JPH01286590A - 画像圧縮切り替え制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 複数種類の帯域に画像圧縮が可能な画像端末を収容する
時分割電子式回線交換機（以下回線交換機と称す）相互
間を、時分割多重化装置（以下ＴＤＭ）と称す）と高速
ディジタル回線で構成するディジタル伝送路で接続し、
且つ該回線交換機相互間の接続は中継線発信にて行う通
信ネットワークにおける画像圧縮切り替え制御方式に関
し、画像端末相互間で画像情報を送受信する場合、中ｍ
線の空き状態に応じて、成るべく画像品質の良い画像情
報を送受信することが出来る画像圧縮切り替え制御方式
の提供を目的とし、 画像端末の、複数種類の帯域への画像圧縮に対応する中
継線数を帯域の狭い順にＮ、Ｍ、Ｌ、として、予め該回
線交換機に記憶させておき、且つ制御手段を持たせ、一
方の該画像端末より画像情報を送信する時は、これが収
容されている該回線交換機は、該制御手段にて、該中継
線数のＮ、Ｍ。

Ｌを満たす空き中継線を順次捕捉し、最後に捕捉された
中継線数に対応する画像圧縮情報を該画像端末に知らせ
るように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、複数種類の帯域に画像圧縮が可能な画像端末
を収容する回線交換機相互間を、ＴＤＭと高速ディジタ
ル回線で構成するディジタル伝送路で接続し、且つ該回
線交換機相互間の接続は中継線発信にて行う通信ネット
ワークにおける、画像圧縮切り替え制御方式に関する。

近年、回線交換機相互間を、ＴＤＭと高速ディジタル回
線で構成するディジタル伝送路で接続した通信ネットワ
ークの、該回線交換機に画像端末を収容し、該回線交換
機相互間で画像端末を用いたＴＶ会議サービスが行われ
ている。

この場合の、画像端末は、ＴＶカメラからの１００Ｍｂ
ｐ　ｓの動画情報を画像圧縮技術により、１．５Ｍｂｐ
ｓ、７６８Ｋｂｐｓ、３８４ＫｂｐＳ等の画像情報に圧
縮して送信し、相手側の画像端末では、送られてきた画
像情報を画像伸長技術により元の画像に伸長して表示装
置に表示するものである。

尚回線交換機には、画像端末以外にも電話機。

データ端末等が接続されており、様々な通信サービスが
提供され、通信ネットワークの利便性は向上しているが
、ネットワークの回線コストの低減の為に、高速ディジ
タル回線の帯域即ち中継線の数は制限される。

一方、画像端末相互間で画像情報を送受信する場合、帯
域を１．５Ｍｂｐｓ、７６８Ｋｂｐｓ。

３８４Ｋｂｐｓとしても、１回線が６４Ｋｂｐｓ（電話
の場合の帯域）換算の中継線が、２４本。

１２本、６本必要になる。

従って、画像端末相互間で画像情報を送受信する場合、
中継線の空き状態に応じて、成るべく画像品質の良い画
像情報を送受信することが無理なく出来る画像圧縮切り
替え制御方式の提供が望まれている。

〔従来の技術〕

以下従来例を図を用いて説明する。

第５図は従来例の通信ネットワークのブロック図である
。

第５図の回線交換機ｌ゛には、画像端末３．電話ａ３０
．データ端末３２が収容されており、又回線交換機２°
には、画像端末４．電話機３１゜データ端末３３が収容
されており、回線交換機１’、２’相互間は、ＴＤＭ６
．７と高速ディジタル回線８で構成されるディジタル伝
送路で接続され、又回線交換機１°、２゛相互間の接続
は中継線発信にて行うようになっている。

画像端末３，４の画像圧縮度合は、例えば比較的画像品
質の良い１．５Ｍｂｐｓの帯域に固定又は、画像端末の
スイッチでの手動切り替えで、１゜５Ｍｂｐｓ、７６８
Ｋｂｐｓ、３８４Ｋｂｐｓの段々画像品質の悪くなる帯
域に設定出来るようになっている。

