JPH01290999A - ファン装置 - Google Patents

ファン装置

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JPH01290999A
JPH01290999A JP11790588A JP11790588A JPH01290999A JP H01290999 A JPH01290999 A JP H01290999A JP 11790588 A JP11790588 A JP 11790588A JP 11790588 A JP11790588 A JP 11790588A JP H01290999 A JPH01290999 A JP H01290999A
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JP
Japan
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stator
bearing
rotor
fan
hole
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JP11790588A
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English (en)
Inventor
Joji Ochi
越智 譲次
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業−トの利用分野) この発明は、空気調和機の室内機に用いられるクロスフ
ローファン等のファン装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、上;記のようなクロスフローファンにおいては、
そのファン1コータを直流ブラシレスモーフの回転子に
直結する構成とすることによって、装置の小形化を図る
試みがなされている。そのような装置の具体例が例えば
実開昭61−178095号公報に記載されて、おり、
第11図にその装置を模式的に示している。同図におい
て、80はクロスフ1コーフアンのファンロータであり
、このファンロータ80の一方の側板81に、リング状
永久磁石82を有する回転子83が固着されている。一
方、上記側板8lに対向する支持フレーム84には円筒
状の固定支軸85が立設され、この固定支軸E{5の先
端側外周に固定子86が固着されて、この固定子86の
外周を上記永久磁石82が囲・う構成となされている。
上記ファンロータ80にはその両端軸心位置に回転支軸
87、88がそれぞれ立設さ打、これらの回転支軸87
、88を軸受89、。
90を介して回転自在に支持している。な相同転子83
例の回転支軸87は上記固定支軸}35の内部中空部を
貫通して一上記支持フレーム84に取着されている軸受
89まで延びる構成となされている。l記固定子86の
コイル91への通電を制御して回転磁界を形成すること
により、回転子8(3に対する回転力が誘起され、これ
によりファンロータ80が回転駆動される。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記ファンロータ80は軸方向長さが長く、金
属材料に比べて剛性の小さな合成樹脂材料で構成されて
いること等から、中央部側が外方へと偏心するようなそ
りを伴う回転振れを生じ易い。したがって−上記の従来
装置においては、ファンロータ80の両端支持点、すな
わち軸受89、1〕0による各支持点を結ぶ直線で与え
られる回転軸から、各回転支軸87、88は中央部の外
方偏心方向に1頃斜した状態の回転振れを生じ易く、こ
のとき軸受87から離れた軸方向位置に位置する永久磁
石82も固定子86に対して偏心することとなるために
、永久磁石82の内周面と固定子86の外周面との間の
隙間、すなわちエアーギヤノブが全周に渡って均〜でな
くなり、この結果、固定子乏{6から回転子83に作用
する回転力が周方向で不拘− となるために、異音や振
動を発生し易いという問題がある。また上記従来装置に
