JPH01294886A - ハロゲン化塩の電解方法 - Google Patents
ハロゲン化塩の電解方法Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はハロゲン化塩を含む電解液の電解方法に関する
ものである。
ものである。
（従来技術とその問題点）
従来、ハロゲン化塩を含む電解液の電解をおこなうと、
陽極にハロゲンガスが発生する。ハロゲンガスは人体に
危険であり、また強い酸化力があり、装置の金属部分を
腐蝕するといった問題が生じ、排気設備や除害設備が必
要となり、その維持管理に多額な費用がかかっていた。
陽極にハロゲンガスが発生する。ハロゲンガスは人体に
危険であり、また強い酸化力があり、装置の金属部分を
腐蝕するといった問題が生じ、排気設備や除害設備が必
要となり、その維持管理に多額な費用がかかっていた。
さらに、排気設備を電解装置に設置しているため、装置
が複雑になり作業性も悪くなり、強制排気をするため不
純物の混入しやすい欠点もあった。
が複雑になり作業性も悪くなり、強制排気をするため不
純物の混入しやすい欠点もあった。
（発明の目的）
本発明は、上記従来の方法の欠点を解消するためになさ
れたもので、陽極からのハロゲンガスを発生させない電
解方法を提供することを目的とする。
れたもので、陽極からのハロゲンガスを発生させない電
解方法を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、ハロゲン化塩を含む電解液の電解において、
陽極にガス拡散電極を用いて、陽極側を水素および／ま
たはメタノールで酸化して、陽極側からのハロゲンガス
を発生させないことを特徴とするハロゲン化塩の電解方
法である。
陽極にガス拡散電極を用いて、陽極側を水素および／ま
たはメタノールで酸化して、陽極側からのハロゲンガス
を発生させないことを特徴とするハロゲン化塩の電解方
法である。
ガス拡散電極は反応層とガス拡散層の二層を有する膜状
体のもので、反応層は、平均粒径４２０オングストロー
ムの撥水性カーボンブラックと親水性カーボンブラック
、平均粒径０．３虜のポリテトラフルオロエチレン（以
下ＰＴＦＥとよぶ）と溶媒としてソルベントナフサを混
合比７：４：４：２０の割合で、混合して圧縮成型した
のち、２８０℃で加熱乾燥して溶媒を除去したものであ
る。
体のもので、反応層は、平均粒径４２０オングストロー
ムの撥水性カーボンブラックと親水性カーボンブラック
、平均粒径０．３虜のポリテトラフルオロエチレン（以
下ＰＴＦＥとよぶ）と溶媒としてソルベントナフサを混
合比７：４：４：２０の割合で、混合して圧縮成型した
のち、２８０℃で加熱乾燥して溶媒を除去したものであ
る。
ガス拡散層は、０．１ミクロン以下の疎水性細孔のみを
有する膜で、平均粒径４２０オングストロームの撥水性
カーボンブラックと平均粒径０．３胴のＰ Ｔ Ｆ Ｅ
と溶媒としてソルベントナフサとを′ｙ ： ３ ：
ｉ ８の割合で混合し、厚さ０．５ｍｍに成型し、２８
０℃で加熱乾燥して溶媒を除去したものである。
有する膜で、平均粒径４２０オングストロームの撥水性
カーボンブラックと平均粒径０．３胴のＰ Ｔ Ｆ Ｅ
と溶媒としてソルベントナフサとを′ｙ ： ３ ：
ｉ ８の割合で混合し、厚さ０．５ｍｍに成型し、２８
０℃で加熱乾燥して溶媒を除去したものである。
ガス拡散電極は、上記の反応層とガス拡散層を接合した
ものである。
ものである。
水素ガスを用いる場合の反応層には０．５ｍｇ／ｃｍ程
度の白金を担持する。メタノールを用いる場合には反応
層にＲｕ３ｍｇ／ｃｒｄ、Ｐｔ１ｍｇ／Ｃｍ担持する。
度の白金を担持する。メタノールを用いる場合には反応
層にＲｕ３ｍｇ／ｃｒｄ、Ｐｔ１ｍｇ／Ｃｍ担持する。
第１図は電解装置１の一例である。
電解装置１の陽極側にガス拡散電極２を用いる、ガス拡
散電極２は電解液３に接する面に反応層４を反対側にガ
ス拡散層５となるようにセットし、ガス拡散層５に接す
る側にガス給気口６のついたガス室７があり、陽極とし
てのガス拡散電極２に相対して陰極８から構成されてい
る。
散電極２は電解液３に接する面に反応層４を反対側にガ
ス拡散層５となるようにセットし、ガス拡散層５に接す
る側にガス給気口６のついたガス室７があり、陽極とし
てのガス拡散電極２に相対して陰極８から構成されてい
る。
電解液３にハロゲン化塩、例えば塩化亜鉛溶液を用いて
電解すると、陰極８に亜鉛が電着し、陽極（ガス拡散電
極２）では塩素ガスが発生する。この際、ガス給気口６
より水素ガスをガス室７に送り込んでおくと、水素ガス
はガス拡散層５を通過して反応層４で水素イオンと電子
になり、反応層４を通って電解液３側に出る、そこで塩
