JPH01287011A - 口紅組成物 - Google Patents

口紅組成物

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JPH01287011A
JPH01287011A JP11409688A JP11409688A JPH01287011A JP H01287011 A JPH01287011 A JP H01287011A JP 11409688 A JP11409688 A JP 11409688A JP 11409688 A JP11409688 A JP 11409688A JP H01287011 A JPH01287011 A JP H01287011A
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池田 敏秀
Koji Minami
孝司 南
Masanori Omura
大村 真紀
Masakiyo Nakano
中野 幹清
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明はあざやかな色調を右する口紅組成物に関Vるも
ので、更に詳しくは、透明性に優ね、染着性がなく、耐
光性良好な乳化口紅に関する。
本発明が対象とする口紅組成物は、ワックス0〜30重
量%、油分35・・−95重暇%、及び必要により顔I
EI O−・60重量%、界面活性剤0−3重量%を主
要構成成分どしてなり、均一溶解しCスティック金型や
中皿、ポット容器、更にはヂ・ス・−ブ容器に流し込ん
で得られる口紅組成物′(゛ある。
[1来の技術] 〜般(、−有機顔料は無機顔料に比べ、あざやかな色調
が得られるため、好んで口紅組成物心、:配合きれてい
る。又、油性口紅には油溶性の染料が多く使われている
。なかでf)どりわげ゛ノル第1ノッセン系の染料は古
くから11紅に配合と11でおり、橙色201号(ジブ
ロム′ノル第1ノッセゝ))、赤色223号(ブト・ラ
ブロムフルオレラセン)、赤色218号(ブト・ラクロ
ロテトラグロムフルーA゛レッセン)等が代表的なもの
であっl゛二。
しかしこれらの染料はあざやかに発色する反面、皮膚や
唇への染着性が強く、耐光性も著しく弱く、特に酸化安
定性に問題のある油分と同時に配合した場合、油の劣化
を促進させることもあった。安定した品質の口紅を消費
者に提供しようとする化粧品技術者の長年の悩みのタネ
であった。
フルオレラセン系染料の染着性を下げる手段として、粘
土鉱物を体質として配合する方法が古くから検討きれて
おり、水WBa性粘土鉱物を使用した例としては、特開
昭55−44377、特公昭53−47139、特公昭
52−7065、特公昭59−23288、特開昭51
−41444、特公昭61−49349等が有り、親油
化した粘土鉱物(例えば、商品名ベントン、NLインダ
ストリー社製、米国)を使用した例としては特公昭55
−47607、特公昭59−23286がある。いずれ
も染着性を下げることには成功しているが、耐光性は若
干向上するものの、大幅な改善には至っていない。又、
いずれの発明も油性口紅への配合であり、粘土鉱物が!
1潤していないため、粉末として配合される結果となっ
てしまい、透明感に劣るものであった。
[発明が解決しようとする課MJ 本発明者は、フルオレラセン系染料を配合した口紅組成
物の上記の欠点を解消すべく鋭意検討の結果、当該染料
を水膨潤性粘土鉱物と水、必要に応じて界面活性剤を使
用することにより、口紅中に安定配合できることを見出
し、本発明を完成させた。すなわち水膨潤性粘土鉱物に
当該染料を吸着きせるのと同時に、水でlIImさせ、
それを口紅基剤中に微分散きせることにより、透明感に
優れ、染着性が弱く、耐光性が著しく強い乳化口紅を得
ることに成功した。
[課題を解決するための手段] すなわち本発明は、水膨潤性粘土鉱物と水及び下記の一
般式で示されるフルオレラセン系染料の一種又は二種以
上を含有することを特徴とする口紅組成物である。
k゛ [式中、RはH,Br又はCtを示し、R゛はHまたは
Ctを示す。] 以下に本発明の構成について詳述する。
本発明で用いられる水膨潤性粘土鉱物としては、モンモ
リロナイト、ザコウナイト、ノントロナイト、サボナイ
ト、ヘクトライト、パーミュキュライト、合成へクトラ
イト(商品名ラポナイト)等の天然及び合成の水膨潤性
粘土鉱物が使用きれる。
本発明で用いるフルオレラセン系染料は上記の構造式に
示されるものであり、赤色216号、赤色218号、赤
色223号、橙色201号、黄色201号等が使用きれ
る。
本発明に用いられるフルオレラセン系染料の配合量は、
口紅組成物全量中0.01〜5重量%が好ましく、さら
に好ましくは0.1〜1重量%である。
水膨a性粘土鉱物は当該染料に対して重量比にして0.
