JPH0128719B2 - - Google Patents

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JPH0128719B2
JPH0128719B2 JP56183378A JP18337881A JPH0128719B2 JP H0128719 B2 JPH0128719 B2 JP H0128719B2 JP 56183378 A JP56183378 A JP 56183378A JP 18337881 A JP18337881 A JP 18337881A JP H0128719 B2 JPH0128719 B2 JP H0128719B2
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JP
Japan
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vertical
rail
cursor
horizontal
magnets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56183378A
Other languages
English (en)
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JPS57113099A (en
Inventor
Koichi Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mutoh Industries Ltd filed Critical Mutoh Industries Ltd
Priority to JP18337881A priority Critical patent/JPS57113099A/ja
Publication of JPS57113099A publication Critical patent/JPS57113099A/ja
Publication of JPH0128719B2 publication Critical patent/JPH0128719B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレールタイプ自在平行定規の縦カーソ
ル案内装置に関する。
レールタイプ自在平行定規において、図板の傾
斜角度が変化するごとに縦カーソルの縦レールに
かかる、図板面に対して垂直方向の荷重が変化す
る。そのため、縦カーソルを縦レールに対して磁
力によつて浮上させたレールタイプ自在平行定規
は縦カーソルの縦レールに対する荷重が変化する
と、両者の間に働く磁力によつて縦レールに対し
て縦カーソルが上下方向に大きく変化してしま
う。これにより、縦レール内に必要な縦カーソル
の収納スペースを広くしなければならず、縦レー
ルを小型、軽量化することができないという欠陥
が存した。そこで本発明は縦レールと縦カーソル
との対向部に、それぞれ複数列の磁極帯を並列状
に配列することで上記欠陥を解消しようとするも
のである。これは以下の理由による。
第4図に示す如く、磁石1,2のそれぞれの幅
及び磁力を一定とし、縦軸を反発力とし、横軸を
対向する磁石1と2との間隙とすると、磁石1を
8列に互いに異極が隣接すべく並列状に配列し、
磁石2を8列に互いに異極が隣接すべく並列状に
配列し、しかも、磁石1と2とを互いに同極を対
向させた場合の間隙―反発力特性は曲線3とな
る。4は6列の場合の特性曲線、5は4列の場合
の特性曲線、6は2列の場合の特性曲線である。
上記特性図から明らかな如く、磁石の列を多く
し、磁極を増加させるに従つて特性曲線のカーブ
が急峻となる。即ち、反発力も大きいが、間隙の
広がりに対する反発力の減衰も著しくなる。この
ことは、磁石1に下向きに該磁石1が磁石2に接
しない程度の所定の荷重をかけた状態から、この
荷重を軽減する方向に変化させた場合、磁石1の
磁石2に対する間隙の変化は、磁石1と2のそれ
ぞれの列数が多ければ多いほど少いという結論に
到達する。
この結論は、磁石のそれぞれの幅及び磁力を一
定とした、第5図乃至第8図のガウスメータによ
るテスト結果を示す磁束密度分布特性図からも導
き出せる。図において横軸は、磁石の幅を示し、
縦軸は磁束密度を示し、また、特性曲線に付され
た015678の数字は磁極面からの距離を示してい
る。第5図は磁石を異極が隣接するように2列並
列に配列した場合の特性図を示し、第6図は磁石
を4列に並べた状態の特性図を示し、第7図は磁
石を6列に並べた状態の特性図を示し、第8図は
磁石を8列に並べた状態の特性図を示している。
この図から明らかな如く、磁極面から離反するに
従つて磁束密度は減衰するが、磁石の列が多いも
のは、少いものに比し著しく減衰する。従つて、
磁石の列を多くすれば、磁石の一方を他方の磁石
に対して反発磁力によつて浮上させた場合、磁石
の一方に他方の磁石に向けてかかる荷重が最大値
から最小値にかけて変化したとき、この一対の磁
石の対向間隙の変化を少くするには磁石の列を並
列方向に増加すれば良いということになる。
本発明は以上の考えに基づくものであり、以下
に本発明の構成を添付図面に示す実施例に付き詳
細に説明する。
10は図板であり、床面に対して略垂直起立状
態から水平状態の間で任意の傾斜角度に設定し得
るように製図台に取付けられている。12は万力
型取付具によつて図板10の上縁に固定された横
レールであり、これの上面には全長に亘つて8本
の磁石即ちマグネツトラバー14が互いに異極が
隣接すべく図示のように並列に配設されている。
16は横カーソルであり、これに回転自在に軸
支された複数個の横向きコロ18は横レール12
に長手方向に沿つて形成された一対の垂直レール
面のうちの一方の面に当接し、横カーソル16に
1個乃至複数個回転自在に軸支された横向きコロ
20は前記垂直レール面のうちの他方の面に当接
している。
22は横カーソル16に複数個回転自在に軸支
された縦向きコロであり、これらの表面は、横レ
ール12に形成された水平レール面24に当接し
ている。26は横カーソル16に1個乃至複数個
回転自在に軸支されたセフテイコロであり、横レ
ール12の水平レール面28に適宜の間隔を存し
て対向している。30は縦レールであり、これに
縦ブラケツト32が固定され、該縦ブラケツト3
2は前記横カーソル16に、図板10面に対して
水平な軸線を中心として、回転自在に軸34支さ
れている。36は前記縦ブラケツト32に形成さ
れた水平部であり、これに8本のマグネツトラバ
ー38が互いに異極が隣接すべく図示のように並
列に配設されている。
前記ブラケツト32側のマグネツトラバー群3
8と横レール12側のマグネツトラバー群14
は、第2図に示す如く、同極面が対向して互いに
反発磁力が作用し、この反発磁力によつて縦ブラ
ケツト32は横レール12に対して浮上してい
る。
第3図において80は縦カーソルであり、これ
の両側に形成された起立部の水平部の上下面に、
それぞれ4本のマグネツトラバーから成る磁石8
2,84,86,88が配設されている。該磁石
82,84,86,88のそれぞれの外部露出表