素イオンと水素イオンと反応して塩化水素となり、電解
液３中に残るため、塩素ガスの発生をさせないで電解を
続けることができる。
電解すると、陰極８に亜鉛が電着し、陽極（ガス拡散電
極２）では塩素ガスが発生する。この際、ガス給気口６
より水素ガスをガス室７に送り込んでおくと、水素ガス
はガス拡散層５を通過して反応層４で水素イオンと電子
になり、反応層４を通って電解液３側に出る、そこで塩
素イオンと水素イオンと反応して塩化水素となり、電解
液３中に残るため、塩素ガスの発生をさせないで電解を
続けることができる。
また、反応Ｍ４で水素ガスが水素イオンと電子になるた
め、浴電圧を２Ｖ程度低下させることができ、電力消費
量が大きく節約することができるという効果がある。
め、浴電圧を２Ｖ程度低下させることができ、電力消費
量が大きく節約することができるという効果がある。
水素ガスの供給速度はハロゲンガスの発生速度により異
なるが、電解条件の理論値に対し１．２〜１．５倍程度
で充分である。リサイクルして用いれば理論中でよい。
なるが、電解条件の理論値に対し１．２〜１．５倍程度
で充分である。リサイクルして用いれば理論中でよい。
またメタノールガスを用いる場合は、メタノールが水と
炭酸ガスに酸化されろ化学式により算出すればよい。
炭酸ガスに酸化されろ化学式により算出すればよい。
その他の効果として、浴電圧を低下させることにより、
電極の消耗が少なくなり電極寿命ものびて電解液への溶
出も減少し、電解液の汚れが少なくなるという効果もあ
る。
電極の消耗が少なくなり電極寿命ものびて電解液への溶
出も減少し、電解液の汚れが少なくなるという効果もあ
る。
なお、水素ガスのかわりにメタノールのガスを用いても
水素ガス同様の効果があり、水素ガスとメタノールガス
との混合ガスを用いることもできる。水素ガス中に一酸
化炭素が数％以下入っていてもよい。
水素ガス同様の効果があり、水素ガスとメタノールガス
との混合ガスを用いることもできる。水素ガス中に一酸
化炭素が数％以下入っていてもよい。
以下本発明の実施例について説明する。
実施例・１
電解装置は第一図と同形式のものを用いて、電解した。
塩化亜鉛１２０ｇ／ｊｌ！、塩酸５０ｇ／Ｉ！の濃度の
電解液を１，５Ｖの浴電圧で電解し、水素ガスを０．
３ｋｇ／ａｒｄの圧力で供給保持して、２時間電解を続
けたが、陽極からガスの発生はみられなかった。
電解液を１，５Ｖの浴電圧で電解し、水素ガスを０．
３ｋｇ／ａｒｄの圧力で供給保持して、２時間電解を続
けたが、陽極からガスの発生はみられなかった。
実施例・２
電解装置は実施例・１と同じものを用いて、電解した。
塩化亜鉛１２０ ｇ／Ｅ、塩酸５０ｇ／βの濃度の電解
液を２．１Ｖの浴電圧で電解し、メタノールガスを０．
２ｋｇ／ｃ＋＋ｆの圧力で供給保持して、２時間電解
を続けたが、陽極からガスの発生はみられなかった。
液を２．１Ｖの浴電圧で電解し、メタノールガスを０．
２ｋｇ／ｃ＋＋ｆの圧力で供給保持して、２時間電解
を続けたが、陽極からガスの発生はみられなかった。
（発明の効果）
本発明はハロゲン化塩を含む電解液の電解を行うと、陽
極にハロゲンガスが発生する従来法の問題点を、陽極に
ガス拡散電極を使用し、水素で減極するとハロゲンガス
が発生するかわりに、水素が酸化されるのでハロゲンガ
スを発生させることがない。また、水素による減極のた
め浴電圧が２Ｖ程度低下させることができるため、電力
消費が激減し、対極の消耗が減少し不純物の混入がすく
ない等、その効果は大きく広く応用が期待される。
極にハロゲンガスが発生する従来法の問題点を、陽極に
ガス拡散電極を使用し、水素で減極するとハロゲンガス
が発生するかわりに、水素が酸化されるのでハロゲンガ
スを発生させることがない。また、水素による減極のた
め浴電圧が２Ｖ程度低下させることができるため、電力
消費が激減し、対極の消耗が減少し不純物の混入がすく
ない等、その効果は大きく広く応用が期待される。
出願人 田中貴金属工業株式会社
古屋長−
第１図
８・・・陰極
Claims (1)
- １、ハロゲン化塩を含む電解液の電解において、陽極に
ガス拡散電極を用いて、陽極側を水素および／またはメ
タノールで酸化して、陽極側からのハロゲンガスを発生
