JPH01238615A - 音響光学変調器 - Google Patents
音響光学変調器Info
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- JPH01238615A JPH01238615A JP6692888A JP6692888A JPH01238615A JP H01238615 A JPH01238615 A JP H01238615A JP 6692888 A JP6692888 A JP 6692888A JP 6692888 A JP6692888 A JP 6692888A JP H01238615 A JPH01238615 A JP H01238615A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、音響光学変調器に関し、特に詳細には、光ビ
ーム走査装置において、光源から射出された光ビームが
音響光学変調器に入射する際、音響光学媒体の入射端面
からの反射による戻り光による光源ひいては光源からの
光ビームに影響を及ぼすことを防止することのできる音
響光学変調器に関する。
ーム走査装置において、光源から射出された光ビームが
音響光学変調器に入射する際、音響光学媒体の入射端面
からの反射による戻り光による光源ひいては光源からの
光ビームに影響を及ぼすことを防止することのできる音
響光学変調器に関する。
〈従来の技術〉
現在、音響光学変調器(AOM)は、レーザなどの光源
を使った各種の記録装置、例えは、ファクシミリ、印刷
、複写、文字等線画像や再生可視像の作成、写真感光材
料等への画像作成等に用いられるプリンタなどに広く用
いられている。
を使った各種の記録装置、例えは、ファクシミリ、印刷
、複写、文字等線画像や再生可視像の作成、写真感光材
料等への画像作成等に用いられるプリンタなどに広く用
いられている。
音響光学変調器は、圧電変換子などのトランスデユーサ
により励起された超音波が進行する時、音響光学媒体で
ある透明媒質中に生じる密度変化が光に対して位相格子
の役目をすることを利用して、特定方向に回折される光
ビームの強度を変調するものである。
により励起された超音波が進行する時、音響光学媒体で
ある透明媒質中に生じる密度変化が光に対して位相格子
の役目をすることを利用して、特定方向に回折される光
ビームの強度を変調するものである。
このような音響光学変調器は、一般に、第4a図および
第4b図に示すような光学系を構成して用いられる。
第4b図に示すような光学系を構成して用いられる。
第4a図および第4b図に示すように、音響光学変調器
70は断面が縦長の直方形をなす直方体である透明媒質
からなる音響光学媒体72とその一端に接看される縦長
の偏平な直方体からなる圧電変換子(トランスデユーサ
)74.6)らなっている。
70は断面が縦長の直方形をなす直方体である透明媒質
からなる音響光学媒体72とその一端に接看される縦長
の偏平な直方体からなる圧電変換子(トランスデユーサ
)74.6)らなっている。
圧電変換子74は超音波を発生させるものであって通常
例えばニオブ酸リチウム(LiNb03)などの圧電変
換素子74bからなり、両端の縦長の薄片状の電極74
a、74cに挟まれた構造で、一方の電極74cは音響
光学媒体72に同し向ぎに接着されている。 音響光学
媒体72の長手方向、図中矢印りて示す方向に垂直な両
端面76a、76bは光の入射面、射出面となるため、
光学研摩がなされ、場合によっては無反射コーティング
かなされている。
例えばニオブ酸リチウム(LiNb03)などの圧電変
換素子74bからなり、両端の縦長の薄片状の電極74
a、74cに挟まれた構造で、一方の電極74cは音響
光学媒体72に同し向ぎに接着されている。 音響光学
媒体72の長手方向、図中矢印りて示す方向に垂直な両
端面76a、76bは光の入射面、射出面となるため、
光学研摩がなされ、場合によっては無反射コーティング
かなされている。
ここて、圧電変換子74て励起された超音波は音響光学
媒体72内を第4a図に示すような疎密波面を形成して
進行する。 このような波面か生しると、音響光学媒体
72内の光の屈折率か変化し、光ビームにとっては各波
面が位相回折格子となる。
媒体72内を第4a図に示すような疎密波面を形成して
進行する。 このような波面か生しると、音響光学媒体
72内の光の屈折率か変化し、光ビームにとっては各波
面が位相回折格子となる。
このため、回折される光ビームの強度は、圧電変換子7
4により音響光学媒体72中に励起された音波の強度に
よって変化し、また、回折角は、音波の波長によって変
化する。
4により音響光学媒体72中に励起された音波の強度に
よって変化し、また、回折角は、音波の波長によって変
化する。
このような現象かブラッグ回折あるいはテハイ・シアー
ス効果と呼ばれる音響光学効果である。 この音響光学
効果を利用して、圧電変換子74に印加する電気信号の
振幅や周波数を変化させれば、特定方向に回折される光
ビーム強度を変調させることかできる。
ス効果と呼ばれる音響光学効果である。 この音響光学
効果を利用して、圧電変換子74に印加する電気信号の
振幅や周波数を変化させれば、特定方向に回折される光
ビーム強度を変調させることかできる。