尚外部からの電気信号で画像圧縮度合を替えることは勿
論可能である。

従って、画像端末３．４相互間でＴＶ会議サービスを提
供する場合、画像端末３から出力される画像情報が１．
５Ｍｂｐｓ帯域であれば、回線交換機１゛は、１回線が
６４Ｋｂｐ　ｓ換算の中継線を２４回線使用して、対向
の回線交換機２°　との間に通信バスを設定する必要が
あり、高速ディジタル回線８上も１．５Ｍｂｐｓ帯域の
通信パスが必要である。

この場合、中継線が、電話やデータ通信の為に使用され
ており、空き中継線が２３回線であると、１回線下足の
為に、ＴＶ会議サービスは提供出来ない。

ここで画像品質を落としても、ＴＶ会議サービスを提供
するべく、対向の画像端末運用者と電話連絡により７６
８Ｋｂｐｓ　　（６４ＫｂｐｓＸ１２中継線）に切り替
えたとした場合、中継線の使用状態が変化し、空き中ｍ
線数が１０回線になると、折角１．５Ｍｂｐｓから７６
８Ｋｂｐｓ帯域に変換してもＴＶ会議サービスは提供出
来ない。

即ち、中ｍ線の空き状態に応じて、成るべく画像品質の
良いＴＶ会議サービスを提供することは、人間の操作で
対応するには無理があることになる。

勿論、最初から３８４Ｋｂｐｓの帯域にしておくと、利
用機会は多くなるも、これでは画像品質を最初から悪く
することになる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記説明の如く、従来の回線交換機で、中継線の空き状
態に応じて、成るべく画像品質の良い画像情報を送受信
することは無理である問題点がある。

本発明は、中′ｍ線の空き状態に応じて、成るべく画像
品質の良い画像情報を送受信することが無理なく出来る
画像圧縮切り替え制御方式の提供を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

第１図に示す如く、複数種類の帯域に画像圧縮が可能な
画像端末３．４を夫々収容する回線交換ａ１，２相互間
を、ＴＤＭ６，７と高速ディジタル回線８で構成するデ
ィジタル伝送路で接続し、且つ該回線交換機１．２相互
間の接続は中継線発信にて行う通信ネットワークにおい
て、該画像端末３，４の、複数種類の帯域への画像圧縮
に対応する中継線数を帯域の狭い順にＮ、Ｍ、Ｌ、・・
・として、予め該回線交換ｍｌ、２に記憶させておき、
且つ制御手段５を持たせて置く。

そして、一方の該画像端末３より画像情報を送信する時
は、これが収容されている該回線交換機ｌは、該制御手
段５にて、該中継線数のＮ、　Ｍ。

Ｌ・・・を満たす空き中継線を順次捕捉し、最後に捕捉
された中継線数に対応する画像圧縮情報を咳画像端末３
に知らせるようにする。

〔作　用〕

本発明によれば、一方の該画像端末３より画像情報を送
信する時は、これが収容されている該回線交換機１は、
制御手段５にて、例えば、帯域が３８４Ｋｂｐｓ、７６
８Ｋｂｐｓ、１．５ＭｂｐＳで中１！線数が６本、１２
本、２４本の少ない順に、これを満たす空き中継線を捕
捉し、捕捉された最後の中継線数に対応する画像圧縮情
報を、該画像端末３に知らせる。

そこで、画像端末３はこの画像圧縮情報に合うよう、画
像圧縮帯域を設定し送信するので、中継線の空き状態に
応じて、成るべく画像品質の良い画像情報を送信するこ
とが無理なく出来ることになる。

〔実施例〕

以下本発明の１実施例に付き図に従って説明する。

第２図は本発明の実施例の接続動作のフローチャート、
第３図は本発明の実施例の通信ネットワークのブロック
図、第４図は１例のディジタル内線、ディジタル中継線
に使用する２ＭｂｐＳインタフェースの、フレーム構成
及びビット配置を示す図である。