おいては、固定子86と軸受87とが{1.1別に支持
フレー1、84に組付けられる構成であることから両者
を正確に同心状態とすることば容易ではなく、このため
永久磁石82と固定子86とに充分な同心度が与えられ
ないために、回転駆動中の異音や振動を生じ易いという
問題もある。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、回転駆動中の異音や振動を低減し得ると共に、精度
の良い組立てが可能なファン装置を提供することにある
(課題を解決するための手段) そこでこの発明の第1請求項記載のファン装置は、ファ
ンロータ1の一方の端面と固定面4との間に、上記固定
面4に立設された固定支持部JA’ 5の先端側に取着
される固定子6と、−1一記フアンロータlの一方の端
面に連結されると共に上記固定子6の夕}周を囲繞すべ
く配設される回転子8とを設(′Jで成るファン装置で
あって、さらに上記端面に上記回転子8内部の軸心上を
延びる回転支軸10を立設する一方、上記固定子6に上
記回転支軸IOが挿通ずる軸心貫通孔11を形成し、こ
の軸心貫通孔11近傍の領域で上記回転支軸10を軸受
l2を介して回転自在に支持している。
また第2請求項記載のファン装置は、第1諸求項記載の
装置において、上記軸心貫通孔l1内部に軸受12を配
設している。
また第3請求項記載のファン装置は、第2請求項記載の
装置において、上記固定支持部材5に軸方向に延びる帯
状片23を設ける一方、−上記固定子6における軸心貫
通孔11よりも径方向外方の位置に上記帯状片23が挿
通する挿通孔36を穿設している。
また第4請求項記載のファン装置は、第1又は第2請求
項記載の装置において、1−−2固定Tf−6の軸方向
中心位置を挟んで両側に第1、第2軸受5、54をそれ
ぞれ配設している。
また第5請求項記載のファン装置は、第4請求項記載の
装置において、上記固定支持部材5の先端側には、内部
に上記第1軸受52が嵌着される軸受嵌合部51を形成
すると共に、この軸受嵌合部51の端面から軸方向に帯
状に固定面4側へと延びる脚部53を設ける一方、上記
固定子6における軸心貫通孔11よりも径方向外方の位
置に−に2脚部5:3が挿通し得る挿通孔を穿設してい
る。
また第6請求項記載のファン装置は、第5請求項記載の
装置において、上記第2軸受54を上記軸心貫通孔11
の内周面に嵌着している。
また第7請求項記載のファン装置は、第5請求項記載の
装置において、上記固定面4に上記固定支持部材5の内
部を上記ファンロータ1側−5と延びる円筒部61を立
設し、この円筒部61内に上記第2軸受54を嵌着して
いる。
(作用) 上記第1請求項記載のファン装置におい°ζは、回転子
8側の支持が固定子6における軸心貫通孔11近傍でな
される結果、前記のようにファン1】−夕1に回転振れ
を生じる場合にも、上記回転子8の固定子6に対する偏
心砒が小さく抑えられるこ七となり、このため固定子6
から回転子8に作用する回転力が、より均一な状態に維
持されるので、異音や振動の発生が低減される。
また上記第2請求項記載のファン装置においては、例え
ば軸受12を軸心貫通孔11に嵌着させる構成等により
、固定子6と軸受12との間に介在する部品数の低減さ
れた、或いは存在しない組立が可能となり、固定子6に
おける加工精度で両者の同心精度を与える構成とするこ
とができるので、従来よりも組立精度が向上し、これに
よっても異音や振動の発生が低減される。
そして上記第3請求項記載のファン装置のように、軸心
貫通孔11よりも径方向外方の位置に設けた挿通孔36
に、固定支持部材5の帯状片23を挿通させる構造とす
ることで、上記軸受12の軸心4通孔11への内装構造
を維持して、上記固定支持部材5への固定子6の取付け
が可能となる。
一方、上記第4請求項記載のファン装置のように、−上
記固定子6の軸方向中心位置を挟んで配設した2個の軸
受5、54で回転子8側を支持する構成とする場合には
、この回転子8の偏心星をさらに小さなものに抑えるこ
とができるので、異音や振動をさらに低減することが可
能となる。