従来、このような音響光学変調器70は、第4a図およ
び第4b図に示すように、上方から見て圧電変換子74
と音響光学媒体72とが長手方向に関して同一直線上に
あるように接看され、該音響光学媒体72において、光
ビームが入射する入射端面76aおよび該光ビームが出
射する出射端面76bは前記長手方向に垂直となるよう
に構成されていた。
び第4b図に示すように、上方から見て圧電変換子74
と音響光学媒体72とが長手方向に関して同一直線上に
あるように接看され、該音響光学媒体72において、光
ビームが入射する入射端面76aおよび該光ビームが出
射する出射端面76bは前記長手方向に垂直となるよう
に構成されていた。
同図に示すように、音響光学変調器70の音響光学媒体
72へ入射する光ビームすなわち0次光で1は、回折光
すなわち1次光J22となって通過する。 このとき、
0次光!1と1次光f12のなす角の半分θをブラッグ
角という。
72へ入射する光ビームすなわち0次光で1は、回折光
すなわち1次光J22となって通過する。 このとき、
0次光!1と1次光f12のなす角の半分θをブラッグ
角という。
そして、上述したように、第4a図に示す正面図におい
て、入射光ビームρ1は、音響光学変調器70の入射端
面76aに対し、出射光ビームJ22の光路を所定方向
に向けるためブラッグ角θを考慮し、所定の角度だけ傾
けられていたが、一方、第4b図に示す上面図において
、入射光ビームllと出射光ビームで2と圧電変換子7
4の長手方向の中心軸78とは同一直線となるように音
響光学変調器70は配置されて用いられていた。
て、入射光ビームρ1は、音響光学変調器70の入射端
面76aに対し、出射光ビームJ22の光路を所定方向
に向けるためブラッグ角θを考慮し、所定の角度だけ傾
けられていたが、一方、第4b図に示す上面図において
、入射光ビームllと出射光ビームで2と圧電変換子7
4の長手方向の中心軸78とは同一直線となるように音
響光学変調器70は配置されて用いられていた。
〈発明が解決しようとする課題〉
第4a図および第4b図に示す音響光学変調器70ては
、入射端面76aが圧電変換子74の長手方向(図中矢
印り方向)に対して垂直であり、入射光ビームρ1は第
4b図に示すように音響光学媒体72の入射端面76a
にほぼ垂直に入射するため、入射端面76aにおいて反
射された光ビームすなわち戻り光ρ3が光源80、例え
ばレーザ光源の射出口などに入射し、ノイズを生しさせ
るなどの問題があった。
、入射端面76aが圧電変換子74の長手方向(図中矢
印り方向)に対して垂直であり、入射光ビームρ1は第
4b図に示すように音響光学媒体72の入射端面76a
にほぼ垂直に入射するため、入射端面76aにおいて反
射された光ビームすなわち戻り光ρ3が光源80、例え
ばレーザ光源の射出口などに入射し、ノイズを生しさせ
るなどの問題があった。
例え、入射端面76aか無反射コーティングされていて
も、戻り光ビーム13を完全になくすことはできなかっ
た。 特に、前記戻り光ビームによるノイズが画質上問
題となる光学機器、例えば蓄積性蛍光体を用いる放射線
画像情報記録再生システムにおいては、観察読影適性(
診断適性)か優れていることか必要で高画質の画像を得
なけらばならず、従来より、前記ノイズ防止のため、前
記戻り光ビームの防止か求められていた。
も、戻り光ビーム13を完全になくすことはできなかっ
た。 特に、前記戻り光ビームによるノイズが画質上問
題となる光学機器、例えば蓄積性蛍光体を用いる放射線
画像情報記録再生システムにおいては、観察読影適性(
診断適性)か優れていることか必要で高画質の画像を得
なけらばならず、従来より、前記ノイズ防止のため、前
記戻り光ビームの防止か求められていた。
入射光ビーム立、は第4a図に誇張して示されているよ
うに、確かに入射端面76aに対して、縦方向には出射
光ビームl、の方向を考慮し、ブラッグ角θに対応して
垂直方向から傾けて入射しているが、このブラッグ角θ
は、例えは、通常の15mmX1.0〜2.0mmの細
長い圧電変換子を有する音響光学変調器を80Hz程度
の周波数の駆動電源82で駆動する場合、約14mra
d(ミリラジアン)程度てあった。 ここで、光源80
と音響光学変調器70との距離を100mmとすると、
戻り光ビームの光源の射出口での位置ずれは14mmし
かなく、通常、レーザ光源などの光源の射出口の直径は
6mm程度あるため、大きな問題となっていた。
うに、確かに入射端面76aに対して、縦方向には出射
光ビームl、の方向を考慮し、ブラッグ角θに対応して
垂直方向から傾けて入射しているが、このブラッグ角θ
は、例えは、通常の15mmX1.0〜2.0mmの細
長い圧電変換子を有する音響光学変調器を80Hz程度
の周波数の駆動電源82で駆動する場合、約14mra
d(ミリラジアン)程度てあった。 ここで、光源80
と音響光学変調器70との距離を100mmとすると、
戻り光ビームの光源の射出口での位置ずれは14mmし
かなく、通常、レーザ光源などの光源の射出口の直径は
6mm程度あるため、大きな問題となっていた。
このため、光路に対して、音響光学変調器を横方向にな
なめに傾けて配置することも考えられるが、圧電変換子
の面積は小さければ小さいほど圧電変換子の駆動電源に
とっては効率的であり、横方向にななめにすることは効
