジ変更等の処理及び処理データをフロ
ッピーディスク駆動ユニットＦＤＤによりフロッピーデ
ィスクに保存等の処理が実行される。

次に、ステップＳ８の選択終了後に実行されるステップ
Ｓ９では詳細を第８図に示す処理モードＭＯ３つまり編
集後の例えば２つのデータの比較処理及び処理データを
フロッピーディスク駆動ユニットＦＤＤによりフロッピ
ーディスクに保存等の処理が実行される。この比較処理
では過去に採取したデータと今回採取したデータとをレ
ンジを適宜に調整して比較することや、基準データと計
測データとをレンジを適宜に調整して比較するにより、
設備の経年変化や現状の特性等を診断するものである。

次に、ステップＳ９の選択終了後に実行されるステップ
ＳＩＯでは詳細を第９図に示す処理モードＭＯ４つまり
データ採取用の初期画面を作る処理が実行される。この
処理では測定点の名称、スケーリング、測定点等を登録
し、該登録済みの測定点を作ってそれを入力チャンネル
に振分ける形で採取画面を作成するものである。

次に、ステップＳＩＯの選択終了後に実行されるステッ
プＳｌｌでは詳細を第１０図に示す処理モードＭＯ５つ
まり進行中の現象をそのままプラズマデイスプレィＤＩ
Ｓで観察する処理が実行される。

この処理での表示フォーマットは、処理モートＭＯ４に
おけるものと同じである。

次に、ステップＳＩＬの選択終了後に実行されるステッ
プＳＬ２では詳細を第１１図に示す処理モードＭＯ６つ
まり故障監視等のデータ採取を自動トリガで行う処理及
び処理データをフロッピーディスク駆動ユニットＦＤＤ
によりフロッピーディスクに保存等の処理が実行される
。この処理は、基本的には処理モードＭ０１（データ採
取処理）と同じであるが、バッファボードＢＵＢ等のバ
ッファを利用してエンドレスにてデータの採取及びその
更新を行い、随時その表示を行うものである。

以上の処理を終えると、ステップ３１Ｂにて一連の診断
手順は終了する。第１２図〜第１４図は’−１１− 上記の手順を実行することによって得られた表示例又は
プロット例である。図のように比較診断等を容易に行う
ことがきるものである。

以上のように本実施例によれば、電動機応用設備をｍｌ
ｌ定対象ＴＸとして該設備を診断しようとする場合にあ
っては、小型コンピュータ装置であるラップトツブ型パ
ーソナルコンピュータＰＣとデータ収録装置ＤＡとを現
地に持込むだけで、現地にあって各種の項目にかかわる
データの測定、保存、処理１表示、出力を行うことがで
き、また、現地外にあってデータの処理１表示、出力を
行うことかできるようになり、当該設備を容易且つ多面
的に診断し得るものとなる。

尚、小型コンピュータ装置としてはラップトツブ型パー
ソナルコンピュータＰＣに特定されず持ち運びが容易で
比較的大容量のソフトフェアを保存又は処理でき色ので
あれば、その形態等を問うものではなく、各種のタイプ
のものを使用することができる。もちろん、診断対象設
備は各種の計装設備に適用でき、また、その診断ソフト
ウェアについても適宜のものを用意することができる。

この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できるものである。

［発明の効果］ 以上のように本発明では、計装設備から得られる計測デ
ータの測定、保存、処理１表示、出力を行うソフトウェ
アを格納してなる固定記録媒体及びその駆動ユニット、
前記保存を行うソフトウェアが実行されたときに計測デ
ータ及び処理データのうち少なくとも一方を保存するた
めの非固定記録媒体駆動ユニット、表示ユニット、コン
ピュータユニット、キー入力ユニットを少なくとも有す
る小型コンピュータ装置と、前記計装設備からのアナロ
グ又はデジタル信号の態様で現われる計測データを採取
して前記小型コンピュータか取扱うことができるデジタ
ル信号に調整して一認前記小型コンピュータに伝送する
データ収録装置とを具備したことにより、計装設備を診
断しようとする場合にあっては、小型コンピュータ装置
とデータ収録装置とを現地に持込むだけで、現地にあっ
て各種の項目にかかわるデータの測定、保存、処理１表
示、出力を行うことができ、また、現地外にあってデー
タの処理１表示、出力を行うことができるようになる。

従って、本発明によれば、計装設備を容易且つ多面的に
診断し得る計装設備診断システムを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる計装設備診断システムの一実施
例を示すハードウェアの全体図印、第２図は同実施例シ
ステムのハードウェアの電気回路図、第３図〜第１１図
はハードディスクに格納されてなる診断ソフトウェアで
実行される本実施例〉ステムの動作の流れ図、第１２図
〜第１４図は同実施例による表示例又はプロット例を示
す図である。 ＰＣ・・ラップトツブ型パーソナルコンピュータ、ＤＡ
・・・データ収録装置、ＣＡ・・・ケーブル、ＩＵ・・
・絶縁ユニット、ＦＤＤ・・・フロッピーディスク駆動
ユニット、ＤＩＳ・・・プラズマデイスプレィ、ＫＥＹ
・・・キーホード、ＨＤＤ・・・ハート磁気ディスクユ
ニット、ＸＹＰ・・・Ｘ−Ｙプロッタ、ＩＦ・・・イン
ターフェース、ＴＸ・・・測定対象、ＩＵＢ・・・Ｉ・
Ｕボード、ＡＤＢ・・・Ａ／Ｄボード、ＩＯＢ・・・デ
ジタルＩ１０ボード、ＢＵＢ・・・バッファボード。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 −１９”Ｊ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 計装設備の各部におけるアナログ又はデジタル信号の態
   様で現われる計測データを用いて前記計装設備を診断す
   る計装設備診断システムにおいて、前記計装設備から得
   られる計測データの測定、保存、処理、表示、出力を行
   うソフトウェアを格納してなる固定記録媒体及びその駆
   動ユニット、前記保存を行うソフトウェアが実行された
   ときに計測データ及び処理データのうち少なくとも一方
   を保存するための非固定記録媒体駆動ユニット、表示ユ
   ニット、コンピュータユニット、キー入力ユニットを少
   なくとも有する小型コンピュータ装置と、前記計装設備
   からのアナログ又はデジタル信号の態様で現われる計測
   データを採取して前記小型コンピュータが取扱うことが
   できるデジタル信号に調整して前記小型コンピュータに
   伝送するデータ収録装置とを具備したことを特徴とする
   計装設備診断システム。