JP3225770B2 - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JP3225770B2
JP3225770B2 JP31794794A JP31794794A JP3225770B2 JP 3225770 B2 JP3225770 B2 JP 3225770B2 JP 31794794 A JP31794794 A JP 31794794A JP 31794794 A JP31794794 A JP 31794794A JP 3225770 B2 JP3225770 B2 JP 3225770B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル情報
号の信号記録再生装置に係り、特に現行のアナログVT
Rと互換性を有する信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、家庭用の画像信号記録再生機器と
しては、1/2インチ幅の酸化物テープを用いたアナロ
グ方式のVTRが実用化されている。
【0003】一方、次世代のTV放送としてディジタル
放送の実用化が進めらている。例えば、米国において、
現行のNTSC方式やPAL方式などの画像信号(以
後、Standard Definition;SD画像信号と呼ぶ)に
比べ、より解像度の高い広帯域画像信号(以後、High
Definition;HD画像信号と呼ぶ)を高能率ディジタ
ル圧縮符号化し、現行TV放送と同じ6MHzの帯域幅
で放送するATV(Advanced Television)方式が知
られている。また、SD画像信号に関しても、MPEG
(Moving Picture Experts Group)方式を用いて高
能率ディジタル圧縮符号化し、衛星や同軸ケーブルを通
して放送するシステムが知られている。
【0004】尚、これらのディジタル放送システムに関
しては、テレビジョン学会誌、第47巻、第4号(19
93年)、第486頁〜第503頁に詳しく述べられて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近い将来、これらのデ
ィジタルTV放送が実用化され、アナログTV放送と混
在した形態で実施されるものと考えられるが、従来のア
ナログVTRでは、これらのディジタル画像信号をディ
ジタル信号のまま記録再生することはできなかった。
【0006】本発明の目的は、現行のアナログVTRと
互換性を有しながら、さらにディジタルTV放送などの
ディジタル圧縮符号化された画像及び音声信号をディジ
タル信号のまま記録し再生できる画像信号記録装置及び
記録再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による信号記録再生装置は、アナログ画像信
号を第1のアジマス角度を有する磁気ヘッド群を用いて
磁気テープの磁性層表層部分に記録しまたは再生する第
1の記録再生手段と、アナログ音声信号を上記第1のア
ジマス角度より大きい第2のアジマス角度を有する磁気
ヘッド群を用いて上記アナログ画像信号の記録または再
生に先行して磁性層深層部分に記録しまたは再生する第
2の記録再生手段と、ディジタル情報信号を上記第2の
アジマス角度を有する磁気ヘッド群を用いて磁気テープ
に記録しまたは再生する第3の記録再生手段と、各磁気
ヘッド群を搭載した回転ドラムの回転速度と磁気テープ
の走行速度を制御するサーボ手段とを備える。サーボ手
段は、ディジタル情報信号の記録再生トラックピッチを
アナログ画像信号の記録再生トラックピッチの略1/2
となるように制御する。
【0008】さらに本発明では、ディジタル情報信号の
記録または再生時には、ディジタル情報信号の伝送レー
トに応じて使用する磁気ヘッドを選択し、サーボ手段に
より磁気テープを複数の走行速度に制御して、伝送レー
トに係わらずトラックピッチを一定に設定する複数のデ
ィジタル記録再生モードを有する構成とした。また、磁
気テープのリニアトラック上に、複数のアナログ記録再
生モードおよび複数のディジタル記録再生モードを識別
可能なモード識別情報を記録し、サーボ手段は、そのモ
ード識別情報を元に制御する構成とした。
【0009】
【作用】ディジタル情報信号は、ディジタル記録信号処
理手段により、誤り訂正符号などを付加してブロック化
され、さらに記録符号化(変調)されて、第2のアジマ
ス角度を有する磁気ヘッドにより磁気テープの斜め方向
に形成されるヘリカルトラックに記録される。このと
き、ディジタル記録信号処理手段における時間軸処理に
より、入力されたディジタル情報信号の伝送レートによ
らず、ほぼ一定の記録レートで記録される。サーボ回路
は、回転ドラムの回転速度を記録レートと同様ほぼ一定
の速度で回転させ、磁気テープの走行速度は入力された
ディジタル情報信号の伝送レートに応じて切り換え制御
する。記録した信号がディジタル情報信号であることを
示すモード識別情報は磁気テープ長手方向の所謂リニ
アトラックに記録される。
【0010】再生時、アナログ/ディジタル判別手段
は、リニアトラックに記録されたモード識別情報を検出
し、記録された信号がアナログ画像信号か、或いはディ
ジタル情報信号かを判別する。そして再生したディジタ
情報信号は、ディジタル再生信号処理手段により、復
