JPH01286212A - 鉛ラミネートテープの製造方法 - Google Patents

鉛ラミネートテープの製造方法

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Publication number
JPH01286212A
JPH01286212A JP11663588A JP11663588A JPH01286212A JP H01286212 A JPH01286212 A JP H01286212A JP 11663588 A JP11663588 A JP 11663588A JP 11663588 A JP11663588 A JP 11663588A JP H01286212 A JPH01286212 A JP H01286212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
plastic film
metal foil
sticking
ultraviolet rays
Prior art date
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Pending
Application number
JP11663588A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Uematsu
忠之 植松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP11663588A priority Critical patent/JPH01286212A/ja
Publication of JPH01286212A publication Critical patent/JPH01286212A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、遮水型ゴム・プラスチック絶縁型カケープル
に使用する鉛ラミネートテープの製造方法に関するもの
である。
(従来の技術) 近年、電気ケーブルに遮水性並びに耐薬品性が要求され
るようになってきた。そのため鉛箔の片面または両面に
極性基を有するポリオレフィン系樹脂製のプラスチック
フィルムを直接または接着剤を介して貼り合わせた鉛ラ
ミネートテープをケーブル構造体内に縦沿えし、ケーブ
ルコアまたはケーブル防食層と熱融着一体止せしめて遮
水または耐薬品層とする方法がとられ実用化されている
このような用途の鉛ラミネートテープは、長期にわたる
耐薬品性および遮水性並びに機械的特性の安定性という
観点から、鉛箔とプラスチックフィルムとの接着が均一
で接着力もできるだけ大きくすることが要求される。
従来、鉛ラミネートテープに使用される鉛または鉛合金
からなる金属箔は厚さが0.03〜0.1順程度で、あ
り、又その少なくとも片面に貼着されるプラスチックフ
ィルムの厚さは0.05〜0.2mm程度である。前゛
記金属箔は圧延されて得られるが、圧延上がりのままで
、特に酸洗いや脱脂処理は行われてはおらず、時として
金属表面に圧延油などの有機系汚染物が付着したままプ
ラスチックフィルムと貼着されており、この有機系汚染
物が金属箔とプラスチックフィルムの接着性に悪影響を
及ぼしていた。また、プラスチックフィルム表面にも、
成形・巻き取り等の過程や保管中に付着した有機系汚染
物が残存したまま金属箔と貼り合わされ、両者の接着性
に悪影響を与えていた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、鉛または鉛合金からなる金属箔の少なくとも
片面にプラスチックフィルムを貼着してなる鉛ラミネー
トテープを製造するに際し、鉛または鉛合金からなる金
属箔、プラスチックフィルムの表面に存在する有機系汚
染物を除去すると共に表面を活性化することにより、該
鉛または鉛合金からなる金属箔とプラスチックフィルム
との接着が均一でしかも接着力の高い鉛ラミネートテー
プを提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段および作用)本発明は、鉛
または鉛合金からなる金属箔の少なくとも片面にプラス
チックフィルムを貼着してなる鉛ラミネートテープの製
造において、前記金属箔及びプラスチックフィルムの貼
着面の少なくとも一方の面に紫外線を照射した後、前記
金属箔とプラスチックフィルムとを接着剤を介してまた
は介さずして重ね合わせ、熱圧着により貼着することを
特徴とするものである。
本発明における鉛ラミネートテープに使用される金属箔
は鉛箔または鉛合金箔であり、その厚さは通常0.03
〜0.1開程度である。また、該金属箔に貼合わせるプ
ラスチックフィルムの材質としては、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、アイオノマー、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体等を主
体とするポリオレフィン系樹脂が使用される。該フィル
ムの厚さは通常0.05〜0.2mm程度である。
本発明において、鉛ラミネートテープを製造するに際し
、鉛または鉛合金からなる金属箔やプラスチックフィル
ムの表面に所定の波長を有する紫外線を照射すると、該
表面と紫外線の光源間にある空気中の酸素からオゾンや
活性酸素が発生し、発生したオゾンや活性酸素の力で、
該表面に付着して接着を阻害する有機汚染物を酸化・揮
発させることができるとともに貼着面が接着に適した活
性を受ける。したがって、金属箔、プラスチックフィル
