JPH01288077A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば監視用長時間ビデオテープレコーダ（
以下、タイムラゲスＶＴＲと称す）等の磁気記録再生装
置に関するものである。

従来の技術 近年、最長４８０時間の録画が吋能なタイムラプスＶＴ
Ｒの需要は大きく１画像信号のみならず音声信号も時間
軸圧伸することにより、長時間の連続録再を可能とする
システムへの展開が強く要望されている。

以下、図面を参照しながら、上述したような磁気記録再
生装置について説明する。

第３図は従来の磁気記録再生装置の一例としてタイムラ
ゲスＶＴＲ音声記録再生装置の構成図、第４図は画像・
音声信号の記録パターン図、第６図は音声信号の記録仕
様を示す図である。

第３図において、１は例えば１８００ｒ、ｐ、ＩＩｌ。

で一定回転する回転シリンダ、２は回転シリンダ１に取
り付けられアジマス角の異なる２個のヘッド、３はヘッ
ド２により画像・音声信号が記録再生されるテープ媒体
で回転シリンダ１に例えば１８０度で巻き付いている。

４はテープ媒体３を間欠的に移送させる駆動部である。

１０１は記録時に音声入力信号を帯域制限する低域通過
フィルタ（以下、Ｌ、Ｐ、Ｆ、と称す）、１０はり、Ｐ
、Ｆ。

１ｏ１の出力をアナログ・ディジタル変換するＡＤ変換
器、１１はＡＤ変換器１０の出力を記憶するメモリ、１
２はメモリ１１のアドレスを制御するアドレス制御部で
ある。１３はメモリ１１の読出しデータをディジタル・
アナログ変換するＤム変換器、１４は０人変換器１３の
出力を周波数変調しヘッド２へ記録信号を出力するＦＭ
変調器である。１６はＡＤ変換器１０とメモリ１１とア
ドレス制御部１２とＤム変換器１３と７Ｍ変調器１４と
を備えた記録信号処理部である。１７は再生時にヘッド
２の再生信号を周波数復調するＦＭ復調器、１８はＦＭ
復調器１７の出力をアナログ・ディジタル変換するＡＤ
変換器、１９はＡＤ変換器１８の出力を記憶するメモリ
、２０はメモリ１９のアドレスを制御するアドレス制御
部、２１はメモリ１９の読出しデータをディジタル・ア
ナログ変換する０人変換器である。２２はＦＭ復調器１
７とＡＤ変換器１８とメモリ１９とアドレス制御部２０
とＤム変換器２１とを備えた再生信号処理部である。１
０２はＤム変換器２１の出力を帯域制限し音声出力信号
を出力するり、Ｐ、Ｆ。

である。１６はヘッド２０入出力を切換えるスイッチで
、記録時にヘッド２と７Ｍ変調器１４をＯＷＬ、再生時
にヘッド２とＦＭ復調器１７をＯＮするものである。

以上のように構成された磁気記録再生装置について、以
下その動作を説明する。

タイムラゲスＶＴＲは標準２時間テープを用い、例えば
１２，２４．４Ｂ、７２，１２０，２４０゜４８０時間
の７つの長時間記録モードが可能であり１回転シリンダ
１は記録モードによらず例えば１８００ｒ、ｐ、ｍ、で
一定回転シテイル。マタテープ媒体３は駆動部４により
、記録モードに応じて平均移送速度が標準移送速度の１
／６，１／１２゜１／２４，１／３６，１／６０，１／
１２０，１／２４０となるように間欠的に移送される。

アジマス角の異なる２個のヘッド２は画像専用ヘッドと
音声専用ヘッドに振り分けられ、画像信号は例えば１２
時間モードでは６フイールド、２４０時間モードでは１
２０フイールドに１トラツク記録される。一方、音声信
号は例えば１２時間モードでは６フイ一ルド分、２４０
時間モードでは１２０フイ一ルド分の音声入力信号を１
トラツク記録時間に時間軸圧縮して記録される。ここで
１回転シリンダ１が１８０Ｏｒ、ｐ、！１１．で一定回
転し、テープ媒体３が回転シリンダ１に１８０度で巻き
付いている場合、１トラツク記録時間は１６．７　ｍ！
１６０となる。つまり、音声信号は例えば１２時間モー
ドでは０．１８＋５０，２４０時間モードでは２１１６
０の音声入力信号を１６．７．ｍ！１６０に時間軸圧縮
して記録される。