調、誤り訂正などの処理が施され、元のディジタル情報
信号に復元される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0012】図1は本発明による画像信号記録再生装置
の一実施例を示すブロック図である。ここで、1a,1
b,2a,2b,4は磁気ヘッド、5は回転ドラム、6
は磁気テープ、11,21,31は入力端子、12はア
ナログ画像記録信号処理回路、22はアナログ音声記録
信号処理回路、32はディジタル記録信号処理回路、1
3,15,17,23,25,27,45は切換スイッ
チ、14,24,44は記録アンプ、16,26,46
は再生アンプ、18はアナログ画像再生信号処理回路、
28はアナログ音声再生信号処理回路、38はディジタ
ル再生信号処理回路、19,29,39は出力端子、4
1は記録系サーボ回路、42は識別信号発生回路、48
は識別信号検出回路、49は再生系サーボ回路、51は
アナログ/ディジタル選択回路、53はアナログ/ディ
ジタル判別回路である。
【0013】先ず、アナログ画像信号記録時の動作につ
いて説明する。記録時には切換スイッチ15,25,4
5はそれぞれ[R]側に接続される。
【0014】同図において、入力端子11より入力され
たアナログ画像信号は、アナログ画像記録信号処理回路
12において、その輝度信号がFM変調され、搬送色信
号が低域周波数変換され、それらが加算されたアナログ
画像記録信号SR1に変換される。一方、入力端子21
より入力されたアナログ音声信号は、アナログ音声記録
信号処理回路22において、左/右或いは正/副2チャ
ンネルの音声信号がそれぞれFM変調され、それらが加
算されたアナログ音声記録信号SR2に変換される。図
2(A)及び(B)はそれぞれこのアナログ画像記録信
号SR1とアナログ音声記録信号SR2の帯域の一例を
示したものである。
【0015】ここで、アナログ/ディジタル選択回路5
1により記録すべき信号としてアナログ画像信号が選択
されると、その出力制御信号CR1により、切換スイッ
チ13,23はそれぞれ[A]側に接続され、アナログ
画像記録信号SR1及びアナログ音声記録信号SR2は
それぞれ記録アンプ14,24を介して磁気ヘッド1
a,1b及び2a,2bに供給される。記録系サーボ回
路41は、回転ドラム5の回転速度Rを第1の回転速度
R1に、磁気テープ6の走行速度Vを第1の走行速度V
1に制御する。
【0016】図3はこのときの記録パターンの一例を示
したものである。磁気テープ6には、先ず、磁気ヘッド
2a,2bによりアナログ音声記録信号SR2が記録さ
れ、トラック幅Tw2のアナログ音声トラック62a,
62bが形成される。次に、そのアナログ音声トラック
62a,62bの上に磁気ヘッド1b,1aによりアナ
ログ画像記録信号SR1が重ね記録され、トラック幅T
w1のアナログ映像トラック61b,61aが形成され
る。Tp1はトラックピッチである。例えば、回転ドラ
ム5のドラム径を62mm、その回転速度R1をアナロ
グ画像信号のフレーム周波数と同じ30rps、磁気テ
ープ6の走行速度V1を33.35mm/sとすると、
トラックピッチTp1は58μmとなる。これは、所謂
525ライン/60フィールドのアナログ画像信号記録
時の標準(SP)モードと呼ばれ、テープ走行速度V1
をSPモードの1/2、1/3として長時間化した場合
をそれぞれLPモード、EPモード(米国ではSLPモ
ード)と呼ばれている。このときのトラックピッチTp
1はそれぞれ29μm、19.3μmである。一方、6
25ライン/50フィールドのアナログ画像信号の場合
は、ドラム回転速度R1をそのフレーム周波数と同じ2
5rps、テープ走行速度V1をそれぞれ23.39m
m/s及びその1/2、トラックピッチTp1を49μ
m、24.5μmとしたSPモード及びLPモードが知
られている。ドラム径は同じ62mmである。
【0017】次に、ディジタル画像信号記録時の動作に
ついて説明する。
【0018】図1において、入力端子31にはMPEG
方式などにより高能率圧縮符号化されたディジタル画像
及び音声信号が入力され、ディジタル記録信号処理回路
32において、インターリーブ、誤り訂正符号や同期信
号の付加、ブロック化などのフォーマッティング処理が
施され、さらに記録符号化(変調)され、ディジタル記
録信号SR3に変換される。
【0019】ここで、磁気テープ6にアナログ記録と同
じ酸化物テープを用いるとすると、ディジタル記録信号
SR3の記録レートは、保持力を高めた高性能テープ
(所謂S−VHSテープ)では、20Mbps程度まで
高めることが可能である。このとき、入力信号の伝送レ
ートは、ディジタル記録信号処理回路32でのフォーマ
ッティング処理による冗長度を考慮しても、約15Mb
ps程度まで確保できる。一方、MPEG−2方式で高
能率圧縮符号化されたSD画像信号及び音声信号の伝送
レートは最大でも約10Mbps程度であり、従って、
このディジタルSDTV信号をアナログ記録と同じ酸化
物テープに記録することが可能となる。このように、本
発明は、高能率画像圧縮技術の進展によりディジタル画
像信号がアナログ画像信号に近い帯域幅で記録できるよ
うになってきたことに鑑みてなされたものである。
【0020】ところで、上記の例で見ると、最大入力レ
