JPH01289659A

JPH01289659A - 工作物駆動装置

Info

Publication number: JPH01289659A
Application number: JP63114483A
Authority: JP
Inventors: Jiro Muramatsu; 村松　次郎; Masakazu Yamaguchi; 山口　雅和
Original assignee: Toyoda Koki KK
Current assignee: Toyoda Koki KK
Priority date: 1988-05-11
Filing date: 1988-05-11
Publication date: 1989-11-21
Anticipated expiration: 2013-09-10
Also published as: JP2796304B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、主軸台と心押台を備えた研削盤に関するもの
である。

〈従来の技術〉例えば研削盤において、第５図（ａ）　、　（ｂ）に示
すように、端部にスプラインＳが形成されたミツシラン
ギヤーのような長平方向に長さの異なる工作物Ｗ　ａ　
、　Ｗ　ｂを多種類加工する場合の段取り時には２、工
作物〜Ｖａまたはｗｂの種類に応じ一〇主軸台１００を
前進後退させ、主軸台センタ１０１と心押台のセンタ２
０１の中心距離を変更し、工作物Ｗ　ａ　。

ｗｂの端部に形成されたスプラインＳに主軸の回転を工
作物に伝達する工作物駆動ビンＰを係合するようにして
いる。また、この状態で主軸台１００を固定し、心押台
２００を前進後退させることにより、工作物Ｗａ（また
は、ｗｂ　）をセンタ支持し、加工を行っでいる。

〈発明が解決しようとする課題〉しかしながら、多種類の工作物を加工する場合には、段
取り回数も増加し、工作物を変更する度に主軸台を長手
方向に移動させたり、工作物の駆動金具を交換する等の
段取りを行う必要があり、特に多種類の工作物を加工す
る場合には、段取り時間が多くなり、生産効率が悪くな
るとい・）問題があった。

〈課題を解決するための手段〉本発明は、心押台センタ中心と同一軸心を有しこの軸心
回りに回転可能な駆動ホルダと、この駆動ホルダの内周
面から前記軸心方向に凸設された爪と、前記軸心と同心
軸を有し前記駆動ホルダと前記心押台センタ間で回転可
能に支持され前記爪を案内する螺旋状溝が形成された工
作物回転ホルダと、この工作物回転ホルダに設けられ前
記工作物の端部の係止部と保合可能に形成されたドライ
ブキーと、前記駆動ホルダに回転駆動を与える駆動装置
と、前記センタが前進後退しても前記工作物回転ホルダ
に前記駆動装置の回転駆動を伝達する回転駆動伝達装置
とを設けたことを特徴とするものである。

〈作用〉心押台が指定された工作物のながさに応じて前進すると
、心押台に設けられたドライブキーと工作物の端部に形
成された係止部が当接し、ドライブキーに形成された爪
が前記螺旋状溝に案内されて回転し、前記ドライブキー
と前記工作物に形成された係止部が係合する。この状態
で駆動装置により駆動ホルダを回転させると、ドライブ
キーにより工作物が回転駆動する。

〈実施例〉以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の心押台の各軸を平面に展開した軸展開
断面図で、１は心理台本体、２は前記心理台本体に摺動
自在に嵌合されたラム１．３は前記ラム２の先端に嵌着
（７たセンタである。４は前記心理台本体１の前記うｌ
ｉ　２に沿って形成されたシリンダ、５Ａはピストンで
あり、このピストン５Ａの前後に油圧室４Ａ、４Ｂを在
している。

前記ラム２の後端部は第２図に示すように、前記ピスト
ン５Ａと一体のロッド５の後端部と連結部材６を介して
軸線方向に相対移動可能に連結されている。

１０は工作物回転駆動ユニットで、主に駆動ホルダ２０
、ボールスプライン３０、工作物駆動ホルダ４０により
構成されている。

前記駆動ホルダ２０は、センタ３と同心軸に回転可能に
支持され、この駆動ホルダ２０の外周には歯車２２が形
成されている。この歯車２２は、サーボモータ２３、歯
車２４，２６，２７，２８゜２９を介して回転駆動され
る。

また、前記ボールスプライン３０は、スプライン軸３１
と、このスプライン軸３１の外周に形成された回路の軌
道突起部を左右から挟み込むようにボールが配置された
保持器３２とにより構成され、歯車２７の回転駆動が保
持器３２を介してスプライン軸３１に伝達され、このス
プライン軸３１が回転駆動し、このスプライン軸３１の
端部に形成された歯車２日に回転が伝達される。

３３はセンタ３の中心軸線方向に凸設された爪である。

前記工作物回転ホルダ４０は、センタ３と同心軸に回転
可能になっており、この工作物回転ホルダ４０の円筒部
４０Ａには、第３図に示すよ・うな螺旋状の溝が形成さ
れている。また、内周面には工作物Ｗの淵部に形成され
たスプラインよりなる係止部にと保合可能な歯車より成
るドライブキー４１が形成されている。

４２は工作物回転ホルダ４０を駆動ホルダ２０から離れ
る方向（第１図矢印方向）に移動さける圧縮バネである
。

５０は工作物Ｗの長さに応じたセンタ３の前進位置を検
出する絶対位置検出器である。この絶対位置検出器５０
は直線変位量をアブソリエートで検出する公知の位置検
出センサ５１と接続され、この位置検出センサ５１は非
磁性体のロッド５２上に所定ピッチで磁性体が取付けら
れ、このロッド５２に電圧を印加する１次コ・イルと電
位差を出力する２次コイルとを備えた検出体５３が軸線
方向に移動可能に嵌挿された構成であり、１次コイルと
２次コイルの位相差により位置を検出する。

