JPH01290194A - 選択的連想記憶装置及びその制御方式 - Google Patents

選択的連想記憶装置及びその制御方式

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JPH01290194A
JPH01290194A JP63119830A JP11983088A JPH01290194A JP H01290194 A JPH01290194 A JP H01290194A JP 63119830 A JP63119830 A JP 63119830A JP 11983088 A JP11983088 A JP 11983088A JP H01290194 A JPH01290194 A JP H01290194A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記号コードの記憶と検索を行なう連想記憶装
置に関し、特にアドレス変換システムやコンピュータの
モニターやデバッガ−1さらに知識情報の記憶によって
診断などを行なうエキスパートシステムなどに有用な選
択的連想記憶装置とその制御方式に関する。
〔従来の技術〕
一般に、連想記憶装置はいくつかの記号コードを記憶す
ると共に検索を可能とする。すなわち、検索データとし
ての記号コードの入力に対して、その記号コードと記憶
している記号コードとの比較を行ない、一致するものが
あれば、一致信号と併せて一致した記号のアドレスを出
力する。このよりな連想記憶装置の大容量化が可能にな
れば、知識情報処理に広く応用することが出来る。
しかし、連想記憶装置を大容量化するには、次のよりな
問題がある。
1、連想記憶装置に従来から使われているメモリーセル
は、ワード並列ビット並列に検索を行なうために、その
内部に比較機能を有しておシ、一般的に言って汎用RA
Mセルより10倍程度大きい。
2 また、多重マツチに対応して一致アドレスを出力す
るプライオリティ・エンコーダは、ソノ出力が1ビット
増す毎に回路が急激に複雑になり、そこでの処理時間も
大きくなるため、8ビット程度以上のものは作シにくい
そこで、これらの問題を解決するために、特開昭62−
013568号公報の「選択的連想記憶装置及びその制
御方式」で、汎用1−RAMマトリックスを用いて選択
的に記憶内容の検索を行なう方式を提示している。
この発明においては、1の問題を解決するために、連想
記憶装置のメモリーセルを数個の汎用RAMセルで構成
している。これにより、従来の連想記憶装置のメモリー
セルを用いた場合よりも、セルの面積を小さくすること
が出来る。
2の問題を解決するためには、メモリーマトリックスを
いくつかのエリアに分割して、プライオリティ−エンコ
ーダをこれらの分割されたエリアで共有する。これによ
って、連想記憶装置の記憶容量を増やしても、分割され
るエリアの数も増やすことにより、プライオリティ−エ
ンコーダの回路規模を一定のままに抑えることが出来る
なお、この方式では、全ての記憶内容に対するソ 検索が同時に行えず、一つの工房アに対してしか同時に
検索できないという問題がある。しかしこの問題は、被
検索データを、例えば先頭の数ビットなどで分類し、そ
の分類に応じてそれぞれのエリアに登録する方法により
解決される。なぜなら、これにより、検索は一つのエリ
アに対してだけ行なえばよく、他のエリアを検索する必
要がなくなるからである。
上記の発明により、上記2の問題は解決された。
しかし、1の問題については改善はされたものの、1ビ
ツトを記憶するのに少なくとも汎用RAMセル2つを要
し、まだまだ不十分である。また、この連想記憶装置で
は、従来の連想記憶装置に比べて、記憶データを直接読
み取ることが出来ないという欠点がある。
〔発明が解決しよりとするl!題〕
上記のよりに、従来の連想記憶装置では、記憶容量を大
きくして知識情報処理システムに応用しよりとするとき
に、メモリーセルが大きすぎ、機能を削らずにセルサイ
ズを小さくするのが難しいという問題点があった。本発
明の目的は、この問題点を解決することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の選択的連想記憶装置は、複数個のRAMマトリ
ックスと、前記RAMマトリックスの行方向の各ビット
線に接続される読み取り書き込み(以下R/Wと略す)
手段と、前記各R/W手段に接続される比較手段と、前
記複数個のR/W手段に接続される行方向共通線と、前
記複数のR/W手段及び比較手段につながる列方向共通
線と、前記複数の行方向共通線につながる行デコード手