面には、図上、紙面垂直方向にのびる磁極帯が複
数、互いに異極が隣接すべく並列状に形成されて
いる。90,92,94,96は前記磁石82,
84,86,88と対向すべく縦レール98に配
設された磁石であり、これらの磁石のそれぞれは
4本のマグネツトラバーから成り、これら磁石の
それぞれの外部露出表面には、図上、紙面垂直方
向にのびる磁極帯が複数、互いに異極が隣接すべ
く並列状に形成されている。前記磁石82と9
0、84と92、86と94、88と96は同極
面が対向し、磁石82と90及び磁石86と94
の間に働く反発磁力によつて縦カーソル80は縦
レール30に対して浮上している。100は横振
れ防止用の公知のガイドコロである。102は縦
レール30の尾部に固定されたアームであり、こ
れに尾部コロ104が回転自在に軸支され、該尾
部コロ104は図板10上に載置されている。7
2はダブルヒンジ機構74を介して前記縦カーソ
ル64に連結するヘツドであり、これの定規取付
板には直定規76,78が着脱可能に固定されて
いる。
次に本実施例の作用について説明する。
ヘツド72のハンドルを手で握つて図板10面
に対して平行な任意の方向に加圧すると、横カー
ソル16は横レール12に沿つて移動し、縦カー
ソル80は縦レール30に沿つて移動し、これら
の移動によつてヘツド72を図板10上の所望の
位置に移動させることができる。図板10を水平
状態から起立方向に例えば床面に対して80゜に傾
斜させると、図板10が水平の状態のときに比し
縦カーソル80の縦レール30にかかる図板10
面に対して垂直方向の荷重は大きく軽減される。
しかるに、縦レール30の磁石90,94の磁極
面と縦カーソル80側の磁石82,86の磁極面
との対向間隔は上記荷重の軽減に応じて大きく広
がることなく、その変化は微少である。これは、
上記磁極面が複数個の並列のマグネツトラバーに
よつて構成されていることが原因である。従つ
て、縦レール30における磁石82,84,8
6,88のための収納スペースを大きくとる必要
がなく縦レール30をコンパクトに構成すること
ができる。
本発明は上述した如く構成したので、縦レール
にかかる縦カーソルの荷重の変化に伴う両者の対
向間隔の変化を少くすることができるので、縦レ
ールをコンパクトに構成することができる効果が
存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体平面図、第2図は一部の側面断面
図、第3図は要部の側面断面図、第4図は磁石の
間隙―反発力特性図、第5図は磁石2個の場合の
磁束密度分布特性図、第6図は磁石4個の場合の
磁束密度分布特性図、第7図は磁石6個の場合の
磁束密度分布特性図、第8図は磁石8個の場合の
磁束密度分布特性図である。 2,4……磁石、6……曲線、10……図板、
12……横レール、14……マグネツトラバー、
16……横カーソル、18,20……コロ、22
……縦向きコロ、24……水平レール面、30…
…縦レール、32……縦ブラケツト、82,8
4,86,88,90,92,94,96……磁
石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 図板10と、図板10の上縁に配設された横
    レール12と、該横レール12に、これの長手方
    向に沿つて移動すべく規制されて、移動自在に配
    置された横カーソル16と、該横カーソル16に
    上端部が連結する縦レール30と、該縦レール3
    0にこれに沿つて移動自在に取付けられた縦カー
    ソル80と、該縦カーソル80に取付けられたヘ
    ツド72とから成るレールタイプ自在平行定規に
    おいて、前記縦レール30側に、複数列の互いに
    異極が隙間を存しないで隣接する磁極帯をそれら
    の列の方向が前記縦レール30の長手方向と平行
    となるように並列状に配設する一方、前記縦カー
    ソル80側に、前記磁極帯と同極が対向すべく複
    数列の磁極帯を互いに隙間を存しないで配設し、
    上記互いに対向する縦レール30側と縦カーソル
    80側の磁極帯間に働く反発磁力によつて前記縦
    レール30にかかる、前記縦カーソル80の、少
    なくともその重量による図板10面に対して略垂
    直な下向き方向の荷重を支持したことを特徴とす
    る縦カーソル案内装置。
JP18337881A 1981-11-16 1981-11-16 Guide apparatus for longitudinal cursor of rail type universal parallel rule Granted JPS57113099A (en)

Priority Applications (1)

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JP18337881A JPS57113099A (en) 1981-11-16 1981-11-16 Guide apparatus for longitudinal cursor of rail type universal parallel rule

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57113099A JPS57113099A (en) 1982-07-14
JPH0128719B2 true JPH0128719B2 (ja) 1989-06-05

Family

ID=16134713

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JP18337881A Granted JPS57113099A (en) 1981-11-16 1981-11-16 Guide apparatus for longitudinal cursor of rail type universal parallel rule

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53145747A (en) * 1977-05-24 1978-12-19 Mutoh Ind Ltd Mechanism for reducing moving load of cursor for rail type universal parallel ruler or like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53145747A (en) * 1977-05-24 1978-12-19 Mutoh Ind Ltd Mechanism for reducing moving load of cursor for rail type universal parallel ruler or like

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JPS57113099A (en) 1982-07-14

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