させないことを特徴とするハロゲン化塩の電解方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63123503A JPH01294886A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | ハロゲン化塩の電解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63123503A JPH01294886A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | ハロゲン化塩の電解方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01294886A true JPH01294886A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14862234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63123503A Pending JPH01294886A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | ハロゲン化塩の電解方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01294886A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997024162A1 (es) * | 1995-12-28 | 1997-07-10 | Sociedad Espanola De Carburos Metalicos, S.A. | Procedimiento para la reduccion de clorofluorocarbonos y obtencion de sus derivados en una celda electrolitica, celda para llevar a cabo dicha reduccion y procedimiento para la eliminacion de los subproductos formados en dicha celda |
| JP2016510362A (ja) * | 2013-02-14 | 2016-04-07 | アライアンス・マグネシウム | ＨＣｌを生成する水素ガス拡散陽極の集成装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4994503A (ja) * | 1973-01-16 | 1974-09-07 | ||
| JPS579434A (en) * | 1980-03-24 | 1982-01-18 | Shaw Robert F | Apparatus and method for detecting coronary arteries stricture from body surface , regulating position thereof and quantitatively measuring same by using gamma ray generating particle and coded aperture |
| JPS6039187A (ja) * | 1983-08-11 | 1985-02-28 | Japan Storage Battery Co Ltd | 亜鉛を電解採取する方法 |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP63123503A patent/JPH01294886A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4994503A (ja) * | 1973-01-16 | 1974-09-07 | ||
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| ES2103207A1 (es) * | 1995-12-28 | 1997-08-16 | Espan Carburos Metal | Procedimiento para la reduccion de clorofluorocarbonos en una celda electrolitica, celda para llevar a cabo dicha reduccion y procedimiento para la eliminacion de los subproductos formados en dicha celda. |
| JP2016510362A (ja) * | 2013-02-14 | 2016-04-07 | アライアンス・マグネシウム | ＨＣｌを生成する水素ガス拡散陽極の集成装置 |
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