では、音声信号を時間軸圧伸して記録再生する動作を説
明する。

記録時には、まず音声入力信号はり、Ｐ、Ｆ、１０１に
より例えば５ＫＨｚで帯域制限された後、ＡＤ変換器１
０により例えば８ピツトのディジタルデータに変換され
、メモリ１１に記憶される。次にメモリ１１はアドレス
制御部１２によりアドレスが制御され、例えば１２時間
モードでは１／６゜２４０時間モードでは１／１２０の
圧縮率で時間軸圧縮される。更に時間軸圧縮された音声
データはＤム変換器１３により再びアナログ信号に変換
された後、７Ｍ変調器１４により周波数変調され、ヘッ
ド２によりテープ媒体３へ記録される。ここで、１トラ
ツク記録に必要なメモリ１１の容量は、ムＤ変換器１０
のサンプリング周波数をり、Ｐ、Ｆ。

１０１の帯域制限周波数の例えば２．４倍である１２Ｋ
Ｈｚに設定すると、４ａｏ時間モードが最大となり３８
４にビットである。

一方再生時には、テープ媒体３からヘッド２により再生
された信号は、まずＦＭ復調器１７により周波数復調さ
れた後、ムＤ変換器１８により例えば８ビツトのディジ
タルデータに変換され、メモリ１９に記憶される。次に
メモリ１９はアドレス制御部２ｏによりアドレスが制御
され１例えば１２時間モードでは６倍、２４０時間モー
ドでは１２０倍の伸長率で時間軸伸長される。更にＤム
変換器２１により再びアナログ信号に変換され。

Ｌ、Ｐ、Ｆ、１０２に：より例えば５　ＫＨｚで帯域制
限された後、音声出力信号として出力される。ここで、
１トラツク再生に必要なメモリ１９の容量は記録時と同
様に４８０時間モードが最大となり３８４にビットであ
る。

なお、上記例でｉｄＬ、Ｐ、Ｆ、１０１．１０２の帯域
制限周波数を５ＫＨｚとしたが、この帯域制限周波数を
上げ更にメモＩＪ　１１　、１９の容量を増せば。

音声信号の帯域を十分広げることができる。例えばり、
Ｐ、Ｆ、１０１　、１０２の帯域制限周波数を２０ＫＨ
２とすれば、１トラツク記録再生に必要なメモＩＪ１１
，１９の容量は最大４８０時間モード時１．６３８Ｍビ
ットとなる。第６図に記録モードに対する音声圧縮率、
音声帯域、必要メモリ容量等の記録仕様例を示す。

以上のように時間軸圧縮された音声信号は画像信号と共
に、例えば第４図に示したような記録パターンで記録さ
れる。＆）ではヘッド２のひとつのヘッドにより画像信
号を、またアジマス角の異なる他のヘッドにより時間軸
圧縮された音声信号を、テープ媒体３の同一トラック上
に重畳記録し、分離再生するものである。一方ｂ）では
ヘッド２のひとつのヘッドにより画像信号を記録し、且
つアジマス角の異なる他のヘッドにより時間軸圧縮され
た音声信号をガードバンドに記録し、分離再生するもの
である。

このように上記従来の磁気記録再生装置でも、音声信号
を時間軸圧縮しアジマス角の異なる２個のへラド２によ
り、テープ媒体３の同一トラック上に画像信号と重畳記
録したり、或いはガードバンドに記録することにより、
テープ媒体３が間欠的に移送される場合でも長時間にわ
たる連続記録再生が可能であり、更にメモＩＪ　１１　
、１９の容量を増すことにより音声帯域を広げ音質の向
上を図ることができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の磁気記録再生装置では。