1〜100倍、好ましくは1〜10倍である。0゜1倍
未満であると染料の染着性が強(,100倍を越えると
粘土鉱物が粉末としての特性を示し、口紅の使用性が重
くなる。又、水は当該水膨潤性粘土鉱物に対して、重量
比にして0.1〜100倍であり、好ましくは1〜10
倍である。0.1倍未満であると水膨潤性粘土鉱物は充
分に膨潤しきれず、口紅の透明感が低い。又、耐光性も
良くない。100倍を越えると、水が過剰に存在するた
め、口紅処方構成上の制約が生じる。
本発明の口紅組成物には、上記した成分に加えて油分、
ワックス、顔料、界面活性剤等を配合することができる
が、油分、ワックス、顔料は一般に化粧料に使われるも
のであれば何でもよく、界面活性剤も油分、ワックスの
種類及び水の量にょリ、適切なHL Bをイ」するもの
が選択される1、また、更に必要に応じて、水溶性高分
子、防腐剤、酸化防11ユ剤、紫外線吸収剤、保湿剤、
薬剤、香料等従来化粧料に一般に配合される任意の原料
を配合することもできる。
[発明の効果] 本究明の口紅組成物は、透明性に侵第1、染着何がなく
、耐光性が良好な組成物である。
[実施例] 次に実施例によって本発明を更に詳しく説明[る。本究
明は(れしよって限定されるものではない3.配合堰は
重量%である。
実施例に先立ち、効果試験(、、一ついて説明する。
月μ升−性− 砲弾型リップスティックを視感判定した結果 O透明性を感じる。
Δ やや透明性を感じる。
X 透明性を感じない n光−性 リップスティックにキセノッランンブを60時間照射し
、その前後での色調差を11立カラーアナライザー60
7で測色し、ΔEを計算した。
凍着−性 化籾:歴5年以上の女性50人の使用テストの結果、染
着が翌1]まで残っていなど回答した女性の割合 05名未満 八 〇へ・24名 X  25名以上 実施例1、比較例1.2 表−2に赤色223号を配合し!″:種ノεのスティッ
ク状日組の特性を、表−1に試作検it した1」紅処
方を示す。尚、作り方は口紅の常法に従った。
表−2が示Vように、水膨潤性粘土鉱物と水を配合した
実施例1、Lt透明性に優れ、染着性がなく、耐光性が
著しくよいことがわかる。又、水膨潤性粘土鉱物1=け
を配合した比較例1は染着性は若干無くなるものの、透
明感が損なわれ、染料だけ配合した比較例2はきわめて
弱い耐光性を示す。
実施例2  リップスティック No、  1  ボリエヂレンワックス     72
 セレシンワックス       43 ギャンデリラ
ワックス     64 カルナバロウ       
  25 ヒマシ油           25.56
 流動パラフィン       207 グリセ0−ル
)・リステアレー1−208 チタンコ・−アヘッドマ
イカ    69 赤色218号         0
.510  ジブチルヒドロキシトルエン 適量11 
 香料             適量12  グリセ
ロールモノ11.=コ〕−ト113  純水     
        314  合成へクトライト5 (ラボルテ′$3製ラポナイト−XI、G)(製法) No、9をあらかじめNo、54.’:溶解しておく 
o No、6にNo、12及びNo、14を加え分散す
る。この分散液にNo、 13を徐々L〜添加し、ポモ
ミキザーにて10分問110000rpにて強力撹拌し
ペースト状組成物を得る。一方No、 1〜No、4を
釜に仕込み1,90℃にて加熱溶解し、No、7.8.