ート約15bpsに対して実際の入力レートは約10M
bpsと、約5bpsの余裕がある。この場合、この余
ったデータ分は特殊再生用の信号を記録してもよい。
【0021】アナログ/ディジタル選択回路51により
記録すべき信号としてディジタル画像信号が選択される
と、その出力制御信号CR1により、切換スイッチ23
は[D]側に接続され、ディジタル記録信号SR3は記
録アンプ24を介して磁気ヘッド2a,2bに供給され
る。このとき、制御信号CR1により、切換スイッチ1
3も[D]側に接続され、磁気ヘッド1a,1bにはな
にも供給されない。記録系サーボ回路41は、アナログ
/ディジタル選択回路51からの制御信号CR1を受
け、回転ドラム5の回転速度Rを第2の回転速度R2
に、磁気テープ6の走行速度Vを第2の走行速度V2に
制御する。このときのドラム回転速度R2は記録するデ
ィジタル画像信号のフレーム周波数に係わらず、例え
ば、30rps以上の一定速度である。
【0022】ディジタル記録信号SR3の記録レート
は、入力されたディジタル画像及び音声信号の伝送レー
トに関係なく、磁気テープ6の記録密度から決まるほぼ
一定の記録レートで記録される。そして、この記録レー
トから最大入力レートが決まり、これ以下の入力レート
の場合は、ダミーデータを付加するか、或いは、上述し
たように、特殊再生用のデータを付加して記録レートを
ほぼ一定にして記録する。例えば、磁気テープ6が高性
能酸化物テープの場合、上述したように、記録レートは
約20Mbps、最大入力レートが約15Mbpsとな
り、7.5Mbps〜15Mbpsのディジタル画像及
び音声信号を記録することができる。7.5Mbps以
下の信号については、後述するようにテープ速度を下げ
て長時間記録が可能となる。
【0023】ところで、このようなディジタル信号を記
録する場合に問題となるのは磁気ヘッド2a,2bのギ
ャップ長さや材質である。従来のアナログ記録専用の装
置においては、図2(B)に示したように音声信号の記
録周波数が低く、かつ磁性層の深層部まで記録する必要
から、音声用磁気ヘッド2a,2bのギャップ長さは1
μm以上と座増用磁気ヘッド1a,1bに比べてかなり
広く、その材質もフェライトが一般的であった。しかし
このような広いギャップの磁気ヘッドでは上述したよう
な高レートのディジタル信号を記録再生することは不可
能である。そこで、本発明では、このギャップ長さをデ
ィジタル信号の記録波長の1/2以下、具体的には0.
3μm以下とした。さらに、このような狭ギャップにお
いてもアナログ音声の深層記録が可能なように、ヘッド
の材質として従来のフェライトに代りメタルを用いた。
これにより、アナログ音声信号の深層記録とディジタル
信号の短波長記録が共通の磁気ヘッドで実現できる。
【0024】図4はこのディジタル信号の記録パターン
の一例を示したものである。磁気テープ6には、磁気ヘ
ッド2a,2bによりディジタル記録信号SR3が記録
され、トラックピッチTp2のディジタル信号トラック
63a,63bが形成される。
【0025】
【表1】
【0026】表1はこのトラックピッチTp2とドラム
回転速度R2、テープ走行速度V2、ヘッド幅Tw2な
どとの関係の一例を示したものである。いずれもドラム
径はアナログ画像信号記録時と同じく62mmである。
【0027】例1はトラックピッチTp2を先に述べた
525ライン/60フィールドのアナログ画像記録時の
LPモードと同じ29μmとした例であり、例えば、ド
ラム回転速度R2及びテープ走行速度V2もアナログ画
像記録時と同じとすると、録画時間も、同様、SPモー
ド(このときの録画時間を2時間とする)の2倍の4時
間となる。ヘッド幅Tw2は、オーバーライト記録も可
能なガードバンドレス記録のために、トラックピッチT
p2より少なくとも10%以上広い32μm程度に設定
される。このようにトラックピッチTp2、ドラム回転
速度R2及びテープ走行速度V2をアナログ画像記録時
と同じとすると、記録系サーボ回路41はアナログ画像
記録時と共用でき、回路規模の低減が図れる。
【0028】例2はトラックピッチTp2をアナログ画
像記録時のEPモードと同じ19μmとした例であり、
この場合も、ドラム回転速度R2及びテープ走行速度V
2をアナログ画像記録時と同じとすると、録画時間も同
様にSPモードの3倍の6時間となり、かつ記録系サー
ボ回路41はアナログ画像記録時と共用できる。さら
に、オーバーライト記録が可能なガードバンドレス記録
を実現するヘッド幅Tw2に関しても、従来のアナログ
記録専用の装置において設定されるヘッド幅(例えば、
28μm)をそのまま変更せずに適用できる。
【0029】例3及び例4は、従来のアナログ記録専用
時と同じ28μmのヘッド幅Tw2で、ガードバンドレ
ス記録を実現し、かつ可能な限りトラックピッチTp2
を19μmより広くして再生信号S/Nの増大を図った
例である。例3はテープ走行速度V2を約16.9mm
/sとしてトラックピッチTp2を24μmとした例で
あり、録画時間は約4.8時間とテープ走行速度V2を
遅くした分例1より長でき、再生信号S/Nはトラック
ピッチTp2を広くした分例2より増大できる。例4は
ドラム回転速度R2を37.5rpsと速くしてトラッ
クピッチTp2を約23μmとした例であり、録画時間