第３図中、１３．２３は画像端末と回線交換機間を接続
するディジタル内ｖＡ（以下内線と称す）、１７．２７
は対局の回線交換機とをディジタル伝送路を介して接続
する為のディジタル中継線（以下中ｍ線と称す）、回線
交換機１．２中の、１５゜２５は通話路スイッチ、１０
．２０は接続処理を制御する呼処理プロセッサ、１６．
２６は中継線１７．２７を収容するディジタル中継線ト
ランク（以下ＤＴＫと称す）、１４．２４は内線１３゜
２３を収容するディジタル内線トランク（以下ＤＬＴと
称す）、１２．２２は画像端末の複数種類の画像圧縮帯
域に相当する中継線数をメモリ１１゜２１に記憶させる
コンソールである。

この例では、画像端末３．４の画像圧縮された帯域は１
．５Ｍｂｐｓ、７６８Ｋｂｐｓ、３８４Ｋｂｐｓとして
説明するので、内線１３，２３、中継線１７．２７は第
４図に示す２Ｍｂｐ　ｓディジタルインタフェース（以
下２ＭｂｐｓＩＮＦと称す）であり、１回線６４Ｋｂｐ
ｓ喚算で中継線数は３０の３０ＣＨを有している。

２Ｍｂｐｓディジタルインタフェースにつき第４図を用
いて説明する。

２Ｍｂｐｓディジタルインタフェースは、（Ｃ）に示す
如き、８フレームよりなるマルチフレーム構成で、フレ
ーム構成は、（Ａ）に示す如くで、１フレームのタイム
スロットはＯ〜３１の３２個有り、タイムスロット０番
は、個別チャネル形信号方弐による制御情報及び障害１
通知情報等のタイムスロットで、８フレームで用いられ
る。

タイムスロット１〜１５．１７〜３１は音声。

データ等の情報を運ぶユーザ情報用タイムスロットで、
タイムスロット１６は未使用のタイムスロットである。

タイムスロット０番の構成は、（Ｂ）に示す如くで、ビ
ット番号１のＦは８ＫＨｚフレ一ム同期ビット、ビット
番号２のＭＦはマルチフレーム同期ビットで、同期パタ
ーンは“０１１１１１１１″である。

ビット番号３のＡｒ５３は対装置Ｗｌｌビットで、ビッ
ト番号４〜８のＸ／ＳＴｉのＸは未使用ビット、ＳＴｉ
は個別チャネル形信号方式による制御情報ビット（ｉ＝
１〜３０）である。

マルチフレーム構成におけるタイムスロットＯのビット
配置は、（Ｄ）に示す如くで、個別チャネル形信号方式
による制御情報ピッ）ＳＴＩ〜５Ｔ３０は、ユーザ情報
用タイムスロット１〜１５゜１７〜３１に一対一に対応
している。

ユーザ情報用タイムスロットのビット配置は（Ｅ）に示
す如くで、８ビツトのＤ１〜Ｄ８よりなる。

以下第３図の、画像端末３より、画像端末４宛に画像情
報を送信する場合を例にとり、第２図のステップ順に動
作を説明する。

この場合の画像端末３．４が提供する画像情報の帯域は
１．５Ｍｂｐｓ、７６８Ｋｂｐｓ、３８４Ｋｂｐ　ｓの
３種類とし、各帯域を満たす中継線数は２４，１２．６
とし、コンソール１２．２２よりメモリ１１．２１に記
憶させであるものとする。

ステップ１にて、画像端末３は、利用者の発信操作によ
り、内線１３の下り２ＭｂｐＳＩＮＦのＣＨＩに対応す
る制御情報ビットＳＴＩをオンにし、発呼情報を送信す
る。

ステップ２にて、回線交換機１の呼処理プロセッサ１０
は、その発呼情報をＤＬＴ１４を介して受信し、ダイヤ
ル情報を発信出来る状態に移る。

ステップ３にて、画像端末３は、発呼情報送出後、回線
交換機１がダイヤル情報受信可能状態になるのを待ち、
ダイヤル情報を送信する。ダイヤル情報は、ＣＨＩの制
御情報ビットＳＴ１のオンオフの繰り返しにより送信す
る。

ステップ４にて、呼処理プロセッサ１０は、ＤＬＴＬ４
を介して受信したダイヤル情報を分析し、画像端末３か
らの回線交換機２への中ｍ線発信接続であることを識別
する。