段と、前記各RAMマトリックスのワード線につながる
それぞれの列デコード手段と、前記複数個の比較手段に
接続される行方向の比較結果読み取υ共通線と、前記各
比較手段の出力を修正するマスキング手段と、前記複数
の比較結果読み取り共通線に接続されるエンコード手段
とを備えて構成されるか、または、複数個のRAMマト
リックスと、前記RAMマトリックスの行方向の各ビッ
ト線に接続されるR、/W手段と、前記各几/W手段に
接続される比較手段と、前記複数個のR/W手段及び比
較手段に接続される行方向共通線と、前記複数のR/W
手段及び比較手段につながる列方向共通線と、前記複数
の行方向共通線につながる行デコード手段およびエンコ
ード手段と、前記各RAMマトリックスのワード線につ
ながるそれぞれのタリデコード手段と、前記各比較手段
の出力を修正するマスキング手段とを備えて構成され、
前者の構成においては、その制御方式は、少なくとも書
き込みモード、読み取りモード並びに検索モードを備え
、書き込みモードにおいては、前記複数の列デコード手
段により選択されたエリア内の、前記行デコード手段に
より選択されたRAMセルに前記列方向共通線よりデー
タの書き込みを行ない、読み取りモードにおいては、前
記複数の列デコード手段により選択されたエリア内の、
前記行デコード手段により選択されたRAMセルから前
記列方向共通線よりデータの読み取りを行ない、検索モ
ードにおいては、前記列方向共通線に与えられた検索デ
ータと、前記複数の列デコード手段により選択されたエ
リア内の全てのRAMセルのデータとの比較を行ない、
比較結果の論理積を前記複数の比較結果読み取り共通線
より読み取るよりになっており、後者や構成においては
、その制御方式は、少なくとも書き込みモード、読み取
9モード並びに検索モードを備え、書き込みモードにお
いては、前記複数の列デコード手段により選択されたエ
リア内の、前記行デコード手段により選択されたRAM
セルに前記列方向共通線よりデータの書き込みを行ない
、読み取りモードにおいては、前記複数の列デコード手
段により選択されたエリア内の、前記行デコード手段に
より選択されたFLAMセルから前記列方向共通線より
データの読み取りを行ない、検索モードにおいては、前
記列方向共通線に与えられた検索データと、前記複数の
列デコード手段により選択されたエリア内の全てのRA
Mセルのデータとの比較を行ない、比較結果の論理積を
前記複数の行方向共通線より読み取るよりになっている
〔作用〕
1.連想記憶装置においては、メモリマトリックスに比
べて、その周囲のエンコード手段やアドレスデコード手
段が大きく、メモリマトリックスを大きくするに連れて
その比率が大きくなるため、記憶容量の増大が困難であ
った。そこで、メモリマトリックスをいくつかの領域に
分け、そのうちの一つを選択的に駆動するよりにすれば
、胸囲のエンコード手段やデコード手段を大きくしない
でメモリマトリックスを大きくすることが出来る。
Z  RAMマ) IJフックス比較回路の組を複数並
べ、一つのRAMマトリックスをいくりかのエリアに分
割して、それらのエリアで比較回路を共有すれは、各エ
リア内でワード並列、ビット並列に検索が行えるよりに
なる。これにより、高集積化されたRAMマトリックス
をそのまま連想記憶装置に使えるよりになり、また、R
AMマ) IJフックス中でのR/W回路及び比較器が
より多くのRAMセルを分担するよりになるので、記憶
密度が高まる。
1 記憶データの読み取り書き込み(R/W )動作が
汎用RAMと同じよりに行え、従来の連想メモリーセル
の機能を削らずにメモリーセルを小さくすることが出来
る。
上記三項により、従来の連想記憶装置の十倍以上の容量
を持つ、汎用RAM並の大容量連想記憶装置の実現が可
能になる。
以下、図面にしたがってより詳細な説明を行なう。
〔実施例〕
第1図は、本発明による選択的連想記憶装置の第一の実
施例を示す構成図である。同図において選択的連想記憶
装置は、入出力端子101〜103゜104−1〜2,
105,106と、複数個のRAMマトリックス110
と、そのビット線112に接続されるR/W回路120
と、それに接続される比較回路130と、その出力を修
正するマスキング回路140と、複数のR,/W回路1
20と比較器130につながる列方向共通線180と、
複数個の几/W回路120に接続される行方向共通線1
90と、複数個の比較回路130に接続される比較結果
読み取り共通線195と、それを制御する比較結果読み
取り回路196と、RAMマトリックス110のワード
