JPH01289745A - 自動車の車輪鎖錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、駐車中の自動車のタイヤに取りつけること
により車両の移転を不可能とする自動車の車輪鎖錠装置
に関するものである。

（従来の技術） 自動車のタイヤに取りつけて錠止することにより乗り逃
げによる盗難防止あるいは無断駐車中の車両に対し警告
の意味で取りつける装置として近年開発されたものに、
地上に所要の自動車の車輪を前後から挾んでそれぞれ鉄
板をＩｖ状に折曲して形成した車止めを位置させ、これ
ら車止めを錠前付き部材で相互に固定するようにしたも
のがある。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、上記車輪の前後に車止めを配置する形式のもの
においては、その取付を独りで行うには相当の重量のあ
る車止めを車軸の前後に一挙に配置することは不可能で
あるから作業が段階的となって５取付のための手数なら
びに時間がかかる不便がある。

（問題点を解決するための手段） これに対し、この考案は地面に設置する車止め等によら
ず、車輪に対し、円周を三角形の各頂点で取りまくよう
にした開閉具を掛装して車両の前後動が阻止される構造
としたものであって、軽量かつ装着が極めて簡単に行え
るようにしたものである。

（発明の実施例） この発明の実施例を図面について説明すると、全体は、
金属性パイプの両端を内方にＵ状に屈曲した第１添当て
杆１と、基端を上記第１添当て杆に枢着され、他端を同
じくＵ状の屈曲端とした第２添当て杆２と、これら第１
、第２添当て杆を相互に接続すべき連繁杆３で形成され
ており、この連繁杆３は、先端部分が先端に向って傾斜
する鋸刃状係合部４に形成され、この部分を第１連繁杆
１に枢着したさた部材５に挿入すると、さや部材５に設
けられた錠止機構６を介して挿入度に応じた点でそのま
ま固定されるようになっている。

この錠止機構６は、さや部材５の内部に鉤状の係止爪７
がバネ８を介して常時先端を鋸刃状係合部４に圧接係合
するように軸９で取りつけて形成され、これを開放する
には鍵穴１ｏにさしこんだ鍵を介して係止爪７を回動さ
せて行う。なお、連繁杆３・さや部材５は、それぞれ第
１添当て杆、第２添当て杆に取りつけられていてもよい
。

（作用・効果） この発明は上記の構成であって、これを使用するには連
繁杆３をさや部材５から抜き出し、第１、第２添当て杆
１．２を充分に開いた状態で、まず第１添当て杆１を自
動車の車輪に、両端屈曲部がタイヤを囲むようにして傾
斜状態に添当したのち、第２添当て杆２を上方から回動
してその他端屈曲部をタイヤに係合させつつ、連繁杆３
をさや部材５に挿入し、そのまま第１、第２添当て杆１
．２の屈曲部をタイヤに添わせればよい。この結果、連
繁杆３は充分にさや部材５に挿入された状態で固定され
、こうして車軸は第２図に示すように第１、第２添当て
杆１．２の各屈曲端部で形成された２点が地面に接する
三角形の各頂点間に保持されているから１前後動が阻止
される。

この発明は以上のように、その装着は極めて簡単であり
、作業者は車軸に向ってそのままの位置で敏速に完了す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は開放状態における斜面図、第２図錠止め状態に
おける側面図である。 １は第１添当て杆、２は第２添当て杆、３は連繁杆、４
は鋸刃状係合部、５はさや部材、６は錠止機構、１０は
鍵穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　両端をタイヤに適合するＵ状に屈曲した第１添当て杆
   と、基端を第１添当て杆の一端に枢着され、先端を同じ
   くＵ状に屈曲した第２添当て杆と、さらにこれら第１添
   当て杆の他端と第２添当て杆の先端を接続する連繁杆と
   からなり、この連繁杆は、一端を第１、第２添当て杆の
   いずれか一方に枢支され、他端を他の一方の添当て杆に
   枢着されたさや部材に抜け止めを阻止する錠止機構を介
   して挿入係止されている自動車の車輪鎖錠装置。