JPH01294146A - マガジン収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機及びプリンター等の作像装置内に設けら
れ、記録媒体が装填されたマガジンを支持するためのマ
ガジン収納装置に関する。

慢米Ω技歪 複写機やプリンターにあっては、複写紙、感光紙、シー
ト、及び記録紙等の記録媒体はマガジンに装填するよう
にしており、この記録媒体が装填されたマガジンないし
カセットをプリンター等の作像装置に装着するようにし
ている。

記録媒体としてのロール状のシートが装填されたカセッ
トを用いる複写機としては、例えば、特公昭第５２−４
１６６０号公報に示されるものがある。この公報に示さ
れるように、電子写真方式で複写紙に画像を形成する場
合には、マガジン内の複写紙に対する遮光を厳密に行な
う必要がないので、カセットが複写機の外部に一部露呈
するようになっていても画像品質は問題とならない。し
かも、カセットはその一部が複写機の外部に露呈してい
るので、複写紙を補充する際に、このカセットの複写機
に対する位置決めは、オペレーターが機械の内部にまで
手を差し込むことなく、比較的容易に行なうことができ
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、記録媒体として感光紙や感光フィルムを
用い、これに画像信号に基づいて制御されたレーザービ
ームを照射して白黒画像やカラー画像を形成する形態の
プリンタの場合には、記録媒体に塗布された感光剤がマ
ガジン内で露光してしまわないようにするために、記録
媒体に対する遮光が確実になされなければならない。

このために、特に感光フィルムを用いた作像装置にあっ
ては、記録媒体の補充に際して、記録媒場合にはマガジ
ンを作像装置本体内に装着する際に、オペレーターは装
置本体の奥にまで手を差し込んな状態でマガジンの位置
決めを行なう必要がある。これでは、マガジン装着の際
の作業性が良好とならないという問題点があった。

本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、マガジンを作像装置本体内に押し込む操作のみに
より自動的にマガジンが前記本体内で位置決めされるよ
うにし、マガジンの交換等を行なう際におけるマガジン
の位置決めを確実に行ない得るようにすることを目的と
する。

課題を解゛　るための　「 上記目的を達成するための本発明は、記録媒体が装填さ
れたマガジンを着脱自在に支持するマガジン支持部材を
作像装置本体内に着脱位置と装填位置とに往復動自在に
取付け、前記着脱位置で前記マガジンが載置された前記
マガジン支持部材を前記装填位置に移動する間に、前記
マガジンの端面と当接して前記作像装置本体内に対して
所定の位置に前記マガジンを停止させる位置決めストッ
パーを前記作像装置本体内に取付けてなるマガジン収納
装置である。

止囲 マガジン支持部材の上にこれの着脱位置でマガジンを載
置し、マガジンが載置された状態でマガジン支持部材を
装置本体内の所定の装填位置にまで移動すると、この移
動の過程で位置決めストッパーによりマガジンは装置本
体の所定の基準位置に停止され、マガジン支持部材の停
止後には、マガジンのみが上記装填位置まで移動するこ
とになる。したがって、オペレータが前記着脱位置でマ
ガジン支持部材に載置する際には、これに対して、正確
に位置決めすることなく、単にマガジンを前記支持部材
の上に載置するたけで、マガジンを装置本体内の所定の
位置に正確に位置決めして搬入することが可能となる。

寒旌■ 以下、図示する本発明の一実施例に基いて詳細に説明す
る。

第５図は本発明のマガジン収納装置が組込まれるレーザ
ープリンターの内部構造の概略を示す正面図であり、レ
ーザープリンター本体つまり作像装置本体１０内には、
記録媒体つまりメディアＭがロール状に巻付けて装填さ
れたマガジン１１が着脱自在に装着されている。マガジ
ン１１を装置本体１０内に装着したときには、メディア
Ｍの先端の一部がマガジン１１から外部に露呈しており
、この部分からメディアＭを引出すべく、装置本体１０
内には、マガジン１１の上部に位置させて引出し器１２
が設けられている。この引出し器１２は、その回転に伴
なってメディアＭの先端に圧接してメディアＭをマガジ
ン１１内から引出すことになる。引出されたメディア１
１は駆動ローラ１３とこれに圧接する従動ローラ１４と
の間に送られて、上刃１５ａと下刃１５ｂとを有するカ
ッター１５により所定の長さのシート状のメディアＭに
切断される。