率的にはムダが多く、電気のエネルギを音波のエネルギ
を介して、変調のためのエネルギに変換する圧電変換子
の面積を小さくてきす、従ってこれに応して駆動電源も
大きなものを使うことになり効率的にできないという問
題があった。
なめに傾けて配置することも考えられるが、圧電変換子
の面積は小さければ小さいほど圧電変換子の駆動電源に
とっては効率的であり、横方向にななめにすることは効
率的にはムダが多く、電気のエネルギを音波のエネルギ
を介して、変調のためのエネルギに変換する圧電変換子
の面積を小さくてきす、従ってこれに応して駆動電源も
大きなものを使うことになり効率的にできないという問
題があった。
また、高さ方向にななめにしても、戻り光ビームを外す
ことはできるか、1次光の方向が定まっているため縦方
向はブラッグ角に合わせて、光ビームを入射させてやる
必要があり、1次光の方向が所定の方向にならない。
ことはできるか、1次光の方向が定まっているため縦方
向はブラッグ角に合わせて、光ビームを入射させてやる
必要があり、1次光の方向が所定の方向にならない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、音響
光学変調器において少なくとも、透明媒質からなる音響
光学媒体の入射端面を該音響光学媒体に接着される縦長
の圧電変換子の長手方向に直交する方向から所定の角度
だけ傾けたことにより、前記圧電変換子の光変調効率を
下げることなく、前記入射端面による入射光ビームの反
射光ビームすなわち戻り光ビームが光源の射出口などへ
入射するのを防止し、画質上問題となるノイズの発生を
防止し、高画質の画像を記録することのできる音響光学
変調器を提供することにある。
光学変調器において少なくとも、透明媒質からなる音響
光学媒体の入射端面を該音響光学媒体に接着される縦長
の圧電変換子の長手方向に直交する方向から所定の角度
だけ傾けたことにより、前記圧電変換子の光変調効率を
下げることなく、前記入射端面による入射光ビームの反
射光ビームすなわち戻り光ビームが光源の射出口などへ
入射するのを防止し、画質上問題となるノイズの発生を
防止し、高画質の画像を記録することのできる音響光学
変調器を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、透明媒質からなる音響光学媒体と該音響光学
媒体の一端に接着される両端に電極を持つ縦長の圧電変
換子とを有し、光ビームを該圧電変換子の長手方向に前
記音響光学媒体内を進行させる音響光学変調器において
、前記音響光学媒体の少なくとも光ビームの入射端面を
前記圧電変換子の長手方向と直交する方向から所定の角
度だけ傾けたことを特徴とする音響光学変調器を提供す
るものである。
媒体の一端に接着される両端に電極を持つ縦長の圧電変
換子とを有し、光ビームを該圧電変換子の長手方向に前
記音響光学媒体内を進行させる音響光学変調器において
、前記音響光学媒体の少なくとも光ビームの入射端面を
前記圧電変換子の長手方向と直交する方向から所定の角
度だけ傾けたことを特徴とする音響光学変調器を提供す
るものである。
以下に、本発明に係る音響光学変調器を添付の図面に示
す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
第1a図、第1b図および第1c図は、それぞれ本発明
の音響光学変調器の上面図、正面図および右側面図であ
る。
の音響光学変調器の上面図、正面図および右側面図であ
る。
第1a図〜第1c図において、音響光学変調器(AOM
) 1は音響光学媒体(AOMセル)2と圧電変換子(
トランスデユーサ−)3とを有している。
) 1は音響光学媒体(AOMセル)2と圧電変換子(
トランスデユーサ−)3とを有している。
音響光学媒体2は、通常直方体からなり、上面に圧電変
換子3を接着している。 音響光学媒体2は通常AOM
セルとも呼ばれており、透明媒質であって超音波の媒体
となり、光ビームの強度変調か可能てあればいかなる媒
質でもよいが、音響光学性能指数(フィギュア・オブ・
メリット)が大きく、超音波の吸収係数が小さいものが
好ましく、例えは、溶融石英、テルルガラス、重フリン
トガラスなどのガラスおよび二酸化テルル(Te02)
、モリブデン酸鉛(PbMoO4)などの単結晶などを
挙げることができる。
換子3を接着している。 音響光学媒体2は通常AOM
セルとも呼ばれており、透明媒質であって超音波の媒体
となり、光ビームの強度変調か可能てあればいかなる媒
質でもよいが、音響光学性能指数(フィギュア・オブ・
メリット)が大きく、超音波の吸収係数が小さいものが
好ましく、例えは、溶融石英、テルルガラス、重フリン
トガラスなどのガラスおよび二酸化テルル(Te02)
、モリブデン酸鉛(PbMoO4)などの単結晶などを
挙げることができる。
圧電変換子3は通常2つの電極3a、3cに挟持された
圧電変換素子3bからなり、電極3aおよび3cは圧電
変換子3の駆動源となる高周波電源4に接続されている
。 圧電変換素子3bは高周波電源4により、高周波電
圧を印加された時、印加された高周波電気信号を接着さ
れている音響光学媒体2内を進行させる超音波に変換で
きるものであれば何でもよいが、例えば、ニオブ酸リチ
