JPH01288407A - 起泡コンクリート用セメントペーストの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は起泡コンクリートを製造するための起泡コン
クリート用セメントペーストの製造方法、特にその混練
り方法に関するものである。

［従来技術］ 従来の起泡コンクリート用セメントペーストの混練り方
法はセメント、水、骨材及びその他の添加物を投入して
混線すする際に、中−のミキサーしか用意しておらず、
そのミキサー内にセメント、水、母材及びその他の添加
物を投入して混練りし、このミキサーの下端より前記混
練りしたセメントペーストをアジテータを介して型枠内
に充填し、もって起泡コンクリート製品を作製するもの
としていた。

しかしながら、この様な従来の混練り方法では、１回の
混練作業に約５分乃至１０分間の所要時間を要するとと
もに、単一のミキサーによる混線作業のみであるため攪
拌性が悪く、起泡コンクリートの形成においては比重の
重いセメントベース１〜と比重の軽い泡とを混練りする
際の泡均−性に欠けるとの欠点があった。

さらに、従来の混練り方法であると、このミキサーによ
り混練りし、それをアジテータを介して型枠内にその全
部」を排出した後でなければ次の混練りが出来ず混練り
作業の効率が悪いとの問題点があった。

［発明の目的］ この発明は前記従来の問題点並びに前記従来の欠点を解
消するために創案されたものであり、セメント、水、場
合によっては母材を投入して混練りするミキサーと、該
ミキサーによって混練りされたセメントペーストに起泡
剤によって形成された泡を投入してざらに混練りするミ
キサーとを分けて例えば上下段の様に複数段に形成し、
かつ下段側のミキサーを上段側ミキサーより数を多くし
て設けておくことにより、従来での一つのミキサーでの
混練り時間より大幅にその時間を短縮でき、さらには起
泡コンクリート用セメントペーストに対する攪拌能力を
大幅に向上させ、比較的比重の重いセメントペーストと
比重の軽い泡体とを混ぜて混練りする際の泡均−性にむ
らを生じさせないセメントペーストを作製することがで
きる起泡コンクリート用セメントペーストの製造方法を
提供することを目的とするものでめる。

また、上下段に複数段設【プたミキサーのうちいずれの
ミキサーの稼働をも遊ばせであくことがないから、この
面からも大幅にミキサーの混練り時間を効率アップしう
る起泡コンクリート用セメントペーストの製造方法を提
供することを目的とするものである。

し発明の構成］ この発明によるコンクリート及びセメントペーストの製
造方法は、 セメント、水、場合によっては母材を混合して得られる
セメントペーストと、あらかじめ起泡剤を用いて形成し
た泡体と、を混合するブレフｔ−ム法による起泡コンク
リート用セメントペーストの製造方法であり、 ミキサー内にセメン１〜、水、場合によっては骨材を投
入して混練りし、 次いで、前記ミキサーの下端と連通しかつミキサーに揺
動可能に取付けられた切替ダンパによって鹸記混練りし
たセメントペーストの全部量を、該切替ダンパの下方の
前記ミキサーより数を増加して並設された下段側ミキサ
ーのいずれかに投入すると共に、起泡剤で形成した泡体
を投入して再度混練りし、 上段側ミキサーでは次のセメント、水、場合によっては
骨材の投入後、混練りして新しいセメントベース［・を
作製し、その全部量を下段側残余のいずれかのミキサー
に投入すると共に、前記泡体を投入して再度混練りする
工程を順次繰り返し、もって、ミキサー及び下段側ミキ
サーすべてを同時にかつ連続的に混練り稼働することを
特徴とするものである。

［発明の実施例］ 以下この発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

符号１は上段側に形成された第一ミキサーを示す。

この第一ミキサー１はヤグラ状に立設された架台１５の
上段側に設置されている。

またこの第一ミキサ−１は、セメント、水、場合「よっ
ては骨材が投入され、混練りされる収納部２を有すると
ともに、この収納部２内に該収納部２を横断するセメン
トペースト攪拌用の攪拌部材３が設けられている。

該攪拌部材３は水平方向に軸支され、回転可能にされた
攪拌軸１３とこの攪拌軸外周に突設された複数枚の攪拌
用羽根１４・・・とを有して構成されている（第２図、
第３図参照）。