そしてこの場合、第5請求項記載のファン装置のように
、固定子6に脚部53を挿通させてこの固定子6の取付
けを行う固定支持部材5の先端側に、第1軸受52を嵌
着する一方、第6請求項記載のファン装置のように、第
2軸受54を、上記軸心貫通孔11の内周面に嵌着する
こと、或いは第7請求項記載のファン装置のように、F
2第2軸受54を、固定面4に立設した円筒部61内に
嵌着することで、両軸受5、54を上記固定子6の軸方
向中心位置を挟む位置にそれぞれ配設する構造とするこ
とができる。
(実施例) 次にこの発明のファン装置の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は、この発明の第1実施例におけるファン装置の
要部組立断面図であり、空気311和機の室内機におい
て用いられるクロスフローファンのファンロータ1の一
方の側板(以F、右側板と言う)2例の構成を示してい
る。同図において、3は一上記室内機内のファンハウジ
ングに固定され乙エンドブラケットであって、このエン
ドブラケット30面板部(固定面)4に、上記ファンロ
ーフl側に延びる固定支持部材5が立設され、この固定
支持部材5の先端側に直流ブラシレスモークMの固定子
1jが固着さ11.でいる。一方、環状に配設された4
個の円弧状永久磁石7・・7を有する一上記直流ブラシ
レスモ・−タMの回転子Σ3ば、その左端面が合成ゴム
等より成る連結部材9を介して上記ファンロータ1の右
側板2に連結され、さらに上記連結部材9の軸心位置に
、−上記エンドブラケッ1−3側に延びる回転支軸10
がその基端側を上記連結部材0内に埋込み成形すること
によって立設されている。そして上記固定子6の軸心貫
通孔ll内に、後述するように、軸受12が嵌着され、
この軸受12G、て1−記回転支抽10を挿通ずること
にし−、て、上記回転イー)(とファンロータ1とを回
φi:自在に支持すると共に、上記固定r6の外周面に
上記永久磁石7・・7を対面させる構成となさ卦1.て
いる。
第2図には1、上記固定支持部材5の斜視図を示してい
る。図のように、この固定支持部材5は、環状部21と
、この環状部21の両端面におけるfit二各二部3箇
所それぞれ軸方向に延びる短寸の)5oHid側帯状片
22・22、及び長尺の先端側帯状片2:(・23とを
有している。なお−1・2環状部21の肉厚は各帯状片
2、23の厚さよりもげくして、環状部21の内周面と
各帯状片2、23との間に段差を設けている。一方、上
記エンドブラケット3の面板部4には、第3図に示すよ
うに、その中心位置に、前記回転支軸10の先端が挿通
し得る円形開口24を形成すると共に、この円形開口2
4の周囲に3個の挿通孔25・25を穿設しており、こ
れらの挿通孔25・25に上記基端側帯状片22・22
を挿通してかしめるご−」=よって、第1図に示すよう
に、上記固定支持部材5の上記向板部4への固定が行わ
れる。
一方、上記固定子6の鉄心30は、第4図及び第5図に
示すように、軸心側の形状が互いに胃なる2種類の薄鋼
板31.32を積層して構成している。すなわち第4図
に示し7ている第1の鋼板31においては、上記固定支
持部材5の先端側帯状片23・23への内接円と略同径
で、後述するように、前記軸受12の外周に嵌合する嵌
合穴33を軸心位置に形成すると共に、この嵌合穴33
の周縁3箇所に、上記先端11.1帯状片23・23が
それぞれ嵌合状態で軸方向に挿通し得る切欠き34・3
4を設けている。また第5図に示している第2の鋼板3
2には、−I−記先端側帯状片23・23への内接円よ
りも小径の径小円形穴35を軸心位置に形成すると共に
、この径小円形穴350周辺3箇所に、上記先端側帯状
片23・23がそれぞれ嵌合状態で軸方向に挿通し得る
挿通孔36・3Gを穿設している。そして第1図に示す
ように、]ンドブラゲット3側に所定枚数の一11記第
1月板31を、またファンロータl側に上記よりも少な
い枚数の上記第25j兄1板32を重ね、これらを積層
して固定子6の鉄心30を構成し2ている。
−に記構成の固定子6の固定支持部材5−2の取付ζj