このようにしてシート状となったメディアＭは作像用ド
ラム１６と、これに圧接する２つの搬送用ローラ１７と
の間に送られる。メディアＭの感光面に対しては、装置
本体１０内に設けられたレーザー光学系１８からのレー
ザービームＢが、前記それぞれの搬送用ローラ１７の間
の部分に照射されて、画像の書込みがなされる。画像書
込み後のメディアＭは、図示しない現像器へ搬送され、
そこで画像が現像される。

前記メディアＭが装填されるマガジン１１の一例を詳細
に示すと、第６図及び第７図の通りである。

マガジン１１は正面壁２１と背面壁２２と左右の側壁２
３．２４と底壁２５と天壁２６とを有する直方体形状の
箱形となっており、このマガジン１１はこれを使い捨て
とし得るように、段ボールや厚紙等の紙材によって形成
されている。正面壁２１の上端にはこれに連続して舌部
２７が設けられ、メディアＭを装填した後には、この舌
部２７が天壁２６の一部と重なり合うようになっている
。

メディアＭの先端部はこの舌部２７と天壁２６との間に
挾まれているが、この状態の下でメディアＭの先端ｍの
一部が、第６図に示すようにマガジン１１の外部に露呈
するように、天壁２６には切欠き部２８が形成されてい
る。

マガジン１１内にこれの運搬時等に外部の光が入り込ま
ないようにするために、前記舌部２７の外面と、天壁２
６の内面うち前記舌部２７が重なる部分とには、植毛２
９が施されている。また、前記左右の側壁２３．２４の
上部には、これらにそれぞれ連続して舌部３０が設けら
れており、これらの舌部３０はメディアＭの装填が完了
した後には、天壁２６の外面に接着されて遮光を図るよ
うになっている。一方の側壁２４の外面には、マガジン
１１の装置本体１０内への装着作業を容易にすべく、ハ
ンドル３１が水平方向に設けられている。尚、このハン
ドル３１を垂直方向に設けるようにしても良い。

メディアＭは第７図に示されるように、円筒形状の心材
３２にロール状に巻付けられており、このロール状のメ
ディアＭをマガジン１１内で位置決めするために、支持
プレート３３に形成された突起部つまりスタッド３４が
前記石材３２の端部に嵌合するようになっている。これ
らの支持プレート３３の外周には、補強のための鍔部つ
まりフランジ部３５が外方に連続して立上っている。

上述、した第６図及び第７図に示されたマガジンＭを、
第５図に示されたレーザープリンターの装置本体１０内
の所定の位置に位置決めして装着するためのマガジン収
納装置を示すと、第１図の通りである。

作像装置本体１０内には、第５図に垂直な方向に伸びる
２本のレール４０．４１が第１図に示されるように相互
に所定の間隔を隔てて平行に固着されている。マガジン
支持部材つまりマガジン支持台４２は、底板４３とこれ
の左右端部から上方に立上った左右の側板４４と、これ
らの側板４４に繋がった後板４５とから形成されており
、左右の側板４４の外部には前後合計４つの車輪４６が
取付けられている。このマガジン支持台４２は、これら
の車輪４６の部分で前記レール４０．４１に支持されて
、装置本体１０の前後方向に往復動自在となっている。

装置本体１０には、この中に装着されたマガジン１１を
確実に遮光するための蓋部材４７が、第２図（Ａ＞（Ｂ
）に示すように、ピン４８を中心に開閉自在に取付けら
れている。オペレータによるこの蓋部材４７のピン４８
を中心とした回動を、これに連動させて前記マガジン支
持台４２の前後方向の直線往復動に変換させるために、
蓋部材４７の内面両側端に固着されたブラケット４９と
、マガジン支持台４２の側板４４との間には、それぞれ
ピン５０．５１によりリンク５２が結合されている。

第２図（Ａ）は第１図と同様に蓋部材４７をこれがほぼ
水平状態となるまで開いた状態を示す図であり、このと
きには前記マガジン支持台４２は最前進位置、つまり着
脱＆置となる。この状態から蓋部材４７をこれが装置本
体１０をなすケースの外表面に一致するまでオペレータ
が閉じると、第２図（Ｂ）及び第４図に示されるように
、マガジン支持台４２は後退限の位置、つまり装填位置
まで移動することになる。