ウム(LiNb03)などを挙げることができる。
圧電変換素子3bからなり、電極3aおよび3cは圧電
変換子3の駆動源となる高周波電源4に接続されている
。 圧電変換素子3bは高周波電源4により、高周波電
圧を印加された時、印加された高周波電気信号を接着さ
れている音響光学媒体2内を進行させる超音波に変換で
きるものであれば何でもよいが、例えば、ニオブ酸リチ
ウム(LiNb03)などを挙げることができる。
圧電変換子3は音響光学媒体2の上面に長手方向の中心
軸6に対して、ななめに傾けて接着される。 ここて、
音響光学媒体2は直方体であり、上面4とその両側面で
ある入射端面5aおよび出射端面5bとは垂直であるの
で、圧電変換子3の中心軸6は入射端面5aおよび出射
端面5bに対し、上方から見て極方向に傾くことになる
。 この傾きφはブラッグ角θより大きいが、入射端面
5aに入射する光ビームρ1が入射端面5aにより反射
された光ビームf13が光源の射出口などに戻らず、ノ
イズなどを発生させなければ、何度でもよく、光源40
と音響光学変調器1との距離、光源の射出口の大きさな
どに応して適宜法めることかできる。
軸6に対して、ななめに傾けて接着される。 ここて、
音響光学媒体2は直方体であり、上面4とその両側面で
ある入射端面5aおよび出射端面5bとは垂直であるの
で、圧電変換子3の中心軸6は入射端面5aおよび出射
端面5bに対し、上方から見て極方向に傾くことになる
。 この傾きφはブラッグ角θより大きいが、入射端面
5aに入射する光ビームρ1が入射端面5aにより反射
された光ビームf13が光源の射出口などに戻らず、ノ
イズなどを発生させなければ、何度でもよく、光源40
と音響光学変調器1との距離、光源の射出口の大きさな
どに応して適宜法めることかできる。
音響光学変調器1において、圧電変換子3の電極3aお
よび3cの間に高周波電源4により高周波電圧か印加さ
れると、圧電変換素子3bが高周波電気信号に従って超
音波を発生し、この超音波は第1b図に示すように疎密
波となって音響光学媒体2内を進行する。 この時、音
響光学媒体2内に入射端面5aから光ビームで1が入射
すると、光ビームλ1に対して超音波が伝播している音
響光学媒体2は回折格子の役目をする。 第1b図に示
すように超音波の波面に対し、ブラッグ角θだけ傾いて
入射した光ビームで1は伝播している超音波の波面によ
り回折され、前記波面に対しブラッグ角θだけ傾く方向
に反射されて出射端面5bから射出される。 ここで、
入射光ビームJ21 (0次光)と出射光ビームβ2
(1次光)とはブラッグ角の2倍(2θ)をなす。
よび3cの間に高周波電源4により高周波電圧か印加さ
れると、圧電変換素子3bが高周波電気信号に従って超
音波を発生し、この超音波は第1b図に示すように疎密
波となって音響光学媒体2内を進行する。 この時、音
響光学媒体2内に入射端面5aから光ビームで1が入射
すると、光ビームλ1に対して超音波が伝播している音
響光学媒体2は回折格子の役目をする。 第1b図に示
すように超音波の波面に対し、ブラッグ角θだけ傾いて
入射した光ビームで1は伝播している超音波の波面によ
り回折され、前記波面に対しブラッグ角θだけ傾く方向
に反射されて出射端面5bから射出される。 ここで、
入射光ビームJ21 (0次光)と出射光ビームβ2
(1次光)とはブラッグ角の2倍(2θ)をなす。
これに対し、第1a図に示すように上方から見ると、光
ビームは入射光ビームI11 として入射端面5aから
入射し、音響光学媒体2中を中心軸6と平行に進行し、
出射光ビームρ2として出射端面5bから射出する。
この時、第1a図で見て入射端面5aと中心軸6は直交
していないため、入射光ビームJ2i に対し入射端面
5aで反射された反射光ビームf13が入射光ビームJ
21 に対し角度2φをなし、反射光ビーム&3は光源
側へ戻るが光源の射出口等へは入射しないのでノイズ発
生の原因とはならない。
ビームは入射光ビームI11 として入射端面5aから
入射し、音響光学媒体2中を中心軸6と平行に進行し、
出射光ビームρ2として出射端面5bから射出する。
この時、第1a図で見て入射端面5aと中心軸6は直交
していないため、入射光ビームJ2i に対し入射端面
5aで反射された反射光ビームf13が入射光ビームJ
21 に対し角度2φをなし、反射光ビーム&3は光源
側へ戻るが光源の射出口等へは入射しないのでノイズ発
生の原因とはならない。
次に、本発明の音響光学変調器の別の実施例を第2a図
、第2b図および第2C図に示す。
、第2b図および第2C図に示す。
圧電変換子の配置および入射端面および出射端面を除き
、第1a図〜第1C図に示す音響光学変調器1と第2a
図〜第2C図に示す音響光学変調器11とは同じ構成を
有しており、同じ構成要素には同じ番号を付し、その詳
細な説明は省略する。
、第1a図〜第1C図に示す音響光学変調器1と第2a
図〜第2C図に示す音響光学変調器11とは同じ構成を
有しており、同じ構成要素には同じ番号を付し、その詳
細な説明は省略する。
第2a図〜第2c図に示す音響光学変調器11では、圧
電変換子3は音響光学媒体12の上面にそれぞれの中心
軸が平行になるように接着されるが、音響光学媒体12
の入射端面15aと出射端面15bを上面15cに直角
な位置から角φだけ傾けられている。 このため、第2