は、各先端側帯状片2;3・2;3が一上記第1錫1板
31における切欠き:34から第2鋼板32における挿
通孔36を挿通ずべく固定子6を、この固定子6の右端
面が上記固定支持部材5の環状部21に当接するまで押
込み、次いでこの固定子6の左端面から突出し7た上記
各先端イロ・1帯状片23・23の先端をかしめること
によって行われる。これにより、固定子6は、上記固定
支持部材5と同軸位置で、軸方向、及び上記各先端側帯
状片23・23の切欠き34及び挿通孔36への嵌合に
よって周方向にもがたの生じない状態で固定支持部+第
5の先端側に固定される。
そしてこの第1実施例においては2、上記の固定子6の
取付けの前に、固定支持部材5の各先端側帯状片23内
部に、軸受12を装着する。その後、上記の固定子6の
取付けを行うことによって、上記軸受12はその外周が
上記固定子6の第1川板31の嵌合穴33に嵌着される
こととなる。また軸方向には、上記第1E板31側との
間に開袋された波形スプリングリング37からの押圧力
によって、右端面が上記環状部17の端部段差乙こ当接
した位置に固定される。
上記のように配設された軸受12Qこ、前記した回転支
軸10を押込むことによって5、この回転支軸1()に
連結されている回転子8とファンロータ1とが回転自在
に支持されることとなる。なお上記回転支軸lOには、
上記軸受12の内輪の左端面に当接する段差部が形成さ
れると共に、図において左方への抜脱を防Iトするため
に上記軸受12の内輪の右端内周角部に当接する軸受固
定ハネ38が先端側に取着されている。上記によって、
回転子8の永久磁石7と固定子6との各軸方向中心が諮
問−の組立状態となるようになされている。
なお前記エンドプラゲット3は、面板部4とその周囲の
囲壁41とを板金加工で形成したもので、右端面側の開
口には、さらに径大な円形開口を有する蓋板42が固着
されている。そしてこのエンドブラケット3七蓋板42
とで囲う空間には直流ブラシレスモーフMの制御回路を
有する回路基板43が配設されている。この回路基板4
3には磁場検出素子としてのホール素子H、パワートラ
ンジスタQ、コンデンサC5抵抗R,IC等の電子部品
がマウントされており、それらの電子部品のうちパワー
トランジスタQやコンデンサC等の背高のものは横倒し
にしてマウントすることによって、狭小な空間内に収納
し得るようになされている。また−上記の電子部品のう
ち発熱量の大きなパワートランジスタQは回路基板43
の外周縁側にマウントされていて、しかもエンドブラケ
ット3の面板部4に密着するようにばねクリップ44を
用いて取付けている。すなわちエンドブラケット3はパ
ワートランジスタQの放熱板としても機能するようにな
されている。
次に上記構成のファン装置の作動状態について説明する
前記したホール素子■1は、固定子6における隣合う3
つの極の各外周側にそれぞれ配置されており、これらの
ホール素子Hによって、上記回転子8の回転位置に応じ
て永久磁石7からの磁場強度の変化を検出する。そして
その検出信号を受けて、所定のタイミングで前記制御r
cにより駆動信号が発生され、これにより各磁極コイル
への通電が周期的に制御されて固定子6側に回転磁界が
発生される。こうして回転子8が上記固定子6例の回転
磁界によって回転駆動され、この回転子8の回転がファ
ンロータ1に伝達されてファンロータ1が回転駆動され
る。
ところで、前記したように、上記ファンロータ1は中央
部側が外方へと偏心するようなそりを伴う回転振れを生
じ易く、この結果、回転子8は、その軸心、すなわち前
記回転支軸IOが、固定子6の軸心に対して、ファンロ
ータ1の中央部外方偏心方向へと傾斜した回転振れ状態
を生じることとなる。この最大傾斜角は、軸受12にお
ける回転支軸10との遊びに応するものであるが、上記
実施例においては、上記の最大傾斜角が従来と諮問−で
あっても、回転子80固定子6に対する径方向の偏心贋
は従来よりも小さくなる。つまり、第7図の従来装置に
おける回転子83の回転振れ状態の模式図に示すように
、上記偏心叶は傾斜角θと軸受89から回転子83の中