線114につながる列デコーダ150と、行方向共通線
190につながる行デコーダ160と、比較結果読み取
り共通線195に接続されるエンコーダ170とを備え
ている。
第2図は、本発明による選択的連想記憶装置の第二の実
施例を示す構成図である。この実施例が第一の実施例と
違う点は、第1図の行方向共通線190と比較結果読み
取り共通線195を1本化して、行方向共通線290と
した点である。
以下に、第1図に示した第一の実施例について、各部の
構成とその制御方法を順に説明する。その後で、全体の
制御方法についてまとめて述べる。
最後に、第2図に示した第二の実施例について説明する
まず、RAMマトリックス110について説明する。R
AMマトリックス110は半導体LSIメモリのほとん
どのチップで共通して用いられるものである。このRA
Mマトリックス110には、ダイナミック(D)RAM
セルや、スタティック(S)RAMセル、あるいは電気
的に書換えの出来るリードオンリーメモリ(EAPRO
M)などのメモリセル116が、行方向のビット線11
2と列方向のワード線114の交点に配列されている。
RAMマトリックス110の一般的な使用法では、ワー
ド線114につながる列デコーダ150(こちらを行デ
コーダと呼ぶ場合が多い)の入力端子102にアドレス
コードを与え、選択されたワード線に沿う全てのRAM
セル116を読み取り書き込み(以下R/Wと略す)可
能状態にする。
それらの内から行デコーダ160で選ばれたセルのみ、
几/W回路120とビットa112を通してデータのR
/W動作を行なう。
本発明では、RAMマトリックス110を連想記憶装置
として用いるため、R/W回路120に比較回路130
を接続する。RAMマトリックスは1ワードあたシのビ
ット数分だけ用意し、各几AMマトリックス110に1
ワードの1ピツトずつを記憶させる。例えば、1ワード
が8ビツトであれば、8個のRAMマトリックス110
を並べることになる。各RAMマトリックス110はい
くつかのエリアに分けられ、その内の一つを選択してデ
ータの読み取り四、書き込み(W)、リセット、検索の
各動作を行なう。エリアの選択は、入力端子102より
アドレスコードを入力し、それぞれの夕1jデコーダ1
50でワード線114を選択することにより行なわれる
。R,/W動作を行なう時は、エリアを選択すると共に
、行デコーダ160にアドレスコードを与えて、エリア
内でのアドレスを指定する。指定されたアドレスに几/
W回路120からデータの几/W動作を行なう。
リセット動作の時は、選択されたエリア内の全てのRA
Mセルに、R,/W回路120から0を書き込む。検索
動作の場合は、選択されたエリア内の全ての記憶データ
と検索データとの比較が、比較回路130と、比較結果
読み取り共通線195、及び比較結果読み取り共通回路
196により行なわれる。検索は、後で詳しく述べるよ
りに、選択されたエリアについてワード並列ビット並列
に行なえる。全エリアについて並列に検索できないとこ
ろが、通常の連想記憶装置と違う。このため、本発明に
よる連想記憶装置を、選択的連想装置と呼ぶ。
このよりK、選択的連想装置として用いるため、RAM
マトリックス110を通常とは違う方法で使用している
。この使用法では、各RAMマトリックス110当シの
ワード線の本数は、分割されるエリアの数に対応し、ビ
ット線の本数は、各エリア当りのワード数に対応する。
1ワードは、1ビツトずつ各RAMマトリックスに分け
て記憶される。
次に、行デコーダ160について説明する。第3図は、
行デコーダ160の回路構成例である。
第3図において、行デコーダ160には、入力端子10
1−1〜2よりアドレスコードが与えられ、入力端子1
04−1↓り動作モード制御信号が与えられる。R/W
動作モードでは、入力端子104−1より1が与えられ
、CMOSトランスファーゲート3604がオン、トラ
ンジスタ(Tr)3606がオフになる。これにより、
入力端子101に与えられたアドレスコードに従って、
行方向共通#j190の内どれかが選択されて電圧が上
がる(1になる)。
リセット動作あるいは検索動作モードでは、入力端子1
04−1よりOが与えられ、CMO8)ランスファーグ
ー) 3604がオフ、Tr 3606がオンになる。
これにより、入力端子101−1〜2の入力とは無関係
に、行方向共通1190−1〜4の全てが1になる。
次に比較回路130、マスキング回路140、比較結果
読み取り共通線195、比較結果読み取り共通回路19
6について、第4図に基づいて説明する。第4図は、R
AMセル116として、S)LAMAMセルいた場合の
