JPH01290847A - 鉄鋼材の耐火被覆工法 - Google Patents

鉄鋼材の耐火被覆工法

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JPH01290847A
JPH01290847A JP12227088A JP12227088A JPH01290847A JP H01290847 A JPH01290847 A JP H01290847A JP 12227088 A JP12227088 A JP 12227088A JP 12227088 A JP12227088 A JP 12227088A JP H01290847 A JPH01290847 A JP H01290847A
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JP
Japan
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steel material
fireproof
steel
welding
insulating layer
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Application number
JP12227088A
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English (en)
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Takao Hioki
日置 隆雄
Shiro Kamiko
神子 史郎
Shoichiro Shirai
白井 省一郎
Ryutaro Yokoyama
隆太郎 横山
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Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、建物の鉄骨や鉄−板等の鉄鋼材を、無機繊維
を主材とする耐火材で被覆する耐火被覆工法の改良に関
するものである。
[従来の技術] 従来、建物の梁や柱などの鉄骨を、無機繊維を主材とす
る耐火材で被覆する耐火被覆工法として。
第7A図〜第7C図に示す工法が知られている。
即ち、第7A図に示すように、鉄骨1にピンあるいはス
タッドボルトの如き掛止め部材2を溶接ガンで固着し、
次いで第7B図に示す如く、無機繊維を主材とするフェ
ルト状耐火材3を掛止め部材2に挿し込み、ピンの場合
には、座金4を強く嵌着するか、あるいは第7C図に示
す如く、座金を嵌め込んだあとピンの先端を折り曲げて
固定し。
スタンドボルトの場合には座金を螺着して固定する方法
である。
上記耐火被覆工法は、耐火材を鉄骨に巻き付け、ピン、
スタッドホルト等の掛止め部材で止めるだけの簡単な工
法であることが、特徴とされている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記耐火被覆工法にあっては、第8A図に示す
ように、鉄骨の表面に錆による酸化膜1aがあったり、
あるいは第8B図の如く、鉄骨に錆止め塗料膜1bが施
されている場合、それらが絶縁層となり、溶接不能とな
るので、あらかじめ研磨機5で絶縁層を取り除いておく
必要があり。
その研磨除去作業には多大の時間と労力を要する。
また、上記耐火被覆工法の如く、多数の掛止め部材を起
立状に設けた鉄骨の表面に耐火材を挿し込ませる工法に
あっては、耐火材に位置づれがあっても、それを簡単に
直せない不都合な面がある。
これは、例えば先に鉄骨表面に耐火材を当て付けておき
、その外側から掛止め部材を挿し込み、溶接ガンで溶接
することによって解決できる。しかも、この工法によれ
ば、座金付き掛止め部材の使用が可能である。しかし、
鉄骨表面に耐火材を当て付けてからでは、前述した絶縁
層の研磨除去はできないから、少なくとも研磨除去を必
要とする鉄骨に対しては、前述した耐火材を当て付ける
工法を採用することはできない。
[発明の目的] 本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、鉄
骨の表面研磨処理を不要とし、しかも鉄骨に耐火材を当
て付けておいて、掛止め部材を溶接ガンで溶接すること
ができる耐火被覆工法を提供することを目的としている
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、無機繊維を主材と
した耐火材で鉄鋼材を被覆する耐火被覆工法において、
鉄鋼材に前記耐火材を当て付け、それに挿し込んだ掛止
め部材または抜け止め付き掛止め部材に押打力を加え、
掛止め部材の先端を鉄鋼材表面の酸化膜あるいは塗料膜
等の絶縁層内に溶接可能な深さに喰い込ませ、溶接ガン
によって溶接を行うことによって、上述した問題点の解
決を図ったものである。
[作用] 上記耐火被覆工法によれば、掛止め部材の先端は、それ
に加えた押打力により、鉄鋼材表面の絶縁層内に、溶接
可能な深さに突入されるので、鉄鋼材表面の絶縁層を研
