JPH01291138A - リムの自動検査装置 - Google Patents

リムの自動検査装置

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JPH01291138A
JPH01291138A JP11928988A JP11928988A JPH01291138A JP H01291138 A JPH01291138 A JP H01291138A JP 11928988 A JP11928988 A JP 11928988A JP 11928988 A JP11928988 A JP 11928988A JP H01291138 A JPH01291138 A JP H01291138A
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Hiroaki Iwai
岩井 宏彰
Osamu Fujita
修 藤田
Toshio Nakane
中根 登史夫
Mitsuo Heiji
瓶子 光男
Shigeru Yuki
結城 滋
Shiro Horiguchi
堀口 史郎
Yoshiichi Mori
森 芳一
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Kobe Steel Ltd
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KANAI SHIYARIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タイヤホイールにおけるリムの欠陥部を自動
的に検出するリム検査装置に関する。
〔従来の技術〕
リムの欠陥部(例えば、溶接部等)を検出する検査ユニ
ットとしては、従来、特開昭55−36745号公報に
記載された種類のものがある。この検査ユニットは、リ
ムの上下端を密封部材で遮蔽して、密閉されたリム内に
加熱空気を送給し、リムが亀裂を有する場合に、該亀裂
からリム外に流出する加熱空気を温度検知器で検出して
亀裂の有無を判定する方式である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この検査ユニットは、空気温度の相違による欠陥検出で
あるので、検出精度が低い上、−回の検査動作毎に、次
回検査動作に備えて温度検出端を冷却しなくてはならな
いので、検査能率が低いという問題がある他、リムの上
下端開口を密封部材で閉鎖するので、リム端部の割れを
検出することができないという問題がある。
この種のリムは大量生産されるので、その一つ一つを検
査するには、一つのリム当たりの所要検査時間を相当に
短くすることが要求され、かつ不良リムが看過されて車
に取着された場合、人身事故を招く恐れもあるから高い
検査精度が要求されるが、上記検査ユニットでは検査能
率の向上に限界がある上、検査精度も低いので、上記検
査ユニットを用いてリムの自動検査装置を構成するには
問題があった。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、従
来に比して、検査能率を大幅に向上することができ、し
かも高い検査精度を確保することができるリムの自動検
査装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、リム欠陥検査装置と
して、リムの特定部位に加圧空気を送給して該加圧空気
の上記特定部位通過の有無から欠陥の有無を検出する方
式のものを用い、該リム欠陥検出装置の前段に、リムの
上記特定部位を検出して該特定部位がリム搬送方向に対
して所定方向に向く特定姿勢へリムを姿勢調整する機能
を有するリム特定部位検出装置を設け、姿勢調整したリ
ムを該姿勢のまま上記リム欠陥検出装置へ送るリムキャ
リアを入側搬送手段と出側搬送手段との間に配設し、該
出側搬送手段の搬送路中に不良リム排除部を設けたもの
である。
〔作用〕
本発明では、リムの特定部位を検出する検出動作と、検
出した特定部位の良・不良を検査する欠陥検出動作とが
同期的に行われ、リム欠陥検査装置はリムの特定部位を