ところで、第一ミキサ−１には上方のセメントバッチャ
４よりセメントが、水バッチャ５より水が、砂バッチャ
６よりベルトコンベア７を介して搬送された川砂あるい
はバインダ等の骨材あるいはその他の添加物が投入され
る。

しかして、この第一ミキサ−１では所要時間混練りされ
、その後、下端に取付けられた切替ダンパ８が作動し、
下段側に並設された第二ミキサー９あるいは第三ミキサ
ー１０のいずれか一方に前記第一ミキサ−１で混練りさ
れたセメントペーストの全部量が投入される。

そして、例えば第二ミキサー９に投入されたセメントペ
ーストにおいて、起泡コンクリートを形成すべく起泡剤
によって形成された泡体１６が投入され、さらにこの第
二ミキサー９で再度混練りされるものとなる。

尚、第二ミキサー９あるいは第三ミキサー１０の構成は
前述した第一ミキサ−１と同様の構成をなすものである
。

この際、第一ミキサ−１では再び新しいセメント、水、
場合によっては骨材などが前記各バッチャ４．５．６よ
り投入され、混練り動作状態となる。

よって、本発明による混練り方法であると、第一ミキサ
−１及び第二ミキサー９、第三ミキサー１０の全てを同
時にかつ連続的に稼動しうるちのとし、泡均−性に優れ
、品質の良好な起泡コンクリート用セメントペーストを
短時間に大量に混練りすることができる利点がある。

そして、第二ミキサー９あるいは第三ミキサー１０によ
って混練りされたセメントペーストはアジテータ１１に
送出され、このアジテータ１１より下方に設置された型
枠１２内に充填されるものとなる。

なお、この実施例では上段側に設置されたミキサーは一
台、そしてその下方に設置されたミキサーは二台で形成
された混練り方法について説明したが、本発明はこの実
施例に限定することなく、上段側のミキサーを複数設置
し、かつ下段側のミキサーは上段側のミキサーよりその
数を多くして構成した混練り方法（製造方法）でも構わ
ないものである。

し発明の効果］ 本発明は以上の構成からなる。

そして本発明による起泡コンクリート用セメントペース
トの混練り方法（製造方法）であれば、起泡コンクリー
ト用セメントペーストの混練り時間を従来に比して大幅
に短縮することができ、さらには攪拌能力を大幅に向上
させであるから、比重の重いセメントペーストと比重の
軽い泡体とを混ぜて混練りする際の泡均−性にむらを生
じさせない品質の良好な起泡コンクリート用セメントペ
ーストを製造することができる。

また、上下段に複数段設けたミキサーのうちいずれのミ
キサーの稼働をも遊ばせておくことがないから、この面
からも起泡コンクリート用セメントペーストの製造作業
を能率化できるとの優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す概略図、第２図、第３図
は本発明によるミキサーを示す側面図、正面図である。 １・・第一ミキサ− ２・・収納部 ３・・攪拌用部材 ４・・セメントバッチャ ５・・水バッチャ ６・φ砂バッチャ ７・・ベルトコンベア ８・・切替ダンバ ９・・第二ミキサー １０・・第三ミキサー １１・・アジテータ １２・・型枠 １３・・攪拌軸 １４・・攪拌羽根 １５・・架台 １６・・泡体

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 セメント、水、場合によっては骨材を混合して得られる
   セメントペーストと、あらかじめ起泡剤を用いて形成し
   た泡体と、を混合するプレフォーム法による起泡コンク
   リート用セメントペーストの製造方法であり、 一方側ミキサー内にセメント、水、場合によつては骨材
   を投入して混練りし、 次いで、前記一方側ミキサーと連通しかつ該ミキサーに
   揺動可能に取付けられた切替ダンパによって前記混練り
   したセメントペーストの全部量を、該切替ダンパに隣接
   され前記一方側ミキサーより数を増加して並設された他
   方側ミキサーのいずれかに投入すると共に、起泡剤で形
   成した泡体を投入して再度混練りし、 一方側ミキサーでは次のセメント水、場合によつては骨
   材の投入後、混練りして新しいセメントペーストを作製
   し、その全部量を他方側残余のいずれかのミキサーに投
   入すると共に、前記泡体を投入して再度混練りする工程
   を順次繰り返し、もつて、一方側ミキサー及び他方側ミ
   キサーすべてを同時にかつ連続的に混練り稼働すること
   を特徴とする起泡コンクリート用セメントペーストの製
   造方法。