JPH01294470A - 包装材 - Google Patents
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- JPH01294470A JPH01294470A JP63119638A JP11963888A JPH01294470A JP H01294470 A JPH01294470 A JP H01294470A JP 63119638 A JP63119638 A JP 63119638A JP 11963888 A JP11963888 A JP 11963888A JP H01294470 A JPH01294470 A JP H01294470A
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Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は包装材に関し、さらに詳しくは輸送時や保蔵時
における損傷や品質の低下が問題となる野菜、果実、肉
類等の生肝食料品、あるいは発錆の問題から湿気を嫌う
一各種の金属製商品類弯の包装に特に適した包装材に関
する。
における損傷や品質の低下が問題となる野菜、果実、肉
類等の生肝食料品、あるいは発錆の問題から湿気を嫌う
一各種の金属製商品類弯の包装に特に適した包装材に関
する。
(従来の技術)
従来、包装紙や樹脂製のフィルム状シート材等の包装材
が提供されており、又、これらの包装材では緩!1機能
がなく、輸送時等において包装された内容物の11−を
招き易いことから、段ボール紙や表面に多数の緩衝用独
立気胞を設けたいわゆるエア・セル構造の樹脂製包装材
のような1111機能のある包装材も提供されている。
が提供されており、又、これらの包装材では緩!1機能
がなく、輸送時等において包装された内容物の11−を
招き易いことから、段ボール紙や表面に多数の緩衝用独
立気胞を設けたいわゆるエア・セル構造の樹脂製包装材
のような1111機能のある包装材も提供されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記従来の包装材では、仮にエア・セル構造の
樹脂製包装材で生鮮食料品を包装した場合でも、輸送時
等において内容物を物理的衝撃から保護するに止まる。
樹脂製包装材で生鮮食料品を包装した場合でも、輸送時
等において内容物を物理的衝撃から保護するに止まる。
従って、生鮮食料品の鮮度あるいは品質の維持の上で重
大な問題である包装の内部空間における空気調節、例え
ば湿度の調節や生鮮食料品の代謝、呼吸作用により発生
する有害なアンモニア、炭酸ガス等の排除を期待できな
い。
大な問題である包装の内部空間における空気調節、例え
ば湿度の調節や生鮮食料品の代謝、呼吸作用により発生
する有害なアンモニア、炭酸ガス等の排除を期待できな
い。
このため、例えば湿度過多による肉類の「ムレ1、乾燥
による野菜や果実の「しおれ」や「しなび」等を起した
り、腐敗が♀まったすするという問題がある。
による野菜や果実の「しおれ」や「しなび」等を起した
り、腐敗が♀まったすするという問題がある。
又、金属製の商品類を包装している場合にも、湿度過多
によって商品の表面に結露し、鏑を生じ易いという問題
がある。
によって商品の表面に結露し、鏑を生じ易いという問題
がある。
このような問題に対し、袋体にパックされた市販の乾燥
剤等を包装の内部に同封することも考えられるが、これ
では手間がかかり、包装の作業性が悪い。しかも乾燥剤
等が包装の内部で局在するので、特定の部分のみが過度
に乾燥する恐れもある。
剤等を包装の内部に同封することも考えられるが、これ
では手間がかかり、包装の作業性が悪い。しかも乾燥剤
等が包装の内部で局在するので、特定の部分のみが過度
に乾燥する恐れもある。
そこで本発明は、包装された商品を物理的衝撃から保護
し得る緩衝機能が有り、しかもバック状乾燥剤等を別途
に用いることなく包装内部の有効な空気調節を行ない得
る包装材を提供することを、その解決すべき課題とする
。
し得る緩衝機能が有り、しかもバック状乾燥剤等を別途
に用いることなく包装内部の有効な空気調節を行ない得
る包装材を提供することを、その解決すべき課題とする
。
(課題を解決するための手段)
上記の課題を解決するための手段は、樹脂製のベースフ
ィルムの表面側に多数の緩衝用独立気胞を設けた包装材
であって、前記ベースフィルムの裏面側には、樹脂材料
に多孔質吸着剤を混入して成形した薄膜体をラミネート
したことである。
ィルムの表面側に多数の緩衝用独立気胞を設けた包装材
であって、前記ベースフィルムの裏面側には、樹脂材料
に多孔質吸着剤を混入して成形した薄膜体をラミネート
したことである。
上記の手段において、包装材は不透明でも良いが、包装
した内容物を透視し得る透明体である方が望ましい。
した内容物を透視し得る透明体である方が望ましい。
ベースフィルムに設ける緩衝用独立気胞の形状、大きさ
、ベースフィルム上での分布状態は限定しない。又、緩
衝用独立気胞は11層のベースフィルムの内部に発泡等
によって形成しても良く、あるいは気胞形成用の凹みを
多数設けた薄膜体を平坦なベースフィルムに溶着等の手
段で接着することにより設けても良い。
、ベースフィルム上での分布状態は限定しない。又、緩
衝用独立気胞は11層のベースフィルムの内部に発泡等
