JPH0128843Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128843Y2
JPH0128843Y2 JP2038184U JP2038184U JPH0128843Y2 JP H0128843 Y2 JPH0128843 Y2 JP H0128843Y2 JP 2038184 U JP2038184 U JP 2038184U JP 2038184 U JP2038184 U JP 2038184U JP H0128843 Y2 JPH0128843 Y2 JP H0128843Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chemical
tank
chemical solution
recess
tanks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2038184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60132868U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2038184U priority Critical patent/JPS60132868U/ja
Publication of JPS60132868U publication Critical patent/JPS60132868U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0128843Y2 publication Critical patent/JPH0128843Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動噴霧器の薬液タンクに係り、薬液
タンクの壁面に連結用の凹部と凸部を形成するよ
うにしたものである。
園芸用などに使用される電動噴霧器は薬液タン
クに貯溜された薬液を駆動部側に設けられたポン
プによりノズルへ給送し、ノズル先端から樹木等
に散布するようになつている。薬液タンクには散
布目的に応じて種々の薬液が貯溜されるが、薬液
タンクの容量が大きすぎると噴霧器を携帯して散
布するのに不便であり、したがつて薬液タンクの
大きさは1回の散布量を充たす程度の小容量にす
ることが望ましい。しかしながらこの種薬液は、
一般に薬剤を数百倍以上、場合によつては1000〜
5000倍程度に希釈して使用されることが多いた
め、薬液タンクの容量が小さいと薬剤を所定濃度
に希釈調合することが難しくなる。すなわち例え
ば薬液タンクの容量を手軽に携帯できるように
500c.c.程度とした場合、薬剤の希釈倍数が1000倍
では、薬剤0.5c.c.を500c.c.の水にて希釈せねばなら
ず、薬剤の計量にわずかの誤差があつても、薬液
の濃度は大きく狂うことになる。かかる問題を解
釈するために、比較的小容量の薬液タンクを複数
個取り揃え、大容量の容器内で所定濃度に調合し
た薬液を上記複数の小容量の薬液タンクに移しか
えてこれに保管しておき、薬液の散布を行うとき
は所望の薬液が入つた薬液タンクを駆動部に装着
して使用し、かつ薬液タンク内に薬液が残つた場
合には、これを無駄に捨てずに薬液タンクにその
まま保管することが考えられる。そこで本考案は
かくする上において、薬液タンクの壁面に薬液タ
ンク同士を連結するための凹部と凸部を形成する
ようにしたものであり、かくすることにより薬液
タンクの不使用時には上記凹部と凸部を嵌合させ
て薬液タンク同士を連結して保管し、使用時には
所望薬液が入つた薬液タンクを取りはずして駆動
部に装着し、手軽に薬液散布ができるようにした
ものである。以下、図面を参照しながら本考案の
実施例の説明を行う。
第1図において、1は本考案に係る箱型状の薬
液タンクであり、その上部にはキヤツプ2を装着
するための受口3が突設されている。該薬液タン
ク1の容量は比較的小さく、約500c.c.程度である。
4は薬液タンク1の壁面1aの中央にその高さ方
向に沿つて凹設された連結用凹部、5,6、は薬
液タンク1の上記壁面1aの反対側の壁面1bに
突設された連結用凸部であり、突部5,6を凹部
4内に上方から摺動的に嵌入することにより、薬
液タンク1,1、同士を連結する(第2図参照)。
凹部4の壁面には薬液タンク2内の薬液残存量を
示す目盛用の数字1〜5が突設されており、また
薬液タンク1の一壁面1cには例えば「園芸用」、
「殺虫用」等の当該薬液タンク1に貯溜された薬
液の種別を表記したシール7,8が装着されてい
る。本薬液タンク1は塩化ビニール樹脂等の弾性
合成樹脂をブロー成形するなどして形成されてお
