JPH01286289A - 直流駆動エレクトロルミネッセント・デバイス - Google Patents

直流駆動エレクトロルミネッセント・デバイス

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JPH01286289A
JPH01286289A JP63115458A JP11545888A JPH01286289A JP H01286289 A JPH01286289 A JP H01286289A JP 63115458 A JP63115458 A JP 63115458A JP 11545888 A JP11545888 A JP 11545888A JP H01286289 A JPH01286289 A JP H01286289A
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JP
Japan
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film
insulating film
heat
less
insulating
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Application number
JP63115458A
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English (en)
Inventor
Masakazu Kamikita
正和 上北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主粟上虫且且光■ 本発明は、エレクトロルミネッセント・デバイス(以下
、ELデバイスという)に関する。更に詳しくは、透明
基板上に、透明電極と、発光膜と絶縁膜および背面電極
からなるELディスプレイにおいて、絶縁膜として高比
抵抗の第1の絶縁膜に厚みが500Å以下好ましくは3
00人更に好ましくは200Å以下で、絶縁破壊強度が
1xlO’V/e1m以上でかつ耐熱性が300℃以上
好ましくは400℃以上更に好ましくは500℃以上で
ある耐熱性高分子LBliと低比抵抗の第2の絶縁膜と
を用いたーことを特徴とする直流駆動エレクトロルミネ
ッセント・デバイスに関する。
′ の ′ ・   (°シよ゛と るい δ型子機器
の軽薄短小化や表示品質の向上などの社会的要請のもと
、ELデバイスの研究が盛んに行われている。
最近、MnをドープしたZnS発光層の両側を絶縁層(
誘電体層)でサンドインチした高輝度で寿命の長い、い
わゆる二重絶縁構造の薄膜ELデバイスが開発され、実
用化されてきている。
しかしながら、二重絶縁構造の薄膜ELデバイスは20
0部程度の高い交流電圧を必要とするため、専用の高耐
圧ICを用いなければならず、これがコストを引上げ、
広い実用化が妨げられているという問題がある。
このような問題を解決して駆動回路を単純化するため、
低電圧で駆動しうる薄膜ELデバイスの開発が望まれて
おり、チタン酸鉛のような強誘電体を使用することによ
って60V程度まで動作電圧を下げうろことが報告され
ているが、十分な誘電率を得るためには、基板を高温度
に加熱しなければならないなど実用上は問題がある。
そこで本発明者らは、耐熱性高分子LB膜を利用した低
電圧で駆動させることができる直流駆動ELデバイスを
すでに提案しているが、安定性に問題があった。
口 占  ゛ るための そこで本発明者らは、上記のごとき実情に鑑み、低電圧
で駆動させることができ、しかも安定性の向上した直流
駆動ELデバイスを得るために検討し、透明基板上に、
透明電極と、発光膜と耐熱性高分子LB膜と背面電極と
からなるELディスプレイに低比抵抗の第2の絶縁膜を
挿入することによって解決できることを見出した。ここ
において、高比抵抗の第1の絶縁膜は厚みが5000Å
以下で好ましくは300人更に好ましくは200人であ
り、絶縁破壊強度がlX106V/cm以上でかつ耐熱
性が300℃以上好ましくは400℃以上更に好ましく
は500℃以上である耐熱性高分子LB膜であり低抵抗
の第2の絶縁膜として、比抵抗が106〈ρく109好
ましくは105〈ρ〈107Ω・備で膜厚が500−1
0000人好ましくは3000〜10000人である。
実施例 本発明に用いる発光膜とは、周期律表1)A族またはn
B族に属する元素とVIB族に属する元素から選ばれた
少なくとも1種ずつの元素の組合せによってできるII
−Vl族化合物からなる多結晶薄膜のことである。前記
、n−vt族化合物は固溶体として存在し得るので、上
記化合物の元素を他の元素で置き換えた固溶体も本発明