回路構成例である。
比較回路130は、同値(EXNOR)ケート432と
NORゲート434とNANDゲート436、および比
較結果読み取り共通線195につながる放電用Tr 4
38〜439.とで簡単に構成される。
EXNORゲート432はトランジスタ2個、No)I
ケート434、NANDゲート436はトランジスタ4
個で構成できるので、比較回路130にはトランジスタ
12個だけしか掛からない。
EXNORゲート432は、RAMセル116からR,
/W回路120(R/W回路120の構成例については
後で述べる)によって読み出される記憶データと、デー
タ入出力端子105から与えられた検索データとの比較
を行ない、一致すれば1、不一致であれば0を出力する
。NORゲート434は、マスキング回路140の出力
を受けて、比較結果のマスキングを行なう。ここで、マ
スキングとは、比較結果によらず強制的に一致信号を出
力させることを意味する。NORゲート434の出力が
Oの時は一致、1の時は不一致である。入力端子103
からマスク信号(この場合は、0がマスク信号である)
が与えられると、マスキング回路150は1を出力する
。すると、NORゲート434の出力は常に0となって
一致を示し、比較結果のマスキングが行なわれる。Tr
  438と比較結果読み取り共通線195および比較
結果読み取り共通回路196は、1ワードの他のビット
の比較結果との論理積を取るためのワイヤードアンドを
構成している。このワイヤードアンドにより、小さな回
路構成で各ビットの論理積を取ることが出来る。NAN
Dケート436とTr439は、検索動作モードの時の
み、上記ワイヤードアンドを機能させるためのものであ
る。検索以外の動作モードでは、104−1.104−
2の両端子に与えられる動作モード制御信号によって’
I’r439はオフになり、ワイヤードアンドは機能し
ない。
次に、R/W回路120の説明を行なう。第5図は、R
/W回路回路12囲0 のである。第4図と同じ<、RAMセル116としてS
RAMセルを用いた場合の例である。データを書き込む
時は、入力端子104−2から1が与えられる。これに
よ、9、0MO8)ランスファーゲート5202がオン
、5203がオフになシ、データ入出力端子105と書
き込み回路522が接続する。
行方向共通線190のレベルも1である場合のみ、AN
Dゲート5204の出力が1となり、書き込み回路52
2が駆動される。データ入出力端子105より与えられ
たデータは、CMOSトランスファーゲー)5202を
通シ、書き込み回路522よりビット#j!412とビ
ット線413を介して、RAMセル116に曹き込まれ
る。データを読み取る時は、入力端子1 0 4−2か
らOが与えられる。これにより、CMOSトランスファ
ーゲー)5202がオフ、5203がオンになり、デー
タ入出力端子105と読み取り回路524が接続する。
行方向共通線190のレベルが1である場合のみ,AN
Dケート5205の出力が1となシ、読み取り回路52
4が駆動される。RAMセル116の記憶データは。
ビット線412とビット線413を介して読み取り回路
524で読み取られ,0MO8)ランスファーゲート5
203を通してデータ入出力端子105よ多出力される
最後に、列デコーダ150及びエンコーダ170につい
て説明する。列デコーダ150は、入力されるのがアド
レスコードではなくエリア選択コードであるという点を
除けば、通常の汎用RAMに用いられるものと同じであ
る。エンコーダ170は、比較結果読み取り共通線19
5の出力を受けて、検索データと記憶内容が一致したア
ドレスを出力する。複数のアドレスで一致が起こる場合
が考えられるので、その場合には、低いアドレスの方か
ら順次アドレスを出力するプライオリティエンコーダを
使う。8人力3出力のプライオリティエンコーダは、数
十ゲートで実現できる。しかし、入力の数が増えるとプ
ライオリティエンコーダに要するゲート数は急速に増え
、実現が困難になってくる。本発明では、エリア選択に
より、プライオリティエンコーダを複数エリアで共有す
るので、その入力数を増やさずに記憶容量を増やすこと
が出来る。
このよりな構成で、すくなくとも各エリアからのデータ
の読み取り四、各エリアへのデータの書き込み(W)、
各エリアの記憶データのリセット、各エリアの記憶デー
タに対する検索の4モードの動作を行なう。
動作モードの選択は入力端子104−1、104−2に
動作モード制御信号を与えることにより行う。第6図は
、両端子に与える信号のレベルと動作モードの対応を示
