JPH0128708B2 - - Google Patents
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- JPH0128708B2 JPH0128708B2 JP1826782A JP1826782A JPH0128708B2 JP H0128708 B2 JPH0128708 B2 JP H0128708B2 JP 1826782 A JP1826782 A JP 1826782A JP 1826782 A JP1826782 A JP 1826782A JP H0128708 B2 JPH0128708 B2 JP H0128708B2
- Authority
- JP
- Japan
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- thermal
- pen
- thermal recording
- circuit
- recording device
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- Expired
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D15/00—Component parts of recorders for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D15/10—Heated recording elements acting on heatsensitive layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は感熱記録装置に関し、特に熱ペンの
加熱制御に関するものである。
加熱制御に関するものである。
感熱記録紙上に熱ペンで感熱記録を行う場合、
記録品質を良好に保つため、すなわち記録濃度や
記録の線幅を一定に保つためには、記録の単位長
あたり熱ペンに与える熱量をほぼ一定に保つ必要
がある、熱ペンと感熱記録紙との相対速度をV
(cm/sec)とすれば、熱ペンに与える加熱電力W
(watt)はW/V=k…(1)のkが一定になるように
保てば記録の単位長あたり熱ペンに与える熱量を
ほぼ一定に保つことができる。
記録品質を良好に保つため、すなわち記録濃度や
記録の線幅を一定に保つためには、記録の単位長
あたり熱ペンに与える熱量をほぼ一定に保つ必要
がある、熱ペンと感熱記録紙との相対速度をV
(cm/sec)とすれば、熱ペンに与える加熱電力W
(watt)はW/V=k…(1)のkが一定になるように
保てば記録の単位長あたり熱ペンに与える熱量を
ほぼ一定に保つことができる。
X―Yレコーダのような記録装置を考えた場
合、熱ペンと感熱記録紙との相対速度VのX軸方
向の成分をXx、Y軸方向の成分をVyとすればV
=√x 2+y 2…(2)である。また紙送り型の記録
装置では紙送りの速度をVx、熱ペンの速度をVy
と考えればよい。
合、熱ペンと感熱記録紙との相対速度VのX軸方
向の成分をXx、Y軸方向の成分をVyとすればV
=√x 2+y 2…(2)である。また紙送り型の記録
装置では紙送りの速度をVx、熱ペンの速度をVy
と考えればよい。
熱ペンの電気抵抗をR、熱ペンに加える電圧を
EとすればW=E2/R…(3)である。したがつて
式(1)、(2)、(3)からE2=kR√x 2+y 2、E=(kR)
1/2(Vx 2+Vy 2)1/4…(4)を得、熱ペンに加える電圧
を式(4)に従つて制御すれば記録品質を良好に保つ
ことができることを示している。記録装置におい
て比較的容易に検出できる量はVxとVyであるが、
これらの量から(Vx 2+Vy 2)1/4の演算を行うには
相当複雑な回路を必要とする。しかし実用上は
VxとVyの所望の範囲において所望の精度で式(4)
の近似を行えば足るもので、複雑な回路を用いて
式(4)を精密に演算する必要はないのである。
EとすればW=E2/R…(3)である。したがつて
式(1)、(2)、(3)からE2=kR√x 2+y 2、E=(kR)
1/2(Vx 2+Vy 2)1/4…(4)を得、熱ペンに加える電圧
を式(4)に従つて制御すれば記録品質を良好に保つ
ことができることを示している。記録装置におい
て比較的容易に検出できる量はVxとVyであるが、
これらの量から(Vx 2+Vy 2)1/4の演算を行うには
相当複雑な回路を必要とする。しかし実用上は
VxとVyの所望の範囲において所望の精度で式(4)
の近似を行えば足るもので、複雑な回路を用いて
式(4)を精密に演算する必要はないのである。
従来知られている近似方法の一つにVxとVyと
を加算しこの和に比例する電圧を熱ペンに加える
方法がある。然しこの場合はE=K(Vx+Vy)…
(5)となるので、式(4)の近似としては甚だ不正確で
あり、かつ近似の不正確さを補正するための補正