に用いうる。たとえば、Zn(7)1部をCd”i?置
き換えたZnxCdl−xS (0<x<1)やSの1
部をSeで置き換えたZn5xSe 1− x(Q<x
<l)など、さらにはZnzCdl−zSy 5e1−
y(0<y<1、O<z<1)などである、また、これ
らII−Vl族化合物には非化学量論的組成のずれが存
在しうるので、■族元素1:■族元素の比が必ずしもl
:1ではないようなものも本発明に使用し得る。
通常、II−Vl族化合物多結晶薄膜は、Mn、Cu。
AgなどやTb、Sm、Er、Ho、Pr、Tmなどの
ような希土類金属、TbFa 、SmFs 。
ErFa 、HoFa 、PrFa 、TmFsなどの
ような希土類ぶつ化物からなる賦活剤でドープされてお
り、さらに要すればハロゲンイオンやA1などの3価金
属の塩のような共賦活剤を含有していても良い。
このようにII−VI族化合物多結晶薄膜に賦活剤をド
ープすることによって、赤、緑、青、黄、黄橙などの種
々の発光をうろことができる。このとき、マトリックス
である■−■族化合物は可視光領域の光を吸収しないよ
うに、n−vt族化合物としてバンドギャップの大きい
、できよば2.5e■以上のものを選択することが好適
である。このようなII−Vl族化合物としては、たと
えばZnS。
Zn5eのほか、ZnO,CaS、SrSなどがあげら
れるが、発光効率が高いという点からするとZnS、 
 Zn5eが好ましい。
ドープする賦活剤の量はII−V[族化合物多結晶薄膜
100部(重量部、以下同様)当り0.01〜7部、好
ましくは0.2〜3部であり、共賦活剤は好ましくは0
.01〜3部より好ましくは0.05〜1部である。前
記賦活剤の量が0.01部未満になると発光に寄与する
活性点の濃度が低く、有効な発光が得られず、7部をこ
えると活性点の濃度が高すぎ飽和現象がおこったり、n
−vt族化合物多結晶薄膜の結晶性の低下を生じる傾向
があり、いずれも好ましくない。また、共賦活剤の量も
上記の範囲をこえると、賦活剤の場合とおなし理由で望
ましくない。
このような賦活剤や共賦活剤をドーピングする方法につ
いては特に制限はなく、通常の方法が採用されうる。
本発明におけるIt−Vl族化合物の薄膜の形成法には
特に制限はなく、たとえば蒸着法、スパッタ法、スプレ
ーパイロリシス法、塗布法、CVD法(化学的気相成長
法) 、MOCVD法(有機金属気相成長法)、MB2
法(分子線エピタキシ法)、ALE法(原子層エピタキ
シ法)などを利用した薄膜形成法によって基板上に形成
される。
本発明に用いるII−Vl族化合物の結晶系は、六方晶
系、立方晶系、あるいはそれらが混合した形などで存在
するが、いずれの場合も使用しうる。
さらに前記多結晶薄膜は、各種雰囲気で熱処理すること
によって結晶性などの物性が改善されることが知られて
いるので、薄膜形成後に熱処理して使用しても良い。
本発明に用いる多結晶薄膜は多数の小結晶がいろいろの
方位をもって集合してできた結晶質の薄膜であるが、小
結晶の方位の分布に規則性があり、繊維構造や柱状構造
をもっていることが望ましい。
多結晶薄膜の厚さについては特に限定はないが、通常1
00人〜10μm程度、さらに0.1〜1.0μm程度
が好適である。
つぎに、基板および電極について説明する。基板につい
ては特に限定はなく、ガラス、アルミナ、石英などの一
般的な基板材料からなる基板のほか、金属板、金属製ホ
イル、プラスチック基板、プラスチックフィルム、■族
半導体、■−■族化合物半導体、多結晶ウェハーなどが
使用される。
電極としては、アルミニウム、金、銀、白金、パラジウ
ム、インジウム、In−Flg、In−Gaなどのほか
、酸化スズや酸化スズ・インジウム(ITO)などの透
明電極などを使用しうるが、発光を取り出すために少な
くとも一方の電極は半透明または透明な電極であること
が必要である。実用上はネサガラスやITOガラスなど
透明電極つき基板をもちい、背面電極としてAl、’l
’i、 Nt−Crなどからなる金属電極を用いること
が好ましい。もちろん両側の電極とも透明電極でも良い
また、デバイスを表示デバイスとして使用する場合には
、一般に行われているようにこれら2つの電極(透明電
極および背面電極)をパターン化して用いても良い。
つぎに絶縁膜について述べる。まず、低抵抗絶縁膜であ
るが、この絶縁膜は比抵抗が106<ρ〈109好まし
くは105くρく107Ω・値で膜厚が500〜100
00人好ましくは3000〜10000人である。絶縁
膜としては、TazOaが好適てあり、電子ビーム蒸着
法で好ましく作製される。
つぎに本発明にもちいる第1の高抵抗絶縁膜である耐熱
性LB膜について説明する。
実用的な直流駆動エレクトロルミネッセンスデバイスに
使用できるためには、LB膜の耐熱性が300℃以上好