したものである。同図によれは1例えば、検索動作を行
なう場合には、両端子にOを与えればよい。動作モード
を切り替えるときは、両端子の信号を変化させる。第7
図は、このときのタイミング図を、行デコーダ160を
例に取って示したものである。同図において、104−
1と104−2の信号レベルの変化に応じて動作モード
が切υ替わり、第3図の説明でも述べたよりに、リセッ
ト及び検索動作モードでは、入力端子101の信号レベ
ルによらず行方向共通線190の全てが1になっている
以下、各動作モードについて詳しく述べる。なお、特に
断わらない限シ、説明は第1図に基づいて行なう。
書き込み動作は、次のよりに行なう。まず、入力端子1
04−1、104−2に1を入力して、書き込みモード
にする。それぞれの列デコーダ150の入力端子102
にエリア選択コードを与えて、ワード線114を選択駆
動する。これにより、エリアが選択される。それと共に
行デコーダ160の入力端子101にアドレスコードを
与えて行方向共通線190を選択し、それに接続するR
、/W回路120を駆動する。これにより、アドレスが
選択される。選択されたエリア及びアドレスにより指定
されるRAMセル116にデータの書き込みが行なわれ
る。この時、選択されたエリア内のRAMセル116は
全て書き込み可能状態になっているが、選択されたアド
レス以外のセルのデータは書き変わらない。なぜなら、
第5図において、前にも述べたよりに1選択されなかっ
たアドレスのR/W回路は、書き込みモード信号が来て
も書き込み状態にならないからである。この場合、AN
Dゲート5204の出力が0なので、Tr5223がオ
フ%Tr5224がオンとなり、第4図のビット線41
2とビット線413の両方がIKなる。
よって、Tr417がオンになっていても一ルのデータ
が書き変わることは無い。
読み取り動作は、次のよりに行なう。まず、入力端子1
04−1に1.104−2にOを入力して、読み取りモ
ードにする。それぞれの列デコーダ150の入力端子1
02にエリア選択コードを与えて、ワード線114を選
択駆動する。これにより、エリアが選択される。それと
共に、行デコーダ1600Å力端子101にアドレスコ
ードを与えて行方向共通線190を選択し、それに接続
するR/W回路120を駆動する。これにより、アドレ
スが選択される。選択されたエリア及びアドレスにより
指定されるRAMセル116からデータの読み取りが行
なわれる。
以上の2モードにおいて、各RAMマトリックス110
は1ワードの1ビツトずつを記憶し、データの入出力は
各RAMマトリックス並列に行なわれるので、汎用几A
Mと同じワード直列ビット並列なl(、/W動作が行え
る。
リセット動作は、次のよりにして行なう。まず、入力端
子104−1に0.104−2に1を入力して、リセッ
トモードにする。それぞれの列デコーダ150の入力端
子102にエリア選択コードを与えて、ワード線114
を選択駆動する。これにより、エリアが選択される。こ
のモードの時は、第3図の説明で述べたよりに、入力端
子104−1からの制御信号により、全ての行方向共通
線190が駆動される。よって、第5図において、入力
端子104−2から1が与えられるので、全てのR/W
回路120が書き込み状態になる。全てのデータ入出力
端子からOを入力することKより、選択されたエリアの
記憶内容が一斉に0にリセットされる。部分的なリセッ
トも、第3図のデコーダ160をあるブロックの行方向
共通線190だけを駆動できるよりに改良すれば、同様
の方法で行なえる。
検索動作を行なうときは、まず、入力端子104−1に
0.104−2に0を入力して、検索モードにする。入
力端子102よりエリア選択コードを与えて、検索する
エリアを選択する。リセット動作の場合とは逆に、全て
の)t、/W回路120が読み取り状態になる。選択さ
れたエリア内の全RAMセルのデータはピッ)IIil
l12を通してR/W回路120によって読み取られる
。検索データは、データ入出力線105より与えられ、
比較回路130で読み取られたデータと比較される。同
じアドレスを持つ各比較回路の出力は、比較結果読み取
り共通線195及び比較結果読みMR夛共通回路196
によ)論理積を取られる。エンコーダ170の出力端子
106は、検索データと一致した記憶データのアドレス
を出力する。マスキング回路140に入力端子103か
らマスク信号を与えると、マスキング回路140につな
がる比較回路130の出力は常に一致を示す。これによ
って、一部のビットの違いを無視したデータの検索が可
能になる。
以上において、検索データはワード直列ビット並列に入