この検出体５３による位置の検出は、ロッド５２の一端
の原点Ｏから他端の終点の範囲である。また、このロッ
ド５２の両端は心理台本体１に固定され、検出体５３は
ラム２に固定されラム２の進退とともに移動し、センタ
３の位置を検出できるようになっている。

６０は数値制御装置で、シリンダ４に圧油の給排を制御
する圧油給排制御装置６１と、工作物Ｗの種類や加ニブ
【７グラムの入力、加工状態の表示等を行うデータ入出
力装置６２が接続されている。

この数値制御装置６０は、データ入出力装Ｗ６２から入
力された工作物Ｗの種類に応じて圧油給排制御装置６１
を制御し、シリンダ４の圧油の給排を行うことにより、
センタ３を前進後退させ、絶対位置検出装置５０から出
力される工作物Ｗに応じたセンタ３の位置を検出するど
数値制御装置６０に位Ｍ決め完了信号を出力し、この位
置決め完了信号を受りて、圧油給排制御装置６１による
センタ３の前進後退が停止される。

次に上記構成における段取り時における心理台本体１の
動作について第１図、第４図に基づいて説明する。

第１図の状態で工作＠７１Ｗを工作物支持体にセットす
る。データ入出力装置６２により、加工する工作物Ｗの
種類を入力すると、心理台本体ｌのラム２が前進すると
ともに、工作物回転駆動ユニッ）１０も前進し２、工作
物Ｗの係止部にと工作物回転ホルダ４０のドライブキー
４１が当接する。

更に、ラム２と工作物回転駆動ユニット１０が前進する
とドライブキー４１が工作物Ｗに押され圧縮バネ４２が
圧縮し、工作物回転ホルダ４０が駆動ホルダ２０に６脱
された爪により円筒部４０Ａの螺旋状溝に案内されて回
転し、ドライブキー４１と係止部Ｋが係合する。

この係合が完了すると同時にラム２が工作物Ｗに応じた
前進位置に達し、絶対位置検出装置５０から位置決め完
了信号が数値制御装置６０に出力される。すると数値制
御装置６０はこの位置決め完了信月を受けて、サーボモ
ータ２３を回転駆動させ、砥石車Ｇを所定の加ニブログ
ラムに従って移動させ工作物Ｗの加工を開始する。

なお、上記実施例では工作物の端部にスプラインが形成
された係止部について述べたが、この係　ｌ止部にピン
穴またはピンを形成しても良い。

〈発明の効果〉以上述べたように本願発明においては、心押台センタ中
ｒシｓと同一軸心を有しこの軸心回りに回転可能な駆動
ホルダと、この駆動ホルダの内周面から前記軸心方向に
凸設された爪と、前記軸心と同心軸を有し前記駆動ホル
ダと前記心押台センタ間で回転可能に支持され前記風を
案内する螺旋状溝が形成された工作物回転ホルダと、こ
の工作物回転ホルダに設けられ前記工作物の端部の係止
部と係合可能に形成されたドライブキーと、前記駆動ホ
ルダに回転駆動を与える駆動装置と、前記センタが前進
後退しても前記工作物回転ホルダに前記駆動装置の回転
駆動を伝達する回転駆動伝達装置とを設けたので、長平
方向に長さの異なる工作物のであっても、主軸台を固定
した状態で、心押台のセンタが工作物に応じて前進する
と同時に工作物を回転駆動状態にすることができるので
、工作物の段取り替えが不要となる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の心押台各軸を平面に展開した軸展開断
外図側断面図、第２図は心押台の制御を説明するための
ブロック図、第３図は工作物回転ホルダの形状を説明す
るための図、第４図は工作物の係止部と工作物回転ホル
ダのドライブキーの係合状態を説明するための図、第５
図は従来の研削盤の段取りを説明するための図である。１・・・心理台本体、２・・・ラム、３・・・センタ、
１０・・・工作物回転駆動ユニ、ト、２０・・・駆動ホ
ルダ、２３・・・サーボモータ、４０・・・工作物回転
ホルダ、４１・・・ドライブキー、４２・・・圧縮バネ
、５０・・・絶対位置検出装置、５１・・・位置検出セ
ンサ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）端部に係止部が形成された工作物を支持するため
、工作物の種類を指定すると、この工作物の種類に応じ
た位置に心押台センタが位置決めされ、主軸台センタと
心押台センタ間に工作物を支持可能となる研削盤におい
て、前記心押台センタ中心と同一軸心を有しこの軸心回
りに回転可能な駆動ホルダと、この駆動ホルダの内周面
から前記軸心方向に凸設された爪と、前記軸心と同心軸
を有し前記駆動ホルダと前記心押台センタ間で回転可能
に支持され前記爪を案内する螺旋状溝が形成された工作
物回転ホルダと、この工作物回転ホルダに設けられ前記
工作物の端部の係止部と係合可能に形成されたドライブ
キーと、前記駆動ホルダに回転駆動を与える駆動装置と
、前記センタが前進後退しても前記工作物回転ホルダに
前記駆動装置の回転駆動を伝達する回転駆動伝達装置と
を設けたことを特徴とする研削盤。