ましくは400℃以上更に好ましくは500℃以上であ
り、絶縁破壊強度が1xlO6V / cm以上である
ことが望ましい。LB膜の上に発光層が形成される場合
には耐熱性が300℃以上あることが望まれる。なぜな
ら、発光層が蒸着される時は、200℃程度の温度でな
されるが、形成後300℃以上好ましくは400℃以上
更に好ましくは500℃以上でアニールして結晶性を改
善させる方法が取られるからである。LB膜が、発光膜
の上に形成される時には、耐熱性は必要ではないが、デ
バイス動作時の発熱に耐えればよい。
この場合は300℃以上あればよい。厚みについては、
出来るだけ低電圧駆動にする要請とともに厚いLB膜を
使用することはコスト的にメリットがないので500Å
以下が好ましい。300Å以下更には200人が好まし
い。このような300℃以上の耐熱性とI X I O
6V/cm以上の絶縁破壊強度かえられるLB膜は、我
々が特願昭61−1)6390に提案した高分子薄膜の
中から選ぶことが出来る。ペテロ環を含む耐熱性高分子
の前駆体構造をもち、これをLB法で累積したのち環構
造を形成させた耐熱性高分子の薄膜が好ましい。
全芳香族ポリイミド系の薄膜が特に望ましい。
つぎにLB膜の製法について説明する。
LB膜は膜を形成する物質を水面上に展開し、水面上に
展開された物質を一定の表面圧で圧縮した単分子膜を形
成し、その膜を基板上に移し取る方法(ラングミュア・
ブロジェット法)で作製しうる。このほかの水平付着法
、回転円筒法などの方法(新実験化学講座第18巻、界
面とコロイド、498−508ページ)などでも作製し
うる。このような通常おこなわれている方法であれば特
に限定されることなく通用しうる。
つぎに、本発明のELデバイスを実施例に基づき、さら
に詳しく説明する。
実施例1 パターン化したITOガラス上に、EB蒸着法で発光層
Z n S : M nを約1000人形成し、熱処理
しこの上に低抵抗絶縁膜としての酸化タンタルを200
0人製I臭した。つづいて、ピロメリット酸ジステアリ
ルエステルの酸クロリドとジアミノジフェニルエーテル
とから合成されたポリイミド前駆体とステアリルアルコ
ールの1:1混合しB膜を、21層累積し、これを40
0℃で1時間キュアーしてイミド化した。最後に、アル
ミニウム電極をつけてELデバイスとした。
しきい値電圧は15V、最高輝度15 f L (at
23v)で黄橙色の発光が得られた。酸化タンタルを含
まないデバイスより安定的な発光が続いた。
実施例2 実施例1と同様に発光層厚4000人のデバイスを作製
した。50Vより立上がり70Vで25fLの最高輝度
かえられ、安定的な発光が続いた。
実施例3 パターン化したITOガラス上に、ピロメリット酸ジス
テアリルエステルの酸クロリドとジアミノジフェニルエ
ーテルとがら合成されたポリイミド前駆体とステアリル
アルコールの1 : 1a合LB膜を、21層累積し、
これを400”Cで1時間キュアーしてイミド化した。
この上に、2000人の発光層ZnS:Mnと2000
人の酸化タンタルをすべてEB蒸着法で製膜した。最後
に、アルミニウム電極をっけてELデバイスとした。
しきい値電圧は30V、最高輝度は20fLであった。
発明の効果 賦活剤でドープされているn−vt族化合物多結晶1)
jlの少なくとも1方に厚みが500Å以下で、絶縁破
壊強度が1x106V/cm以上でかつ耐熱性が300
℃以上である耐熱性高分子LB膜と低抵抗絶縁膜を設け
ることにより低電圧で駆動させることができ、安定な高
輝度の1l−VI族化合物多結晶薄膜交流駆動ELデバ
イスが得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 透明基板上に、透明電極と、発光膜と絶縁膜お
    よび背面電極からなるELディスプレイにおいて、絶縁
    膜として高比抵抗の第1の絶縁膜に厚みが500Å以下
    で、絶縁破壊強度が1×10^6V/cm以上でかつ耐
    熱性が300℃以上である耐熱性高分子LB膜と低比抵
    抗の第2の絶縁膜とを用いたことを特徴とする直流駆動
    エレクトロルミネッセント・デバイス。
  2. (2) 耐熱性高分子LB膜が、全芳香族ポリイミド系
    LB膜であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の直流駆動エレクトロルミネッセント・デバイス。
JP63115458A 1988-05-12 1988-05-12 直流駆動エレクトロルミネッセント・デバイス Pending JPH01286289A (ja)

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