a図に示すように、上方から見ると光ビーム℃1および
ρ2は中心軸16と平行であるが、第2b図に示すよう
に、入射光ビームp1に対して入射端面15aで反射さ
れる出射光ビームρ3のなす角は2φとなり、入射光ビ
ームf11に対し出射光ビームf12のなす角2θ(ブ
ラッグ角の2倍)より大きく、反射光ビームI13は光
源の射出口等へ戻らず、ノイズ発生などの原因となるこ
とはない。
電変換子3は音響光学媒体12の上面にそれぞれの中心
軸が平行になるように接着されるが、音響光学媒体12
の入射端面15aと出射端面15bを上面15cに直角
な位置から角φだけ傾けられている。 このため、第2
a図に示すように、上方から見ると光ビーム℃1および
ρ2は中心軸16と平行であるが、第2b図に示すよう
に、入射光ビームp1に対して入射端面15aで反射さ
れる出射光ビームρ3のなす角は2φとなり、入射光ビ
ームf11に対し出射光ビームf12のなす角2θ(ブ
ラッグ角の2倍)より大きく、反射光ビームI13は光
源の射出口等へ戻らず、ノイズ発生などの原因となるこ
とはない。
第3図は本発明の音響光学変調器を記録用光ビーム走査
装置に適用した一実施例を概念的に示す斜視図である。
装置に適用した一実施例を概念的に示す斜視図である。
光ビーム走査装置30は基本的に本発明の音響光学変調
器1を含むレーザ光源部32と光偏向器(ガルバノメー
タミラー)33と、副走査部(読取部)34とを有し、
光学系を構成するレーザ光源部32と、光偏向器33な
どは定盤36上に載置されている。
器1を含むレーザ光源部32と光偏向器(ガルバノメー
タミラー)33と、副走査部(読取部)34とを有し、
光学系を構成するレーザ光源部32と、光偏向器33な
どは定盤36上に載置されている。
レーザ光源部32はレーサ発振器からなるレーザ光源3
8、レーザ光源38から放射されたレーザビーム40を
音響光学変調器1に向けるミラー42、レーザビーム4
0を強度変調する本発明の音響光学変調器1、レーザビ
ーム40の径の大きさを厳密に調整するビームエクスパ
ンダ−44、レーザビーム40を光偏向器33へ向ける
ミラー46などで構成され、レーザビーム40が光偏向
器33の偏向点33aに正確に一致するように光学系を
構成している。
8、レーザ光源38から放射されたレーザビーム40を
音響光学変調器1に向けるミラー42、レーザビーム4
0を強度変調する本発明の音響光学変調器1、レーザビ
ーム40の径の大きさを厳密に調整するビームエクスパ
ンダ−44、レーザビーム40を光偏向器33へ向ける
ミラー46などで構成され、レーザビーム40が光偏向
器33の偏向点33aに正確に一致するように光学系を
構成している。
これらの構成要素であるレーザ光源38、ミラー42、
ビームエクスパンダ−44、ミラー46はレーザビーム
40の光軸のずれを生しさせないように定盤36上に載
置され、種々の手段により固定されている。
ビームエクスパンダ−44、ミラー46はレーザビーム
40の光軸のずれを生しさせないように定盤36上に載
置され、種々の手段により固定されている。
ここて、本発明の音響光学変調器1は第1a図に示すよ
うに、上方から見て、圧電変換子3の中心軸6が直方体
をなす音響光学媒体2の上面5cにこの上面5cの中心
軸(長手方向)と角度φだけ傾けて接着されているため
、音響光学変調器1を通過するレーザビームの光路が圧
電変換子3の中心軸と一致するように、音響光学媒体2
が角度φだけ傾くように音響光学変調器1が配設される
。 このため圧電変換子3の中心軸6に沿うように音響
光学媒体2に入射する光ビームJ21が入射端面5aに
垂直な位置から角度φだけ傾いて入射するので、入射端
面5aで反射した反射光ビーム、123は入射光ビーム
!1に対して角度2φだけ傾くことになる。 従って、
反射光ビーム、I23は光源例えば第3図に示すレーザ
光源38の射出口に戻ることはないので、ノイズの発生
の原因となることはなく、良好な画像記録を行なうこと
ができる。
うに、上方から見て、圧電変換子3の中心軸6が直方体
をなす音響光学媒体2の上面5cにこの上面5cの中心
軸(長手方向)と角度φだけ傾けて接着されているため
、音響光学変調器1を通過するレーザビームの光路が圧
電変換子3の中心軸と一致するように、音響光学媒体2
が角度φだけ傾くように音響光学変調器1が配設される
。 このため圧電変換子3の中心軸6に沿うように音響
光学媒体2に入射する光ビームJ21が入射端面5aに
垂直な位置から角度φだけ傾いて入射するので、入射端
面5aで反射した反射光ビーム、123は入射光ビーム
!1に対して角度2φだけ傾くことになる。 従って、
反射光ビーム、I23は光源例えば第3図に示すレーザ
光源38の射出口に戻ることはないので、ノイズの発生
の原因となることはなく、良好な画像記録を行なうこと
ができる。
もちろん、第1b図に示すように、横方向(正面)から
見れば、光ビーム11は圧電変換子3が起動され、音響
光学媒体2中を超音波が進行しているとブラッグ回折を
起こすため、ブラッグ角θだけ水平位置より傾いて入射
し、超音波の波面でブラッグ角θだけ傾いて反射される
。 この時、音響光学変調器1では入射光ビームIll
は前記超音波の波面により光強度変調される。
見れば、光ビーム11は圧電変換子3が起動され、音響