通過する加圧空気の有無から欠陥の有無を判定するので
、短時間で、しかも高精度に、検査動作を終えることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1はリム搬入ステーションとリム待機
ステーションを結ぶ入側搬送手段であって、駆りj輪I
Aと従動輪18間に亘り張架されて並列する2本のチェ
ノICと駆動装置(図示しない)からなるコンベヤ2を
有し、そのフレーム3は昇降装置4を介して装置基台5
上に支持されている。この昇降装置4はシリンダ6の伸
張によりリンクアーム7の傾度が増加してフレーム3が
降下する型のものである。コンベヤ2内(2本のチェノ
ICの間)には、その従動輪IB側にリム搬入台8、駆
動輪IA側にリム待機台9が配設されている。リム搬入
台8は固定台であって、図示しない自動搬入手段によっ
て、被検対象であるリムが紙面表裏方向から搬入される
。リム待機台9は昇降台である。
10はキャリアであって、装置基台5上に固定された固
定枠体11、直方形の可動枠体12と、第2図に拡大し
て示す如く、該可動枠体12の前部と後部に支持された
2つのクランプユニット13と14およびシリンダ15
を有し、固定枠体11上に敷設された案内レール16上
を図に示す位置(第1位置)と後述する位置(第2位置
)との間に亘って往復動する。第2図において、クラン
プユニット13と14は可動枠体12の左上枠12L上
に配設された2本のアーム17Lからなる開閉クランプ
18L、同じく2本のアーム17Rからなり右上枠12
R上に開閉クランプ18Lと対向して配設された開閉ク
ランプ18R及び駆動装置を有している。この駆動装置
は、可動枠体12内にあり、第3図に示すように、開閉
クランプ18Lの上記2本のアーム17Lの一端を軸支
持する軸19Lに取着され相互に噛合するギヤ20LA
と20LB、ギヤ20LAを回動するためのシリンダ2
1、開閉クランプ18Rの上記2本のアーム17Hの一
端を軸支持する軸19Rに取着され相互に噛合するギヤ
20RAと20RB、ギヤ20RAの回動をギヤ20R
Bに伝達するための平行リンク機構22からなる。23
は各アーム17L117Rの他端に支持された弾性クラ
ンブロールである。
キャリア10は、上記リム待機ステーションとリム特定
部位検査ステーション、該リム特定部位検査ステーショ
ンとリム欠陥検査ステーションを結ぶ搬送手段であって
、その可動枠体12が上記第1位置にあるとき、コンベ
ヤ2の駆動輪IA側とリム待機台9を囲み、クランプユ
ニット13のクランプ中心がリム待機台9の台中心より
上方に位置し、クランプユニット14のクランプ中心が
リム特定部位検査ステーションにある昇降可能な回転検
査台24の回転中心より上方に位置するように構成され
ている。回転検査台24は、後述するリム特定部位検出
装置の一部をなすもので、第5図に示す如く、ギヤ装置
26を介してモータ27Aにより回転駆動されるととも
にリンク機構28を介して昇降シリンダ29により昇降
駆動される。27Bは回転検査台24の回転位置を検出
するための回転位置検出器(エンコーダ)である。
30は上記リム欠陥検査ステーションとリム排出ステー
ションとの間を結ぶ出側搬送手段であって、入側搬送手
段1と同様に、駆動輪30Aと従動輪30B間に亘り張
架されて並列する2本のチェノ30Cと駆動装置(図示
しない)からなるコンベヤ31を有し、そのフレーム3
2は昇降装置33を介して装置基台5上に支持されてい
る。この昇降装置33はシリンダ34のロッド伸張によ
りリンクアーム35の傾度が減少してフレーム32が上
昇する型のものである。コンベヤ31内(2本のチェノ
30Cの間)には、その従動輪30B側に検査台36、
駆動輪30A側にリム排出台37が配設され、中間には
、不良リム排出台38が配設されている。検査台36は
昇降台であり、リム排出台37と不良リム排出台38は
固定台である。
出側搬送手段30は、そのコンベヤ31の従動輪30B
側が上記第1位置にあるキャリア10と隣接しており、
該キャリア10はシリンダ15の伸張時、コンベヤ31
、検査台36を内部に収納するように該コンベヤ31の
搬送方向に向かって移動し、クランプユニット14のク