量を導入する方法を欠いでいる等の欠点があつ
た。
を加算しこの和に比例する電圧を熱ペンに加える
方法がある。然しこの場合はE=K(Vx+Vy)…
(5)となるので、式(4)の近似としては甚だ不正確で
あり、かつ近似の不正確さを補正するための補正
量を導入する方法を欠いでいる等の欠点があつ
た。
この発明の目的は従来の装置における上述の欠
点を除去し、簡単な回路によつてW/V=k…(1)
の条件を近似することができる感熱記録装置を提
供する点にある。
点を除去し、簡単な回路によつてW/V=k…(1)
の条件を近似することができる感熱記録装置を提
供する点にある。
以下、図面についてこの発明の実施例を説明す
る。第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図であつて、この実施例は紙送り型の感熱記録装
置を示し、1は信号入力端子、2は誤差検出回
路、3は前置増幅器、4はサーボ増幅器、5はサ
ーボモータ、6は位置検出器、7は微分回路、8
は演算増幅器、9,10はそれぞれトランジス
タ、11は紙送りローラ、12は熱ペン、13は
感熱記録紙、14は紙送りモータ、15は速度切
換器、16はパルス幅変調回路である。
る。第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図であつて、この実施例は紙送り型の感熱記録装
置を示し、1は信号入力端子、2は誤差検出回
路、3は前置増幅器、4はサーボ増幅器、5はサ
ーボモータ、6は位置検出器、7は微分回路、8
は演算増幅器、9,10はそれぞれトランジス
タ、11は紙送りローラ、12は熱ペン、13は
感熱記録紙、14は紙送りモータ、15は速度切
換器、16はパルス幅変調回路である。
この場合、入力信号eiはアナログ電圧の形で入
力され、これがY軸方向の熱ペン12の位置に対
する指令信号であり、位置検出器6は熱ペン12
の被制御位置に相当するアナログ電圧e0を出力
し、2→3→4→5→6→2のフイードバツクル
ープによりe0がeiに追従するように制御する。し
たがつてe0を入力して時間微分de0/dtを行う微
分回路7の出力de0/dtはVyに比例する。この値
が演算増幅器8に入力され、演算増幅器8の他の
入力端子の電圧の影響を受けて、演算増幅器8の
出力電圧は一般的にはf(Vy)となる。但しfは
演算増幅器8の回路によつて定まる形の関数を表
す。この関数の特性を仮に第2の非直線特性とい
う。
力され、これがY軸方向の熱ペン12の位置に対
する指令信号であり、位置検出器6は熱ペン12
の被制御位置に相当するアナログ電圧e0を出力
し、2→3→4→5→6→2のフイードバツクル
ープによりe0がeiに追従するように制御する。し
たがつてe0を入力して時間微分de0/dtを行う微
分回路7の出力de0/dtはVyに比例する。この値
が演算増幅器8に入力され、演算増幅器8の他の
入力端子の電圧の影響を受けて、演算増幅器8の
出力電圧は一般的にはf(Vy)となる。但しfは
演算増幅器8の回路によつて定まる形の関数を表
す。この関数の特性を仮に第2の非直線特性とい
う。
紙送りモータ14から速度切換器15を経て感
熱記録紙13が速度Vxで紙送りされるが、パル
ス幅変調回路16はVxを入力し所定の繰返し周
期でその幅がVxの関数g(Vx)として表わされる
矩形波パルスを出力する。
熱記録紙13が速度Vxで紙送りされるが、パル
ス幅変調回路16はVxを入力し所定の繰返し周
期でその幅がVxの関数g(Vx)として表わされる
矩形波パルスを出力する。
第2図はパルス幅変調回路の出力を示す図で、
第2図aは出力波形、同図bは関数g(Vx)を表
す。第2図に示す単調増加特性を仮に第1の非直
線特性という。
第2図aは出力波形、同図bは関数g(Vx)を表
す。第2図に示す単調増加特性を仮に第1の非直
線特性という。
トランジスタ9は演算増幅器8の出力f(Vy)
に比例する電流を熱ペン12に流し、トランジス
タ10はこの電流を第2図aで示す波形によつて
接断する。したがつて第1図の回路では式(1)の
W/Vに相当する値は{f(Vy)・2g(Vx)/√x 2
+Vy 2…(6)となるのであるが、実験によれば演算
増幅器8とパルス幅変調回路16における簡単な
調整によりVx及びVyの所望の変化範囲内におい
て記録品質を良好に保つことができた。
に比例する電流を熱ペン12に流し、トランジス
タ10はこの電流を第2図aで示す波形によつて
接断する。したがつて第1図の回路では式(1)の
W/Vに相当する値は{f(Vy)・2g(Vx)/√x 2
+Vy 2…(6)となるのであるが、実験によれば演算
増幅器8とパルス幅変調回路16における簡単な
調整によりVx及びVyの所望の変化範囲内におい
て記録品質を良好に保つことができた。
以上のようにこの発明によれば、簡単な回路に
よつてVx及びVyの所望の変化範囲内において熱
ペンによる記録の品質を良好に保つよう熱ペンの
加熱電力を自動的に制御することができる。