光学媒体2中を超音波が進行しているとブラッグ回折を
起こすため、ブラッグ角θだけ水平位置より傾いて入射
し、超音波の波面でブラッグ角θだけ傾いて反射される
。 この時、音響光学変調器1では入射光ビームIll
は前記超音波の波面により光強度変調される。
すなわち、音響光学変調器1においては電気信号化され
た文字情報も含めて画像情報に基づいて変調された高周
波電源4からの高周波電気信号により圧電変換子3によ
り超音波が発生し、該超音波は音響光学媒体2中を伝播
し、疎密波を発生させ、入射してくる入射光ビームで1
を光強度変調することにより、出射光ビームf12に前
記画像情報を担持させることができる。
た文字情報も含めて画像情報に基づいて変調された高周
波電源4からの高周波電気信号により圧電変換子3によ
り超音波が発生し、該超音波は音響光学媒体2中を伝播
し、疎密波を発生させ、入射してくる入射光ビームで1
を光強度変調することにより、出射光ビームf12に前
記画像情報を担持させることができる。
光偏向器33は、マウント48を介して定盤34に取り
付けられている。
付けられている。
光偏向器33は駆動されていない時は、機械的な中立位
置を保っているが、駆動されると、駆動電流に応して該
中立位置の両側に揺動し、レーザビーム40を偏向点3
3aを中心として参照符号40aから40bまで一次元
方向に偏向することができるように構成されている。
置を保っているが、駆動されると、駆動電流に応して該
中立位置の両側に揺動し、レーザビーム40を偏向点3
3aを中心として参照符号40aから40bまで一次元
方向に偏向することができるように構成されている。
光偏向器33の後方(以下、レーザビームの進行方向を
示す)の定盤36の所定の位置にそれぞれ走査レンズ5
0および立下げミラー52が載置され、固定されている
。 そして、レーザビーム4oは光偏向器33の揺動に
よって所定角度偏向される。 反射偏向されたレーザビ
ーム40は走査レンズ50に入り、被走査体である記録
材料54上に集束するように、ビーム径を厳密に調整さ
れ、参照符号40a〜40bまで間を心動する。 走査
レンズ50を通過したレーザビーム40は立下げミラー
52により立下げられ、定盤36に設けられた開口56
を通過し、参照符号40a〜40bまでの間を移動して
開口56の下側に配置される被走査体である記録材料5
4上に1本の主走査線58を画成する。
示す)の定盤36の所定の位置にそれぞれ走査レンズ5
0および立下げミラー52が載置され、固定されている
。 そして、レーザビーム4oは光偏向器33の揺動に
よって所定角度偏向される。 反射偏向されたレーザビ
ーム40は走査レンズ50に入り、被走査体である記録
材料54上に集束するように、ビーム径を厳密に調整さ
れ、参照符号40a〜40bまで間を心動する。 走査
レンズ50を通過したレーザビーム40は立下げミラー
52により立下げられ、定盤36に設けられた開口56
を通過し、参照符号40a〜40bまでの間を移動して
開口56の下側に配置される被走査体である記録材料5
4上に1本の主走査線58を画成する。
副走査部34は記録材料54を主走査線58と略直交す
る矢印Aで示す方向に搬送するためのローラ、ヘルドコ
ンヘアなどの副走査搬送手段60を有している。
る矢印Aで示す方向に搬送するためのローラ、ヘルドコ
ンヘアなどの副走査搬送手段60を有している。
本発明の音響光学変調器1により画像情報が担持された
レーザビーム40を光偏向器33の揺動により参照符号
40aから40bまで偏向し、記録材料54を矢印Aて
示す方向に副走査搬送しつつ、主走査線58に沿って露
光走査することにより、記録材料54の全面を露光走査
することができ、記録材料54に全画像情報をあますと
ころなく記録することかできるように、副走査および主
走査の速度を同時に調整するように構成されている。
レーザビーム40を光偏向器33の揺動により参照符号
40aから40bまで偏向し、記録材料54を矢印Aて
示す方向に副走査搬送しつつ、主走査線58に沿って露
光走査することにより、記録材料54の全面を露光走査
することができ、記録材料54に全画像情報をあますと
ころなく記録することかできるように、副走査および主
走査の速度を同時に調整するように構成されている。
本発明に係る音響光学変調器を組み込んだ光ビーム走査
装置は基本的には以上のように構成されるが、これに限
定されるわけてはなく、この他種々の光学素子を配置し
てよいことは勿論、音響光学変調器を用いて画像情報を
写真感光材料、感光体等の記録材料に記録するものであ
れはどのような光ビーム走査装置に組み込んでもよい。
装置は基本的には以上のように構成されるが、これに限
定されるわけてはなく、この他種々の光学素子を配置し
てよいことは勿論、音響光学変調器を用いて画像情報を
写真感光材料、感光体等の記録材料に記録するものであ
れはどのような光ビーム走査装置に組み込んでもよい。
〈作 用〉
本発明に係る音響光学変調器は基本的には以上のように
構成されるものであり、その作用について説明する。
構成されるものであり、その作用について説明する。
先ず、レーザ光源38から放射されたレーザビーム40
はミラー42により、音響光学変調器1の圧電変換子2
の中心@6に沿い、水平方向に対してはブラッグ角θを