によって形成しても良く、あるいは気胞形成用の凹みを
多数設けた薄膜体を平坦なベースフィルムに溶着等の手
段で接着することにより設けても良い。
多孔質吸着剤としては、いわゆるぜオライドが代表的で
あるが、活性炭等の他種の多孔質吸着剤も用い得る。
あるが、活性炭等の他種の多孔質吸着剤も用い得る。
(作 用)
包装材の裏面側が商品に接するようにして包装を行なう
。
。
表面側の緩衝用独立気胞が包装された内容物を物理的衝
撃から保護する。
撃から保護する。
多孔質吸着剤を混入し、裏面側にラミネートされた薄膜
体の全体が包装の内部空間に対向する。
体の全体が包装の内部空間に対向する。
そして多孔質吸着剤が包装の内部空間における過剰な湿
気を吸着してストックする。内部空間が過度に乾燥する
と、多孔質吸着剤にストックされた水分が水蒸気として
放出される。又、多孔質吸着剤はアンモニア、炭酸ガス
等を吸着し、包装の内部空間から排除する。
気を吸着してストックする。内部空間が過度に乾燥する
と、多孔質吸着剤にストックされた水分が水蒸気として
放出される。又、多孔質吸着剤はアンモニア、炭酸ガス
等を吸着し、包装の内部空間から排除する。
ゼオライト等には細菌を吸着する作用もあると考えられ
、従って積極的な腐敗防止作用も期待できる。
、従って積極的な腐敗防止作用も期待できる。
(実施例)
次に本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
する。
包装材1のベースフィルム2は透明な柔かい樹脂からな
るシート体であり、このベースフィルム2の表面側(第
1図の上面側)には透明なel脂製の薄膜体3が熱溶着
されている。薄膜体3には予め半球状の凹み4が多数形
成されているため、ベースフィルム2と薄膜体3との熱
溶着の際に、空気が封入された多数の独立気胞5がベー
スフィルム2の表面側に形成されている。
るシート体であり、このベースフィルム2の表面側(第
1図の上面側)には透明なel脂製の薄膜体3が熱溶着
されている。薄膜体3には予め半球状の凹み4が多数形
成されているため、ベースフィルム2と薄膜体3との熱
溶着の際に、空気が封入された多数の独立気胞5がベー
スフィルム2の表面側に形成されている。
一方、ベースフィルム2の裏面側には、吸@機能を有す
るillll膜厚6ミネートされている。この薄膜体6
は透明な樹脂材料に粉末状のゼオライト7を混入してフ
ィルム状に成形したものであり(第3図参照)、薄膜体
6の面から露出したゼオライト7が吸着機能を発揮する
ようになっている。
るillll膜厚6ミネートされている。この薄膜体6
は透明な樹脂材料に粉末状のゼオライト7を混入してフ
ィルム状に成形したものであり(第3図参照)、薄膜体
6の面から露出したゼオライト7が吸着機能を発揮する
ようになっている。
本実施例は以上のように構成されたものであり、次の作
用、効果がある。
用、効果がある。
即ち、例えば第4図に示すように、新鮮な白菜等の商品
8を、包装材1を用いて、その裏面側が商品8に接する
ようにして包み込むと、輸送その他の取扱いの際に表面
側の独立気胞5のクツション作用により商品8が物理的
な衝撃から保護される。従って商品8は損傷を受は難い
。
8を、包装材1を用いて、その裏面側が商品8に接する
ようにして包み込むと、輸送その他の取扱いの際に表面
側の独立気胞5のクツション作用により商品8が物理的
な衝撃から保護される。従って商品8は損傷を受は難い
。
又、吸着機能を有する薄膜体6が包装の内部空間に対向
し、商品8に接する。このため、薄膜体6の面から露出
したゼオライト7が包装の内部空間に生じた過剰な湿気
を吸着する。このため、商品8が肉類である場合にはい
わゆる「肉ムレ」による鮮度低下が防止され、又、商品
8が金属製品である場合には湿気や結露による発錆が防
がれる。
し、商品8に接する。このため、薄膜体6の面から露出
したゼオライト7が包装の内部空間に生じた過剰な湿気
を吸着する。このため、商品8が肉類である場合にはい
わゆる「肉ムレ」による鮮度低下が防止され、又、商品
8が金属製品である場合には湿気や結露による発錆が防
がれる。
次に、ゼオライト7は上記のように吸着した水分をスト
ックし、包装の内部空間が種々の原因によって過度に乾
燥した場合にはストックした水分を水蒸気として放出す
る。このため、商品8が新鮮な野菜や果実類である場合
、その過度の乾燥による「しおれ」や「しなび」による
鮮度低)が防がれる。
ックし、包装の内部空間が種々の原因によって過度に乾
燥した場合にはストックした水分を水蒸気として放出す
る。このため、商品8が新鮮な野菜や果実類である場合
、その過度の乾燥による「しおれ」や「しなび」による
鮮度低)が防がれる。
商品8が生鮮な食料品である場合、その保蔵中にも代謝
や呼吸が行なわれ、アンモニア、炭酸ガス等が発生する
。そしてこれらのガスが包装の内部空間にに′fa度に
蓄積すると、酸素吸収が阻害されたり上記のガス自体に
よる害作用が起ったりして食料品の著しい鮮度低下を起
こすことがある。
や呼吸が行なわれ、アンモニア、炭酸ガス等が発生する
。そしてこれらのガスが包装の内部空間にに′fa度に
蓄積すると、酸素吸収が阻害されたり上記のガス自体に
よる害作用が起ったりして食料品の著しい鮮度低下を起
こすことがある。
しかし本実施例の包装材1ではこれらの有害ガスがゼオ
ライト7に吸着され、排除されるので食料品の鮮度低小