音声信号の帯域制限周波数が記録モードによらず、つま
り間欠的に移送されるテープ媒体の平均速度によらず一
定であるため、時間軸圧伸して記録再生するに必要なメ
モリ容量はテープ媒体の平均移送速度が最も遅い記録モ
ードで制約され、音声帯域を広げ音質の向上を図ろうと
すると美大なメモリ容量が必要であるという問題点を有
していた。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、少ないメモリ容量でもテープ媒体の平均移送時間の速
い記録モードにおいては音声帯域を広げ、音質を向上で
きる優れた磁気記録再生装置を提供することを目的とす
るものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、長手方向に傾斜し
たトラックを有し且つガードバンドを有するテープ媒体
と、回転シリンダに取り付けられアジマス角の異なる少
なくとも２個のヘッドと、前記テープ媒体を間欠的に移
送させる駆動部と、帯域制限周波数の異なる複数個の低
域通過フィルタを有し音声入力信号を帯域制限する第１
のフィルタ部と、前記第１のフィルタ部の中から一つの
低域通過フィルタを選択する第１のフィルタ選択部と、
前記第１のフィルタ選択部で選択された低域通過フィル
タの出力を時間軸圧縮して前記ヘッドへ記録信号を出力
する記録信号処理部と、前記ヘッドより得られる再生信
号を時間軸伸長する再生信号処理部と、帯域制限周波数
の異なる複数個の低域通過フィルタを有し前記再生信号
処理部の出力を帯域制限する第２のフィルタ部と、前記
第２のフィルタ部の中から一つの低域通過フィルタを選
択し音声出力信号を出力する第２のフィルタ選択部とを
備えたものである。

作用 本発明は上記の構成により、フィルタ選択部は。

間欠的に移送するテープ媒体の平均速度が遅い記録モー
ドでは帯域制限周波数の低いり、Ｐ、Ｆ、を選択し、移
送平均速度が速い記録モードでは帯域制限周波数の高い
り、Ｐ、Ｆ、を選択することにより、テープ媒体の移送
平均速度に応じて音声帯域を多段階に切り換え、少ない
メモリ容量でもテープ媒体の平均移送速度が速い記録モ
ードにおいては音声帯域を広げ音質を向上することので
きるものである。

実施例 以下図面を参照しながら１本発明の一実施例について説
明する。

第１図は本発明の一実施例におけるタイムラゲスＶＴＲ
音声記録再生装置の構成図、第２図は音声信号の記録仕
様を示す図である。

第１図において、５，６．アは音声入力信号を。

また２３．２４．２６は音声出力信号を帯域制限するり
、Ｐ、Ｆ、であり、帯域制限周波数は例えばり、Ｐ、Ｆ
、５　、　Ｌ、Ｐ、Ｆ、　２３が２０ＫＨｚ、Ｌ、Ｐ、
Ｆ。

６　、　Ｌ、Ｐ、Ｆ、２４が１０ＫＨｚ、　Ｌ、Ｐ、Ｆ
、　７　。

Ｌ、Ｐ、Ｆ、２６が５　ＫＨｚに設定される。８はり、
Ｐ、Ｆ、５　。

Ｌ、Ｐ、Ｆ、　６　、　Ｌ、Ｐ、Ｆ　、　７を備え、ま
た２６はり、Ｐ、Ｆ、２３゜Ｌ、Ｐ、Ｆ、２４　、　Ｌ
、Ｐ、Ｆ、　２５を備えたフィルタ部である。９はフィ
ルタ部８の中から、また２７はフィルタ部２６の中から
一つのり、Ｐ、Ｆ、を選択するフィルタ選択部であり１
例えば１２，２４゜４Ｂ、７２，１２０時間記録モード
ではり、Ｐ、Ｆ。

５及びり、Ｐ、Ｆ、　２３を選択し、２４０時間記録モ
ードでばり、Ｐ、Ｆ、８及びり、Ｐ、Ｆ、２４を選択し
、４８０時間記録モードではり、Ｐ、Ｆ、７及びり、Ｐ
、Ｆ。

２５を選択する。よって音声帯域は１２，２４゜４８．
７２，１２０時間記録モードで２６ＫＨ２゜２４０時間
記録モードで１０ＫＨｚ、４８０時間記録モードで６　
ＫＨ２となる。なお、その他の構成及び動作は従来例と
同じなので同一番号を付記し説明は省略する。