ステップ５．６にて、（ステップ５〜７は制御手段５に
よる）呼処理プロセッサ１０は、メモリｉｔ内の中継線
数６．１２．２４の値を認識し、回線交換機２と接続さ
れている中継線１７の中から、空き状態ニアル中４１！
ｖＡ数ｆＪ＜６．１２．２４（７）内どれを満たしてい
るかを順次判別し、最後に満たしている数の中４１線を
捕捉する。

空き状態にある中継線数が１２の値を満たしており、中
継線１７の２　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓ　Ｉ　Ｎ　ＦのＣＨＩ〜
１２に対応する中継線が捕捉出来たと仮定して以下説明
する。

ステップ７にて、呼処理プロセッサ１０は、画像端末３
への内線１３の上り２ＭｂｐｓｌＮＦのＣＨ２，３，４
の制御情報ビットＳＴ２．ＳＴ３゜ＳＴ４を用いて、画
像情報圧縮指示として中ｍ線数が１２であることを画像
端末３に送信する。

制御情報ビットＳＴ２．ＳＴ３．ＳＴ４を用いての画像
情報圧縮指示は次の如くとしておく。

中継線数６の場合、ＳＴ２オンオフＴ３オンオフＴ４オ
ンオフ継線数１２の場合、ＳＴ２オンオフＴ３オンオフ
Ｔ４オンオフ継線数２４の場合、ＳＴ２オフ、ＳＴ３オ
フ、ＳＴ４オンとする。

ここで、画像端末３は、この画像圧縮情報を受信し、端
末内での画像情報の圧縮制御を行い画像情報の人出力を
可能にする。

ステップ８にて、呼処理プロセッサ１０は、中継線１７
の下り２ＭｂｐｓｌＮＦのＣＨＩ〜１２の制御情報ビッ
トＳＴＩ〜５Ｔ１２をＤＴＫ　１６を介してオンにし、
回線交換機２に着信起動情報として送信する。

ＴＤＭ６及び高速ディジタル回線８及びＴＤＭ７は、中
継線１７．２７の２ＭｂｐｓｌＮＦ上の情報を、透過的
に中継伝送する。

従ッテ、中継ｖＡ１７下りの２ＭｂｐＳＩＮＦのＣＨＩ
〜ＣＨ１２の制御情報ビットＳＴＩ〜５Ｔ１２の変化は
、中継線２７の下り２ＭｂｐｓＩＮＦのＣＨＩ〜ＣＨ１
２の制御情報ビットＳＴＩ〜５Ｔ１２の変化として現れ
る。

ステップ９にて、呼処理プロセッサ２０はＤＴＫ２６を
介して、ＣＨＩ〜ＣＨ１２の中継線に対する着信起動情
報を受信し、ダイヤル情報受信可能状態に移る。

ステップ１０にて呼処理プロセッサ１０は、回線交換機
２がダイヤル情報受信可能状態になるのを待ち、ＣＨＩ
〜１２の制御情弗ビットＳＴＩ〜５Ｔ１２にて、画像端
末４の呼び出し番号のダイヤル情報を送信する。

ステップ１１にて、呼処理プロセッサ２０は、ＤＴＫ２
６を介してＣＨＩ〜１２の中継線からのダイヤル情報に
基づき、被呼端末が画像端末４であることを識別し、画
像端末４の内線２３の下り２ＭｂｐｓｌＮＦのＣＨＩの
制御情報ビットＳＴ１をオンにして、画像端末４に着信
起動を送信する。

又呼処理プロセッサ２０は、画像端末４との接続を要求
している中継線数を識別し、呼処理プロセッサ２０のメ
モリ２１に記憶している画像端末４の提供する画像情報
を満たす中継線数と比較し、一致する数を識別する。

その数をステップ７と同じ処理により内線２３の下り２
ＭｂｐｓｌＮＦのＣＨ３の制御情報ビットＳＴ３をオン
にして、画像圧縮情報として画像端末４に送信する。

ステップ１２にて、画像端末４は、着信起動情報を受信
すると、内ｇ２３の上り２ＭｂｐｓｌＮＦのＣＨＩの制
御情報ビ、７トＳＴＩをオンにして、応答情報として送
信する。