磨除去しないでも、掛止め部材を溶接ガンで鉄鋼材に溶
接することができる。
[実施例] 第1図乃至第3図は、本発明による耐火被覆工法の実施
例を示すもので、前記第7A〜第7C図と同一または類
似する部材には同じ符号が付されている。
即ち、1はH型梁鉄骨、2は掛止め部材としてのピン、
2aはピンに固着した座金、3は無機繊維を主材として
フェルト状に形成した耐火材、Aは天井スラブである6 まず、鉄骨1に耐火材3を巻き付けて仮止めしておき、
その所要箇所に座金付きピン2を挿し込む。
次に、第2図に示すように、耐火材3に挿し込んだピン
2を溶接ガンBによって鉄骨1に溶接する前に、ピン2
を押打力を加え、ピン先端を鉄骨表面の酸化膜あるいは
塗料膜による絶縁層6に喰い込ませ、通電可能な状態に
する。
ピン2を押打する手段としては、例えば、図示のように
、ピン2の座金28に溶接ガンBの電極棒部分を当て、
後側からハンマー等で押打する手段が簡便である。これ
によれば、そのまま通電して溶接ができるので、作業能
率が良い。また、前記電極棒を加振操作できる機構を組
み込んだ溶接機を使用すれば、ハンマー打ちが省けるの
で1作業能率を更に向上することができる。ピンの押打
手段は前記手段に限るものではなく、他の手段を任意に
適用できるものである。
ピン2に押打力を加え、ピン先端を鉄骨表面の絶縁層6
に喰い込ませる場合、絶縁層6を貫通して鉄骨表面にピ
ン先端が接触するのが好ましいが、前記絶縁層は薄いの
で、完全に貫通しない深さの喰い込み状態であっても、
通電可能である。
前記掛止め部材に用いるピンは、焼入れ処理で先端の硬
度を増したものが好ましい。それによれば絶縁層へのピ
ンの喰い込みが容易となるばかりでなく、鉄材内部にも
喰い込ませることができるので、溶接部の安定強化に有
効である。
また、前記ピン2の頭部に設ける抜け止め用座金2aは
1円形板に限らず、第4図に示す長方形板2bにしたも
の、あるいは第5図に示す十字形板2cにしたものを使
用できる。また、第6図に示すように、ピン2の頭部を
折り曲げて形成した屈曲部2dを座金式りにしたもので
も使用できる。
その場合、直状のピンを用い、溶接後に折り曲げて屈曲
部2dとするか、あるいは座金を強く嵌着して抜け止め
としてもよいが、前記座金付きピンや屈曲部付きピンを
使用した方が、作業性は遥かに良い。
なお、上記実施例では、耐火材3にフェルト状物を使用
しているが、繊維質成形板に用いても、前記と同様に鉄
鋼材に被覆することができる。
[発明の効果] 以上に述にたように、本発明によれば、無機繊維を主材
として形成した耐火材で鉄鋼材を被覆する耐火被覆工法
において、鉄鋼材表面の酸化膜あるいは塗料膜による絶
縁層の研磨処理を不要とし、しかも鉄鋼材に耐火材を先
に当て付けた状態で掛止め部材を溶接することができ、
かつ抜け止め付き掛止め部材の使用を可能としたので、
耐火被覆工法の大幅な省力化と能率向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2本発明工法によって鉄骨を耐火材で被覆した
状態を示す鉄骨部分の斜視図、第2図は溶接ガンによる
溶接状態を示す部分拡大断面図、第3図乃至第6図は抜
け止め付き掛止め部材の斜視図、第7A図乃至第7C図
は従来の工法を示す鉄骨部分の側面図、第8A図および
第8B図は鉄骨表面の絶縁層の研磨処理を示す鉄骨部分
の側面図である。 1・・・・・・・・・鉄骨、2・・・・・・・・・ピン
、2a・・・・・・・・・座金。 3・・・・・・・・・耐火材、4・・・・・・・・・座
金、5・・・・・・・・・研磨機、1a・・・・・・・
・・酸化膜、1b・・・・・・・・・塗料膜、6・・・
・・・・・・絶縁層、A・・・・・・・・・天井スラブ
、B・・・・・・・・溶接ガン。 特許出願人     ニチアス株式会社代理人  弁理
士  永 1)武三部 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8A図    第8B図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機繊維を主材として形成した耐火材で鉄鋼材を
    被覆する耐火被覆工法において、鉄鋼材に前記耐火材を
    当て付け、それに挿し込んだ掛止め部材または抜け止め
    付き掛止め部材に押打力を加え、その掛止め部材の先端
    を鉄鋼材表面の酸化膜あるいは塗料膜による絶縁層内に
    溶接可能な深さに喰い込ませ、溶接ガンによって溶接を
    行うことを特徴とする鉄鋼材の耐火被覆工法。
JP12227088A 1988-05-19 1988-05-19 鉄鋼材の耐火被覆工法 Pending JPH01290847A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09137524A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Isolite Kogyo Kk 鉄鋼材の耐火被覆工法
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