JPH01294445A - 合成樹脂製袋体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、開口部に再開閉機能を持った咬合具条付きの
合成樹脂製袋体に関する。

〈従来の技術〉 合成樹脂製袋体で、その開口部に雄、雌爪よりなる咬合
具条にて再開閉可能としたものは一般周知である。

〈発明が解決しようとする課題〉 上記一般局知の袋体は、咬合具条が開口端と平行する直
線で設けられたものである。従って、開口部の開口面積
は、袋体の幅員相当に限定され、それ以上大きな開口面
積は得られない。そのため、物品の収納、取り出しに不
便を感じることがある。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記従来の問題点を解消するためになされた
もので、その特徴とする構成は、互いに咬み合う合成樹
脂製の咬合具条をそれぞれ一体化してなる対の合成樹脂
片を、前記咬合具条を挟んで一側部分と他側部分とに区
画し、この合成樹脂片の一側部分と他側部分の対応する
所要部に咬合具条の基部に近接する深さの切れ目若しく
は欠除部を設け、コーナ部を含む袋体の開口部に前記合
成樹脂片を切れ目若しくは欠除部の部位で屈曲して沿わ
せ、合成樹脂片の一側部分を袋体のコーナ部を含む開口
部に接着−体化したものである。

く作　　　用〉 上記の構成により、袋体の開口面積は、袋体の幅員から
コーナ部を介して側部に渡って最大の開口面積が得られ
、かつ、この最大の開口面積の範囲内の任意の開口面積
を得るものである。

〈実　施　例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第１図
において、１は合成樹脂製の袋体である。２は前記袋体
１のコーナ部８を含む開口部に沿って接着された咬合具
付合成樹脂片である。

上記咬合具付合成樹脂片２は第２図で示すように、互い
に咬み合う合成樹脂製の雄、雌の咬合具条３と、この咬
合具条３をそれぞれ一体化した対の合成樹脂片よりなり
、この合成樹脂片は前記咬合具条３を挾んで一側部分４
と他側部分５とに区画されているもので、この合成樹脂
片の一側部分４０所要部に咬合具条３の基部に近接する
深さの欠除部６を設け、他側部分５には、袋体１のコー
ナ部８と側部の一部ないしは全部を含む長さしに相当す
る欠除部７を設けた構造である。尚、前記欠除部６は切
れ目にしてもよく、また前記欠除部７も切れ目としても
よい。ただし、前記を含むすべての実施例において一側
部分と他側部分に設けられる切れ目ないし欠除部は、−
側部分と他側部分とでそれぞれ対応している必要があり
、うまく対応していない場合（ぞれぞれにずれがある場
合）には後述の屈曲状態が好ましくないものとなる。

上記構造の咬合具付合成樹脂片２を欠除部６．７の部位
で屈曲して袋体１のコーナ部８を含む開口部に沿わせ、
合成樹脂片の一側部分４を袋体１のコーナ部８を含む開
口部に接着一体化したものである。尚、咬合具付合成樹
脂片２の長手方向端部は強化接着部９となって袋体１と
接着一体化されていることが好ましい。

本発明は上記の通りの構造であるから、合成樹脂片の一
側部分４と他側部分５とに設けた欠除部６．７により、
咬合具条３を袋体１のコーナ部８に沿って屈曲したとき
に合成樹脂片の一側部分４．他側部分５のタルミやよじ
れを吸収し、合成樹脂片の一側部分４は、接着すべき袋
体１のコーナ部８を含む開口部のフィルム面と平行な面
にて対接し、また、合成樹脂片の他側部分５は開口部の
外側で前記フィルム面と平行な面で直立突出される。

このようにして袋体１の開口部に接着一体化された咬合
具条３は、袋体１の幅員からコーナ部８を介して袋体１
の側部に渡る最大開口面積で開閉され、また、この最大
開口面積の範囲内の任意の開口面積でも開閉される。従
って、最大開口面積は、袋体１の幅員、コーナ部８及び
側部に渡る大きな開口面積となり、物品の収納、取り出
しを頗る容易とする。

また、合成樹脂片の他側部分５は、咬合具条３の咬み合
いを解脱するときの摘み片として用いられる。

尚、袋体１並びに合成樹脂片の一側部分４゜他側部分５
は、単層、複層の何れでもよい。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によると、開口部に咬合具を設けた
合成樹脂製の袋体において、その開口部は袋体の幅員か
らコーナ部を介して側部まで開閉可能となり、従来の幅
員の開口面積に比較すると、はるかに大きな開口面積が
得られ、従来の開口面積では出し入れができなかった物
品でも容易に出し入れが可能となり、従来の袋体の開口
面積では無理に物品を押し込むことにより、袋体の開口
部両端が裂けるため、大きな開口サイズの袋体に変更す
るようなこともなくなり使用上の効果を向上する利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は要部正面図、
第２図は咬合具付合成樹脂片の要部正面図である。 １・・・袋体、２・・・咬合具付合成樹脂片、３・・・
咬合具条、４・・・合成樹脂片の一側部分、５・・・合
成樹脂片の他側部分、６．７・・・欠除部、８・・・コ
ーナ部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 互いに咬み合う合成樹脂製の咬合具条をそれぞれ一体化
   してなる対の合成樹脂片を、前記咬合具条を挟んで一側
   部分と他側部分とに区画し、 この合成樹脂片の一側部分と他側部分の対応する所要部
   に咬合具条の基部に近接する深さの切れ目若しくは欠除
   部を設け、 コーナ部を含む袋体の開口部に前記合成樹脂片を切れ目
   若しくは欠除部の部位で屈曲して沿わせ、合成樹脂片の
   一側部分を袋体のコーナ部を含む開口部に接着一体化し
   たことを特徴とする合成樹脂製袋体。