ランプ中心が検査台36の台中心上方に達する前記第2
位置まで駆動される。
40はリム特定部位検出装置(この例では、リム溶接部
検出装置)であって、装置支持枠39に保持されており
、昇降シリンダ41により上下駆動される昇降杆42の
下端部に軸受43(第5図に示す)を介して取着された
チャック盤44を有しており、このチャック盤44の盤
中心は前記回転検査台24の台中心と対向している。こ
のリム溶接部検出装置40は、第4図に示すように、上
側投受光部45Uと下側投受光部45Dからなる反射光
検知式溶接部検出ユニットを有しており、上側投受光部
45Uは昇降杆42に設けられた支持部46に、ロッド
伸縮方向を昇降杆42の半径方向にして支持されたシリ
ンダ47のロッド端にL字をなす支持体48を介して支
持されている。
下側投受光部45Dは装置枠体39に支持されたシリン
ダ49により上下駆動される支持体50が保持するシリ
ンダ51のロッド端に、支持杆52を介して支持されて
いる。上側投受光部45Uと下側投受光部45D共にそ
の投受光面は回転検査台24上に載置されるリムの周面
に向けられる。
このリム溶接部検出装置40には、第5図に示すように
、リム端部割れ検出装置を構成する上側投光部53UA
と上側受光部530B及び下側投光部530Aが溶接付
検出ユニットと異なる角度配置で設けられている。上側
受光部530Bは昇降杆42の下端面に取着された支持
体54に、受光面を昇降杆42の半径方向外方に向けて
支持されており、上側投光部53U^はチャック盤44
の外方で上側受光部53UBの受光面と対向している。
下側投光部530Aは回転検査台24の咳台面中央に露
出する軸24Aの上面に取付は部材を介して取着されて
おり、下側受光部53DBは回転検査台24の外側で昇
降シリンダ55のロッド端部に支持されており、その受
光面は、昇降シリンダ55のロッド伸張時に下側投光部
53°DAの投光面と対向する。
60はリム欠陥検査装置(この例では、空気漏れ検査装
置)であって、装置支持枠39に支持されており、第6
図に示すように、昇降シリンダ61により上下駆動され
る昇降杆62の下端部に連結された開閉駆動機構(ラッ
ク・ピニオン機構)63を有している。このラック・ビ
ニオン機構63は、水平方向往復動可能に支持された上
部ラック64Uと下部ラック64D1両ラックの間に介
在して両ラックと歯車係合するビニオン65を有し、上
部ラック64Uの一端側から垂下する支持杆66Aの下
端部に取着された外側チャンバ67A、下部ラック64
Dの一端側から垂下する支持杆66Bの下端部に、該外
側チャンバ67Aと対向するように取着された内側チャ
ンバ67Bを有している。68は開閉駆動機構63と共
に上下動するリム押え部材である。69はリム押出し装
置であって、支持杆66Aに取着されており、不良リム
排出台38とともに不良リム除去部を構成している。
次に、この実施例の動作を第9図に示す動作フローに従
い説明する。
(1)被検対象であるリムMは第7図(a)に示す姿勢
でリム搬入台8上に搬入される。リムMがリム搬入台8
上に搬入されたことが検知されると、コンベヤ2が所定
高さ上昇する(低くとも、搬送面がリム搬入台8と同一
になるまで)。これによりリム搬入台8上のリムMはコ
ンベヤ2によってリム待機台9方向へ移送される。リム
Mがリム待機台9上方に来たことが検知されると、該リ
ム待機台9がコンベヤ2上のリムMを下から持ち上げる
ように上昇して移載し、コンベヤ2は下降する。
(2)次いで、クランプユニット13の開閉クランプ1
8Lと18Rが閉動作してリムMを把持するようにクラ
ンプする。この把持動作は4本のアーム17LS17R
により行われるので、リムMは常にリム待機台9上の一
定の位置にクランプされることになる。このクランプ動
作が終わると、リム待機台9が下降する。
(3)h、キャリア10が第2位置へ向かって前進を開
始し、回転検査台24が上昇する。キャリア10が第2
位置に到達すると、リム溶接部検出装置40の昇降シリ
ンダ41が下降し、これに伴い、チャック盤44が下降
して、クランプユニット13によりクランプされたまま