心までの距離lとの積で略与えられるものとなる訳であ
るが、上記実施例においては、軸受12が固定子6の軸
心貫通孔11内に位置しているために、第6図に示すよ
うに、回転子8の径方向の偏心は殆ど生しないこととな
る。この結果、永久磁石7と固定子6外周との隙間、す
なわちエアーギャップが全周に渡って略均−に維持され
、このため固定子6から回転子8に作用する回転力も周
方向均一に維持されるので、回転にむらを生しず、した
がって従来生じていた異音や振動を抑えた回転駆動状態
を継続することが可能となる。
また上記実施例においては、固定子6の軸心貫通孔11
に軸受I2を嵌着させる構成であることから、固定子6
と軸受12の同心度は固定子6における加工精度と諮問
等にまで高めた精度で容易に得られ、これによって固定
子6と回転子8との組立精度が従来よりも向上する結果
、異音や振動の低減を図ることができる。
さらに上記のように固定支持部材5の先端側を帯状片2
3とし、これを固定子6の軸心貫通孔11の径方向外方
で上記固定子6に挿通して固定することにより、上記の
軸心貫通孔11に軸受12を内装する支持構造が可能に
なると共に、上記帯状片23によって、固定子6に対す
る回り止め機能も与えられることとなり、この結果、例
えばキ一部材を用いる構成や接着等を併用する構成等に
比べて、部品点数の削減や組立作業性の向−に等も得ら
れるものとなっている。
第8図、第9図、第10図にはそれぞれ固定子6の軸方
向中心位置を挟む位置に2つの軸受を配設して構成した
第2、第3、第4実施例における部分断面図を示してい
る。これらの実施例においては、軸受取付構造及び回転
支軸10の支持構造以外の構成は先の第1実施例と路間
−であるので、同一部品に同一番号を付して説明を省略
する。
まず第8図を参照して第2実施例におけるファン装置の
構成について説明すると、エンドブラケット3に立設さ
れた固定支持部材5は最先端部が環状に形成され、この
環状の軸受嵌合部51に第1軸受52が圧入されている
。そして上記軸受嵌合部51からエンドプラケント3に
至る間は、それぞれ軸方向に帯状に延びる3本の脚部5
3として形成されている。一方、固定子6の鉄心30は
、軸方向中心よりも右半分に上記脚部53への内接円と
略同径の円形穴が形成されて、この円形穴にの周縁3箇
所には、上記脚部53それぞれ嵌入する切欠きが形成さ
れている。そして上記固定子6の鉄心30の軸方向中心
よりも左半分には、上記脚部53への内接円よりも径小
の円形穴と、上記脚部53が挿通し得る位置にこれらに
嵌合する挿通穴とが形成され、これらの挿通穴、及び上
記切欠きを通して上記脚部53を挿通し、その右端部を
エンドブラケット3にかしめることで、第1軸受52は
固定子6の左端面に当接する位置に、また第2軸受54
は固定子6の軸心貫通孔ll内の右端側に位置する組立
が行われる。なお図において55は、上記第2軸受54
の外輪とエンドブラケット4との間に間装されるスペー
サリングである。上記の第1、第2軸受5、54に回転
支軸10を挿通させることによって、回転子8とファン
ロータlとより成る回転体の組付けが行ねね、る。
上記第2実施例のように、回転支軸10を軸方向に離間
した2箇所で支持することによって、個々の軸受5、5
4と上記回転支軸10との間に幾分かの遊びがある場合
にも、殆どがたつきを生じさせない支持状態となり、こ
れにより径方向の偏心と共に、傾斜も抑えられるので、
回転子8と固定子6との同心度をさらに良好に維持する
ことが可能となり、異音や振動の発生をより低減するこ
とができる。
次に第9図に示した第3実施例の構成について説明する
と、この場合、固定支持部材5の構造及び第1軸受52
の取付けは上記第2実施例と同様であるが、第2軸受5
4は、エンドブラケット3の中心部をファンロータ1側
に突出成形した円筒部61内に圧入している。なお固定
子6の鉄心30は脚部53への内接円よりも径小の軸心
円形穴を有する同一形状の細板でを積層して構成してい
る。また上記円筒部61の先端は上記固定子6の右端面
に当接するようになされており、したがって上記円筒部