は例1と同じ4時間である。この例4では、ドラム回転
速度R2を速くした分記録波長が長くなり、例3に対し
ては、録画時間は短いが再生信号S/Nはさらに増大で
きる。
【0030】このように、本発明によれば、従来のアナ
ログ画像と同等以上の画質のディジタル画像を2倍以上
の録画時間で記録できる。尚、上記表1では4つの例を
示したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
要は、ディジタル記録時のトラックピッチTp2を29
μm以下として録画時間をアナログ記録SPモードの2
倍以上確保するとともに、アナログ音声記録と兼用する
磁気ヘッド2a,2bのヘッド幅Tw2をそのトラック
ピッチTp2より少なくとも10%以上広くして、ガー
ドバンドレス記録及びオーバーライト記録を可能とした
ことである。
【0031】識別信号発生回路42は、アナログ/ディ
ジタル選択回路51からの制御信号CR1を受け、再生
側において記録された信号の種類を判別するための識別
信号を発生する。そしてこの識別信号は、記録アンプ4
4を介して磁気ヘッド4に供給され、磁気テープ6の長
手方向の所謂リニアトラックに記録される。
【0032】このリニアトラックとしては、オーディオ
トラックやコントロールトラックを用いてもよい。オー
ディオトラックを利用する場合、アナログ画像信号記録
時は従来通りアナログ音声信号を記録し、ディジタル画
像信号記録時には上記識別信号を記録する。コントロー
ルトラックを利用する場合は、アナログ画像信号記録時
は従来通りコントロール信号を記録し、ディジタル画像
信号記録時には、例えば、コントロール信号を上記識別
信号でパルス幅変調して記録する。これらにより、記録
アンプ44や磁気ヘッド4を新たに追加する必要は無く
なり、装置の簡略化や低コスト化が図れる。
【0033】次に再生時の動作を説明する。このとき切
換スィッチ15,25,45はそれぞれ[P]側に接続
される。識別信号検出回路48は、磁気ヘッド4で再生
し、再生アンプ46で増幅した出力信号を受け、磁気テ
ープ6に記録された信号がアナログ画像信号か、或いは
ディジタル画像信号か、などを示す識別信号を検出す
る。そして、その検出した識別信号をアナログ/ディジ
タル判別回路53に出力する。
【0034】アナログ/ディジタル判別回路53は、識
別信号検出回路48からの識別信号を受け、磁気テープ
6に記録された信号がアナログ画像信号か、或いはディ
ジタル画像信号かを判別する。そして、その出力制御信
号CP1により、切換スイッチ17,27を制御し、再
生された信号の処理系を切り換える。再生系サーボ回路
49は、同様に、その制御信号CP1を受け、回転ドラ
ム5の回転速度Rを第1の回転速度R1か、或いは第2
の回転速度R2に制御し、磁気テープ6の走行速度Vを
第1の走行速度V1か、或いは第2の走行速度V2に制
御する。
【0035】先ず、アナログ画像信号再生時の動作につ
いて説明する。
【0036】上述したように、アナログ/ディジタル判
別回路53により磁気テープ6に記録された信号がアナ
ログ画像信号と判別された場合、磁気ヘッド1a,1b
により再生され、再生アンプ16で増幅された信号SP
1は、切換スイッチ17を介してアナログ画像再生信号
処理回路18に入力され、アナログ画像記録信号処理回
路12の逆の処理が行われ、元のベースバンドのアナロ
グ画像信号が出力端子19より出力される。一方、磁気
ヘッド2a,2bにより再生され、再生アンプ26で増
幅された信号SP2は、切り換えスイッチ27を介して
アナログ音声再生信号処理回路28に供給され、元のア
ナログ音声信号に変換され、出力端子29から出力され
る。
【0037】次に、ディジタル画像信号再生時の動作に
ついて説明する。
【0038】アナログ/ディジタル判別回路53によ
り、磁気テープ6に記録された信号がディジタル画像信
号と判別された場合、その出力制御信号CP1により切
換スィッチ17,27は[D]側に接続され、磁気ヘッ
ド2a,2bにより再生され、再生アンプ26で増幅さ
れた信号SP3は切換スイッチ27を介してディジタル
再生信号処理回路38に入力される。ディジタル再生信
号処理回路38では、ディジタル記録信号処理回路32
の逆の復調及びデフォーマッティング処理を行い、元の
ディジタル画像及び音声信号を復元し、その信号は出力
端子39より出力される。
【0039】このように、本実施例によれば、現行のア
ナログ画像信号と、高能率圧縮符号化されたディジタル
画像信号などのディジタル情報信号を共通の記録媒体
で、かつ、単一のヘッド構成で選択記録し自動判別再生
することができる。
【0040】図5は本発明による画像信号記録再生装置
の他の実施例を示すブロック図である。ここで、1c,
1d,2cは磁気ヘッド、52はディジタル記録モード
選択回路、54はディジタル記録モード判別回路であ
り、その他、図1と同一符号は同一物である。本実施例
の特徴は、アナログ記録およびディジタル記録ともに長
時間記録モードを備えた点にある。
【0041】アナログ画像信号の長時間記録モードの動
作については、従来のアナログ記録専用の装置と同様で
ある。即ち、アナログ/ディジタル選択回路51により
記録すべき信号としてアナログ画像信号が選択され、ア
ナログ記録モード選択回路(図示せず)により長期間モ