が防がれる。
ライト7に吸着され、排除されるので食料品の鮮度低小
が防がれる。
さらに、ゼオライト7には腐敗細菌を吸着し、不活性化
する作用もあると考えられている。従って、包装材1で
食料品等の商品8を密着状態に包装すると、食料品等の
腐敗が有効に防止される。
する作用もあると考えられている。従って、包装材1で
食料品等の商品8を密着状態に包装すると、食料品等の
腐敗が有効に防止される。
なお、以上のようなぜオライド7の各種の吸着作用は包
装材1の裏面全面にわたって均等に発揮されるものであ
るため、さらに有効である。
装材1の裏面全面にわたって均等に発揮されるものであ
るため、さらに有効である。
(発明の効果)
本発明は包装された商品を物理的衝撃から保護してその
損傷を防止するとともに、包装された商品の鮮度の低下
、腐敗、発錆等を有効に防止できる。
損傷を防止するとともに、包装された商品の鮮度の低下
、腐敗、発錆等を有効に防止できる。
第1図は本発明の一実施例の部分斜視図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図は吸着機能を有する薄膜体の
断面図、第4図は使用状態を示す図である。 1・・・包 装 材 2・・・ベースフィルム 5・・・独立気胞 6・・・薄膜体 7・・・ゼオライト
図のA−A断面図、第3図は吸着機能を有する薄膜体の
断面図、第4図は使用状態を示す図である。 1・・・包 装 材 2・・・ベースフィルム 5・・・独立気胞 6・・・薄膜体 7・・・ゼオライト
Claims (1)
- 樹脂製のベースフィルムの表面側に多数の緩衝用独立気
胞を設けた包装材であって、前記ベースフィルムの裏面
側には、樹脂材料に多孔質吸着剤を混入して成形した薄
膜体をラミネートしたことを特徴とする包装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63119638A JPH01294470A (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63119638A JPH01294470A (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 包装材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01294470A true JPH01294470A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14766404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63119638A Pending JPH01294470A (ja) | 1988-05-17 | 1988-05-17 | 包装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01294470A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0210930U (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-24 | ||
JPH0293271U (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-24 | ||
JPH0293272U (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-24 | ||
JPH03123882U (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-16 | ||
CN111186633A (zh) * | 2018-11-15 | 2020-05-22 | 科劲创销有限公司 | 用于保持食品新鲜的食品容器 |
JP2021006469A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-21 | 株式会社サンエー化研 | エア緩衝材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58193678A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-11 | Kao Corp | 青果物及び食品の鮮度保持方法 |
-
1988
- 1988-05-17 JP JP63119638A patent/JPH01294470A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58193678A (ja) * | 1982-05-04 | 1983-11-11 | Kao Corp | 青果物及び食品の鮮度保持方法 |
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JP2021006469A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-21 | 株式会社サンエー化研 | エア緩衝材 |
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