61は、エンドブラケット3の面板部4と固定子6とを
所定の離間寸法とする第2実施例におけるスペーサリン
グ55の機能を兼用している。さらに上記円筒部61の
外径は脚部53に内接する形状となされており、したが
って第2軸受54の外径は、上記円筒部61の肉厚分、
第1軸受52よりも径小のものが選定される。
第10図に示した第4実施例においては、上記第3実施
例で説明した円筒部61の外径を脚部53への内接円よ
りも径小に構成すると共に、回転支軸10の第2軸受5
4への挿通部を第1軸受52への挿通部よりも小径にし
ている。したがってこの場合、第1軸受52と第2軸受
54とを外径と共に内径も異なるものを選定して構成す
る。−般に量産される軸受の内外径寸法は規格化されて
おり、規格外の特殊仕様では費用が高くつくことから、
上記のように第1軸受52と第2軸受54とを互いに独
立の寸法とし得る構成とすることによって、それぞれ安
価な規格品内から選定することが可能となり、コストダ
ウンを図ることができる。
以上、この発明の具体的な実施例についての説明を行っ
たが、上記各実施例はこの発明を限定するものではなく
この発明の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば−
上記第1実施例においては、軸受12を固定子6の軸心
貫通孔11に直接的に嵌着する例を示したが、固定支持
部材5の環状部21を延ばしてその一部を上記軸心貫通
孔11に嵌合させ、その嵌合領域の内周面に軸受12を
嵌着する等のその他の構成とすることも可能である。
また直流ブラシレスモーフ形式以外の電動機を用いたフ
ァン装置、或いはクロスフローファン以外のファン装置
においても、この発明の適用が可能である。
(発明の効果) 上記のようにこの発明の第1請求項記載のファン装置に
おいては、回転子側を支持する軸受を固定子における軸
心貫通孔近傍に配設しているので、上記回転子の固定子
に対する偏心量が小さく抑えられることとなり、このた
め固定子から回転子に作用する回転力が、より均一な状
態に維持され、異音や振動の発生が低減される。
また第2請求項記載のファン装置においては、例えば軸
受を軸心貫通孔に嵌着させる等により、固定子における
加工精度でこの固定子に対する軸受の同心精度を与える
構成とすることができるので、従来よりも組立精度が向
上し、これによっても異音や振動の発生が低減される。
そして第3請求項記載のファン装置のように、軸心貫通
孔よりも径方向外方の位置に設けた挿通孔に、固定支持
部材の帯状片を押通させる構造とすることで、上記軸受
の軸心貫通孔への内装構造を維持して、上記固定支持部
材への固定子の取付けが可能となる。
一方、上記第4請求項記載のファン装置のように、上記
固定子の軸方向中心位置を挟んで配設した2個の軸受で
回転子側を支持する構成とすることによって、この回転
子の偏心量をさらに小さくすることが可能となり、異音
や振動をさらに低減できる。
そしてこの場合、第5請求項記載のファン装置のように
、固定子に脚部を挿通させてこの固定子の取付けを行う
固定支持部材の先端側に第1軸受を嵌着する一方、第2
軸受を、第6請求項記載のファン装置のように上記軸心
貫通孔の内周面に、或いは第7請求項記載のファン装置
のように固定面に立設した円筒部内に嵌着することで、
両軸受を上記固定子の軸方向中心位置を挟む位置にそれ
ぞれ配設する構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例におけるファン装置の要
部組立断面図、第2図は上記ファン装置における固定支
持部材の斜視図、第3図は上記ファン装置におけるエン
ドブラケットの正面図、第4図及び第5図はそれぞれ上
記ファン装置の固定子鉄心を構成する第1鋼板及び第2
tJj4板の平面図、第6図は上記ファン装置の回転子
の回転振れの説明図、第7図は従来装置における回転子
の回転振れの説明図、第8図、第9図、第10図はそれ
ぞれこの発明の第2実施例、第3実施例、第4実施例に
おけるファン装置の要部切欠正面図、第11図は従来装
置の正面模式図である。 1・・・ファンロータ、4・・・面板部(固定向)、5