力される。入力されたデータワードは、選択されたエリ
ア内の全ワードと並列に比較され、その結果はエンコー
ダに並列に入力される。このよりに検索動作は、各エリ
ア内でワード並列ビット並列に行なわれる。RAMマト
リックスと比較回路という簡単な組合せでワード並列ビ
ット並列な検索が可能になったのは、RAMマトリック
スを複数のエリアに分けると共に、そのRAMマトリッ
クスをワード当夛のビット数だけ用意したためである。
これにより、選択されたエリア内の全てのセルに比較回
路が一つずつ対応することが出来るため、−斉に比較す
ることが可能になったのである。
本発明の第二の実施例を第2図に示す。第一の実施例と
の違いは、行方向共通線190と比較結果読み取り共通
線195を1本化して1行方向共通線290とした点で
ある。こうすることにより、さらに記憶密度を高めるこ
とが可能になる。
上記の部分だけ取り出して、第8図に示した。
第8図において、Tr438とTr439は行方向共通
線290につながれている。これら、及び第3図で説明
したTr3606がワイヤードアンドを構成している。
検索モードにおいては入力端子104−1よりoが入力
されるので、Tr3606はオンとなシ、行方向共通線
290はプリチャージされる。比較回路の出力が1の時
のみ、Tr438と439によって行方向共通線290
が放電されることにより、1ワードを構成するビット間
の論理積を取ることが出来る。このよりに、行デコーダ
内のTr3606と、それに接続する行方向共通線29
0によりワイヤードアンドを構成することが出来るので
、比較結果読み取り共通線195及び比較結果読み取り
共通回路196は省くことができ、さらに高密度化する
ことが司能になる。
この実施例のその他の部分の構成、及び動作は第一の実
施例と同じである。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したよりに、本発明により太容量の連
想記憶装置を実現することが容易に可能になる。それは
、本発明の次のよりな効果による。
1、連想記憶装置をいくつかのエリアに分は選択的に用
いることにより、エンコーダなどの周辺回路を大きくす
ることなく、記憶容量を増やすことが出来る。
2 複数のエリアで比較回路を共有することにより、連
想メモリーセルとして汎用RAMセルを用いることが出
来るよりになり、メモリーセルの小型化が可能になる。
例えば、1.3μルールを用いて設計した場合、従来の
連想メモリーセルは20μX40μ程度の面積を必要と
する。これはSR−にMセル10個分の面積に相当する
。本発明の連想記憶装置では1ビツト当)に要する面積
は、  S)1.AMセルを用いた場合、8RAMセル
の面積+(比較回路の面積÷エリアの数)である1例え
ば、RAMマ) IJソックス16の領域に分けたとし
、比較回路がSRAMセル4個分であるとすると、SR
AMセル1.25個分でよい。
これは、従来の8分の1の面積であシ、記憶密度は飛躍
的に増大する。更に、メモリーセルとしてDRAMセル
を使用すればその4倍記憶密度を上げることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示す構成図、第2図は
本発明の第二の実施例を示す構成図、第3図は行デコー
ダの回路構成の一例の説明図、第4図は第一の実施例に
おけるRAMセル、R/W回路、比較回路、マスキング
回路、比較結果読み取少共通線及び比較結果読み取り共
通回路の構成例の説明図、第5図はR,/W回路の回路
構成の一例の説明図、第6図は動作モード制御信号と動
作モードとの対応図、第7図は行デコーダのタイミング
図、第8図は第二の実施例の構成で、第一の実施例と異
なる部分を示した図である。 110・・・RAMマトリックス、120・・・R/W
回路、130・・・比較回路、140・・・マスキング
回路、150・・・列デコーダ、160・・・行デコー
ダ、170・・・エンコーダ、180・・・列方向共通
線、190.290・・・行方向共通線、195・・・
比較結果読み取り共通線、196・・・比較結果読み取
)共通回路。 代理人 弁理士  内 原   晋 丁 第3図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個のRAMマトリックスと、前記RAMマト
    リックスの行方向の各ビット線に接続される読み取り書
    き込み手段と、前記各読み取り書き込み手段に接続され
    る比較手段と、前記複数個の読み取り書き込み手段に接