ここで五〇変換器１０のサンプリング周波数をフィルタ
部９，２６の帯域制限周波数の例えば２．４倍に設定す
れば、１２，２４．４Ｂ、７２゜１２０時間記録モード
で４８　ＫＨｚ、２４０時間記録モードで２４ＫＨ１，
４８０時間記録モードで１２ＫＨ２となる。よって１ト
ラツク記録再生に必要なメモリ１１．１９の容量は、１
２０，２４０゜４８０時間記録モードが最大となり３８
４にビットである。第２図に記録モードに対する音声圧
縮率、音声帯域、必要メモリ容量等の記録仕様例を示す
。

このように上記実施例によれば、間欠的に移送されるテ
ープ媒体３の平均速度に応じて音声帯域制限周波数を３
段階に切換えることにより、メモリ１１．１９を美大な
容量にしなくともテープ媒体３の平均移送速度が速い記
録モードにおいては音声帯域を広げ音質を向上すること
ができるという効果を有する。

なお１本実施例では音声帯域制限周波数を３段階に切り
換えたが段階数には頼らず、また記録再生時でフィルタ
部８．２６及びフィルタ選択部９゜２７を別々に設けた
が共用しても同様な作用効果を奏するものである。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように１間欠的に移送
されるテープ媒体の平均速度に応じて音声帯域を多段階
に切り換えることにより、少ないメモリ容量でもテープ
媒体の平均移送速度が速い記録モードにおいては音声帯
域を広げ音質を向上することができるものであり、その
実用的効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
構成図、第２図は同装置の記録状軽口、第３図は従来の
磁気記録再生装置の構成図、第４図ハ記録パターン図、
第６図は同装置の記録仕様を示す図である。 １・・・・・・回転シリンダ、２・山・・ヘッド、３・
・・・・・テープ媒体、４・・・・・・駆動部、５，６
，７，２３゜２４．２５・・・・・・Ｌ、Ｐ、Ｆ、、８
．２６・・・・・・フィルタ部、９．２７・・・・・・
フィルタ選択部、１０．１８・・・・・・ムＤ変換器、
１１．１９・・・・・・メモリ、１２゜２ｏ・・・・・
・アドレス制御部、１３．２１・・・・・・Ｄム変換器
、１４・・・・・・ＦＭ変調器、１Ｆ５・・・・・・記
録信号処理部、１６・・・・・・スイッチ、１７・・・
・・・ＦＭ復調器、２２・・・・・・再生信号処理部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 区　　　や、〈、やわ　　　　　　　＠味田や峡帽Ｃつ ≦ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長手方向に傾斜したトラックを有し且つガードバンドを
   有するテープ媒体と、回転シリンダに取り付けられアジ
   マス角の異なる少なくとも２個のヘッドと、前記テープ
   媒体を間欠的に移送させる駆動部と、帯域制限周波数の
   異なる複数個の低域通過フィルタを有し音声入力信号を
   帯域制限する第１のフィルタ部と、前記第１のフィルタ
   部の中から一つの低域通過フィルタを選択する第１のフ
   ィルタ選択部と、前記第１のフィルタ選択部で選択され
   た低域通過フィルタの出力を時間軸圧縮して前記ヘッド
   へ記録信号を出力する記録信号処理部と、前記ヘッドよ
   り得られる再生信号を時間軸伸長する再生信号処理部と
   、帯域制限周波数の異なる複数個の低域通過フィルタを
   有し前記再生信号処理部の出力を帯域制限する第２のフ
   ィルタ部と、前記第２のフィルタ部の中から一つの低域
   通過フィルタを選択し音声出力信号を出力する第２のフ
   ィルタ選択部とを備え、前記第１及び第２のフィルタ選
   択部は、前記テープ媒体を間欠的に移送する平均速度が
   遅い場合、前記第１及び第２のフィルタ部の中で帯域制
   限周波数の低い低域通過フィルタを選択し、移送平均速
   度が速い場合、帯域制限周波数の高い低域通過フィルタ
   を選択することにより、前記テープ媒体の移送平均速度
   に応じて音声帯域を多段階に切り換えることを特徴とす
   る磁気記録再生装置。