り、したがつて壁面1aから凹入する凹部4の肉
厚tは、成形時の伸長のために壁面1aの肉厚T
よりもかなりうすい(第3図参照)。このように
凹部4の肉厚tが小さいとその強度は弱くなる
が、凹部4は壁面1aから内方に凹入しているか
ら器物が当たつて破損されることはない。また凹
部4の肉厚tは薄いため、該凹部4から薬液タン
ク1内の薬液の残存量を透視して確認できる利点
がある。また上記のように目盛用数字1〜5を凹
部4の壁面に突設しておけば、数字1〜5に器物
等が当たつて損傷され、数字1〜5が見えにくく
なるようなことはなく、また数字1〜5を凹部4
の壁面に一体的に突設すれば、凹部4の肉厚tを
実質的に厚くして肉薄の凹部4を補強することも
できる。
本薬液タンク1は上記のような構成より成り、
比較的小容量の本薬液タンク1を複数個取り揃え
ておき、大容量の容器(図示せず)において薬剤
を所定濃度に厳密に希釈調合した薬液を各薬液タ
ンク1に分けて貯溜し、各薬液タンク1同士を第
2図に示すように互いに連結して保管する。薬液
の散布を行うときは所望薬液が入つた薬液タンク
1を取りはずし、第4図に示すように電動噴霧器
10の駆動部9に着脱自在に装着して使用する。
9aはノズル、9bは操作ボタン、9cは上記受
口3から薬液タンク1内に垂下された吸上げホー
スである。このように本薬液タンク1は、その壁
面1a,1bに連結用の凹部4と凸部5,6を形
成して薬液タンク1同士を連結できるようにして
いるので保管にきわめて便利であり、活薬液散布
を行うときは所望の薬液が入つた薬液タンク1を
駆動部9に装着して手軽に使用でき、かつ薬液が
余つたときにはそのまま該薬液タンク1にて保管
でき、さらには上記凹部4や凸部5,6は薬液タ
ンク1を把持する際の手指の滑り止めにもなる等
の利点がある。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、あ
つて、11,11は弾性合成樹脂から成る薬液タ
ンクであり、その一壁面には連結用の凹部12,
12が、またその反対側の壁面には凸部13,1
3が形成されており、凹部12,12と凸部1
3,13を嵌合することにより、薬液タンク1
1,11同士を連結する。
第6図は本考案の更に他の実施例を示すもので
あつて、21,21は弾性合成樹脂から成る薬液
タンクであり、その一壁面両側部にはそのタテ方
向に凹部22,22が、また反対側壁面の両側部
には凸部23,23が形成されており、凹部2
2,22と凸部23,23を嵌合させることによ
り、薬液タンク21,21同士を連結する。
第7図〜第9図は本考案のさらに他の実施例を
示すものであつて、薬液タンク31は箱形状本体
32と、該本体32の上部に装着される矩形板状
の蓋板33から成つており、本体32の上部に突
設された受口34に蓋板33下面に垂設された突
部33aを嵌着して蓋板33を本体32に装着す
る。蓋板34の側壁面には連結用凹部35,35
と凸部36,36が形成されており、凹部35,
35と凸部36,36を嵌合させることにより、
薬液タンク31同士を連結する。このように連結
用の凹部35や凸部36は、薬液タンク31の本
体32に形成せずに、蓋板33に形成するように
してもよい。
第10図〜第12図は本考案の更に他の実施例
を示すものであつて、41は略L字状の薬液タン
クであり、その横長基部41aの一壁面にその長
さ方向に沿つて連結用凹部42がまたその反対側
の壁面には凸部43が形成されており、凹部42
と凸部43を嵌合させることにより、薬液タンク
41同士を連結する。44,44は凸部43の両
側部上面に突設された節度用の突起であつて、凸
部43を凹部42内を摺動させる際に適度の摺設
摩擦を確保するとともに、凸部43の凹部42か
らの抜け止めを防止するものである。
上記基部41aの一側に連設された突出部41
bの背面には薬液名を記入するための表示部45
が設けられている。46は突出部41b上部に突
設された受口、47は受口45に装着するキヤツ
プ、48は連結された薬液タンク41を載置する
保管棚である。
上記各実施例から明らかなように、本考案に係
る薬液タンクや連結用凹部、凸部の形状は種々考
えられるのであつて、要は薬液タンク同士をしつ
かりとかつコンパクトに連結できるものであれば
よい。また薬液タンクを装着する駆動部の形状構
造も、薬液タンクの形状に対応して変更すべきも
のであることは言うまでもない。
以上説明したように本考案は、電動噴霧器10
の駆動部9に着脱自在に装着される薬液タンク1
の壁面1a,1bに、薬液タンク1同士を連結す
るための凹部4と凸部5,6を形成するようにし
ているので、互いにコンパクトに連結して保管で
き、必要なときにはその一つを取りはずして駆動