ードが選択されると、記録系サーボ回路41は、回転ド
ラム5の回転速度Rを標準(SP)モードのときと同じ
第1の回転速度R1に、磁気テープ6の走行速度VをS
Pモードのときの第1の走行速度V1の1/2(LPモ
ード)、または1/3(EPモード)に制御し、トラッ
クピッチTp1がSPモードの1/2または1/3のト
ラックが形成される。そして、図2(A)と同様のアナ
ログ画像記録信号SR1は長時間記録用の磁気ヘッド1
c,1d供給され、そのトラックの表層部に記録され
る。図2(B)と同様のアナログ音声記録信号SR2は
磁気ヘッド2a,2bによりそのトラックの深層部に記
録される。
【0042】次に、ディジタル画像信号記録時の動作に
ついて説明する。
【0043】ディジタル記録モード選択回路52は、入
力されたディジタル画像及び音声信号の伝送レートに応
じて、複数のモードの中から一つを選択し、その出力制
御信号CR2を出力する。ここで、標準伝送レート(例
えば、先に述べた7.5〜15Mbps)のディジタル
画像及び音声信号を記録する標準モードの場合、その動
作は図1の実施例で述べたとおりである。
【0044】一方、標準伝送レートに対して1/Nの伝
送レートのディジタル画像及び音声信号を記録する長時
間モードの場合、記録系サーボ回路41は、ディジタル
記録モード選択回路52からの出力制御信号CR2を受
け、回転ドラム5の回転速度Rを標準モードのときと同
じ第2の回転速度R2に、磁気テープ6の走行速度Vは
標準モードのときの第2の走行速度V2の1/Nの走行
速度(V2/N)に制御する。一方、ディジタル記録信
号処理回路32からは、回転ドラム5の回転に同期して
1/Nに時間軸圧縮された記録信号SR3が出力され
る。
【0045】図6は回転ドラム5への磁気ヘッド2a,
2b,2cの取付け高さの一例を示し、例えば、磁気ヘ
ッド2bと同じアジマス角を持つ磁気ヘッド2cが磁気
ヘッド2aに近接して取り付けられている。磁気ヘッド
2aと2cの取付け高さHaは、そのギャップ間距離ψ
に応じた値に設定される。
【0046】図7は回転ドラム5の回転とディジタル記
録信号SR3のタイミングの一例を示す波形図である。
ここで、(A)は回転ドラム5の、(B)及び(C)は
標準モード及び長時間モードそれぞれにおけるディジタ
ル記録信号SR3のタイミングであり、(A)において
低レベルの期間は磁気ヘッド2aまたは2cにより記録
され、高レベルの期間は磁気ヘッド2bにより記録され
る期間を示している。このように、標準モードの場合に
は連続した記録信号SR3が記録され、長時間モードの
場合には回転ドラム5の回転に同期して1/Nに時間軸
圧縮された記録信号SR3が記録される。このとき、磁
気テープ6の走行速度Vは標準モードに対して1/Nに
制御されるため、記録パターンは図4と同様となり、標
準モードの場合とほとんど同じトラックピッチTp2の
トラック63a,63bが形成される。
【0047】このように、標準伝送レートのディジタル
画像及び音声信号を基準として、伝送レートの低いディ
ジタル画像及び音声信号を記録する場合は、その伝送レ
ート比Nに応じて時間軸圧縮比を変化させることによ
り、伝送レートにかかわらず記録レートは一定となり、
回転ドラム5の回転速度Rも一定であるため、記録密度
も一定となる。従って、記録密度が一定でN倍の長時間
化が実現できる。尚、図7(C)では時間軸圧縮比Nの
一例として2としたが、このNは整数であればなんでも
よい。即ち、Nが偶数の場合は、図示したように、磁気
ヘッド2a,2cを用い、奇数の場合は、磁気ヘッド2
a,2bを用いて時間軸圧縮した信号を記録すればよ
い。これにより、N=1の標準モードの場合も含めて磁
気テープ6に記録されるトラックフォーマットを共通化
することができる。
【0048】図8は回転ドラム5への磁気ヘッド2a,
2b,2cの取付け高さの他の例を示し、ここでは、磁
気ヘッド2cは、磁気ヘッド2a,2bと異なるアジマ
ス角α1を有し、取付け高さHbで磁気ヘッド2aに近
接して取り付けられている。磁気ヘッド2cのアジマス
角α1は、近接して取り付けられている磁気ヘッド2a
のアジマス角+30度に対して、0度か或いは逆極性
(−)の適当な値、例えば−6度に設定される。図6の
実施例と同様に−30度としてもよいのであるが、後述
するHDモードへの拡張性を考慮する問題があり、この
HDモードへの拡張性に対しては0度が最も好ましい。
磁気ヘッド2aと2cの取付け高さHbは、図示したよ
うに、トラックピッチTp2からギャップ間距離ψに応
じた高さHaを差し引いた値に設定される。
【0049】図9は回転ドラム5の回転とディジタル記
録信号SR3のタイミングの他の例を示す波形図であ
り、図8のヘッド配置に対応している。図7と同様、
(A)は回転ドラム5の、(B)及び(C),(D)は
標準モード及び長時間モードそれぞれにおけるディジタ
ル記録信号SR3のタイミングであり、(A)において
低レベルの期間は磁気ヘッド2aまたは2cにより記録
され、高レベルの期間は磁気ヘッド2bにより記録され
る期間を示している。このように、標準モードの場合に
は連続した記録信号SR3が記録され、長時間モードの
場合には回転ドラム5の回転に同期して1/Nに時間軸
圧縮された記録信号SR3が記録される。この場合の記