このように、蓋部材４７の開閉によって、前記マガジン
支持台４２が前記着脱位置から前記装填位置まで移動す
る間に、マガジン１１をプリンター本体１０に対して所
定の位置に位置決めするために、プリンター本体１０内
に組込まれたフレームないしプレート等からなる固定部
材５３には、マガジン１１の端面つまり側壁２３の表面
に当接する２つの位置決めストッパー５４が固着されて
いる。一方、前記マガジン支持台４２の後板４５には、
マガジン支持台４２の後退移動に伴なって前記それぞれ
の位置決めストッパー５４が貫通する貫通孔５５が形成
されている。

したがって、第２図（Ａ）に示されるように、蓋部材４
７を開いた状態でマガジン１１がマガジン支持台４２の
上に載置されたときには、第３図（Ａ）に拡大して示す
ように、マガジン支持台４２の後端部は位置決めストッ
パー５４から離れている。そして、この状態から蓋部材
４７を第２図（Ｂ）示されるように閉じると、マガジン
支持台４２の後退移動に伴なって前記位置決めストッパ
ー５４が貫通孔５５を貫通してマガジン１１に当接する
ことになる。これにより、マガジン支持台４２が後退移
動してもマガジン１１は停止された状態となり、マガジ
ン支持台４２のみが後退移動する。そして、マガジン１
１は第３図（Ｂ）及び第４図に示すように、プリンター
本体１０内の所定の基準位置Ｓに設定される。マガジン
支持台４２の後板４５には、マガジン支持台４２が後退
限となったときに、固定部材５３に当接するストッパー
５６が第１図に示されるように設けられている。

尚、前記位置決めストッパー５４がマガジン１１の端面
と当接する位置は、マガジン１１の重心等を考慮してマ
ガジン支持台４２の後退移動時に、マガジン１１を停止
させつつマガジン支持台４２のみがこれの上で円滑に移
動し得るようにすべく設定されており、前記マガジン支
持台４２よりも上方に前記位置決めストッパー５４を取
付けるようにしても良い。その場合には、貫通孔５５を
前記後板４５に形成する必要はない。

次に、上述した構成のマガジン収納装置を用いて、メデ
ィアＭの補充等に際して、装置本体１０内にマガジン１
１を装着する手順について説明する。

第１図及び第２図（Ａ＞示すように、蓋部材４７が開か
れてこれの内面がマガジン支持台４２の表面とほぼ一致
した状態の下で、まずマガジン１１を蓋部材４７の上に
載置し、その後にマガジン１１の端面がマガジン支持台
４２の後板４５と接触するまでマガジン１１が押し込ま
れる。このときには、マガジン支持台４２は上述した着
脱位置となっている。

この状態の下でオペレータが蓋部材４７を閉じると、こ
れのピン４８を中心とする回動運動がリンク５２によっ
てマガジン支持台４２の後退移動に変換されてマガジン
１１はマガジン支持台４２と共に後退移動することにな
る。マガジン支持台４２の後退移動に伴なって、位置決
めストッパー５４がマガジン１１の端面に当接すると、
マガジン１１は装置本体１０内に対して所定の基準位置
Ｓに設定されることになり、位置決めストッパー５４は
マガジン１１を停止させつつマガジン支持台４２のみの
後退移動を許容することになる。

やがて、蓋部材４７が第２図（Ｂ）示されるように閉じ
られると、マガジン支持台４２も所定の位置で停止して
装填位置となる。したがって、オペレータはマガジン支
持台４２に対するマガジン１１の載置位置に神経を払う
ことなく、蓋部材４７を閉じるだけの操作で、マガジン
１１は装置本体１１内の所定の基準位置Ｓに位置決めさ
れることになる。尚、前記基準位置は、位置決めストッ
パー５４の固定部材５３からの突出長さを調整すること
によって、変化させることが可能であり、この突出長さ
を変化させるようにすべく、この位置決めストッパー５
４を固定部材５３にねじ結合させるようにしても良い。

上述とは逆に、マガジン１１内の全てのメディアＭの使
用が完了して、そのマガジン１１を装置本体１０から取
出す際には、前記蓋部材４７を開けると、リンク５２を
介してマガジン支持台４２が装填位置まで前進移動し、
この状態でオペレータが空のマガジン１１を蓋部材４７
の上まで引き出して機外に排除する。この取出し操作及
び前記搬入操作にあっては、マガジン支持台４２が前方
の着脱位置まで移動しているので、オペレータはこれら
の作業を容易に行なうことができる。

