JPH0128669Y2 - - Google Patents

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JPH0128669Y2
JPH0128669Y2 JP5600683U JP5600683U JPH0128669Y2 JP H0128669 Y2 JPH0128669 Y2 JP H0128669Y2 JP 5600683 U JP5600683 U JP 5600683U JP 5600683 U JP5600683 U JP 5600683U JP H0128669 Y2 JPH0128669 Y2 JP H0128669Y2
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JP
Japan
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chamber
bellows
spring
cassette
electron beam
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JP5600683U
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JPS59161637U (ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は被描画材を装填したカセツトの供給時
に発生する振動が描画室に伝達しないようにした
電子ビーム描画装置に関する。
従来の一般的な電子ビーム描画装置を第1図に
より述べると、定盤11はクツシヨン12を介し
て架台13上に載置されており、クツシヨン12
は上下方向のクツシヨン作用を有するが水平方向
の拘束力は全く有していない。定盤11上に固着
された描画室14の内部に設けられた描画ステー
ジ15にはカセツト16が載置されており、カセ
ツト16内の被描画材(図示せず)は電子光学系
17により所望のパターンが描画される。描画ス
テージ15に対しカセツト16の供給および搬出
を行うための予備室18が駒19を介して架台1
3に固着されており、予備室18内には複数のカ
セツト16を収納しかつマガジン上下機構20に
より上下動されるマガジン21が置かれている。
描画ステージ15とマガジン21のカセツト16
は描画室14に対しカセツト搬送機構22によ
り、必要に応じて選択されたカセツト16を搬入
し或いは描画の終了したカセツト16を搬出す
る。描画時に描画室14は真空でなければならな
いので、描画室14と予備室18との間には仕切
弁23を設けることにより予備室18に対するカ
セツト16の搬出入時にも描画室14の真空を保
持し得るようになつている。
このような電子ビーム描画装置でも被描画材へ
の描画は可可能であるが、カセツト搬入動作時に
おけるカセツト16の選択動作と支切弁23の開
閉動作そしてカセツト16の搬送動作の際に、機
械的振動が発生し、この振動は予備室18から仕
切弁23と描画室14を介して、描画ステージ1
5上のカセツト16へ伝達されるので、この間の
描画は不可能になる。そしてこのロスタイムは生
産性向上の大きな妨げになつていた。
本考案はかかる欠点を除去したものでその目的
は、カセツト搬入動作中も描画を可能にすること
により生産性を向上させた電子ビーム描画装置を
提供することにある。
本考案はこのような目的を達成するため、描画
室および予備室とを備えた電子ビーム描画装置に
おいて、前記予備室に固着され前記描画室との間
にあつて前記両室の空気の流通および遮断をする
仕切弁と、同仕切弁および前記描画室を密封状態
で接続するベローズと、同ベローズの近傍にあつ
て前記描画室および前記仕切弁の両者を離す方向
に作用するスプリングと、同じく前記ベローズの
近傍にあつて該ベローズの伸長量を規制するバネ
受とから構成し、カセツト搬入動作時の振動が描
画室へ伝達されないようにした電子ビーム描画装
置にした。
以下本考案の一実施例を示した第2図および第
3図について説明する。なお第2図において従来
例である第1図と同等部材は同一符号を付して詳
しい説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。描画室14と予備室18に固着した仕切弁2
3との間は接続機構31により接続されている。
この接続機構31の詳細を第3図により説明す
る。なお図は描画室14および予備室18の両者
が真空状態か或いは描画室14のみ真空状態で描
画可能なときを示している。描画室14の一側と
仕切弁23の弁本体23Aにはベローズ32が気
密的に取付けられており、ベローズ32の外周に
は空気スプリング33が描画室14と弁本体23
Aに取付けられている。なおスプリングとして空
気スプリング33を示したがコイルスプリングで
もよいしゴムクツシヨンでもよく、防振の点から
は空気スプリングが最も好ましい。ベローズ32
の内側には一側を描画室14に固着した筒状のバ
ネ受34があり、バネ受34の他側はつば状に形
成されて弁本体23Aに当接し、ベローズ32の
伸びを規制するようになつているが、描画時は弁
部材23Bから僅かに離れている。
次に前述した電子ビーム描画装置の動作につい
て説明する。被描画材を描画するときは描画室1
4内は高真空になるのでベローズ32は負の圧力
を受ける。このときベローズ32の一側の弁本体
23Aは予備室18と駒19を介して架台13へ
固着されているので不動であるが、ベローズ32
の他側を取付けた描画室14は水平方向に拘束力
のないクツシヨン12を介して定盤11上に載置
されているので、弁本体23A側に近づこうとす
るがスプリング33があるので位置はほとんど不
動である。このようにスプリング33の強さはベ
ローズ32の内径により決められる。また描画室
14内が大気圧に解放されたときは、ベローズ3
2の内外の圧力差はなくなり真空時に比較してベ
ローズ32は伸びる、従つて描画室14は弁本体
23Aから遠ざかろうとするがバネ受34の右端
つば状部が弁本体23Aに係合して移動をわずか
に押える。
このように描画室14と仕切弁23はベローズ
32とスプリング33で接続されており、かつベ
ローズ32とスプリング33の両者は共に弾性体
で振動を遮断する性質をもつているので、描画室
14での描画時にカセツト16の搬入動作を行つ
て予備室18に振動が発生しても、振動はベロー
ズ32とスプリング33により遮断されて描画室
14へは伝達されない。
以上説明したように本考案の電子ビーム描画装
置は、従来の方式にベローズとスプリングを付加
したのみの簡単な構成でありながら、カセツト搬
入動作時に発生する予備室の機械的振動が描画室
に伝達することを遮断したので、この時点でも被
描画材への描画は可能になつて生産性は大巾に向
上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側面図、第2図および第3図
は本考案の一実施例を示し第2図は側面図、第3
図は要部拡大断面図である。 14……描画室、16……カセツト、18……
予備室、23……仕切弁、32……ベローズ、3
3……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 描画室および予備室とを備えた電子ビーム描画
    装置において、前記予備室に固着され前記描画室
    との間にあつて前記両室の空気の流通および遮断
    をする仕切弁と、同仕切弁および前記描画室を密
    封状態で接続するベローズと、同ベローズの近傍
    にあつて前記描画室および前記仕切弁の両者を離
    す方向に作用するスプリングと、同じく前記ベロ
    ーズの近傍にあつて該ベローズの伸長量を規制す
    るバネ受とを有する電子ビーム描画装置。
JP5600683U 1983-04-14 1983-04-14 電子ビ−ム描画装置 Granted JPS59161637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5600683U JPS59161637U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 電子ビ−ム描画装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5600683U JPS59161637U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 電子ビ−ム描画装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59161637U JPS59161637U (ja) 1984-10-29
JPH0128669Y2 true JPH0128669Y2 (ja) 1989-08-31

Family

ID=30186331

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5600683U Granted JPS59161637U (ja) 1983-04-14 1983-04-14 電子ビ−ム描画装置

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JP (1) JPS59161637U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59161637U (ja) 1984-10-29

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