録パターンも図4と同様となる。
【0050】次に再生時の動作を説明する。
【0051】識別信号検出回路48は、磁気ヘッド4で
再生し、再生アンプ46で増幅した信号を受け、磁気テ
ープ6に記録された信号がアナログ画像信号か、或いは
ディジタル画像信号か、などを示す識別信号を検出す
る。そして、その検出した識別信号をアナログ/ディジ
タル判別回路53及びディジタル記録モード判別回路5
4に出力する。
【0052】アナログ/ディジタル判別回路53は、識
別信号検出回路48からの識別信号を受け、磁気テープ
6に記録された信号がアナログ画像信号か、或いはディ
ジタル画像信号かを判別する。そして、その出力制御信
号CP1により、切換スイッチ17,27を制御し、再
生された信号の処理系を切り換える。
【0053】アナログ画像信号再生時の動作は、従来の
アナログ記録専用の装置と同様である。即ち、アナログ
/ディジタル判別回路53により磁気テープ6に記録さ
れた信号がアナログ画像信号と判別され、アナログ記録
モード判別回路(図示せず)により長時間モードが判別
されると、再生系サーボ回路49は、回転ドラム5の回
転速度R及び磁気テープ6の走行速度Vを記録時と同じ
速度に制御する。そして、磁気ヘッド1c,1dにより
表層部に記録されたアナログ画像信号が再生され、深層
部に記録されたアナログ音声信号は磁気ヘッド2a,2
bにより再生される。
【0054】次に、ディジタル画像信号再生時の動作に
ついて説明する。
【0055】アナログ/ディジタル判別回路53によ
り、磁気テープ6に記録された信号がディジタル画像信
号と判別され、ディジタル記録モード判別器54により
長時間モードが判別されると、その出力制御信号CP1
及びCP2を受け、再生系サーボ回路49は回転ドラム
5の回転速度R及び磁気テープ6の走行速度Vを記録時
と同じ速度に制御する。即ち、回転ドラム5の回転速度
Rを標準モードと同じ第2の回転速度R2に制御され、
磁気テープ6の走行速度Vは記録モードに合わせて標準
モードの第2の走行速度V2の1/Nに制御される。そ
して、記録されたディジタル信号は、記録時と同じ磁気
ヘッド2a,2bまたは磁気ヘッド2a,2cにより再
生される。
【0056】このように、本実施例によれば、唯1個の
磁気ヘッドを追加するだけで、伝送レートの比に応じた
複数の長時間モードの記録再生が実現できる。
【0057】図10及び図11は本発明による画像信号
記録再生装置のさらに他の実施例におけるヘッド構成及
びヘッド取付け高さを示す図である。ここで、3a,3
bは磁気ヘッドであり、これらは磁気ヘッド2a,2b
に対して60度後れた位置で、そのギャップ間距離に応
じた高さHcで取り付けられている。その他、図5及び
図6と同一符号は回路構成も含めて同一物を示してい
る。本実施例の特徴は、長時間記録モードだけでなく、
標準伝送レートに対して2倍の伝送レート(例えば、1
5Mbps〜30Mbps)を持つディジタル画像及び
音声信号の記録モード(以下、HDモードと呼ぶ)を備
えた点にある。標準モード及び長時間モードの場合の動
作は図5の実施例で述べたとおりである。以下、HDモ
ードの動作について説明する。
【0058】ディジタル記録モード選択回路52により
HDモードが選択されると、記録系サーボ回路41は、
その出力制御信号CR2を受け、回転ドラム5の回転速
度Rを標準モードのときと同じ第2の回転速度R2に、
磁気テープ6の走行速度Vは標準モードのときの第2の
走行速度V2の2倍の走行速度に制御する。一方、ディ
ジタル記録信号処理回路32からは、2系統の記録信号
SR3が出力される。
【0059】図12はこのときの回転ドラム5の回転と
ディジタル記録信号SR3のタイミングの一例を示す波
形図である。ここで、(A)は回転ドラム5の、(B)
及び(C)はHDモードにおけるディジタル記録信号S
R3のタイミングであり、参考までに標準モード及び長
時間モードにおけるディジタル記録信号SR3のタイミ
ングを(D),(E)に示す。このように、HDモード
の場合には取付け角度差だけ位相のずれた2系統の記録
信号SR3が出力され、(B)の記録信号は磁気ヘッド
2c,2bにより、(C)の記録信号は磁気ヘッド3
a,3bにより記録される。
【0060】図13はこのときの記録パターンを示す図
である。上述したように、磁気テープ6の走行速度Vは
標準モードに対して2倍に制御されるため、それぞれの
磁気ヘッドで記録されるトラック64b,64c,64
d,64eのトラックピッチは標準モードの場合と同じ
トラックピッチTp2となる。
【0061】このように、本実施例では、標準モードや
長時間モードだけでなく、標準伝送レートの2倍の情報
量を持つディジタル画像及び音声信号、例えば、高能率
符号化されたHDTV信号に対しても、記録密度も一
定、共通のトラックフォーマットによる記録再生が実現
できる。
【0062】図14及び図15は本発明による画像信号
記録再生装置のさらに他の実施例におけるヘッド構成及
びヘッド取付け高さを示す図である。ここで、図10及
び図11と異なる点は、磁気ヘッド3a,3bが磁気ヘ
ッド2a,2bに対して90度後れた位置に取り付けら
れている点であり、これにより磁気ヘッド3a,3bは
磁気ヘッド2a,2bと同一高さとなるため取付けが簡
単になる効果がある。