よつてVx及びVyの所望の変化範囲内において熱
ペンによる記録の品質を良好に保つよう熱ペンの
加熱電力を自動的に制御することができる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は第1図のパルス幅変調回路の動作を
説明する図である。 2…誤差検出回路、5…サーボモータ、6…位
置検出器、7…微分回路、8…演算増幅器、12
…熱ペン、13…感熱記録紙、14…紙送りモー
タ、16…パルス幅変調回路。
図、第2図は第1図のパルス幅変調回路の動作を
説明する図である。 2…誤差検出回路、5…サーボモータ、6…位
置検出器、7…微分回路、8…演算増幅器、12
…熱ペン、13…感熱記録紙、14…紙送りモー
タ、16…パルス幅変調回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 感熱記録紙と、この感熱記録紙に感熱記録を
行う熱ペンとを有する感熱記録装置において、上
記熱ペンと上記感熱記録紙との相対速度のX軸方
向の成分をVxとし、上記相対速度の上記X軸に
直角なY軸方向の成分をVyとし、所定の繰返し
周期においてそのパルス幅が上記Vxの関数とし
てVxの増加に対し予め定める第1の非直線特性
で増加する矩形波パルスを発生するパルス幅変調
回路と、上記Vyに比例する電圧を入力し予め定
める第2非直線特性で増幅して出力する増幅回路
と、上記パルス幅変調回路の出力によつて上記増
幅回路の出力電圧を断続するチヨツパ回路と、こ
のチヨツパ回路の出力電圧を上記熱ペンの加熱素
子に加える手段とを備えたことを特徴とする感熱
記録装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の感熱記録装置に
おいて、Vxは紙送りの速度であり、Vyは熱ペン
の移動速度であることを特徴とする感熱記録装
置。 3 特許請求の範囲第2項記載の感熱記録装置に
おいて、熱ペンの速度Vyは熱ペンの位置を時間
微分して得られることを特徴とする感熱記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1826782A JPS58136463A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1826782A JPS58136463A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 感熱記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136463A JPS58136463A (ja) | 1983-08-13 |
JPH0128708B2 true JPH0128708B2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=11966881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1826782A Granted JPS58136463A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 感熱記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05231649A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Rinnai Corp | 調理器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60125679A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | サーマル印字ヘッド駆動装置 |
ES2327860T3 (es) * | 2004-08-27 | 2009-11-04 | Clarke Technologies (Pty) Ltd | Metodo para fijar articulos empaquetados a un pale. |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1826782A patent/JPS58136463A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05231649A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Rinnai Corp | 調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58136463A (ja) | 1983-08-13 |
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