又画像圧縮情報を受信し、端末内での画像情報圧縮を行
い、画像情報の入出力を可能にする。

又呼処理プロセッサ２０は、ＤＬＴ２４を介して、画像
端末４からの応答情報を受信し、中継線２７の上り２Ｍ
ｂｐｓｌＮＦのＣＨＩの制御情報ピッ）ＳＴＩをオンに
して、その応答情報を回線交換機１に送信する。

ステップ１３にて、呼処理プロセッサｌＯは、ＤＴＫ１
６を介して、その応答情報を受信し、画像端末３の内線
１３の上り２ＭｂｐｓｌＮＦのＣＨｌの制御情報ビット
ＳＴ１をオンにして、画像端末４の応答情報として、画
像端末３に送信する。

ステップ１４にて、以降、画像端末３と４間で画像情報
の通信が可能となる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明せる如く本発明によれば、リアルタイム
に変化する中継線使用状態を、回線交換機が自動的に識
別して画像端末の出力する帯域を自動的に決定し、画像
端末に通知するので、空き状態にある中継線数に応じた
成るべく画像品質の良い画像情報を送受信することが無
理なく出来る効果がある。又、品質の良い画像情報に固
定する場合と比べＴＶ会議サービスの利用機会を多くす
ることが出来る効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例の接続動作のフローチャート、 第３図は本発明の実施例の通信ネットワークのブロック
図、 第４図は１例のディジタル内線、ディジタル中継線に使
用スる２Ｍｂｐｓインタフェースのフレーム構成及びビ
ット配置を示す図、 第５図は従来例の通信ネットワークのブロック図である
。 図において、 １．２．１’、２°は時分割電子式回線交換機、３．４
は画像端末、 ５は制御手段、 ６．７は時分割多重化装置、 ８は高速ディジタル回線、 １０．２０は呼処理プロセッサ、 １１．２１はメモリ、 １２．２２はコンソール、 １３．２３はディジタル内線、 １４．２４はディジタル内線トランク、１５．２５は通
話路スイッチ、 １６．２６はディジタル中継線トランク、１７．２７は
ディジタル中継線、 ３０．３１は電話機、 水偕明の原Ｊ里７Ｕ・／り２ ′＃１　珂 璋１ン・ト責報耳のり仏ス■・ノドで Ｑマ）けフレ４て呵いう点り ７Ｌ−ム舗成： Ｘ末オ吏ｒ’；ｎ、’−ｔト 畢４　回（Ｙｏｌ） マルチフし一ム構成 タイムスσット０のヒー汁歯乙！ 勇し４　　卜］　　Ｃイの２ノ ｔイＦｌｆ）ティシタ１しμ■！ｆ蒜Ｌ、アイシヌ１し
刈ゴ！を透９むニイ要’ＪＴｉｂ２八グｂ、ρ５インク
フＬ−靭フＬ仏；ｆ＋木、乏ム゛乙：ｌＦ肥置Ｅ欣す阿
察４固ＣＹｒｌり 一　　　　　　　　　〇）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数種類の帯域に画像圧縮が可能な画像端末を収容する
   時分割電子式回線交換機（１，２）相互間を、時分割多
   重化装置（６，７）と高速ディジタル回線（８）で構成
   するディジタル伝送路で接続し、且つ該時分割電子式回
   線交換機（１，２）相互間の接続は中継線発信にて行う
   通信ネットワークにおいて、 該画像端末（３，４）の、複数種類の帯域への画像圧縮
   に対応する中継線数を帯域の狭い順にＮ，Ｍ，Ｌ，…と
   して、予め該時分割電子式回線交換機（１，２）に記憶
   させておき、且つ制御手段（５）を持たせ、一方の該画
   像端末（３）より画像情報を送信する時は、これが収容
   されている該時分割電子式回線交換機（１）は、該制御
   手段（５）にて、該中継線数のＮ，Ｍ，Ｌ，…を満たす
   空き中継線を順次捕捉し、最後に捕捉された中継線数に
   対応する画像圧縮情報を該画像端末（３）に知らせるよ
   うにしたことを特徴とする画像圧縮切り替え制御方式。