【0063】図16及び図17は本発明による画像信号
記録再生装置のさらに他の実施例におけるヘッド構成及
びヘッド取付け高さを示す図である。ここで、2dはア
ジマス角α2の磁気ヘッドであり、磁気ヘッド2bに近
接して取り付けられている。磁気ヘッド2bと2dの取
付け高さは、図8で示した磁気ヘッド2aと2cの取付
け高さHbと同一であり、トラックピッチTp2からギ
ャップ間距離ψに応じた高さHaを差し引いた値に設定
されている。
【0064】これは図8のヘッド構成をHDモード対応
に拡張した例であり、このときの回転ドラム5の回転と
ディジタル記録信号SR3のタイミングを図18に、記
録パターンを図19に示す。このように、2系統の記録
信号SR3がほぼ同一のタイミングで出力され、(B)
の記録信号は磁気ヘッド2a,2bにより、(C)の記
録信号は磁気ヘッド2c,2dにより記録される。
【0065】ここで、磁気ヘッド2c,2dのアジマス
角α1,α2を考えると、図19の記録パターンに示し
たように、各トラック65a,65c,65b,65d
のアジマス角は+30度,α1,−30度,α2の順番
で繰り返される。α1を−30度に選定すると隣接する
トラック65cと65bが同アジマスとなり、ガードバ
ンドレス記録ができない。図8に実施例のところでα1
を−30度に設定するには問題があると述べたのはこの
理由からである。α1を−6度、α2を+6度と選定す
ると、隣接するトラック間のアジマス差は36度と24
度になる。この場合、アジマス差はアンバランスになる
が、一応、ガードバンドレス記録は可能であり、±6度
アジマスを用いることからアナログ画像記録用ヘッドと
の共用化も考えられる。しかし、隣接するトラック間の
アジマス差をバランスよくかつ最大にできるα1,α2
は、いうまでもなく、ともに0度とすることである。図
8に実施例のところでα1を0度に設定するのが最も好
ましいと述べた所以はここにある。
【0066】このように、本実施例では、磁気ヘッドを
2個追加するだけで長時間モードからHDモードまで全
てのモードに対応できる効果がある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現行のアナログVTRとの互換性を確保しながら、ディ
ジタル圧縮符号化された画像信号を共通の記録媒体に記
録し再生できる。しかも、ヘッド構成は変更せずに従来
の構成で実現できるため、ディジタル録画機能付加のた
めのコストアップを最小限に押さえることができる。さ
らに、唯一つのヘッドを追加するだけで長時間記録が可
能となり、2乃至3個のヘッドの追加で長時間記録から
2倍レートの高速記録まで全てのモードの記録再生が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像信号記録再生装置の一実施例
を示すブロック図。
【図2】アナログ画像信号とアナログ音声信号の記録周
波数スペクトルの一例を示す図。
【図3】アナログ画像及び音声信号記録時の磁気テープ
上でのトラックパターンを示す図。
【図4】ディジタル画像及び音声信号記録時の磁気テー
プ上でのトラックパターンを示す図。
【図5】本発明による画像信号記録再生装置の他の実施
例を示すブロック図。
【図6】ディジタル記録用磁気ヘッドの取付け高さの一
例を示す図。
【図7】ドラム回転とディジタル記録信号のタイミング
の一例を示す図。
【図8】ディジタル記録用磁気ヘッドの取付け高さの他
の例を示す図。
【図9】ドラム回転とディジタル記録信号のタイミング
の他の例を示す図。
【図10】本発明による画像信号記録再生装置のさらに
他の実施例を示すヘッド構成図。
【図11】ディジタル記録用磁気ヘッドの取付け高さの
さらに他の例を示す図。
【図12】ドラム回転とディジタル記録信号のタイミン
グのさらに他の例を示す図。
【図13】ディジタル信号記録時のトラックパターンの
他の例を示す図。
【図14】本発明による画像信号記録再生装置のさらに
他の実施例を示すヘッド構成図。
【図15】ディジタル記録用磁気ヘッドの取付け高さの
さらに他の例を示す図。
【図16】本発明による画像信号記録再生装置のさらに
他の実施例を示すヘッド構成図。
【図17】ディジタル記録用磁気ヘッドの取付け高さの
さらに他の例を示す図。
【図18】ドラム回転とディジタル記録信号のタイミン
グのさらに他の例を示す図。
【図19】ディジタル信号記録時のトラックパターンの
さらに他の例を示す図。
【符号の説明】
1a,1b,2a,2b,2c,2d,3a,3b,4
…磁気ヘッド、 5…回転ドラム、 6…磁気テープ、 12…アナログ画像記録信号処理回路、 18…アナログ画像再生信号処理回路、 22…アナログ音声記録信号処理回路、 28…アナログ音声再生信号処理回路、 32…ディジタル記録信号処理回路、 38…ディジタル再生信号処理回路、 13,15,17,23,25,27,45…切換スイ
ッチ、 41…記録系サーボ回路、 42…識別信号発生回路、 48…識別信号検出回路、 49…再生系サーボ回路、 51…アナログ/ディジタル選択回路、 52…ディジタル記録モード選択回路、 53…アナログ/ディジタル判別回路。 54…ディジタル記録モード判別回路、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−122653(JP,A) 特開 昭62−208770(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/00 G11B 5/02 G11B 5/09 301