考慮した角度で音響光学媒体2に入射てきるように反射
される。
はミラー42により、音響光学変調器1の圧電変換子2
の中心@6に沿い、水平方向に対してはブラッグ角θを
考慮した角度で音響光学媒体2に入射てきるように反射
される。
この時音響光学変調器1の圧電変換子2には画像情報に
応した電気信号を印加されているので前記画像情報に応
した超音波を発生し、該超音波は音響光学媒体2内を進
行する。 このため、音響光学媒体2に入射したレーザ
ビーム40 (fll)は該超音波すなわち前記画像情
報に応して光強度変調され、前記画像情報を担持したレ
ーザビーム40(J22)として出射する。 音響光学
変調器1を出射したレーザビーム40は、ビームエクス
パンダ−44によりその径を厳密に調整され、ミラー4
6により反射されて光偏向器33の偏向点33aに向か
って進行する。
応した電気信号を印加されているので前記画像情報に応
した超音波を発生し、該超音波は音響光学媒体2内を進
行する。 このため、音響光学媒体2に入射したレーザ
ビーム40 (fll)は該超音波すなわち前記画像情
報に応して光強度変調され、前記画像情報を担持したレ
ーザビーム40(J22)として出射する。 音響光学
変調器1を出射したレーザビーム40は、ビームエクス
パンダ−44によりその径を厳密に調整され、ミラー4
6により反射されて光偏向器33の偏向点33aに向か
って進行する。
光偏向器33が所定の角度揺動すると、レーザビーム4
0を所定角度偏向する。 偏向されたレーザービーム4
0は走査レンズ50を通過して、記録材料54上に集束
するように焦点を調整され、立下げミラー52のにより
立ち下げられ、開口56を通過して、参照符号40aか
ら40bまで8動して、記録材料54上に主走査線58
を画成する。 同時に記録材料54は副走査搬送機構6
0により主走査線58と略直交する方向(矢印Aで示す
方向)に搬送されているので、被走査体である記録材料
54は二次元的に全面に亘って露光走査される。
0を所定角度偏向する。 偏向されたレーザービーム4
0は走査レンズ50を通過して、記録材料54上に集束
するように焦点を調整され、立下げミラー52のにより
立ち下げられ、開口56を通過して、参照符号40aか
ら40bまで8動して、記録材料54上に主走査線58
を画成する。 同時に記録材料54は副走査搬送機構6
0により主走査線58と略直交する方向(矢印Aで示す
方向)に搬送されているので、被走査体である記録材料
54は二次元的に全面に亘って露光走査される。
こうして、音響光学変調器1によりレーザビーム40に
担持された画像情報の全てが記録材料54に潜像あるい
は顕像として記録される。
担持された画像情報の全てが記録材料54に潜像あるい
は顕像として記録される。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて詳細に説明
したが、本発明はこの実施態様に限定されるわけてはな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
したが、本発明はこの実施態様に限定されるわけてはな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉
以上、詳述したように、本発明によれば、その中心軸が
光ビームの光路の進行方向とほぼ一致する圧電変換子を
音響光学媒体の入射端面に直交する方向から所定角度傾
けて配置できるように音響光学媒体の上面に接着するこ
とにより、音響光学媒体に入射する光ビームの入射端面
における反射光ビームが光源の光射出口などに戻ること
を防止てき、ノイズ発生を防止することかでき、−記録
された画像にムラやボケなどのない高画質の画像を得る
ことのできる音響光学変調器を提供できるという効果が
ある。
光ビームの光路の進行方向とほぼ一致する圧電変換子を
音響光学媒体の入射端面に直交する方向から所定角度傾
けて配置できるように音響光学媒体の上面に接着するこ
とにより、音響光学媒体に入射する光ビームの入射端面
における反射光ビームが光源の光射出口などに戻ること
を防止てき、ノイズ発生を防止することかでき、−記録
された画像にムラやボケなどのない高画質の画像を得る
ことのできる音響光学変調器を提供できるという効果が
ある。
第1a図、第1b図および第1C図は、本発明に係る音
響光学変調器の一実施例の上面図、正面図および側面図
である。 第2a図、第2b図および第2c図は、本発明に係る音
響光学変調器の別の実施例の上面図、正面図および側面
図である。 第3図は、本発明の音響光学変調器を組み込んだ記録用
光ビーム走査装置の一実施例の斜視図である。 第4a図および第4b図は、従来の音響光学変調器の正
面図および上面図である。 符号の説明 1.11.70・・・音響光学変調器、2.12.72
・・・音響光学媒体、 3.74・・・圧電変換子、 3a、3C,74a、74cm=電極、3b、74b・
・・圧電変換素子、 4.82・・・電源、 5a、15a、76a・・・入射端面、5b、15b、
76b・・・出射端面、5c、15c・・・上面、 6.16.78・・・中心軸、 30・・・光ビーム走査装置、 32・・・レーザー光源部、 33・・・光偏向器、 33a・・・偏向点、 34・・・副走査部、 36・・・定盤、 38・・レーザー光源、 40.40a、40b・・・レーサービーム、42・・