ムの表面の少なくとも一方にこのような作用のある紫外
線を照射した後両者を貼着すると、金属箔とプラスチッ
クフィルムとの接着が均一でしかも接着力の高い鉛ラミ
ネートテープを得ることができる。
本発明において上記効果を最大限に得るためには、鉛ま
たは鉛合金からなる金属箔あるいは/およびプラスチッ
クフィルムの貼着面に照射する紫外線の波長は、150
〜300nmの範囲を使用するものである。150nm
以下や300nm以上の紫外線照射ではその効果は小さ
い。
(実施例) 次に、本発明を実施例によって説明する。
1  〜 第1図に示すような工程により、50μm厚の鉛合金箔
1と80μm厚のエチレン−エチルアクリレート共重合
体樹脂フィルム2の貼着面に、表のような条件で紫外線
照射器3により照射を行ったのち、接着剤を使用せずに
直接重ね合わせ、熱圧ロール4を通過させ、ヒーターS
を経て冷圧ロール6により冷却して、鉛の両面にプラス
チックフィルムを積層した鉛ラミネートテープ7を試作
した。
表 なお、紫外線による表面洗浄効果を明確にする目的で、
鉛合金箔、フィルムとも製造後約3ケ月保管したものを
使用した。また、熱圧ロール温度は100〜120℃、
ヒーター温度は200〜300℃、冷圧ロール温度は2
0〜30℃、ラインの線速は4 m /分で行った。
ラミネートテープ試作後、鉛合金箔とプラスチックフィ
ルム間の接着力評価を行うと共に貼着直前の箔及びフィ
ルム表面と接着力試験後の剥離面の走査電子顕微鏡観察
を行った。
その結果、実施例1〜3で得られた鉛ラミネートテープ
は、実施例1で1.2kg/cm、実施例2で1.0k
g/Cm、実施例3で1.1kg/cmの接着力を有し
、走査電子顕微鏡での観察でも貼着直前の鉛合金箔、フ
ィルムの表面は清浄であり有機汚染物は全く認められず
、接着力試験後の剥離面は接着が均一になされていたこ
とを示していた。
これに対して、比較例1で得られた鉛ラミネートテープ
では、接着力は0.7kg/cmであり、走査電子顕微
鏡観察では、貼着前の鉛合金箔の表面に付着物が認めら
れ、剥離面にはミクロボイド的に接着していない箇所が
多数認められた。また、比較例2で得られた鉛ラミネー
トテープは、比較例1の接着力よりも若干向上している
が、実施例でみられるような高い接着力は得られなかっ
た。
(発明の効果) 本発明の製造方法によれば、鉛箔とプラスチックフィル
ムとの接着が均一で、しかも接着力の良好な鉛ラミネー
トテープを安定して製造することができる。また、本発
明の製造方法による鉛ラミネートテープを遮水層に用い
たゴム・プラスチック絶縁型カケープルは長期間安定し
た遮水能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法の一例を示す工程説明図で
ある。 l・・鉛合金箔、2・・樹脂フィルム、3・・紫外線照
射器、4・・熱圧ロール、5・・ヒーター、6・・冷圧
ロール、7・・鉛ラミネートテープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉛または鉛合金からなる金属箔の少なくとも片面にプラ
    スチックフィルムを貼着してなる鉛ラミネートテープの
    製造において、前記金属箔及びプラスチックフィルムの
    貼着面の少なくとも一方の面に紫外線を照射した後、前
    記金属箔とプラスチックフィルムとを接着剤を介してま
    たは介さずして重ね合わせ、熱圧着により貼着すること
    を特徴とする鉛ラミネートテープの製造方法。
JP11663588A 1988-05-13 1988-05-13 鉛ラミネートテープの製造方法 Pending JPH01286212A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0589351A1 (de) * 1992-09-23 1994-03-30 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zum Heissverkleben von semikristallinen Polymeren mit Metallen
JP2007216689A (ja) * 2007-04-23 2007-08-30 Kuraray Co Ltd プラスチックの接着方法
JP2012250359A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Dainippon Printing Co Ltd 連続フィルム基材の貼合せ装置および連続フィルム基材の貼合せ方法
US8580069B2 (en) 2003-03-07 2013-11-12 Kuraray Co., Ltd. Plastic bonding method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8580069B2 (en) 2003-03-07 2013-11-12 Kuraray Co., Ltd. Plastic bonding method
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JP2012250359A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Dainippon Printing Co Ltd 連続フィルム基材の貼合せ装置および連続フィルム基材の貼合せ方法

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