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ画像信号と音声信号、またはディ
    ジタル情報信号の一方を選択して磁気テープに記録し、
    また磁気テープに記録された上記各信号を再生する信号
    記録再生装置において、 上記アナログ画像信号を、第1のアジマス角度を有する
    磁気ヘッド群を用いて、磁気テープの磁性層表層部分に
    記録しまたは再生する第1の記録再生手段と、 上記アナログ音声信号を、上記第1のアジマス角度より
    大きい第2のアジマス角度を有する磁気ヘッド群を用い
    て、上記アナログ画像信号の記録または再生に先行して
    磁性層深層部分に記録しまたは再生する第2の記録再生
    手段と、 上記ディジタル情報信号を、上記第2のアジマス角度を
    有する磁気ヘッド群を用いて、磁気テープに記録しまた
    は再生する第3の記録再生手段と、 上記各磁気ヘッド群を搭載した回転ドラムの回転速度と
    上記磁気テープの走行速度を制御するサーボ手段とを備
    え、 該サーボ手段は、上記ディジタル情報信号の記録再生ト
    ラックピッチを上記アナログ画像信号の記録再生トラッ
    クピッチの略1/2となるように制御することを特徴と
    する信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の信号記録再生装置におい
    て、 前記第1のアジマス角度は±6°、前記第2のアジマス
    角度は±30°に設定したことを特徴とする信号記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の信号記録再生装
    置において、 前記アナログ画像信号の記録再生トラックピッチを略5
    8μmとし、 前記ディジタル情報信号の記録再生トラックピッチを略
    29μmとすることを特徴とする信号記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の信号記録再生装置におい
    て、 前記サーボ手段は、前記回転ドラムを略30rpsで回
    転させ、 前記磁気テープを、前記アナログ画像信号の録再生時
    は略33.35mm/sで走行させ、前記ディジタル情
    報信号の記録再生時は該33.35mm/sの略1/2
    の速度で走行させることを特徴とする信号記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】アナログ画像信号と音声信号、またはディ
    ジタル情報信号の一方を選択して磁気テープに記録し、
    また磁気テープに記録された上記各信号を再生する信号
    記録再生装置において、 上記アナログ画像信号を、第1のアジマス角度を有する
    磁気ヘッド群を用いて、磁気テープの磁性層表層部分に
    記録しまたは再生する第1の記録再生手段と、 上記アナログ音声信号を、上記第1のアジマス角度より
    大きい第2のアジマス角度を有する磁気ヘッド群を用い
    て、上記アナログ画像信号の記録または再生に先行して
    磁性層深層部分に記録しまたは再生する第2の記録再生
    手段と、 上記ディジタル情報信号を、上記第2のアジマス角度を
    有する磁気ヘッド群を用いて、磁気テープに記録しまた
    は再生する第3の記録再生手段と、 上記各磁気ヘッド群を搭載した回転ドラムの回転速度と
    上記磁気テープの走行速度を制御するサーボ手段とを備
    え、 前記磁気テープの走行速度に応じて異なるトラックピッ
    チで前記アナログ画像信号を記録再生する複数のアナロ
    グ記録再生モードと、 前記磁気テープの走行速度に係わらず一定のトラックピ
    ッチで前記ディジタル情報信号を記録再生する複数のデ
    ィジタル記録再生モードとを有することを特徴とする信
    号記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の信号記録再生装置におい
    て、 前記複数のアナログ記録再生モードにおけるトラックピ
    ッチを、略58μmと略19μmを含むように設定し、 前記複数のディジタル記録再生モードにおけるトラック
    ピッチを、略29μmに設定することを特徴とする信号
    記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の信号記録再生装置におい
    て、 前記サーボ手段は、前記回転ドラムを略30rpsで回
    転させ、 前記磁気テープを、前記複数のアナログ記録再生モード
    および前記複数のディジタル記録再生モードに応じて、
    略33.35mm/sまたはその1/N(Nは2以上の
    整数)の速度で走行させることを特徴とする信号記録再
    生装置。
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