回転検査台24上に搬入されたリムMを上から押圧する
。リムMが回転検査台24とチャック盤44とで挟圧固
定されると、クランプユニット13によるリムクランプ
が解除される。
(4)上記クランプが解除されると、回転検査台24が
所定速度で回動し、後述する溶接部位置検出動作とリム
端部割れ検出動作が開始されるとともにキャリア10が
第1位置へ向かって後進する。
(5)上記溶接部位置検出動作とリム端部割れ検出動作
が開始されたのち所定時間Tが経過してこれらの検出動
作が終了すると、クランプユニット14の開閉クランプ
18Lと18Rが閉してリムMをクランプする。上記検
出動作が行われて、このクランプユニット14によるク
ランプ動作が完了するまでに、前記+11〜(2)に記
載した動作が行われる。
(6)次いで、昇降シリンダ41が復動してチャック盤
44が上昇するととも回転検査台24が下降し、第1位
置にあるキャリア10が、クランプユニット14でリム
Mを把持し、また、クランプユニット13でリム待機台
9上にある他の1つのリムMを把持して第2位置へ向か
って前進する。
(7)キャリア10が第2位置に到達すると、空気漏れ
検出装置60の昇降シリンダ61が往動し、リム押え部
材68が下降して、クランプユニット14によりクラン
プされたまま検査台36上にあるリムMを該検査台36
に対して押圧するとともに、外側チャンバ67Aと内側
チャンバ67Bが下降し、ラック・ビニオン機構63が
動作して、検査台36上にあるリムMの特定部(後述す
る溶接部X)を挟むように、外側チャンバ67Aと内側
チャンバ67Bを圧着させ、クランブユニットl4によ
るリムクランプを解除する。検査台36はキャリア10
が第2位置に到達するまでに所定高さへ上昇している。
この間、リム溶接部検出装置40の昇降シリンダ41が
下降し、これに伴い、チャック盤44が下降して、クラ
ンプユニット13によりクランプされたまま回転検査台
24上に搬入されたリムMを上から押圧する。リムMが
回転検査台24とチャック盤44とで挟圧固定されると
、クランプユニット13によるリムクランプが解除され
る。
(8)上記クランプユニット14によるリムクランプが
解除されると、リムMの空気漏れ検出動作(後述する)
が行われ、所定時間Tが経過して該検出動作が終了する
と、ラック・ビニオン機構63が開動作して外側チャン
バ67Aと内側チャンバ61Bによるクランプが解除さ
れ、昇降シリンダ61が復動して外側チャンバ67Aと
内側チャンバ67Bが元の位置に戻る。この間に、リム
溶接部検出装置40による溶接部検出動作と、リム端部
割れ検出動作が終了する。
(9)次いで、出側コンベヤ31が上昇して検査台36
上のリムMを移載し、リム排出台37側へ搬送する。こ
の時、検査台36は下降している。
次に、リム溶接部検出装置40の動作、リム欠陥検査装
置60の動作およびリム端部割れ検出装置の動作につい
て説明する。
■リム溶接部検出動作 リム溶接部検出装置40はリムMに照射された光の反射
光率がリムMの溶接部X(第7図(b)に示す)と他部
とでは異なることを利用して溶接部Xを検出するもので
、上側投受光部45Uは昇降杆42とシリンダ47の動
作によって、下側投受光部45Dはシリンダ49と51
の動作によって、第8図(alに示すように、回転検査
台24上にあるリムMの周面のリム高さ方向所定域に対
し、所定の小間隔を隔てて対向する位置に位置決めされ
る。支持体42と支持杆52にはリムMの外周面に当接
して1記小間隔を確保するためのス゛ペーサ56が取着
されている。上側投受光部450と下側投受光部45D
は回転検査台24とともに回動するリムMの周面を周方
向に走査し、その出力を導入する装置制御部(マイクロ
コンピュータを含む)CPUで、反射光率の相違から溶
接部Xを検出するとともに、回転位置検出器27Bの出
力を用いて該溶接部Xの周方向位置を特定し、次いで、
その位置データから、リムMを、その溶接部Xが予め設
定した位置(リム搬送方向に対して所定角度をなす位置
)に(るまで回転させるための角度差を演算し、該角度
差に対応して回転検査台24が駆動され、リムMは所定
の姿勢となる。上記所定角度は、外側チャンバ67Aと