部9に装着することにより手軽に薬液を散布で
き、また大きな容器にて予め大量の薬液を希釈調
合してこれを各薬液タンク1に分けて保管してお
くことも可能等の種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は薬液タンクの斜視図、第2図は連結状態での
正面図、第3図は要部断面図、第4図は使用中の
側面図、第5図は本考案の更に他の実施例の斜視
図、第6図は本考案の更に他の実施例の斜視図、
第7図、第8図、第9図はそれぞれ本考案の更に
他の実施例の斜視図、部分断面図、斜視図、第1
0図、第11図、第12図は本考案の更に他の実
施例の斜視図、連結状態での断面図、保管中の斜
視図である。 1,11,21,31,41……薬液タンク、
1a,1b……壁面、4,12,22,35,4
2……連結用凹部、5,6,13,23,36,
43……連結用凸部、9……駆動部、10……電
動噴霧器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動噴霧器10の駆動部9に着脱自在に装着さ
    れる薬液タンク1の壁面1a,1bに、薬液タン
    ク1同士を連結するための凹部4と凸部5,6を
    形成したことを特徴とする電動噴霧器の薬液タン
    ク。
JP2038184U 1984-02-14 1984-02-14 電動噴霧器の薬液タンク Granted JPS60132868U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2038184U JPS60132868U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 電動噴霧器の薬液タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2038184U JPS60132868U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 電動噴霧器の薬液タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60132868U JPS60132868U (ja) 1985-09-05
JPH0128843Y2 true JPH0128843Y2 (ja) 1989-09-01

Family

ID=30510813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2038184U Granted JPS60132868U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 電動噴霧器の薬液タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60132868U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523252Y2 (ja) * 1985-09-27 1993-06-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60132868U (ja) 1985-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2902120B2 (ja) 分配システム
JPH06199353A (ja) 流体容器の改良
JPH0128843Y2 (ja)
JP2004534643A (ja) 引金噴霧器
JPH0128842Y2 (ja)
CN216296759U (zh) 一种喷雾器
CN213694383U (zh) 多功能u盘
JPH0441947Y2 (ja)
JPH023812Y2 (ja)
JPH0681936U (ja) 把手付き合成樹脂製容器
JPS60120960U (ja) 液体吐出容器
JPS5813969Y2 (ja) フンムキヨウケイタイ
JPS6225223Y2 (ja)
JPH0624345Y2 (ja) トリガー式液体噴出容器
JPH0535066Y2 (ja)
JPH0620524Y2 (ja) 輸液用プラスチック容器
JPH0536826Y2 (ja)
JPH0323009U (ja)
JPH0743084U (ja) 薬液収納容器
JPS60930Y2 (ja) 気化剤収納容器
JPH0647805Y2 (ja) 液状物塗布容器
JPS6327802Y2 (ja)
JPS5839801Y2 (ja) 噴霧器
JPS60133Y2 (ja) 電動式噴霧器
JPS591380A (ja) スプレ−缶容器