10.11を加え、85℃にて充分に分散する。ついで
あらかじめ調製しておいた染料溶液とペースト状組成物
を80℃にて分散混合する。
脱気後、所定のスティック状容器に充填する。
得られた口紅は透明感があり、染着性がなく、キセノン
60時間照射後のΔEも0.96ときわめて小さく耐光
性に優れていた。
比較例3〜6 表−3に示す処方に基づき、リップスティックを製造し
た。なお、製造方法は、実施例2に準じる。
(以下余白) 得られた比較例3〜6は口紅組成物として表−4に示し
たような欠点を有していた。
すなわち比較例3は染着性が顕著であり、耐光性も著し
く悪い。比較例4は粘土鉱物の配合で若干耐光性が向上
したが、透明性がなくなってしまっている。比較例5は
比較例4よりも透明性、耐光性いずれも向上しているが
、水の量が少ない為、実施例2とくらべれば、透明性、
耐5光性、染着性いずれも劣る。更に比較例6は染料の
量が多過ぎ、粘土鉱物、水の配合によっても、染着性を
防ぐことが出来ない。
実施例3 乳化リップグロス ポリエチレンワックス        6.0セレシン
ワツクス           5.0ジメチルポリシ
ロキサン(n = 150−250)  30.0有機
シリコン樹脂※−126,0 プロビレングリコールジデカノエート22.0精製水 
              5,0ラポナイトXLG
   ※−21.0 シリコンKF945   ※−30.5dl−ピロリド
ンカルボン酸       0.3グリセリン    
         0.7酸化鉄赤         
      0.2赤色223号          
  0.5橙色201号            2.
1エチルパラベン            0.3ジブ
チルヒドロキシトルエン     0.1香   料 
                     0.3※
−1約分子量5000、(CI(3)3siOt/z単
位: (C6H5)2SiO単位’ (CsHs)Si
0□73単位: SiO+単位= 0.9 : 0.1
 ? 0.2 : 1.0からなる平均式%式% 機シリコン樹脂 ※−2英国ラボルテ社製合成へクトライト※−3信越化
学製ポリエーテル変性 ジメチルボリシロキサン (製法) 有機シリコン樹脂にジメチルポリ、シ1.1キサンを加
え、ベーヘスト化し、残りの油分、ワックス、顔料、防
腐剤、酸化防止剤、更にシリ:1ンKF945を添加し
、90℃にて分散する。次いでラボナイ1−を加え、同
様に分散する1、85℃にて水、保湿剤を徐々に添加し
、ホモミキサー・C:て分散する。脱気後、香料を添加
し、ゆるやかに撹拌する。80’Cにで、所定スティッ
ク状容器に充填、固化させる。
実施例3は透明(惑モ、:′優れ、染着性がム:<、耐
光性も良好であった。
実施例4  液状口紅 セlノシンワックス         2ポリブテン 
           20流動パラフイン     
     32精製ピマシ油          10
デキストリンパルミゾ−!−3 マイカ             15酸化鉄被覆實I
J:5 赤色216号           1黄色201号 
          3モンモリ11)・イト (Vanflerbu i It ?イ製ビー ガム旧
j)4精製水              5防腐剤 
            適量酸化防止剤      
     適里外料              適量
(製法) デ1゛ス!・リンパルミテートを流動パラフィンに溶解
し、加熱してゲルを得る。更にセlノシンを加え、90
℃に゛て溶′解せしめる。染料を精製ヒマシ油に溶解し
、染料溶液1.、:: l、ておく。ポリブテンにセン
モリ1フナイ[・を分1(llさせ、次いで精製水を加
え、ホモミキサー・にて分散する。これに上記のゲルベ
・−ツ、染料溶液、更に防腐剤、酸化防止剤、6科を添
加し、十分分散混合する。脱気後、室温に戻し、ポット
状容器に充填する。
実施例4は透明性に優れ、染着性がなく、耐光性に優れ
たものであった。
特許出願人  株式会社 資生堂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水膨潤性粘土鉱物と水及び下記の一般式で示されるフル
    オレッセン系染料の一種又は二種以上を含有することを
    特徴とする口紅組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、RはH、Br又はClを示し、R′はHまたは
    Clを示す。]
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