    続される行方向共通線と、前記複数の読み取り書き込み
    手段及び比較手段につながる列方向共通線と、前記複数
    の行方向共通線につながる行デコード手段と、前記各R
    AMマトリックスのワード線につながるそれぞれの列デ
    コード手段と、前記複数個の比較手段に接続される行方
    向の比較結果読み取り共通線と、前記各比較手段の出力
    を修正するマスキング手段と、前記複数の比較結果読み
    取り共通線に接続されるエンコード手段とを備えた事を
    特徴とする選択的連想記憶装置。
  2. (2)複数個のRAMマトリックスと、前記RAMマト
    リックスの行方向の各ビット線に接続される読み取り書
    き込み手段と、前記各読み取り書き込み手段に接続され
    る比較手段と、前記複数個の読み取り書き込み手段及び
    比較手段に接続される行方向共通線と、前記複数の読み
    取り書き込み手段及び比較手段につながる列方向共通線
    と、前記複数の行方向共通線につながる行デコード手段
    およびエンコード手段と、前記各RAMマトリックスの
    ワード線につながるそれぞれの列デコード手段と、前記
    各比較手段の出力を修正するマスキング手段とを備えた
    事を特徴とする選択的連想記憶装置。
  3. (3)特許請求の範囲第一項記載の選択的連想記憶装置
    において、少なくとも書き込みモード、読み取りモード
    並びに検索モードを備え、書き込みモードにおいては、
    前記複数の列デコード手段により書き込みを行なうエリ
    アを選択し、選択されたエリア内の、前記行デコード手
    段により選択されたRAMセルに前記列方向共通線より
    データの書き込みを行ない、読み取りモードにおいては
    、前記複数の列デコード手段により読み取りを行なうエ
    リアを選択し、選択されたエリア内の、前記行デコード
    手段により選択されたRAMセルから前記列方向共通線
    よりデータの読み取りを行ない、検索モードにおいては
    、前記複数の列デコード手段により検索を行なうエリア
    を選択し、選択されたエリア内の全てのRAMセルのデ
    ータと前記列方向共通線に与えられた検索データとの比
    較を行ない、比較結果を前記複数の比較結果読み取り共
    通線より読み取る事を特徴とする選択的連想記憶装置の
    制御方式。
  4. (4)特許請求の範囲第二項記載の選択的連想記憶装置
    において、少なくとも書き込みモード、読み取りモード
    並びに検索モードを備え、書き込みモードにおいては、
    前記複数の列デコード手段により書き込みを行なうエリ
    アを選択し、選択されたエリア内の、前記行デコード手
    段により選択されたRAMセルに前記列方向共通線より
    データの書き込みを行ない、読み取りモードにおいては
    、前記複数の列デコード手段により読み取りを行なうエ
    リアを選択し、選択されたエリア内の、前記行デコード
    手段により選択されたRAMセルから前記列方向共通線
    よりデータの読み取りを行ない、検索モードにおいては
    、前記複数の列デコード手段により検索を行なうエリア
    を選択し、選択されたエリア内の全てのRAMセルのデ
    ータと前記列方向共通線に与えられた検索データとの比
    較を行ない、比較結果を前記複数の行方向共通線より読
    み取る事を特徴とする選択的連想記憶装置の制御方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03212896A (ja) * 1990-01-16 1991-09-18 Mitsubishi Electric Corp 連想記憶装置
JPH076590A (ja) * 1993-06-21 1995-01-10 Nec Corp 半導体連想記憶装置

Citations (2)

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JPS6213568A (ja) * 1985-05-22 1987-01-22 Fuji Ind:Kk 電子ビ−ム−直線形蒸着装置
JPH01238615A (ja) * 1988-03-18 1989-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd 音響光学変調器

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