しかも、図示するように、マガジン１１の装置本体１０
内への搬入方向が、このマガジン１１内から繰り出され
るメディアＭの移動方向に対して直角の方向となってお
り、しかもマガジン１１は装置本体１０の正面側から装
填されるようになつているので、マガジン１１の前記搬
入方向と前記メディアＭの移動方向とを一致させた場合
に比して、装置本体１０の使用上の設置スペースを、前
記メディアＭの移動方向において小さくすることができ
る。このように装置本体１０の設置スペースを縮小する
ために、マガジン１１の搬入方向とメディアＭの移動方
向とをほぼ直角に設定したことから生じるマガジン１１
つまりメディアＭの幅方向における装置本体１０内での
位置決め困難性が、単にマガジン１１を搬入操作するだ
けで確実に所定の位置に位置決めされることから、回避
されることになる。

マガジン１１つまりメディアＭが装置本体１０内で所定
の位置に位置決めされれば、第５図に示されるプリンタ
ー内での画像の書込み操作の過程で、メディアＭが詰ま
りを起したり、画像の位置ずれを起したりすることなく
、円滑な画像の書込みを行なうことが可能となる。

図示実施例にあっては、マガジン支持台４２の前進後退
移動を蓋部材４７に連動させるようにしているが、この
ような連動を解いて、マガジン支持台４２を蓋部材４７
とは独立させて移動するようにしても良い。更に、図示
実施例では、ロール状となったメディアが装填されたマ
ガジンを用いたプリンターが示されているが、所定の長
さに切断されたシート状のメディアを収容するマガジン
ないしカセットが組込まれる複写機やプリンター等の作
像装置にも本発明を具体化することが可能である。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、作像装置本体内には、
マガジンを着脱自在に支持するマガジン支持部材が着脱
位置と装填位置とに往復動自在となっており、前記着脱
位置に載置されたマガジンはマガジン支持部材が前記装
填位置にまで移動する間に、位置決めストッパーによっ
て装置本体内の所定の位置に位置決めされるようにした
ので、前記着脱位置においてはマガジン支持部材に対し
て正確な位置にマガジンを載置することなく、マガジン
支持部材の移動によって装置本体内に正確にマガジンが
位置決めされることになる。これにより、複写機やプリ
ンター等の作像装置内に、記録媒体を補充したり装填す
る作業を迅速かつ正確に行なうことが可能となり、作業
性の向上が達成された。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るマガジン収納装置の概
略構成を示す一部切欠き斜視図、第２図（Ａ＞はマガジ
ン支持部材が着脱位置となった状態における前記マガジ
ン収納装置を示す側面図、第２図（Ｂ）はマガジン支持
部材が装填位置となった状態を示す側面図、第３図（Ａ
＞は第２図（Ａ＞の状態における位置決めストッパーを
示す拡大側面図、第３図（Ｂ）は第２図（Ｂ）の状態に
おける位置決めストッパーを示す拡大側面図、第４図は
第３図（Ｂ）の状態における位置決めストッパーとマガ
ジン支持部材との位置関係を示す一部切欠き斜視図、第
５図は本発明のマガジン収納装置が組込まれる作像装置
の一例としてのレーザープリンターの概略を示す正面図
、第６図はマガジンの一例を示す斜視図、第７図は第６
図に示されたマガジンの分解斜視図である。 １０・・・装置本体、１１・・・マガジン、Ｍ・・・メ
ディア、４２・・・マガジン支持部材、４７・・・蓋部
材、５４・・・位置決めストッパー。 特許出願人　　　　ミノルタカメラ株式会社代理人　弁
理士　　　八　１）幹　雄（ほか１名）（Ａ）　　　　
　　　　　　　（Ｂ） 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体が装填されたマガジンを着脱自在に支持するマ
   ガジン支持部材を作像装置本体内に着脱位置と装填位置
   とに往復動自在に取付け、前記着脱位置で前記マガジン
   が載置された前記マガジン支持台を前記装填位置に移動
   する間に、前記マガジンの端面と当接して前記作像装置
   本体内に対して所定の位置に前記マガジンを停止させる
   位置決めストッパーを前記作像装置本体内に取付けてな
   るマガジン収納装置。