・・・固定支持部材、6・・・固定子、8・・・回転子
、10・・・回転支軸、11・・・軸心貫通孔、12・
・・軸受、23・・・先端側帯状片、36・・・挿通孔
、51・・・軸受嵌合部、52・・・第1軸受、53・
・・脚部、54・・・第2軸受、61・・・円筒部。 特許出願人       ダイキン工業株式会社第1図 4面才反部(固定面) 第4図 第5図 第6図      第7図 第8図 第11図 / (\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ファンロータ(1)の一方の端面と固定面(4)と
    の間に、上記固定面(4)に立設された固定支持部材(
    5)の先端側に取着される固定子(6)と、上記ファン
    ロータ(1)の一方の端面に連結されると共に上記固定
    子(6)の外周を囲繞すべく配設される回転子(8)と
    を設けて成るファン装置であって、さらに上記端面に上
    記回転子(8)内部の軸心上を延びる回転支軸(10)
    を立設する一方、上記固定子(6)に上記回転支軸(1
    0)が挿通する軸心貫通孔(11)を形成し、この軸心
    貫通孔(11)近傍の領域で上記回転支軸(10)を軸
    受(12)を介して回転自在に支持していることを特徴
    とするファン装置。 2、上記軸心貫通孔(11)内部に軸受(12)を配設
    していることを特徴とする第1請求項記載のファン装置
    。 3、上記固定支持部材(5)に軸方向に延びる帯状片(
    23)を設ける一方、上記固定子(6)における軸心貫
    通孔(11)よりも径方向外方の位置に上記帯状片(2
    3)が挿通する挿通孔(36)を穿設していることを特
    徴とする第2請求項記載のファン装置。 4、上記固定子(6)の軸方向中心位置を挟んで両側に
    第1、第2軸受(52)(54)をそれぞれ配設してい
    ることを特徴とする第1又は第2請求項記載のファン装
    置。 5、上記固定支持部材(5)の先端側には、内部に上記
    第1軸受(52)が嵌着される軸受嵌合部(51)を形
    成すると共に、この軸受嵌合部(51)の端面から軸方
    向に帯状に固定面(4)側へと延びる脚部(53)を設
    ける一方、上記固定子(6)における軸心貫通孔(11
    )よりも径方向外方の位置に上記脚部(53)が挿通し
    得る挿通孔を穿設していることを特徴とする第4請求項
    記載のファン装置。 6、上記第2軸受(54)を上記軸心貫通孔(11)の
    内周面に嵌着していることを特徴とする第5請求項記載
    のファン装置。 7、上記固定面(4)に上記固定支持部材(5)の内部
    を上記ファンロータ(1)側へと延びる円筒部(61)
    を立設し、この円筒部(61)内に上記第2軸受(54
    )を嵌着していることを特徴とする第5請求項記載のフ
    ァン装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016184405A1 (zh) * 2015-05-19 2016-11-24 罗立峰 一种小微型鼓风机
WO2016184404A1 (zh) * 2015-05-19 2016-11-24 罗立峰 一种超高速鼓风机
US9685840B2 (en) 2012-12-21 2017-06-20 Fisher & Paykel Appliances Limited Motor

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US10193416B2 (en) 2012-12-21 2019-01-29 Fisher & Paykel Appliances Limited Motor
WO2016184405A1 (zh) * 2015-05-19 2016-11-24 罗立峰 一种小微型鼓风机
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