内側チャンバ 67Bが搬送方向に対してなす角度であ
る。
■リム欠陥検出動作 空気漏れ検査装置60は、外側チャンバ67Aと内側チ
ャンバ67Bが昇降シリンダ61の動作により所定高さ
まで下降し、ラック・ビニオン機構63の動作により、
第8図(blに示すように、外側チャンバ67Aは検査
台36上にあるリムMの外周面に気密に圧接して該内周
面との間に同図に示すように第1の気密室70Aを区画
し、内側チャンバ67Bは内周面に気密に圧接して該内
周面との間に第2の気密室70Bを区画する。第2の気
密室70Bには圧縮空気源71から圧縮空気が圧入され
、上記溶接部Xが不良であると、圧入された圧縮空気は
該溶接部Xを通過して第1の気密室70Aに侵入して該
第1の気密室70Aの内圧を上昇させる。この第1の気
密室70A内の圧力は圧力センサ72によって監視され
、該圧力センサ72の出力はサンプリングされて上記装
置制御部CPUに取込まれる。該CPUでは、第1の気
密室?OA内の圧力上昇速度を検出し該圧力上昇速度値
が所定値以上である場合に、上記溶接部Xを不良と判定
して、リム押出し装置 69を駆動させるための信号を
送出する。これにより、コンベヤ31が検査台36上の
リムMを搬送して該リムMが不良リム排出台38上に達
した時にリム押出し装置69が駆動され、図示しないコ
ンベヤ」−に移載され、不良品集積所へ搬送されること
になる。良品はリム排出台37まで搬送されて図示しな
い搬送手段により良品集積所へ搬入される。
■リム端部割れ検出動作 この検出動作は前記した溶接部検出動作と並行して行わ
れるもので、リム端部割れ検出装置は光透過式の検出装
置であり、第8図(C)に示すように、上側投光部53
0Aと上側受光部530Biは、該溶接部検出動作に際
しての昇降杆42の下降により所定高さまで下降してリ
ムMの上側端部をはさんで対向し、また、下側受光部5
3DBは昇降シリンダ55の動作により上昇して、リム
Mの下側端部を挟んで下側投光部53DAと対向する。
リム端部に割れがあると、光が該割れの部分を透過して
受光側に到達するので、この透過光により上側受光部5
30Bや下側受光部530Bが出力を発生する。この出
力は上記CPUでリム割れ検出信号として処理され、該
CPUは、コンベヤ31が検査台36上のリムMを搬送
して該リムMが不良リム排出台38上に達した時に押出
し装置69を駆動させるための信号を送出する。下側受
光部530Bはリムキャリア10の往復動作時リム搬送
面から下に退避している。
本実施例では、リム欠陥検査装置60がリムMの溶接部
Xの内外周面にチャンバを当てて気密室を形成し、加圧
空気を送給して、上記チャンバを昇降させるがリムを回
転等させることなくその良・不良を診断する方式のもの
であるから、リム1個当りの所要検査時間は極めて短時
間で済む。
また、リム欠陥検査袋R60の前段にリム溶接部検出装
置40を設けているが、これによる溶接部Xの検出と姿
勢調整は上記良・不良の診断動作と同期して行い、順次
動作ではないから、無駄時間は生じない。
また、リム特定部位検出ステーションからリム欠陥検査
ステーションへ、リムを特定姿勢に調整して搬入し、リ
ム欠陥検査装置60が上記特定部位を診断するから、特
定部位の検査漏れ等は発生せず、リム欠陥検査装置60
が圧縮空気の特定部位の通過のを無から良・不良を判断
するから、検査精度は極めて高い。
しかも、リム端部割れの検出も上記溶接部Xの検出と同
時に行うので、リムの検査を要する部分を全て検査する
ことができる。
また、本実施例では、リム溶接部検出装置40の溶接部
検出ユニットが昇降動かつ横動自在であり、リム欠陥検
査装置60の外側チャンバ、内側チャンバも昇降動かつ
機動自在であり、更に、リムキャリア10はクランプユ
ニットでリムをクランプするので、リムの高さや直径が
異なっても自在に追従させることができ、多品種のリム
を1つの検査ラインで検査することができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、リム欠陥検査ステーション
のリム欠陥検査装置として、リムの特定部位に検査具を
当てて該特定部位の良・不良だけを判定するものを用い