・ミラー、 44・・・ビームエクスパンダ−1 46・・・ミラー、 48・・・マウント、 50・・・走査レンズ、 52・・立下げミラー、 54・・・記録材料、 56・・・開口、 58・・・主走査線、 60・・・副走査搬送手段、 80・・・光源、 fl、・・・入射光ビーム、 で、・・・出射光ビーム、 ℃1・・・反射光ビーム ノ
響光学変調器の一実施例の上面図、正面図および側面図
である。 第2a図、第2b図および第2c図は、本発明に係る音
響光学変調器の別の実施例の上面図、正面図および側面
図である。 第3図は、本発明の音響光学変調器を組み込んだ記録用
光ビーム走査装置の一実施例の斜視図である。 第4a図および第4b図は、従来の音響光学変調器の正
面図および上面図である。 符号の説明 1.11.70・・・音響光学変調器、2.12.72
・・・音響光学媒体、 3.74・・・圧電変換子、 3a、3C,74a、74cm=電極、3b、74b・
・・圧電変換素子、 4.82・・・電源、 5a、15a、76a・・・入射端面、5b、15b、
76b・・・出射端面、5c、15c・・・上面、 6.16.78・・・中心軸、 30・・・光ビーム走査装置、 32・・・レーザー光源部、 33・・・光偏向器、 33a・・・偏向点、 34・・・副走査部、 36・・・定盤、 38・・レーザー光源、 40.40a、40b・・・レーサービーム、42・・
・ミラー、 44・・・ビームエクスパンダ−1 46・・・ミラー、 48・・・マウント、 50・・・走査レンズ、 52・・立下げミラー、 54・・・記録材料、 56・・・開口、 58・・・主走査線、 60・・・副走査搬送手段、 80・・・光源、 fl、・・・入射光ビーム、 で、・・・出射光ビーム、 ℃1・・・反射光ビーム ノ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 透明媒質からなる音響光学媒体と該音響光学媒体の一
端に接着される両端に電極を持つ縦長の圧電変換子とを
有し、光ビームを該圧電変換子の長手方向に前記音響光
学媒体内を進行させる音響光学変調器において、 前記音響光学媒体の少なくとも光ビームの入射端面を前
記圧電変換子の長手方向と直交する方向から所定の角度
だけ傾けたことを特徴とする音響光学変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6692888A JPH01238615A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 音響光学変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6692888A JPH01238615A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 音響光学変調器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01238615A true JPH01238615A (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=13330134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6692888A Pending JPH01238615A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 音響光学変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01238615A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01290194A (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-22 | Nec Corp | 選択的連想記憶装置及びその制御方式 |
JP2003500964A (ja) * | 1999-05-22 | 2003-01-07 | マルコニ データ システムズ リミテッド | 識別タグ |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP6692888A patent/JPH01238615A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01290194A (ja) * | 1988-05-16 | 1989-11-22 | Nec Corp | 選択的連想記憶装置及びその制御方式 |
JP2564890B2 (ja) * | 1988-05-16 | 1996-12-18 | 日本電気株式会社 | 選択的連想記憶装置及びその制御方法 |
JP2003500964A (ja) * | 1999-05-22 | 2003-01-07 | マルコニ データ システムズ リミテッド | 識別タグ |
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