JPH01286204A - 電気スタンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は机の天板等にクリップではさんで使用する電気
スタンドに係り、特にクリップのはさみ込み部分の奥面
にスイッチを設置し、誤使用による事故発生を防止する
に好適な、クリップ式の電気スタンドの構造に関する。

〔従来の技術〕

従来のクリップ式の電気スタンドは、スタンドがどんな
不安定な状態でもスイッチを入れれば。

ランプ点灯が可能であった。

このため、手軽に使用出来る反面、誤った使い方を防止
することが出来ず、火災につながる恐れがあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のクリップ式の電気スタンドは第２図に示すように
、クリップのはさみ込みが桟かったり、第４図のように
クリップをしないで立てて使用される恐れがあった。こ
のような不安定な状態で使われると、ちょっとしたはず
みで脱落したり、転倒したりするため不安全であった。

本発明の目的は、正しい使い方以外の方法ではランプが
点灯出来ないようにすることにより、安全性を向上させ
ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、第１図に示すようにクリップのはさみ込み
部分の奥面に、スイッチを設置すること−により達成さ
れる。

〔作用〕

クリップ式の電気スタンドは本来、クリップを確実には
さみ込むことにより、本体を固定して使用するスタンド
である。

本発明はクリップのはさみ込み部分の奥面にスイッチを
設置し、第１図のようにスイッチの釦が押されるまで、
クリップを確実にはさみ込んだ時のみ、ＯＮ状態となり
、ロータリースイッチを０Ｎ−ＯＦ　Ｆすることにより
、ランプ点灯が可能になる構造のものである。

すなわち、第３図のようにクリップのはさみ込みが浅か
ったり、第４図のようにクリップをしないで立てて使用
するなどの誤使用の時は、奥面のスイッチの釦にはなに
も当たらずＯＦＦ状態となるため、ロータリースイッチ
を０Ｎ−ＯＦＦしてもランプは点灯しない。

このため、第３図、第４図のような誤使用によって電気
スタンドが転倒するような事があっても、ランプは点灯
しないので、過熱による火災等の事故を防止することが
できる。

〔実施例〕 以下１本発明の一実施例を第１図により説明す第１図に
おいて、スイッチ取付金具２が支柱４と共にナツト３に
よって、クリップ１に固定されている。そしてスイッチ
取付金具２には釦１３を押すとＯＮになり、離すとＯＦ
Ｆになるスイッチ５が取り付けられ、端子にはそれぞれ
プラグ線６゜ソケット線７が接続されている。

クリップ１には同じ形状のクリップ１′がクリップネジ
９によって取り付けられ、そのクリップ１．１′の間に
クリップバネ８が設けられており、クリップバネ８の中
をクリップネジ９の軸１ｏが通っている。

このクリップを架台ａにはさみ込む時は、まずクリップ
のつまみ部分１１．１１’　に矢印方向の力Ａ、Ａ’　
を加えると、クリップネジ９の軸１０が支点となり、ク
リップのはさみ込み部分１２．１２′が矢印方向に開く
ので、架台ａへのはさみ込みが可能となる。

ここで従来のクリップ式の電気スタンドは、スイッチ５
が設置されていないため、第２図のようにクリップのは
さみ込みが浅い時や、クリップをしないで立てて使用し
た場合も含め、どのような状態でもロータリースイッチ
１４を入れれば、ランプ１５の点灯が可能な構造になっ
ている。このため架台ａからはずれやすかったり、転倒
して床等が過熱し、火災事故が発生する恐れがあった。

しかし１本発明は第１図で示すように、スイッチ取付金
具２によって、スイッチ５をクリップ１に取り付けてい
るため、クリップを架台ａに深くはさみ込むと、スイッ
チの釦１３が架台ａに当たり、１３′の位置まで押され
る。スイッチの釦１３が１３′の位置まで押されること
により、ＯＮ状態となり、ロータリースイッチ１４を０
Ｎ−ＯＦＦすることにより、ランプが点灯する構造とな
っている。

第３図のようにクリップのはさみ込みが浅かったり、第
４図のようにクリップをしないで立てて使用するなどの
誤使用の時は、スイッチの釦１３にはなにも当たらず、
ＯＦＦ状態となっているため、ロータリースイッチ１４
を切り変えてもランプ１５が点灯する事はない。

従ってスイッチ５を設置していれば、第３図や第４図に
示すような誤使用によって、電気スタンドが転倒するよ
うな事があっても、ランプ１５は点灯しないので、事故
を防止できる。

本実施例によれば、スイッチ５をクリップに設置するこ
とにより、クリップのはさみ込みを確実に行わなければ
、ランプ１５が点灯しないようになっており、誤使用を
防止できることから、安全性を向上させる効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、クリップを確実にはさみ込んだ時のみ
、スイッチの釦が押されＯＮ状態となるため、ランプ点
灯が可能となる。

すなわち、それ以外、クリップのはさみ込みが浅かった
り、クリップをしないで立てて使用するなどの誤使用の
時は、スイッチの釦にはなにも当たらず、ＯＦＦ状態と
なるのでランプ点灯は不可能となる。

このため、誤使用で電気スタンドが転倒した場合の事故
を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の横断面図である。 第２図は従来のクリップ式の電気スタンドの誤使用で、
クリップのはさみ込みが浅い時の横断面図である。第３
図は第１図の電気スタンドの誤使用例で、クリップのは
さみ込みが浅い時の横断面図である。第４図は第１図の
電気スタンドの誤使用例で、クリップをしないで立てて
使用した時の横断面図である。 １・・・クリップ（上）、１′・・・クリップ（下）、
２・・・スイッチ取付金具、３・・・ナツト、４・・・
支柱。 ５・・・スイッチ、６・・・プラグ線、７・・・ソケッ
ト線、８・・・クリップバネ、９・・・クリップネジ、
１０・・・軸、１１・・・クリップ（上）のつまみ部分
、１１′・・・クリップ（下）のつまみ部分、１２・・
・クリップ（上）のはさみ込み部分、１２′・・・クリ
ップ（下）のはさみ込み部分、１３・・・スイッチの釦
（ＯＦＦ状態）、１３′・・・スイッチの釦（ＯＮ状態
）、１４・・・ロータリースイッチ、１５・・・ランプ
、１６・・・セード、ａ・・・架台、Ａ・・・クリップ
（上）のつまみ部分に加える力、Ａ′・・・クリップ（
下）のつまみ部分に加える力。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、セードと支柱とクリップより成るクリップ式の電気
   スタンドにおいて、クリップのはさみ込み部分の奥面に
   スイッチを設け、このスイッチのスイッチ釦をクリップ
   取付の対象となる被取付物と当接し、スイッチが動作す
   る位置に配置したことを特徴とする電気スタンド。