、その前段で、リムのリムの姿勢調整を行って上記リム
欠陥検査ステーションにリムを移送し、該姿勢調整と該
特定部位の良・不良の検査は同期して行う構成であるか
ら、無駄時間が少なく、この検出・検査に要する時間は
極く短時間で済み、しかも高い検査精度を得ることがで
きるので、リムの高速自動検査ラインを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の検査ラインを示す図、第2
図は上記実施例におけるリムキャリアの平面図、第3図
は上記リムキャリアに搭載した開閉クランプの動作を説
明するための平面図、第4図は上記実施例におけるリム
溶接部検出装置の主要部を示す側面図、第5図は上記実
施例におけるリム端部割れ検出装置の主要部を示す側面
図、第6図は上記実施例におけるリム欠陥検査装置の主
要部を示す側面図、第7図(a)はリムの搬入姿勢を示
す図、第7図(b)はリムの溶接部を説明するための斜
視図、第8図(a)〜(C)は上記リム溶接部検出装置
、リム欠陥検査装置およびリム端部割れ検出装置の動作
時の要部位置を示す図、第9図は上記実施例の各部の動
作を説明するための動作フロー図である。 1−・・入側搬送手段、8−リム搬入台、9−リム待機
台、10・・−・リムキャリヤ、24−・回転検査台、
30−・出側搬送手段、36−検査台、37−・すム排
出台、38・−不良リム排出台、40・−・リム溶接部
検出装置、60−・〜リム欠陥検査装置、67A、67
B−・−チャンバ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リム待機ステーション、リム検査部位検出装置を
    備えるリム検査部位検出ステーション、リム欠陥検査装
    置を備えるリム欠陥検査ステーション及びリム排出ステ
    ーションが順次並び、被検対象であるリムを上記リム待
    機ステーションまで搬送する入側搬送手段、上記待機ス
    テーションにあるリムを把持して上記リム検査部位検出
    ステーションに搬送すると同時に該リム検査部位検出ス
    テーションにあるリムを把持して上記欠陥検査ステーシ
    ョンに搬送する往復駆動式のリムキャリア、検査が終了
    したリムを該欠陥検査ステーションから不良リム排除部
    を経て上記排出ステーションへ搬送する出側搬送手段を
    有し、上記リム検査部位検出装置がリムの周面を周方向
    に光電的に操作して特定部位を検出するとともに該特定
    部位がリム搬送方向に対して所定方向に向く特定姿勢へ
    姿勢調整し、上記リム欠陥検査装置が上記特定部位に加
    圧空気を送給して該加圧空気の上記特定部位通過の有無
    から欠陥の有無を検出し、不良リムは上記出側搬送手段
    による搬送時に上記不良リム排除部により排除されるこ
    とを特徴とするリムの自動検査装置。
  2. (2)リム検査部位検出ステーションがリム端部割れ検
    出装置を備え、該リム端部割れ検出装置は、リム端部を
    光電的に操作してリム端部割れを検出することを特徴と
    する請求項1記載のリムの自動検査装置。
JP11928988A 1988-05-18 1988-05-18 リムの自動検査装置 Expired - Lifetime JP2601432B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5267468A (en) * 1991-06-21 1993-12-07 Giancarlo Zoccoletti Machine for air seal tests on cart wheel rims

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5267468A (en) * 1991-06-21 1993-12-07 Giancarlo Zoccoletti Machine for air seal tests on cart wheel rims

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